遂に全てのアンデッド52体を封印した。しかしその代償に仮面ライダーギャレン橘朔也を失った。橘が命をかけて守り抜いたジョーカー相川始も姿を消す。出現したダークローチは倒しても新たに出現し、いつ終わるかも知らない戦いを続けるしかなかった。
『仮面ライダー剣』第48話
「滅びへの序章」
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望美「もう戦いは終わりって言ってなかった?」
睦月「黒いヤツは無数にいる。人の集まる所を襲う。学校に行くのもダメだ」
ケータイ鳴る。
望美「行かないで!」(思わず言ってしまう)
睦月「倒しても倒してもどこからか現れる。俺たちが戦わなくちゃいけないんだ!」
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剣崎君と睦月君は、日夜 黒いヤツの退治に奔走していた。
(ダークローチは弱く、アンデッドではないで消え去ってしまうが、新たに無限に出現する)
心身共に限界へと近付いていた。
虎太郎君宅リビング
睦月「早く手を打たないと…」
剣崎「黒いヤツを見つけ次第倒す。それしか手はないだろう」
睦月「剣崎さんだってわかってるはずです。あいつらが発生している原因はジョーカー 相川始だと」
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一週間前の回想
虎太郎君宅リビング
剣崎 「橘さんが始を守った。始は無事だ。絶対に」
虎太郎「でもどうして姿を消す必要があるんだろ?」
剣崎 「何の心配もいらないさ。現に52体全てアンデッドが封印されたのに何にも起こっていない。ジョーカーが残ったら全てが滅ぶなんてのは…」
アンデッドサーチャー起動!!
カテゴリー不明。アンデッドか?? 次々と発生!!
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虎太郎君宅リビング
剣崎「ジョーカーが最後に残った時 世界は滅びる…」
睦月「それってあの黒いヤツが現れるって事だったんですね」
栞 「世界中に溢れたら人間の世界が終わる。これがジョーカーの役割…」
剣崎「まだそうと決まったわけじゃない。始は人間を滅ぼす事など望んじゃいなかった」
栞 「気持ちはわかるけど…」
天音ちゃん親子は虎太郎君宅の屋根裏部屋 (剣崎君が使っていた部屋)に滞在していた。
天音ちゃんは、帰って来なくなった始さんを心配し、ハカランダの始さんの部屋に様子を見に行く。
ちょうどその時、店の外にダークローチ出現!!天音ちゃんは静かに息を秘め隠れていた。誰もいないと思い去って行くダークローチ。
ジョーカーも店の傍に来ていた。ダークローチはジョーカーを慕うように取り囲みついて行く。
ジョーカー「あの家には近づくな!!俺はお前らの親でもなんでもない。お前らを生み出したのは俺のじゃない!!」バシーン!と1体を叩き飛ばす。
カリスに変身し、他のダークローチをしばき蹴散らす。
カリス 「あの家にだけは誰も近付けない!! ウォ゛ー」
が、しかしジョーカーに戻っしまう「 やはりダメなのか…ウ゛~」
自らの刃で胸を刺す。
ハカランダ
剣崎君、睦月君、虎太郎君が探しに来た。
天音「黒いヤツが来たけど 連れてかれちゃった。別の怪物に」
剣崎君と睦月君が飛び出して行く。
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ジョーカー「フッ…フフフフ…アンデッドが死ねるものか…」
剣崎君と睦月君が到着。
剣崎「始、またその姿に…」
睦月「ジョーカー」
ジョーカーの足元からダークローチが出現!!
睦月「それはなんだ!? お前が生み出してるのかっ!!」
ジョーカー「ジョーカーが勝ち残った時ダークローチは生まれる。全ての命を滅ぼす為に」
剣崎「始、嘘だろ?」
睦月「俺はやります!」
レンゲルに変身し跳びかかって行く。
剣崎「まだ手はある!リモートだ!!アンデッドが他にもいれば ジョーカーが勝ち残った事にはならない!世界が滅びることもないはずだ!!」
レンゲルはクラブのKを解放しようとした。
が されない……
ジョーカー「無駄だ。52体が封印された事でバトルファイトは決した。もう彼らを解放する事は出来ない」
剣崎「どうすればいいだ?!始?!」
睦月「答えは一つです。ジョーカーを封印する事!」
しばらく戦いを見つめる剣崎君。
「俺がやる! 俺の責任だ!」ダークローチを蹴散らし、レンゲルを押し避けジョーカーに向かって行く。
しかし剣を振り下ろす事は出来なかった。
変身を解くブレイド…
ジョーカーは手を差し出したかのように見えたが、剣崎君を凶器のような指先で切り付け去って行った。
レンゲルは後を追う。
剣崎君は「そうか…」とつぶやく。
頬からは赤い血が流れていた。
始 「なぜ来た?」
レンゲル 「あなたはもう相川始じゃない。完全にジョーカーに戻ってしまったんだ」
始 「はははははは…だったらどうする?」何とも不気味な笑み。
レンゲル 「あなたを封印する」
始 「お前には無理だ」
レンゲル 「アンデッドを封印する。それが仮面ライダーだ!」
始 「一旦 戦いを始めれば俺はお前を倒すしかない。俺の身体は意思とは関係なく動く」
レンゲル 「剣崎さんに代わって俺が戦う!!」
レンゲル突撃!!
ダークローチ現れる。
レンゲル 「コイツらは全ての人類を滅ぼす。あんたが守ろうとしていたあの親子も。それでもいいのかっ!?」
ジョーカー「俺には止められないっ!!ウオー」
変身は解け、睦月君は倒れる。
剣崎君かけつける。
剣崎「始か?」
睦月「アイツは完全にジョーカーです。すみません…もうあなたしかいません。アイツを倒せるのは……」
モノリスからはダークローチが出現する。
始「来い、剣崎。俺を封印するのはお前だ」
その他の要点
警官役に劇場版の仮面ライダーグレイブ/志村純一役の黒田勇樹さん(友情出演)
スーツアクターさんの欄に竹内康博さんのお名前があります。
ダークローチ役でしょうか?
剣崎君は、BOARDのジャンパーを着ている。何故今更??
天音ちゃんは、ここ数話、茶髪になっていましたが、黒に戻っていました。
今話は、前話から1週間後から始まっていました。そして途中、虎太郎君の執筆している原稿から1週間前を振り返るようなナレーションと、若干のエコーがかかっているお芝居シーンが挟まっていました。演劇にはそういう手法も用いられる事がありますが、分かり辛かったです。
不思議箇所は、相変わらずあるのですが、お話ももう終わりに近づき最近はスルーしてきました。いよいよ次は最終回です……