ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

これが あの『ルパパト』杉原輝昭 監督 『仮面ライダージオウ』#31

警視庁G3ユニットがアナザーライダーに襲われた。G3がアナザーアギトとなった! その時、ツクヨミが!?…。アナザーアギトは増殖する一方。ソウゴらは、オリジナルのアギトに会いに “ レストランAGITO ” を訪ねるが、その人、津上翔一は海外にいた……

 

2019年 4月14日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダージオウ』EP31
「2001:目覚めろそのアギト!」

  

[レジェンドゲスト]

『仮面ライダーアギト』
津上翔一/仮面ライダーアギト(声)
賀集利樹

 

冒頭は “ 春のプレゼントまつり ” で、ソウゴ、『リュウソウジャー』のコウ『クレヨンしんちゃん』のしんちゃんが登場。

 

そして、いきなりの本編スタート。
G3の実験?場面。
15年以上前のG3。古い、というような意見に対し、慣れた装備の方がよいと尾室隆弘は言う。

アナザーアギトが現れ、大暴れ。

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G3をアナザーアギトにしてしまう。

うまい設定と場面の表現。
映画っぽい?演出。

 

 

クジゴジ堂 店内
ソウゴらの相談中、大叔父さんが帰宅。急いでテレビをつけると、ニュースでやっている。G3がアナザーアギトに襲われる現場の映像が流れている。

そんなの早速流しちゃう世界なのね…。

と、そこで暗くなる。
ウォズ以外、静止。

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ソウゴにもライトが当たると、

ウォズ:祝え!

え?何を?

ウォズ:卒業を!

舞台の演出みたい。

 

そこから、本読みの部屋のようなナレーションとなった。

「彼が今回手に入れるべき持ち主は、仮面ライダーアギト、津上翔一」

もう無くなったのかと思いきや、こんな形であるとは…。

津上翔一がフランスでシェフ。事件を知り、向かう。という状況、紹介、映像を重ね、全てコンパクトに進められていた。オープニングへ。

何とも軽快、且つ分かり易く無駄がない。
おもしろい。

   

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どこかの飲食店
ウールとオーラは、スウォルツの悪口。

するとすぐ後ろにいた!

コーヒーに角砂糖を入れる、また入れる。

実は甘党なのか?!

入れて、入れて、入れて、溢れて…。
無茶苦茶な人ということか。

 

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ツクヨミ、いつも白い服。

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今回は、『ルパパト』ルパンイエローが履いていた靴と同デザインと思われる、白い靴だった。
『ルパパト』の杉原監督にちなんでなのでしょうか?

 

 

警察の敷地内

アナザーアギトはまた現れ、増殖していた。

そこへ一応一般市民なのに入れたソウゴたち。

3人は、走りながら変身!

カメラアングルが躍動感あってオモシロイ。

ジオウとゲイツの変身時の時計の画も、どこにでも、空間のある所に出現するらしい。

 

この回、ウォズのセリフにエコーがかかっている事が多かった。スウォルツにも。
何故だろうか? 回想なの??

 

 

ツクヨミは、襲われそうな人を庇ったが、自分が危機に! しかし、時間が止まった!

そのツクヨミに向かって行く、アナザーライダー目線のカメラ。

そして、助かり、時間が動く。

ライダーウォズの “ かまし過ぎ! ”  あの音声と共に。

演出とテンポ、ツッコミ、おもしろい。

 

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クジゴジ堂 ダイニング

仮面ライダーアギトを探そうと、イマドキっ子ソウゴは、何とネットで検索。

するとレストランのアギトがヒット。

サイトの画像を重ねて、サイト画面を観るソウゴたちが映される。
『ルパパト』でも似た場面があった。 うまい表現。

 

ソウゴとゲイツは、そのレストランへ向かった。

残った二人
ウォズ:元気ないじゃないか?

ウォズも美人の女の子には弱いのか?優しいじゃないのぉ。

エコーがかかっている。
次の場面、タイムジャッカーたちも。

スウォルツ:
あの力は確かめてみる必要があるな。

 

 

レストランAGITO

訪ねてきた「王様になりたい」と言うソウゴを
「変な子が来た」と翔一に電話で話す風谷真魚。

ラインを使っていたのに、この時は店の電話なんだな…。開店中だから?

