ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

信頼の上のチーム瞬間アクション『魔進戦隊キラメイジャー』EP41

充瑠、瀬奈ちゃん、小夜さんのネコ化は見事に可愛い。

大好評『魔進戦隊キラメイジャー』最終回まで1か月。
お笑い回…かと思いきや、そうでもない。
クランチュラの心の目覚めと叫び、沁みる回となった。

チームの信頼で成り立つスピード感溢れるアクションからも目が離せない。

 

f:id:moon-tiara-action:20210202210808j:plain
出典:
魔進戦隊キラメイジャー EP41より

 

2021年 1月31日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送

『魔進戦隊キラメイジャー』

「ありのままでいたい」

 

監督        葉山康一郎

脚本        横手美智子

 

[怪人]

マネキネコ邪面(声・楠 大典)

 

邪面獣

ネコカンリガニー
  

 

 

順序が違う

充瑠、瀬奈ちゃん、小夜さんがマネキネコ邪面の攻撃をくらい、変身解除。

意識を取り戻すと、猫耳が生えた。

 

ヨドン反応で駆けつけたわけだけど、そこには人々が倒れていた。
その人たちは意識を取り戻した時には耳がもうあった。

キラメイジャーたちは、それらの順序が違った。 

 

 

テッパン

充瑠、瀬奈ちゃん、小夜さんは、猫が似合う。

いかにも似合いそうな人たちに割り当てられた形。

当たり前にドンピシャで可愛い!!

 

 

ネコもとりどり

ネコ小夜はキラメイブルーにすりすりして甘える。
かと思うと、ネコ小夜は眠ってしまい、ブルーは猫じゃらしで遊んであげようとしても見向きもされず、一緒にネコになって寝る。

ネコ瀬奈は素早く走って逃げ、高い所にジャンプ。
イエローは捕まえられない。

ネコ充瑠はシルバーからおちょくり遊ぶように逃げ、ワンダーパンチをくらわせる。

 

極めつけのオチには、
マネキネコ邪面がクランチュラに、ふざけた究極のガス攻撃をくらわせ逃げ去る。

 

 

可愛すぎ!!

CARAT作戦室では、ネコ小夜とネコ瀬奈が可愛いすぎる猫っぷり。
世話に疲れた為クンと時雨さん。
モザイク付きで猫ご飯を作って来る宝路さん。

そのご飯を気に入らなかったのは、本当の猫じゃないからかな??
よかったよかった。
あれを食べてたら大変。
放送事故ものだわ。

 

 

履き替え

スランプ?? のクランチュラ。

5分の1は以前の戦いで爆死。
悪の部分が死んで人が変わったらしい。

うまく出来ていますね。

 

充瑠のスケッチブックを見て、親近感がわいていく…。
充瑠はネコ化して、より一層 無邪気。
本能のままに、描いて遊んでいる姿に心動かされる。

クランチュラは一緒に描き始める。

そのシーンの靴はヒールがないものになっている。

 

 

狂暴化

マネキネコ邪面が昼寝をしていたら、ヨドンナに蹴飛ばされ、鞭打たれる。
マネキネコ邪面は狂暴化し、街に狂暴ビームを送る。
ネコ化していた人たちは、狂暴化する。

 

CARAT作戦室では、可愛かったネコ小夜とネコ瀬奈は、狂暴化し睨み合い、ケンカをし始める。

止めに入ったマブシーナ姫は、倒されて二人から引っかき攻撃をくらう。

 

その時、ヨドン反応。
宝路さんたちは、猫の二人に天手古舞な中、置いて出動することに躊躇する。

博多南さんは「こっちは姫と何とかする」と言う。
が、マブシーナ姫は倒れたまま、手で × を作る。

 

しかしネコの二人はハッとしている。

ネコになっても、ヒーローの使命感か!?

 

 

ほのぼの

クランチュラと充瑠はあれからずっと二人で絵を描いていた。

そして完成した。

大きなカラフルな蝶の絵はとても素敵!!

 

ネコの遊び好き。
充瑠の絵を描くことが好きな気持ち。
に感化され、初心を想い出したクランチュラ。

単純に好きなこと。
楽しい気持ち。
そこから湧き上がる創作意欲。

初心を想い出し、目覚めた。
クリエイターとして一段上がれたかのか!?
クランチュラは清々しい気持ちとなっていた。

 

 

何で持ってくる!?

シルバーたちの出動した現場に、ネコ瀬奈とネコ小夜はついてきていた。

二人はハッとしていたので、戦士の本能か!? と思ったけれど、
シルバーが猫じゃらしを持ってきたので、ついてきてしまっただけだった。

 

   

何で持ったまま

シルバーはイエローに猫じゃらしをパスするとギンガントドリラーに変形し、ネコカンリガニーに応戦。

 

イエローとブルーは、ネコの二人を庇いながら苦労しながら応戦する。

 

 

デザイン

ネコカンリガニーの面はネコカンが逆さまで、下のようなものが魚。
目はネコカンの絵。

面白いデザイン。

 

マネキネコ邪面は、スランプ?? のクランチュラのせいか、単に招き猫。

 

 

ちょっと違うけど……

クランチュラは、ネコ充瑠と絵を完成させた。
そんな ほのぼの ほっと していたところ……

二人の共同傑作に攻撃で切り裂かれる。
ヨドンナの登場。

クランチュラは一人のクリエーターとして「勝ち負けよりも誇りを大切にする!!」と宣言する。

それはヨドン皇帝への反逆と見なされる。
がネコ充瑠が庇う。

 

