特撮常連 名声優の松野太紀氏。瞬時にして超個性的キャラ、画材眼魔に命吹き込み、愛されキャラに仕上げる。若手俳優 磯村勇斗さんのセンスと器用さも安心で魅力的な存在。眼魔界からの新たな策略が始まる。セイン・カミュさん演ずる社長も登場。
『仮面ライダーゴースト』第18話
「爆発!絵を描く心!」
ヘリポート
アラン「この世界も我々の世界と同じになる。(手で合図をするとスペクターが現れる)もうあいつに惑わされることはない」(セリフ類は要約)
頭によぎるタケルの言葉
「お前とマコト兄ちゃんは友達なんだろ?」
スペクターに歩み寄り「俺とお前は完璧な友だ」
しかし次の瞬間には表情に陰る……
眼魔界 バックヤードのような所
アデル「次の計画に移れ。期待してるぞ。君が次の長官になる為にも必ず成功させるのだ」
イゴール「ご安心ください」
アデル「いずれわたしが全てを支配する為にもな」
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現世のビルの前
イゴール「どんどん描け」
眼魔 「お任せを」
画材眼魔
目の位置が左右ずれている。色が不規則に混ざり合ったような、ピカソの抽象画のような姿をしている。絵を描くのが好きで温厚な性格。絵のモデルにしたものが、その絵のように変化させてしまう能力がある。描かれた紙を破くと元に戻る。特に丸い物に美しさを感じる。眼魔の世界に無かった絵を描く事に現世では創作意欲をかきたてられ楽しんでいる。
声優 松野太紀さん
『ルパパト』31話のヨシー・ウラザー役でも好演され、キャラクターを明確なものにされていた。
この画材眼魔もすぐに愛嬌のある、個性が溢れ、キャラクターを確立されていた。
スーパーマーケット
御成が選ぼうとしたりんごが絵に変わってしまった。
御成「何だ??このムズムズは?!」鏡には変化しかかった頭。風呂敷を被って逃げ帰った。モデルが居なくなり、紙は破かれ元に戻った。
タケルの部屋 元 父の研究室
アカリは以前持ち帰った眼魂の欠片を分析しているが、わからない。それを喜んでいる。そんなアカリを理解出来ないタケル。
アカリ「つまり、地球の物質じゃないかもしれない。いつかは眼魔の世界も科学で実証して見せる」
タケルはおっちゃんを呼ぶが居ない。
ユルセン「あー見えて忙しいみたいだせ」
タケル 「じゃユルセンが教えてくれ」
ユルセン「どぉ~しよっっっかなあ~ヒヒヒヒヒヒヒヒヒィ~」
タケルは握りこぶし作っている。(ちょとコワイよ。タケルにはして欲しくない)
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天空寺 リビング
皆で絵になってしまった信号機や、りんご、ビル、公園のタコ形の滑り台を画像を見ている。
御成「節操の頭も絵になりかけましたぞ。節操が重要人物と分かって眼魔が狙って来たのです」
アカリ「それはない。ありえない」
タコ形の滑り台がある公園
また御成の頭がムズムズし始めた!
画材眼魔「イゴール様の為に完璧な世界の為に役目を果たすんだな」
タケル 「やめろ」
画材眼魔「湧き上がる創作意欲なんだな。これは使命なんだな」
タケルは仕方なく変身。紙を取り上げ破れる。
画材眼魔「あぁーせっかく描いたのにぃ」
暴れるのを取り押さえる。
仮面ライダーゴースト
「攻撃しないからおとなしくしてくれ」
アカリ 「何言ってるの?ガンマなのよ!」
ゴースト「こいつは今までの眼魔と違う気がするんだ。話せばわかる」
画材眼魔「絵を描いてるだけなんだな」
御成 「そんなの落書き以下です」
画材眼魔「これは芸術だぁ」
するとまた描きだした。
ベルトが!?
