カテゴリーキングにカードを奪われ変身出来なくなった始さんは天音ちゃん親子に正体をバラされそうになる。ジョーカーの姿になってしまう。レンゲルに襲われ剣崎君に助けられ、遂に始さんは秘密を明かす。ギャレンが封印にやって来る。
新オープニングは、前奏なしのいきなりの歌唱と共に始まる。ライダーたちの一部が順に映る。最初は勿論ブレド。角部分。次がこのカリスのハートの眼。ドアップです。
『仮面ライダー剣』第32話
「破壊者の秘密」
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虎太郎君家に現れた、変ったアンデッドは、倒して封印しようとしても出来ず、再び起き上がって来た。そこへギャレンが加勢に来る。攻撃により倒れ、溶けて消えた。
橘「封印した全てのアンデッドの力を使える特殊なアンデッドらしい」(セリフ類は要約)
虎太郎「始の姿は仮の姿で、本当の顔があるって事?」
広瀬「それがジョーカー?!」
剣崎「確かに始は、カリスだけでなく、アンデッドにも変身していた。そして始に戻る時もカードを使っていた。カテゴリー2のカードには人間が封印されているって事なのか?! 」
橘「俺はジョーカーについて探ってみる。お前は動くな! ヤツを助けようなんて思うな!」(天野さんかなり怖い表情に変わっています……どうしたのかなぁ??)
剣崎君、睨む。(コワイ……いくらなんでもそこまで怖い顔で睨まなくてもいいじゃないか)
始さんは、キングに囚われカリスに変身する為に必要なカテゴリーエースのカードを奪われた。更に他のカードも全て奪われてしまう。
戦えない始さんは「さっさと俺を倒せ」
キング「ジョーカーの姿を見たいんだよ。俺はメチャメチャにしたいんだ! 人間共は何も知らないでのんびり暮らしている。バカバカしいじゃないか! アンタは俺のものになる。綺麗は汚い。汚いは綺麗」
ケータイをいじっているキング。天音ちゃん親子に正体をバラすと言う。
怒った始さんは、獣のような怖い形相になり光に包まれた。
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橘さんは、どこかの部屋のカギを開けようとした。ら、開いていた。中には……
亡くなったといわれていた広瀬さん(栞さんのお父さん)がいた。
広瀬「ジョーカーにまで辿りついたんだね」
広瀬「今は娘に会うつもりはない。アンデッドの不死の秘密を解く研究をしている。人が死の恐怖から逃れる為に」
橘さんは、亡くなった小夜子さんを想い出す……
広瀬「ジョーカーは恐ろしい。剣崎君は飲み込まれる運命にある。‘black and white’ このパスワードで政府のある機関のBOARDの全記録にアクセス出来る。運命と戦え」と言って部屋を出て行った。
早速、そこにあったパソコンで観る橘さん。
「非公開記録……ライダーシステムは、ジョーカーを分析したデーターから作られた。……何故これが秘密にされなくてはいけない?……?!なんだって!?」パソコンを見つめ、驚く。
広瀬さんは、別の部屋にある小窓を覗いている。石の塊のような物にベルトのような物が据え付けられている。そしてそれが次第に形成されアンデッドとなった!
ドアを開けると広瀬さんは抱き合い「お帰り」と言う。
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剣崎君は、部屋に閉じこもり悶々と過ごしていた。
虎太郎君が朝食を持って来てくれる。
剣崎君「食べたくない」
虎太郎「どうしたんだよ。じっとして。君らしくないな。うじうじしているのは僕の専売特許だろ。今ハッキリしているのは、始が敵に捕まっているって事。それだけだろ」
剣崎君は飛び起き、元気に「頂きます!」サンドイッチを口へ押し込みニッコリ笑顔で飛び出して行く。
見送る(広瀬)栞さん「例え相手が何であろうと、誰かを助ける為に走る。それが仮面ライダーよね!」
始さんは、とぼとぼ歩いていた。鏡に映った自分に「もう二度とあの姿になるな!」
そこへ睦月君が現れる。
始「完全に取り込まれたんだな」
睦月「闇の中にいる。いい気分だよ。闇の支配者は俺一人でいい」
レンゲルになり一撃を食らわす。「変身出来ないみたいだな。だったらあの姿を見せてみろ」
始「あの姿にはならない」
そこへ剣崎君が駆けつける。
睦月「剣崎、邪魔するな!」
剣崎「今、お前の相手は出来ない。始、乗れ!」
睦月「そいつは冷酷な殺戮マシーンだぞ」
剣崎「今は君がそう見えるよ」
(レンゲルに変身した時、頭をちょっと振ったり、セリフの合間に傾げたり……うーん……細かい仕草! スーツアクター岡元次郎氏 匠に巧いっ……)
海辺に着くとバイクを止め、徐に女性の名を口にした剣崎君。
「小学1年の時好きだったこの名前」
始さん「それがどうした」
剣崎君「考えたけどそれくらいしか思いつかなかった。俺の秘密。俺も一つ話したんだから、お前も一つくらい……」
始「ばかばかしい」
剣崎「お前の正体なんてどうでもいい。俺にとっては始だ。ただハートの2が何なのか知りたい」
始「1万年前のバトルファイトの勝者。人類の始祖。ヒューマンアンデッド。2年前、俺は人間の手で封印を解かれた。本能のままに封印し続け、そして見つけた。1万年前に俺を封印したヤツを。ヤツは全く抵抗せず封印された。ヤツを封印して以来、元の姿に戻る事を忌まわしく感じるようになってしまった。……そして何故か人間を……」
剣崎「もういいよ。ありがとう話してくれて」
始さんは察知した。「ヤツが来る!!」二人は走る。
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剣崎君と始さんはまた時間を止められてしまった。
キングは剣崎君を殴るが、止まっている人の周辺が止まっているので触れられない。当たらない。
時間を動かす。剣崎君と始さんには、突然目の前にアンデッドが現れたことになり、攻撃を受けてしまう。キングは取り上げたカードを見せつけ、脅すように誘う。剣崎君は戦えない事を知る。
ブレイドに変身するも、直ぐに時間を止められてしまう。キングは止まっているブレイドの剣を取る。(止まっている人には触れられないんじゃないのかなぁ? 人には触れれないけど、物には触れれるのかな?)
その様子を見ていた始さん。時間が止まらないアイテムのせいだと気づく。(白い布を帯状に切っただけのようなもの)
始さんは奪い取り、ブレイドに渡す。
時間が止まらなくなったので、サクッと倒す。(始さんの歌がかかる)
(その後何故か、その布をいつの間にか始さんが持っていた……渡すシーンはなかった。編集カットされたのかなぁ??)
キング「忘れないでよ。ジョーカー」消える。
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剣崎「傷を治した方がいい」
始「余計なお世話だ。カードは俺が取り戻す」
剣崎「俺たち仲間じゃないか」
始「そんな事言っていいのか? 俺の実態は」
剣崎「始だろ」
そこへ橘さんがやって来る。
橘「ジョーカーの存在意義が分かった。どの生命の始祖でもない。ジョーカーが勝ち残った時、生き残る命は全くない。俺が封印する」変身。
剣崎「俺はコイツを信じます!」
橘「お前の為なんだぞ!」
剣崎「コイツは人類を滅ぼしたりしない! 別の方法があるハズです!」
橘「そんなものはないっ!!」
剣崎「もしないなら、その時は俺が封印します!」変身。
二人ともジャックフォームに変身し戦いか始まる。