ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

ウルトラマンエックスのクリスタル発動『ウルトラマンR/B』第7話

イサミは変身出来なくなる。戦う事への恐怖か? 自信を失い、カツミとも隙間風が吹く。第1話で倒したグルジオボーンがまた出現する。今度はなんと!あの人が変身! ただの陽気なお金持ちではなさそう……一体何者か? 一体何を企んでいるのか!? 

 

2018年 8月18日 9時~
テレビ東京系列 放送 

『ウルトラマンR/B』第7話
「ヒーロー失格」

 

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公園のベンチ
うたた寝をしていた弟イサミ。うなされ起きる。
前話で、コマ姐が中に捕らわれている怪獣を倒したブル。(コマ姉はロッソの風の力で救った)
その夢を見ていた。

その時、第1話で倒したグルジオボーンが出現。ウルトラマン兄弟たちは未だ知らないが、怪獣は死んだのではなくクリスタルに戻っていたのだった。

 

兄弟の父の店、クワトロM
地元テレビの ‘綾香市の怪しい店’ というコーナーで生中継中だった。

イサミは本番中の兄カツミに電話。カツミも電源オフしていないは、「先やってて」と出るは…の……

イサミ「10秒で片付けてやる」(セリフ類は要約)

いつものカッコイイ音楽と共に変身しようとした。が、出来ない…。

怪獣に対して「ちょっと待ってて。俺どうしてのかなぁ…。」と変身アイテムルーブジャイロをいじくりまわす。

 

クワトロM
父ウシオがド緊張の中、一生懸命宣伝。

怪獣出現にリポーターとカメラもそっちの中継に行ってしまう。どさくさに紛れて、カツミもにわか嬉しそうに向かう。

 

怪獣、出現現場
ロッソ変身変身済みで怪獣へ、キレイなジャンピングキックで登場。 

ロッソ「イサミ!何やってる!?」
イサミ「だって変身できないんだもん」

(っていうか、名前を言っていいの?)

イサミ「カツ兄だって遅れて来てんじゃん」
ロッソ「生放送だって言っただろ!」

イサミ「テレビなんか出てる場合じゃないじゃん」
ロッソ「お前今テレビなんかって言った? テレビ作るのどれだけ大変か知ってるのか!?」

怪獣がロッソの肩をトントン。
ロッソ「あ゛ー!ちょっと待って」

怪獣がロッソに…

ロッソ吹っ飛ぶ。

イサミ「ビンタ?!……はあ??」

 

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怪獣グルジオボーンは消え、アイゼンテックの屋上に愛染マコトさんが出現。今回はなんと、変身していたのだった!

愛染「自ら出向いたというのに、あのボンクラ兄弟め。私を無視して兄弟喧嘩とは!ふざけるなあー!!」

AI秘書ダーリン「なぜトドメをさ刺さなかったのですか? 変身アイテムを奪い兄弟を変身不能に追い込むチャンスだったのにぃ」

愛染「わかってないな。それは外道が行う姑息な作戦だ。私はそんな奴らとは違う。真っ向から勝負を挑みたい。力を証明してみせる!だから私をがっかりさせないでくれえ。とくと見届けさせてもらおう!」

 

帰り道
イサミはルーブジャイロを分解して調べると言う。カツミのもメンテナンスしてあげる言うが断られる。そんな取り合いの言い合いをしていると、通りすがりの女子高生には笑われる。
それらの間中、まるで幼児のサンダルのような音がずっとピーピー鳴っていた。

カツミはずっと言いたかったのだった。イサミは妹アサヒのウサギのピーピースリッパを履いていたのだった。

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クワトロM
帰って来たイサミは、今夜の夕食、すき焼きも要らないと言う。

カツミ「俺に任せてくれ」
ウシオ「あんなにノーテンキなイサミが余所余所しく、遅過ぎる反抗期が来たんじゃないかと心配してたんだよお。取り越し苦労か。ただの兄弟喧嘩だったのか。
見てくれ。そういう時の為に作っておいた新作だ。ラブ アンド ピースだ!」
(まっ黄のTシャツ。胸にはドデカく 兄弟 を♡で囲んだデザイン)

 

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コマ姐の病室
カツミが訪れると、愛染さんが来ていた。怪獣に捕らわれ怪我をしたレディーを見舞いに来たとの事。コマ姐は、まこっちゃんと呼び親しげ。

