ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

「俺はお前より先に死なねぇ」『宇宙戦隊キュウレンジャー』第1章

それぞれが強烈!! な個性を持っている。

今までにないようなシーンの数々はアイデア満載。

「1人1人がスーパースター、9人揃ってオールスター」を番組全体で行く。

お笑い、ユーモアも盛り沢山で陽気で明るい作風。

でありつつ、心に沁みいる場面も散りばめられている。

 

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出典:宇宙戦隊キュウレンジャー space.3より 

 

オレンジ色。スーツにサソリの尻尾がついているのは珍しい。

クレジットの位置から、サソリオレンジ役は代役の伊藤茂騎さんと思われます。

筆者はクレジットを見たとき「この人、誰??」と思いました。
新しい人が知らぬ間にヒーロー役にあがってきているんだなぁ…と。

変身した様子は、おとなしい感じ…。
変身するスティンガーは静かでアヤシイ人物。

動きが おとなしい役を演じるのは難しいでしょうね…。

以降の回にはお名前がなく、今井靖彦のお名前があった。あれれ??  筆者の幻覚だったかと思いました。
その後は、視聴するのを脱落してしまいした。

代役だったのですね。再放送を観るときに知りました。
それにしても、初登場が代役さんになっちゃうのは、素面役の岸洋佑さんもガックリ、寂しかったでしょうでしょうねぇ。

結局1年の多くを伊藤さんが演じられたとのこと。クレジットで正規の位置に出ている回数そうでもないんだけど、部分的や吹き替えなどは多かったようです。

 

 

『宇宙戦隊キュウレンジャー』

第1章「伝説復活編」

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2017年 2月12日~ 3月12日

 

 

主な制作陣

脚本        毛利亘宏

 

アクション監督   福沢博文

 

特撮監督      佛田洋

 

監督        柴崎貴行、杉原輝昭

 

 

キャスト

ラッキー/シシレッド(声)

岐洲 匠

  

スティンガー/サソリオレンジ(声)

岸 洋佑

 

ナーガ・レイ/ヘビツカイシルバー(声)

山崎大輝

 

ハミィ/カメレオングリーン(声)

大久保桜子

 

スパーダ/カジキイエロー(声)  

榊原徹士

 

佐久間小太郎           田口翔大

 

佐久間次郎            大藤瑛史

 

スコルピオ            久保田悠来

 

アントン博士           うじきつよし

 

ホシ★ミナト           松本寛也

 

声の出演

ガル/オオカミブルー       中井和哉

 

バランス/テンビンゴールド    小野友樹

 

チャンプ/オウシブラック     大塚明夫

 

ラプター283/ワシピンク    M・A・O

 

ショウ・ロンポー         神谷浩史

 

ドン・アルマゲ          谷昌樹

 

エリードロン           黒田崇矢

  

ナレーション、セイザブラスター音声

木村昴 

 

 

ゲスト

幼いスティンガー         五十嵐陽向

 

 

スーツアクター

シシレッド            高田将司

 

サソリオレンジ          今井靖彦

 

サソリオレンジ(代役)      伊藤茂騎

 

ガル/オオカミブルー       竹内康博

 

バランス/テンビンゴールド    大林勝

 

チャンプ/オウシブラック     岡元次郎

 

ヘビツカイシルバー        矢部敬三

 

カメレオングリーン        下園愛弓

 

ラプター283/ワシピンク    五味涼子

 

カジキイエロー          草野伸介

 

ショウ・ロンポー、キュウレンオー 日下秀昭 

 

ツヨインダべー、インダベー    蔦宗正人

 

ストーリー

遥か彼方の未来、宇宙を形成する88の星座系は、侵略者の宇宙政府ジャークマターに支配されていた。
「9人の究極の救世主が現れ、宇宙を救う」それがリベリオン所属の宇宙戦隊キュウレンジャー。
宇宙規模らしく、獣人、ロボットなどもキュウレンジャー。

 

初回開始時からチャンプ/オウシブラック、ハミィ/カメレオングリーン、スパーダ/カジキイエローがキュウレンジャーである。メンバーを見つけ出すこともテーマとなっている。

出会ったラッキーは、キュウタマは持っておらず変身できないが、強引に行動を共にする。

 