画材眼魔「ごめん。なんだな」
すぐに絵を破ってくれた。
皆は安心していたら居なくなっていた。
公園 別の場所
御成「タケル殿はどうしてやっつけてくれなかったのですか?節操の頭が狙われてるのですぞ」
アカリ「自意識過剰過ぎ。タケルも話せば分かるとか、のん気過ぎ」
タケル「眼魔だって色んな奴がいるかもしれないじゃないか」
一緒に来ていたカノン。歩くのが遅れていた。「タケル君にはやる事があるものね…」一人で探しに行く。
タケル「ユルセン!ユルセンー!!」
ユルセン「なーんだよ。でっかい声でうるせえなぁったく」
タケル「あいつはどういう眼魔なんだ?何考えてる?」
ユルセン「あのなあ、眼魔の考えて事なんて分かるかよっ」
カノンの居ない事に気づき、タケルはカノンを、アカリたちは画材眼魔を探す。
絵に変わったビル 社長室
社長(セイン・カミュさん)
「早く逃げるんだ。ここは危険だ」
イゴール「ご心配なく。大丈夫。唯一無二の頭脳」
眼魂を放つ。
社長「ぅああー」
海辺
アラン「君はよくここに来ていたね。ここが好きなのかい?(。嬉しそうなアラン)海かい?(頷くスペクター)空?(スペクターは頷く)」アランは背を向け、表情は曇っている。
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公園のたこ焼き屋台
おばちゃん「カノンちゃんの面白いい彼氏じゃないか」
アラン「彼氏とは何だ?」
おばちゃん「ハハハハハハ…カノンちゃんは一緒じゃないのかい?」
アラン「なぜ私がカノンと一緒に居なくてはいけない」
おばちゃん「照れるな照れるなぁふふふ」
おばちゃん「彼氏もこの辺に住んでるのかい?」
アラン「違う。お前たちとは別世界だ」
おばちゃん「庶民とは別世界、とは…
セレブってやつかい?お父さんはさぞ
お金持ちなんだろうねぇー」
アラン「金など意味はない。
父上は全てを兼ね備えた世界の完璧な存在」
おばちゃん「全然わかんない。
あんたも頑張りなよ。セレブの彼氏。ハイ。
たこ焼きウマいよぉ~頬っぺたが落ちるよー」
アラン「いつか…
バカらしい。私は何を話してるんだ…」
おばちゃん「なぁんだ、
やっぱり待ち合わせじゃないか」
アラン「お前は帰れ」
カノン「お兄ちゃんを返してくれるまで
アラン様の傍を離れません」
「あ゛ー!!」おばちゃんの悲鳴。
たこ焼きに絵。
アラン「キサマ、何をしてる」
画材眼魔「美しいから描いてるんだな。この衝動は止められないんだな」
「待て!そいつに手を出すな!」タケル。
アラン 「またキサマかっ」
タケル 「描くのをやめて俺の話を聞いてくれ!
話をしよう。眼魔と人間だけど、わかりあえば友達になれるさ」
(このタケル、勝手過ぎません?
筆者の兄が聞いたらめっちゃ怒ってしまうと思う。
自分が気に入った。友達になりたいからって、その人がやっている手を止めさせて聞いてくれって。押しつけがましい!)
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画材眼魔「んん?友達?友達って何??」
タケル 「あいつもマコト兄ちゃんと友達だったんだ」
アランの表情がまた陰るが…
「相変わらず意味のわからないことを。
目障りだ!
ヘンシン」
(イイ感じなんだけど、
変身機器が傾いているのが残念…)
タケルも変身。
カノン「やめてくださいアラン様!タケル君もやめて!」
サンゾウに変身したアラン
「キサマには消えてもらう」
ゴースト「マコト兄ちゃんを返せ!」
サンゾウアラン「そんなに会いたいなら会わせてやる」
後方頭上から現れ襲い掛かる。
サンゾウアラン「スペクターはお前の友ではない」
ゴースト「こんなのマコト兄ちゃんじゃない。
お前はこんなマコト兄ちゃんでいいのか?!」
サンゾウアラン「消えろ」
ネクロムスペクターが技を構える。
ゴーストの前に立ちはだかるカノン。
「やめて!お兄ちゃんっ!!」
サンゾウアラン、スペクターを阻止し、
「もういい」
サンゾウのアーマーから、猿、カッパ、豚のゴーストのようなものと筋斗雲が出現し退散する。
「い~や~だあ~
我輩は美しいもの描きたいんだ」画材眼魔
イゴール「お前には教育が必要なようだ」
ゴースト「離せ。嫌がってるじゃないか」
イゴール「興味深い」
ゴースト「友達になりたいからだ」
イゴール「理解に苦しむ。非合理的で不安定な関係。完璧な世界には不必要。これだから人間は」
イゴールは画材眼魔を連れて退散。
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ベンケイアイコンの中
ベンケイゴースト
「何と言われようと、己の道を進む。それほ尊いこ事。但し、視野を広げること。周りの言葉にも耳を傾けよ。さすれば更に大きな力となるであろう」
筆者の感想
タケルの人物像の描かれ方が良くなかったのが残念だった。
イゴール役の山本浩二さんも回毎に調子が上がって来ている。
アラン役の磯村勇斗さんはすっかり安定した演じっぷりで、なかなかの細かい描写と巧みな言い回しが益々魅力を増している。