ナダが亡くなりコウに伝承する形で新しい装備が生まれた。リュウソウレッドは、それによってマックスリュウソウレッドとなった。宇宙から来た怪獣スペースドラゴンが飛来。正に凶獣。その飼い主である新たな幹部怪人プリシャスに、マックスリュウソウレッドの必殺技はコピーされてしまう。
2019年11月17日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第34話
「宇宙凶竜現る!」
脚本 荒川稔久
監督 加藤弘之
[目次]
- ♪ 喧嘩をやめて~
- カッコイイ 朴 璐美さん
- お笑いコンビ「カナアス」
- それでいいのか薄っぺらい
- 戦った分だけ
- ホンマに強いの?
- おじいちゃんだから…。
- 遊び心とイヤラシさ
- “ 帰ってきた ”
- 「試練の断崖」
- 宇宙怪獣現る
- いくら何でも早すぎっしょ
- 「ハウス」
- 発泡スチロールの
- 「思いあがっていた」
- 筆者の感想
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♪ 喧嘩をやめて~
二人を止めて~私の為に争わないで~もうこれ以上 ♪
クレオン大人気
ガチレウスとワイズルーが奪い合いの引っ張り合い。
カッコイイ 朴 璐美さん
朴 璐美さんプリシャス役で登場!
お声も喋り方もカッコイイですね~
着ぐるみの姿もそれらしく、とても合っている。
動きも。すべてがマッチしていますね。
他の悪役の方々も皆さんそうですが。
『リュウソウジャー』豪華ですねぇ!
大盤振る舞いな感じ。これでもかというほど次々参戦されますね。
勿体ないほど。もっともっとじっくり聞きたいですねぇ。
お笑いコンビ「カナアス」
でも、聞き取りにくかった。「カナアス」何度も聞き直して、……と、しばらく考えました。
コウが元気ないので、元気づけるためにやっていたんですね。でも、それをハッキリ口にする ういの父。
「カナロのネタがダメだ、見せてあげる(舞台風の赤い)カーテン閉めて」と言い、スタンバイ。
その時「ドルイドン出現」トワからの連絡入る。
カーテンが開く。それからコウたちは出ていく。
カーテン閉まっている間にすぐ行けばいいのに。
この開いてからの行くという、間はいったい何なのか!? 意味不明。
一応ネタ見てみるってこと? 随分余裕だな。仲間が戦ってるっちゅうのに。信頼してるとか?
否、すぐ飛び出すべきでしょ。
それでいいのか薄っぺらい
コウは元気がないんじゃなくて新しい力「マックスリュウソウレッドの戦い方を考えていただけ」なんですってぇ。
…。
皆だけど、なんで元気なの?
いったい どれくらいの日にちが経った設定かは不明だけど。
身近な人が死んで、そんな急に元気になれませんよ。
確かに、いつまでもクヨクヨジメジメしていたらいけない。いけないってのは、ありがちな展開かもしれないけど、そこはやってほしいなって思います。
人が薄っぺらじゃないですか。皆、既に心していて出来上がっていますってことだろうけど、それでもそれをあえてわざわざ言ってほしいですよね。
見てる人わかんないてすよ。ただただもう忘れてるのかって感じ。
観ている子供たちにも、そういうところを教えてほしいですよ。一応、子供対象の番組ならば尚更ね。
玩具は子供に欲しがってもらおうとするのにね。
子供たちに、人の気持ちを教える、という気持ちも持ってほしいです。
ドッチラケ。
死んで損した気分。
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戦った分だけ
ガチレウス:
戦った分だけ強くなる。
戦った分だけ着ぐるみスーツ傷むっ。
いやぁ…傷みましたねぇ。しばらく見ぬ間に…。
それとも、今回の戦闘シーンを撮っていて一気に傷めたのかなぁ?
ガチレウスのおしりの痛みに、筆者が気付いた時、25話くらいの頃。
ありがちっぽい風貌だし、何かのリメイク品かと思いました。
しかし、これはもしかして痛み易い形状なのかしらね。
ホンマに強いの?
