もしも、今の時代に『ルパパト』スタッフが制作したならば……し直したなら、『ブレイド』ももっと評価されるでしょう……
でも、筆者はこのメンバーがいいんです。
『仮面ライダー剣』第2話
「謎のライダー」
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防犯カメラには、ギャレンが烏丸所長を襲い誘拐する姿が映っていた。
橘さんが裏切った事に大ショックを受け動かない剣崎君。
広瀬さんも両親は既になく、行き先もなく同居人となった。
剣崎君は、虎太郎君と話しながら、気を取り直していく。
剣崎「何度も裏切られてきた。その度にもう人は信用しねぇぞって心に強く誓って。でも気付くと、また信用してる。情けない話さ」
虎太郎「100回裏切るヤツより、100回裏切られてバカを見た人間の方が好きだな」(セリフ類は要約)
こちらは、虎太郎君のお姉さんとその娘さんの店兼、家。
ここの同居人は、相川 始さん。半年前に突然現れ、寂しそうだったので住まわす事にしてしまった。
そんなバカなぁ。と言いたいけれど、そんなつもりじゃなかったのに、ふとそんな気になってしまった。ってこと、有り得なくはないですよね。
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BOARDは壊滅したが、所員の広瀬さんはガレキから、パソコン等を探し出し持ち出していた。不可解な出来事、烏丸所長を見つけ出すつもりだった。
アンデッドを感知した!
剣崎君は躊躇する剣崎君に、広瀬さん。
バシンッ 平手打ち「いつまでぐちゅぐちゅしてんのよ!! 目の前で苦しめられている人たちがいるのよ! そういう人たちを救う為に戦うしかないでしょ! それがライダーの仕事じゃないの!?」
何かを察知して飛び出す 始さん。
運転しながら変身!!
アンデットとアンデット語で口論しながら戦う。
怪我をしたらしい。二人はまだ正体を知らない。
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『ブレイド』は、一般的に、分かり難い話。滑舌悪い。人気無い。玩具売れなかった。という評価が多いようです。確かにそういうところはあるでしょう。
しかし、脚本もいいとは言い難いと思うんですよね。分かり難いのももちろんだし、話し方、セリフ言葉が古い感じ。作品自体14年前のものですが、それを差し引いても、ちょっと古くさいように思います。昔の小説っぽい?? 学園ドラマっぽい……
セリフは、何でこの時、この人にこういう事を言わすかなぁ。この人って、こういう事を言うかな? とか……なぜこういう言い方でOK出すのかなぁ。がいっぱいありますよ。
時代もあるとは思います。昔の作品とは、ご都合主義の展開がとても多いし、その反面、まどろっこしい展開だったりするんですよね。
人物像もあまり考えられていない……構成も。行き届いてなかったんでしょう……素人の筆者がいうのもなんですが……
商業的不振の要因は、企画の細部の決まりが遅くて、玩具の製作も遅れ、発売が遅れたそうです。
そして、玩具が本格的過ぎた。本物に近く、変身ベルトのバックルが回転したり、ラウズカードの差し込む部分が扇状に広がったり、カードデータを読み取る機能が着いていたり。高価だった。販売対象の子供には適さない質のものだったそうです。
業績が振るわないとアレコレ言われるし、険悪になったことでしょう……
若手俳優さんばかりで、滑舌もよくないし……監督さんは「こんな連中(役者)と一緒に仕事しないといけないか……」と仰られていたそうです。……スタッフ陣にも印象よくなかった現場だったようですね。
ファンとしては、とてもショックです。しかし、もしかしたら、負の空気を充満させる人がいたりして、全体がどんどんおかしくなっていった……ってこともあるかもしれませんよね……誰も何も言えない。って事もあるでしょうし。
でも、中盤以降は方向転換。スタッフさんも入れ替わり、引き継いだ方々が頑張って仕上げてくださった。
そんな事とは全く何も知らず、一視聴者の筆者は面白くなっていき、キャストの皆さんも経験を積ねて、どんどん上達していかれるのを感じた記憶があります。元々魅力ある俳優さんたちですからね。
スーツアクターさんたちも、いい方が揃っていましたし♡
筆者は、ファンたちの中では盛り上がってい.る! と思っていたんです。
ちゃんといい作品になりましたよ☆
方向転換で持ち直しましたが、でも一人で作っているわけじゃないし、放送日は次々迫りくる。撮影も、関連グッズやら雑誌やらの準備との兼ね合いもあるでしょうし、なかなか充分にはいかなかったんでしょうね……
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この作品は、お姉さんのお店兼自宅は一部本物を使用しているようです。
セットではないので、手持ちカメラで撮影しているようです。カメラがあっち向いたりこっち向いたり、ついて歩いたり……吹き抜けの上部から撮ったり、このように外から撮ったり……
カメラワークがちょっと変わっている。独特のセンスを感じます。そんなところも見どころだと思います。