退出する愛染さん。二人の前では、にこやかだが見えないところでは一変する。

コマ姉「胡散臭い野郎だなと思ってたけど、話してみると案外いいやつだな」

 

病院近くのベンチ 
イサミは子供の頃を思い出していた。
高い所に秘密基地を作った。ハシゴを上がるのが怖くて泣いていた。

カツミが見舞いを終えやって来る。「何を悩んでいるんだ?話してくれ」
イサミ「俺、怖いんだ。あの時カツ兄が助けてくれなかったらコマ姐の命を奪ってたかもしれない。そう思うと戦うのが怖い。ウルトラマンになるのが怖い。ヒーロー失格なんだ」

屋上から観ている愛染さん。
「うううう゛ーそんな事で一々悩むな!悩んだところで答えは出なーい!一寸先はなやみだ。愛染マコト、どんな時も、悩まない!」

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「変態!」
(おそらくそう言ったと思います…)

 

グルジオボーン出現
イサミ「俺はカツ兄とは違うんだよ。俺の事なんかほっといてサッサと行けよ」

(これがちょっと微妙ですよね。えっ?!何故??突然そんな言い方…?と思った)

 

カツミ、躊躇するが
「先に行くよ。9秒で片付けてやる」

ロッソに変身すると、グルジオボーンに倍返しのビンタ。

 

病院では、緊急避難警報が放送されている。
イサミはコマ姐を助けに向かう。が、もう病室にはおらず。階段で倒れていた。

連れて逃げる途中、グルジオボーンの尻尾で破壊され、行き場を失う。コマ姉はガレキに挟まれた。

イサミ「今助けてやるからな!」ビルのガレキは素手ではそうそう避けられそうにない。「あ゛ーやっぱカツ兄がいないとダメだ……」

息も絶え絶えのコマ姐
「情けないねぇ…子供の頃方がよっぽどカッコよかったよ。思い出しなよ」

あのハシゴが怖くて泣いていた時、その後、上にいたカツ兄が足を滑らせ落ちる。
ところを手を掴んで助けたのだった。
(うそぉ~そんなの子供に無理~しかもハシゴで。大人でもまず無理なシチュエーション。余談、筆者はコレに似た奇跡的な経験があります)

 

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グルジオボーンにキレイなドロップキックを浴びせて登場するブル。

ブル「カツ兄お待たせ~」
ロッソ「遅いよ!」

ブル「あれあれ?~9秒で倒すって言ってなかったっけ?」
ロッソはブルをヘッドロック、ゲンコツでグリグリ。


ブル「閃いた!!カツ兄は水に変身。俺は風に変身」
初めて二人揃って青系になった。 
ロッソ「これでいいかぁ?」

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ブルの風の技、渦の中に、上から溜めこんだ水を落とす。

ブルは、ウルトラマンXのクリスタルをルーブスラッガーにセットし、雷の技、スパークアタッカーを放つ。
二人は従来の基本の形態に戻って、ダブル一斉攻撃フレイムアクアハイブリットシュートで倒す。

 

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アイゼンテック社内
ヨレヨレ歩く愛染さん。
社員「お疲れさんです」
愛染「お疲れさんです?!最後の一人は君だぁ!」

 

公園
2度も死にかけたが奇跡の復活を果たし旅立つコマ姐。あの兄弟Tシャツを着ている。「あんたら兄弟の事を世界中の子供たちに語ってやんのさ」

コマ姐の背を見送るカツミ(心の声)「俺たちが何故ウルトラマンの力を授かったのかなったのかはわからない。けれど目の前に救える命がある限り俺たちは戦い続ける」

 

怪しい部屋 
顔色の悪い人たち。頭に器具をセットされていた。先程の社員もつけられる。

 

筆者の感想
う~ん…。体調が優れないせいもあるかもですが、イマイチでしたね。
全体の流れ自体は悪いわけではないけども、時々ある、前回のようなピリッとビビッとイイ感じ~という回とは違いますね。

ウルトラマンの戦闘シーンでは、編集の繋ぎに違和感があった。数か所。普段あまりそういう事はないのですが。なので引っかかりましたが、編集者は特にそれにこだわりがないのかもしれませんね……

子供時代のハシゴの一件と2回目の怪獣出現の際、イサミのセリフは??です。イサミの悩みと兄弟の絆作りを題材にしたいのだろうけど、無理があったかな。荒かったかなと思いました。