マックスリュウレッドの必殺技、凄い強い、って話ですが…。
その攻撃による爆発の中にガチレウスはいるけど、結局やられてはいない。
じゃ別に大した技じゃないんじゃないのぉ?
ガチレウスの方が丈夫で強いじゃん~
確かに、やられてしまってはお話にはならない。せめて、ボロボロのヨレヨレの怪我して帰るべきではないの?
おじいちゃんだから…。
矢文が飛んできた。
飛んでくるところが良かった。何かが画面を横切った。
でもこれ ↑ は、とても刺さった感じじゃない…。ガムテープで貼っつけてあるのかなぁ?
先端が吸盤で もっとくっつきやすい所にくっつけるとか、足元に落ちる、でいいかと思う。
矢文には、移動販売のケバブから出世して?店を出したと書いてあった。
「美女もいるぞ」だって~コウに言ってもな…。
読んでいたのがコウなので、そう思ったけれど、
すぐさまカナロが反応。そうだそうだった。女といえばカナロだ。忘れていた。
遊び心とイヤラシさ
それがプリシャス。
ガチレウスとワイズルーは心臓を人質に取られていた。(ヘンな言葉)
二人の心臓は、プレシャスの不思議なカードに収められてしまった。カードをクシャクシャにすると心臓が痛み、苦しむ。
手先に使われ、ガチレウスはマックスリュウソウレッドの必殺技をカードにコピーする任務を与えられた。
まどろっこしいな。「クシャクシャのポイ」したらよいのではないか?
カッコいい技をやってみたいのですね。そして驚かせて、存分に困らせたい。そのうえでやっつけてやろうと。余裕もこいて、後で3日も猶予をあげちゃう~
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“ 帰ってきた ”
長老のお店「カフェケボーン」にやって来たリュウソウジャーたち。
ココがアジトでいいんじゃないのぉ?
美女とはオトちゃんの事だった。 何故かカナロは腹パンチを喰らう。
お店には黄色いスーパーカー。
これってもしかして『真夜中のスーパーカー』に因んでるのかな?
オトちゃんを「アキちゃん」と呼ぶ。
『帰って来たウルトラマン』の恋人の名らしい…。
そして、長老の頭のバンダナ?には「帰ってきた」と書いてある。
尊敬すべき長老が、こ~んなふざけた格好させられて…。
第6話のケバブ屋なんてもっと酷かったものね…。
他局他会社の番組とはいえ、特撮界の大レジェンドですよ。
失礼でしょ。
筆者が他局他会社の製作者だったら「バカにしてんのかっ」と思っちゃうわ。
それに、せっかかく大レジェンド呼んできてんのに、もったいないよね。
でも、この団 時朗 氏は、きっと頭も心も柔軟な方なのでしょうねぇ。
あれこれ文句言わない方なのではないかしら…?
それはそれで良いことだと思います。
「試練の断崖」
長老は恐ろしい何かが迫っている。そして、セトーが作った「試練の断崖」で訓練するよう勧める。
断崖絶壁の頂上は異次元。そこではそれぞれに必要な試練が現れる。
流石バンバ、すぐさま立ち上がり、トワを連れて向かう。
絶壁を上がる。
お決まりのシーン。弟が足を滑らせ落ちそうになると、サッと手を掴み、引っ張り上げる。よじ登る。
あららぁ…ここはド定番をしっかりやるのですね。
でもって、ものすごそうな絶壁をサッサと登り切ったバンバ。
早速 試練。
生卵を持ったまま強敵と戦う。落としたら卵が増えてしまう。
柔軟性を身につけろという意味らしい。
遅れてトワ登頂。試練は一人で1000体のドルン兵(番号付き)を倒すこと。孤独に耐える訓練らしい。
弟や妹ってお兄ちゃんお姉ちゃんへの依存心が強いですものね。自立しろ ですって。
宇宙怪獣現る
宇宙からの怪しい獣。
このタイミングでこれは、団 時朗 氏と合わせたものでしょうか…。
カラフルが社風 らしい宇宙怪獣です。
いくら何でも早すぎっしょ
前にも書いたけど『リュウソウジャー』のイイ所は、巨大戦が自然なこと!!