 

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ベンチで佇むツクヨミの前に現れたスウォルツ。

アナザーアギトがツクヨミに襲いかかり、応戦。

スウォルツ:お前の力を見せて見ろ。
ツクヨミ:私に力なんてない!
スウォルツ:お前の意見は求めんっ。

いつもより多いアクション。吹き替えも多い。激しい場面では、ルパンイエローと同じく、あのデザインのベタ靴。

 

 

アナザーアギト増殖現場

駆けつけるソウゴたち、3人揃っての本日2回目の変身は、落ち着いてゆっくりと。 

戦闘中、久しぶりのクイズ。

ライダーウォズ:G3を倒してウォッチは手に入るか?〇か×か。

え?それを?

しかし、ゲイツが答える。

 

ジオウⅡ:あ゛ぁ…

頭を掻くジオウⅡ。

あのフルヘルメットマスク自体が痒いのか?蒸れて中が痒いのかしら~

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ジオウⅡ:
三人バラバラだと拉致があかない。一つになるよっ。

ゲイツリバイブ:逆じゃないのか?

と言う間に、トリニティウォッチ起動により、ゲイツとウォズは腕時計状になり、アーマーとして取り込まれてしまう。 

さて、戦おうとする、ジオウトリニティだが、引き止められる。

ウォズの意思:
待ちたまえ。戦いの前にやっておきたい事がある。

と、神妙な面持ち。

何事か?と惹きつけておき、

祝え!

それかぁっ…。

大魔王とその家臣の三位一体となって未来を創出する、時の王者であるっ!

大魔王…自分も加わっているから大がついたのかなぁ?

そこへ、

「かまし過ぎっ!」音声のみ。

エコーがよく効いている。

上からのカメラアングルで、一同、ちーん…。

あの鳩時計の鳴き声の効果音 “ ピコ ” 

間…。

ウォズ:で あるっっ!

 

 

トリニティは、ゲイツとウォズの技を強烈に放つ。 

正面から技が飛んでくる、喰らうアングル。迫力!

やられて、アナザーアギトは元の人に戻る。

ふと、
ゲイツの内心:他の奴らがいない。
ソウゴの内心:どういうことだ?
ウォズの内心:まさか…。

うまいフリ方。

 

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ツクヨミがアナザーアギトに応戦する現場

暗闇に人影。お腹に光るものが!

津上翔一、スルッとあっけなく仮面ライダーアギトに変身。

 

スウォルツ:
お前の持つアギトの力を手に入れるダメだ。

顔によっていくカメラ。
スウォルツの策略、怖さ、悪さを感じられる。

スウォルツ:力づくで奪い取るっ。

 

アナザーアギトが飛びかかったところでブチッと終了。

 

筆者の感想

筆者は、いつも日曜は早朝から仕事。そして特に忙しいこの上半期。
休みは年に数回。それが天のお導きか?!ドンピシャに『ブレイド』回の先週でした。

ブレイド編が終わり、何だか一つ、緊張感が解けた感じでした。
慌てず視聴した今回。ある意味、気負いもなく、特別なる期待感も抱いておらず、淡々と つけてみたら……

あっという間でした! 信じられない。ほんの数分にしか思えなかったです。
オモシロイ! 演出が面白い。

ドラマとは、沢山のスタッフさんで作られているのだと思います。一般視聴者なので、どのたがどんな役割でされているのか知りません。
でも、今回は、ギャラクシー賞を受賞した『ルパパト』でパイロット監督をされた杉原監督が、『ジオウ』に初登場された。
この面白さは、やはり杉原監督によるものなのでしょうか!?

『ルパパト』は面白かった。当たり前?のように面白かったのは、杉原監督のお力だったのでしょうね…。

全スタッフさん、キャストさん方、皆さんの力の結集によるのでしょうけども、監督さんの存在、センス…も大いに影響した事でしょう。

今回、流れ、表現、演出がほんと面白かったです。