脚本は『ケータイ刑事 銭形シリーズ』『TRICK』『ドクターX~外科医・大門未知子~』などを執筆した林誠人さん。仮面ライダーシリーズ初参加。
宇宙を舞台にした物語を提案されたが、費用がかかるため却下。テレビ本編の過去の物語となった。が、更に1/3ほどが予算などの都合でカットされた。
『ドライブ』の最終、『ゴースト』の初めも決まっていない段階での製作準備。深海マコト/スペクターもテレビ版に登場したばかりの時期に公開となるので、制作側も演じ手も難しかった。
片岡鶴太郎さんと竹中直人さんの掛け合いのシーンでは、流れのみの指定でぶっつけ本番のアドリブで行われた。
天空寺龍は殺害されるがテレビ版と異なっている。歴史が書き換えられたものとしての予定通りとのこと。
『仮面ライダーゴースト』よりテレビ放送登場に先行して、仮面ライダーネクロムが登場する。
2015年12月12日公開 上演84分
『仮面ライダー × 仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』
[目次]
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主なスタッフ
脚本 林誠人
特撮監督 佛田洋
アクション監督 宮崎剛、石垣広文
監督 金田治
キャスト
天空寺タケル/仮面ライダーゴースト(声)
西銘駿
泊進ノ介/仮面ライダードライブ(声)
竹内涼真
深海マコト/仮面ライダースペクター(声)
山本涼介
チェイス/仮面ライダーチェイサー(声)
上遠野太洸
詩島剛/仮面ライダーマッハ(声)
稲葉友
月村アカリ
大沢ひかる
詩島霧子
内田理央
御成
柳喬之
沢神りんな
吉井怜
西城究
浜野謙太(EDのみ)
追田現八郎
井俣太良
シブヤ
溝口琢矢
ナリタ
観修寺玲旺
チビタケル
山田日向
チビアカリ
吉岡千波
ブレン/ブレンロイミュード(声)
松島庄汰
メディック/メディックロイミュード(声)
馬場ふみか
ハート/ハートロイミュード(声)
蕨野友也
アラン
磯村勇斗
西園寺主税
森下能幸
警備員
加藤泰平(テレビ朝日アナウンサー)
佐高
藤岡大樹
天空寺龍
西村和彦
仙人
竹中直人
本願寺純/仮面ライダー純(声)
片岡鶴太郎
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声の出演
ベルトさん
クリス・ペプラー
ユルセン
悠木碧
眼魔A
高田靖広
ラファエロ眼魔
じろう(シソンヌ)
ミケランジェロ眼魔
長谷川忍
ダヴィンチ眼魔/ルネサンス眼魔
ケンドーコバヤシ
スーツアクター
仮面ライダーゴースト、仮面ライダードライブ
高岩成二
仮面ライダースペクター、仮面ライダーマッハ
渡辺淳
仮面ライダードライブ
永徳
ダヴィンチ眼魔
岡元次郎
メディックロイミュード
おぐらとしひろ
ラファエロ眼魔
神前元
仮面ライダー純
喜多川2tom
仮面ライダーマッハ
岡田和也
今井靖彦、佐藤太輔、藤井祐伍、渡辺実、青木哲也、大林勝、高橋光、内川仁朗、高田将司、藤田慧、大岩剣也、寺本翔悟、井口尚哉、蔦宗正人、榮男樹、草野伸介、関谷健利、菊池雅人、上平田結花、他
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ストーリー
108体のロイミュードを撲滅した3か月後。頻発する超常現象の極秘捜査をしていた泊進ノ介と詩島霧子。タケルは眼魔スペリオルに奪われたムサシ眼魔を取り返そうと仮面ライダーゴーストになり戦っていた。
進ノ介には眼魔が見えない。ゴーストは一人で暴れ、器物破損しているだけと思う。
そこへ詩島剛/仮面ライダーマッハが加わり、仮面ライダースペクターも乱入。
進ノ介は、剛が持ってきたハーレー博士が自分用に作ったマッハドライバー炎とシフトデッドヒートで仮面ライダーデッドヒートドライブに変身。2対2の戦いに。アカリが不知火を噴射し、ドライプたちも眼魔が見えるようになり、競演によりムサシ眼魔を奪還できた。