ロボになる流れが自然だし、お決まりパターンでロボ戦があるわけではない。悪役は倒されたのに、復活して巨大化するわけではない。それがイイ所。
しかし、今回すぐにロボになった。一瞬にして。
合体シーンも無し。
あまりにも一瞬すぎて、心の準備が間に合いませんでしたよ。
あまり長々いつも同じ映像を流されるのも退屈なのですが、皆無は良くないですよ。実感しました。
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「ハウス」
宇宙凶竜スペースドラゴン。
え?ドラゴン?
コロッとしているから、ドラゴンって感じじゃないですよね。
プリシャス:ハウスッ。
宇宙怪獣に「ハウス」と犬のしつけ のような言い方をするプリシャス。
そのハウスとは、ステンレスボトル形の水筒…だった。
びっくり驚きオモシロイ。
でも、なんかどっかで観たことあるスタイルだな…。
発泡スチロールの
いつもの瓦礫セット。
これ……発泡スチロール感ハンパない。
何とか ならないのかしら。
リュウソウピンクが、いつもの人魚のポーズ。
かつて男性のスーツアクターさんが女役をされているときは、これでもかってほどナヨっとしたり、めっちゃ内股にされていましたよね。
でもこれは下園さんがされているのでしょうから、普通でいいと思うんですけど…。
勇ましく元気で怪力なアスナでしょ。
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「思いあがっていた」
プリシャスお楽しみタイム。
コピーしたマックスリュウソウレッドの必殺技をやって見せた。もちろん喰らわせた。
新品のマックスリュウソウレッドは、勢いよく吹っ飛び、壁にぶつかり、地面を転がる。
あぁ…せっかくのカッコイイ新品のプロテクターがっ…。
筆者、余計なお世話だと思いつつ親身に心配しました。
スーツアクターの伊藤茂騎さんも、あぁ……と残念、ヒヤヒヤだったのではないでしょうか?
それにしても、コレ、ナダの化身みたいなモンやねんけど。
よくも早速、ケチョンケチョンにしてくれたなあ。
マックスリュウソウレッドがやられる間、棒立ちの仲間たち。
『ウルトラマンR/B』は、兄弟2人がウルトラマンになる物語。
敵方1に対してウルトラマンは2。1:2て卑怯に見えないよう工夫されたそうです。
ウルトラマンR/B カテゴリーの記事一覧 - ヒーローズ FOREVER
ライダーは近年複数だし、戦隊は隊だよ。でも卑怯に見えたことはない。
だから、突っ立ってないで「やっちまえー」と思ったよぉ。
順序通り、レッドがやられたら、3人がかりで応戦。
そのときのリュウソウブルーの肩の上がり具合にメルトのピンチの必死感が出ていました。
あまり活躍の場がないリュウソウブルーですが、ささやかな場面にも抜かりない演技でした。
マックスリュウソウレッドも、技はパクられるし、パニくっていた。
でも、仲間の言葉に気を取り直し、再度攻撃。
しかし結局 ボロ負けする。プリシャスはこのままではつまらない、と3日間も猶予をくれて去る。
悔しがるコウ。
コウ:俺は思いあがっていた。
筆者の感想
おこちゃま向けっぽいが、いつも何気に辛辣で えげつない『リュウソウジャー』
感動、秀逸ののナダ編。
迷惑かけたこともあったけど、最後は身を挺してリュウソウジャーたちを守り、力も授けてくれた。
イマドキの戦士たち、ヒーローとは、いつまでもクヨクヨジメジメせず、明るく元気に次へ向かわなくてはいけないのだ、と理解出来ちゃっていて、アッサリ過ぎるほどアッサリと昇華ではなく消化しケロッとしている。
でも、凄い力を手に入れて「思い上がっていた」らしい。
筆者は、可愛げのない、けしからんやつらだ(製作だ)と思って観ていました。
でもきっとナダは、親心、お兄ちゃん心で見てくれているのでしょう…。
「親の心 子知らず」というように、子供とはそんなものなのでしょう…。
実はリアル過ぎるリアル話かもしれません。
でも、観ている人々の為に、メッセージ性を持ってほしいなと願っています。