ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

命、燃やして生きれる幸せ『仮面ライダーゴースト』第49話

本編の物語としては実質の最終回。『騎士竜戦隊リュウソウジャー』最終回がこれに似ていた。『仮面ライダー』として、バイクシーン、ライダーたち揃い踏み変身、本作のアーマー的存在、英雄ゴーストとの共闘と盛り沢山。天空寺タケルの生き返る為の1年の結末は……

 

 2016年 9月18日放送

『仮面ライダーゴースト』第49話
「無限! 人の力!」

 

脚本   福田卓郎

監督   諸田敏

 

[目次]

 

出て来ちゃったよ

タケルたちは眼魔界に行っていた。

一緒に行きたかったが「こちらに何かあってはいけない」と言われ留守番していたシブヤとナリタ。タケルの部屋のモノリス前で寝ていたら、

グレートアイを取り込んだガンマイザーが出てきてしまった。

 

普通の人間、シブヤとナリタが番をしたところで…だったが。
案の定、グチャグチャにされた。 

というか、あんな怪人なのに、部屋がグチャグチャで済んでいることが不自然だけども。
まあ…取るに足らなさ過ぎたのでしょう…。 

 

大道具さんは、もう使わないセットだから、思いっきり壊せたのではないてしょうか??

 

 

一応 バイク

かけつけたタケルたち。

タケルとマコト、アランはグレートアイザーをバイクで追う。

 

『仮面ライダー』とはバイクに乗る…だった。この『ゴースト』も少なかったけれど、一応頑張ってそういう場面を作っていたものだ。

筆者はバイクそのものに特段の興味はないけれど、『仮面ライダー』はバイクに乗って欲しいものです。

近年では、初回近くで、申し訳程度のバイクシーンがあるのみ。バイクスタントさんを呼ばなくてはいけないし、費用も手間もかかる。お話の中に走るシーンを作らなくてはいけないし…。面倒なのでしょうね。

現代の若者、子供たちはあまり、車やバイクに興味のある人が少ないそうだし。

それは『仮面ライダー』が使わないから余計にそうなっている部分もあるのではないかしら…。 

 

三人揃っての最後の変身

タケルはまだあるけれど、マコトとアランは最後。

この三人の変身はそれぞれが個性的で好きでした。
特にマコトが好きですね。スンゴイ気合入っているので。

 

タケルはバイクに乗って来た直後なので、黒い手袋をしている。

 

 

番宣 乱入

戦闘シーンにて、一風どころか、かなり変わった仮面ライダーが出現。

次作『仮面ライダーエグゼイド』より仮面ライダーゲンム。
カラフル自転車で大暴れ。

 

 

アイザージャイアント

仮面ライダーゴーストムゲン魂は、屋上でグレートアイザーと戦っていたが、やられてしまう。

グレートアイザーは巨大化。アイザージャイアントとなる。
街をビームを放ち破壊する。

 

そのシーンは『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の最終回に似ている。

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『仮面ライダーゴースト』第49話 アイザージャイアントがビームで街を破壊

出典:仮面ライダーゴースト 第49話より

 

手前に座っているロングヘア―の女性がカノンちゃん。
『魔進戦隊キラメイジャー』キラメイピンク/大治小夜 役の工藤美桜さんです。

 

 

小心者?

頑張って変身したけれど、ぎっくり腰になった。とはいえ、この一大事の時に、ただただ縁の下で隠れている、おっちゃん仙人でありイーディス長官。

 

この役もせっかく竹中直人さんに来てもらっているのに、わけのわからん しょーもない役で…。

始めは、凄い仙人で、実は偉い長官で、グレートアイを作ったとか…。

だけども、役に立たないは、大混乱の元だわ、意味不明で説明ナシ。

大御所さんに、アホな事ばかりさせて…。
ただの一視聴者の筆者の方が恥ずかしかったです。申し訳ない気分になりました。

 

父 現わる

街は破壊される一方。タケルは成す術なく倒れ空を見上げていた。

ふとタケル自身が生まれる前や生まれた時の映像が見えた。父と母と…。

そして父の幻影が現れた。

 

タケルは再び立ちあがる。

 

 

タケル 最後の変身

最後の変身は、ノーマルに。
英雄ゴーストたちと共に戦う。

最後に渾身のライダーキックを放ち倒す。 

 

願い

グートアイに願いを尋ねられる。

 

生き返るために英雄アイコンを集めてきた。戦ってきた。

だけど、タケルの願いは自身の事とではなく、皆を元に戻すこと。
身体を失った人たち皆を元の身体に戻すことだった。

 

願いは叶えられた。

ジャベルも。キュビちゃんも。ジャイロも。

おっちゃん仙人も。ユルセンも。

 

そして、タケルにはお礼として生き返らせてくれた。

 

 

食べる 生きる

地上に戻ったタケル。仲間が暖かく出迎えてくれた。

おにぎりを頬張るタケル。

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『仮面ライダーゴースト』第49話 食べれる幸せ 生きれる幸せ

出典:仮面ライダーゴースト 第49話より

 

生きるために食べる。

食べれる幸せ。

タケル役 西銘駿さんは、とても幸せそうに食べました。

  

筆者の感想 

何か今回 いい感じじゃん。と途中で思っていたら、物語としては最終回でした。

あと1話は、次作『仮面ライダーエグゼイド』の紹介話のようです。
さて、どんなかな??

 

筆者は録画を観るのに2年もかかってしまいました…。

正直、観るのがしんどい時もありましたが…。
それにしても、作品に対して申し訳なかったな…と思っております。

見ている感覚も気分も途切れ途切れ、設定も忘れてしまったり…と集中できませんでした。

『仮面ライダーゴースト』は設定やテーマとしては良かったと思っていますが、子供ウケし辛い企画だったですよね…。仕方ないけど印象も暗かったですし。

でも、やっぱり、一つ一つのお話や1年間の物語として、少々問題があったのではないかと思っています…。

主人公 天空寺タケルは死んでいて、悟りを開いたような人物なので変化もなかった。

その分、出演者の方々も良かったのだし、もっともっと周りの人達を掘り下げたお話だと良かったと思います…。