クランチュラは「ネコだまし」ならぬ「ネコ起こし??」で充瑠を我に返す。

「お前はここに居るべきじゃない!!」と仲間の元へ向かわせる。

 

充瑠のその時の走り去り方は、まだネコが残っている。
という、細部にまで凝っている。

 

しかし「お前はここに居るべきじゃない」という、どこかで聞いたことありそうなセリフ。
かっこいいセリフですが、ここはちょっと違う気がします。

ネコ化などで我を失い、ヨドン軍に入っていたのならわかるんだけどね。
幹部の内輪もめ…の場に居合わせただけですからね。

「私のことはいいから行け」とかが よかったのではないかな…と思いました。

 

 

キラメイにゃ~

充瑠が駆けつけ、クランチュラ直伝?? の「ネコ起こし」で瀬奈ちゃんと小夜さんは我に返る。

 

マネキネコ邪面の攻撃により、ブルーとイエローも変身解除。
改めて5人揃って変身。

新撮影、編集されたネコバージョン。

久々の一人ひとりの名乗りシーン。
ネコ化が残る3人は相棒の魔進までが猫耳をつけている!!
名乗りもネコバージョン。

ブルーとイエローは背景のみネコバージョン。

 

キラメイジャーのポーズ、
「アレ」
もネコバージョン。

手が込んでいます。

 

ネコ化の三人はそれぞれ面白可愛い猫ぶり。
中でも、キラメイピンクさん。

そのエモエモのエモさに感動しました!!
下園愛弓さん…スゴイ…。

  

 

 

信頼の瞬間アクション

レッドたちの突撃、ネコアクションに同調し、自主的にネコ化するイエローとブルー。
マネキネコ邪面相手に、ネコアクションで襲い掛かる。

 

イエローが転がった後、走り込んで来て背中を踏んで跳び越えるブルー。

まだ土台の体制が出来ていない段階で、背中を踏む為に地面を踏み切っている。

 

次はブルーがイエローをキャッチ抱っこして旋回。

イエローがマネキネコ邪面にキック攻撃。

 

その次には、マネキネコ邪面の四つ這いの背中の上をブルーが倒立前転で越える。

またまた、四つ這い体制が出来る前に倒立に入っている。

f:id:moon-tiara-action:20210202230055j:plain

出典:魔進戦隊キラメイジャー EP41より

 

タイミング外れずに、台になってくれる、という信頼の元に出来るアクションですね。

転げたり、ひっくり返ったり、滑ったり、落ちたり…と痛いアクションを痛くないようにされる皆様でしょうけれど。

タイミングが外れると、ぶつかったり、失敗となる。
スピード感あるシーンにならない。

一つひとつが途切れず流れて行く。
カメラの切り替え編集はあるものの、非情に目を見張るアクションシーンでした。

面白かったです!!

 

最後は、ブルーとイエローでマネキネコ邪面を挟み撃ちのダブルドロップキックをくらわす。

マネキネコ邪面にはちょっと気の毒ですが…。
アクションシーンは相手あってこそですから、一緒に「ご苦労様でした」と申し上げたいです。

  

   

本当か

クランチュラは走って逃げたものの、結局 追い詰められ、背中からの水落ち。

これで本当に最後なのか…。
と、ちょっと しんみりした気分になりました。

 

水落では、ドボンとは落ちなかった。
水の中にはクッションマットでも沈められていたのでしょうか??

1~2か月前に撮影されたのでしょうけれど、既に冬。
大変ですね…。

おかげさまで、面白い作品として、楽しませて頂いています。

 

 

温泉攻撃

ギガントドリラーは突然、魔進ドリジャンに変形し地底に潜った。
温泉を掘り当てる。
吹き出した温泉を浴び、ネコカンリガニーは大弱り??

 

一方、マネキネコ邪面もその温泉を浴びていた。
ネコが残るレッド、グリーン、ピンクは戸惑いながらも、ゴーキラメイジャーとなる。

 

そのゴーキラメイジャーになる時の決まった立ち位置へ、ブルーさん、シレ~っと移動して行く。

ネコ化していないので水は平気、濡れただけ、という演技をしつつ、それでいて、いかにも移動するでもなく…移動していることは感じさせないように…。

 

 

ネコの記憶

無事に戦い終えたキラメイジャー。

充瑠は かすかに残っていた楽しい記憶。
クランチュラと書いた絵のところにいた。

 

   

やっぱり

クランチュラはガルザが助けていた。

 

筆者は以前から、ガルザのピンチはクランチュラが助けるのかと予想していました。
逆なんですね。

まだ これから どうなるのか わかりませんが…。

 

筆者の感想 

前回の予告編でネコ化はわかっていたので、驚きはなく。
でも3人のネコっぷりの可愛さには予想を遥かに超えていました!!

 

最後の戦い前にお笑い回があるのも恒例??
しかし今回はコロナで話数が減っているので、最後決戦までが短い。
話数稼ぎか!? と勘ぐるような、しつこい展開にはならないのだろうけれど。
一気に終わってしまいそうで既に寂しい気分。

 

クランチュラが1/5を失ってたから…と繋がっているのは、実にうまい展開。

悪役にも共感できる人物像になっているのはいいですよね。
ガルザも一応ね。

 

次作の『ゼンカイジャー』の予告を観れば、めっちゃ楽しみでワクワクしてくる。 
オモシロイこと間違いナシでしょう。

けれども『キラメイジャー』が終わるのは実に寂しい…。