タケルと進ノ介は共闘することになるが、突如現れたワームホールによって、10年前2005年にタイムスリップしてしまう。
そこで、進ノ介は初めて知り合う前のベルトさんと、タケルは生前の父と再会する。
不法侵入 二つ折れで平謝り
何故か突然のタイムスリップでやってきてしまった10年前。 大天空寺ではタケルの父・龍に一喝される。
普通の人間ながら、眼魔の世界と交信してしまうだけに、ただ者ではない雰囲気がある。
入浴
狭そう。
イマドキ、なかなかない画。
子役さんも凄い経験できましたね。ラッキーだね。っと思って観ていたのでした。
(筆者が視聴したのは1年前)
今年2019年『仮面ライダーゼロワン』第4話に桜井郷 役で出演の山田日向 君。ライダー役を目指しているとのこと。楽しみですね。
このシーンでは、浴槽に椅子でも沈めてあるのでしょうか?同じ高さになっています。
竹内涼真さんは、このように顔を手で拭ったりと、ちょっとおっちゃんっぽいことをします。
きっと、自身で考え、何かをする方なんでしょうねぇ。
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ほっこり懐かしい感じ
テレビ版では、使われていなかったお部屋。(筆者の記憶にはない)
合宿や林間学校みたいな懐かしい感じに筆者は、ほっこりしました。
(現代では、ホテル泊りでしょうか?)
タケルの父が眼魔との戦いで亡くなった日が迫っていた。タケルと進ノ介は阻止しようと動き出す。
一方現代では、2人が過去に行ったため歴史が変わり、2015年では撲滅したはずのロイミュードが大挙して現れ、スペクターたちは復活したチェイス/仮面ライダーチェイサーと迎え撃つ。
仮面ライダー純 変身中
進ノ介の上司、本覚寺純までもが変身!
誰も彼もが変身、仮面ライダーって…。
やめてほしい。
確かにみんなの憧れで、変身したい、なりたい人は多いのでしょうけれども。
最近はレジェンドがおじちゃんになっても変身されている。それはいいとして。
このおっちゃん、本覚寺純(片岡鶴太郎さん)が変身…。
まぁ…変身というのか、仮装のお着換えでしょうか。!!」
笑えました!
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あの世とこの世の境で……
仮装変身で、結局 劇弱、即アウト。
そこは、あの世とこの世の境目だった。
神様…いや、まだあの世ではないので仙人が現れ、教えてくれる。
進行の指示のみで、ぶっつけ本番のアドリブで行われたというシーン。
ベテランならではのことですね。
ちょっとグタグタってはいますが、ぶっつけのアドリブ一発OKってすごい…。
それをやろう、使おうという采配もすごい…。
本願寺さん、あの世に逝ってしまわなくてよかったですね。
2005年では、「世紀の天才」偉人レオナルド・ダ・ヴィンチの力を持つダヴィンチ眼魔の誕生を目論むファエロ眼魔によってチビアカリが誘拐される。進ノ介とタケル、父とチビタケルと共に救出に向かう。
10年前の世界とはいえ、父なのに息子が分からないのかなぁ…。ちょっと悲しい気分でしたが、実は気づいていた。
流石、ただ者ではない龍さん。
龍さんとチビタケルの最後のシーン良かったです。
筆者の感想
大天空寺に穴を掘って埋めることで、現代と過去を繋ぎ、物を送るアイデア、驚きでした。
過去や未来へタイムスリップする話は、筆者はあまり好きでないのですが、ファンタジーとして、置いといて…。面白いなぁと思いました。
話の終わり、タケルが子供の時書いた絵が出て来る。知らないお兄さんたちが来た時の絵。タケルは記憶が定かでなかった。
お兄さんとは未来の自分。記憶に残らなかったのも、ご都合よい話だと思う反面、何だか夢のような…シャレている素敵にも感じました。
脚本は、仮面ライダーに縁のなかった林誠人さん。なるほど、何だか違った空気を感じました。
「ライダーのクロスオーバー映画」とは色んなものが絡み合っていて ご苦労されたのではないかと思います。
この作品、筆者はライダーの映画の中でも印象深く、好きです。