機械生命体で怪盗。コミカルで軽いノリ、詐欺師のような性格から変わっていくバランス/テンビンゴールド。感情がないので手に入れたいナーガ/ヘビツカイシルバーのコンビも珍しい発想。やり取りも動きや演技もオモシロイ。金銀スーツのヒーローが初期から登場するのも初。

 

オリオン号の操縦をしているアンドロイド、ラプター283。アンドロイドなのに自身もキュウレンジャーになることを、夢見て妄想している。ラッキーが信じて応援してくれる。ワシピンクとなる。

『仮面ライダーゼロワン』では、アンドロイドのヒューマギアが自我を持った!! と大騒ぎですが『キュウレンジャー』は遥未来の宇宙のお話。アンドロイドも人と変わらない心を持っています。

ラプターの声は『海賊戦隊ゴーカイジャー』でルカ・ミルフィ役だった市道真央さん。全く別人のようなお声。スーツアクトレスの五味涼子さんの演技とマッチしていて、まさに このラプターから発せられているように見えます。

他の役の方々も同じく、スーツアクターさんの演技と、声が実に素晴らしくマッチしています!!

 

 

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「宇宙のスーパースター」

無謀なんだけど、自分のラッキーさを強く信じている。とんでもなくラッキーで陽気、ポジティブな男、その名がラッキー。

ジャークマターと戦うチャンプ、ハミィ、スパーダの姿に感銘を受け、キュウレンジャーになると決意する。

早速、証のキュータマを持つ仲間を探しに向かう。

 

難民が住む惑星ジャグジャグに降り立ったラッキー。キュータマを持ったガルと出会う。しかしガルは、ジャークマターに戦いを挑み一族を殺された過去を持ち、戦意喪失していて取り合わなかった。

 

殴り合いのケンカを繰り広げる。

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出典:宇宙戦隊キュウレンジャー space.3より 

 

ラッキー:

力があるのにどうして戦わないっ。

 

ガル:

俺は無謀な戦いに挑んだ罰を受けた。仲間の死という罰をっ。

 

ラッキー:

だったら、尚更 戦わなくちゃいけねぇだろ。

俺はお前より強い。つまり、俺はお前より先に死なねぇ。

俺が一緒に戦ってやる。だから、お前は思う存分戦えっ。

  

筆者、涙 出ました…。
バックの景色も、音楽も…盛り上げてくれます…。

 

そこへジャークマターが現れ、チャンプたちも駆けつけて変身し戦う。この時ラッキーは、まだ変身もできないのに戦いへ加わり宇宙へ放り出されてしまう。

絶体絶命でも自分の幸運を信じているラッキー。するとキュータマが出現し、シシレッドとなる。

そんな どこまでもポジティブで幸運を身に纏ったような男の戦いぶりを見つめるガル。
遂にオオカミブルーに変身する。

 

決意の変身もよかった!!
筆者にとっては『キュウレンジャー』の中で最も感動している名シーンです。

 

筆者の感想

宇宙モノが好きな筆者。そして「ゴレンジャー」っぽい響き。本放送当時、楽しみに観始めたんですが、実はちょっとついて行けず…。2回で脱落したんです。 その後も数回 観たのですが…。

ラッキーの何でもかんでも「よっしゃ!! ラッキー」と飛び上がる。その調子も…好きではなかった。
言っている本人さんも思ってなさそう見えましたし…。

放送終了した後にどこかで見た記事には、ラッキー役の岐洲匠さんも初めはテンションが難しかった。怒られることが多くて、どんどん落ち込んでいった。でも次第に自身がラッキーのようなポジティブになっていった…と。

 

筆者は再放送でハマりました。見る時期の心境にも、見え方感じ方が異なりますものね。

お話し自体は一見、深くはない…ことも多い。基本はコメディ系なんだけども、感動的なシーンは幾つもあり、涙が出ることが何度もありました。

細かい部分も凝っていてオモシロイんですよね。みどころ満載です。

 

やっと記事を書く順番が回ってきました。ただの個人的趣味の記録です。

今更ですし、3つくらいに分けて まとめて書こうかと思っていました。しかし 思い返す度、面白さが蘇り、楽しくなってくる。3つになんてまとめられない。今からでも全話書きたいくらいです!!

しかし時間もないし…。全部で7章に区切られているようなので、そうすることにしました。