ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

「開店セール」引き留め詐欺まがい!?『仮面ライダーセイバー』第1章

本の中という異世界に飛ばされた人々を仮面ライダーセイバーが救う。

合成を今まで以上に駆使して撮影。
ファンタジーな世界を表現。ロケ困難時にも対処可能といえよう…。

「活字離れ」の時代、本と剣をテーマにした作品。

セイバー役にはライダー初主演の浅井宏輔さん!!

 

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出典:仮面ライダーセイバー 第1章より

 

2020年 9月 6日 9時00分~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーセイバー』

「はじめに 炎の剣士あり。」

 

[怪人]

ゴーレムメギド(声・白熊寛嗣)

  

[ゲスト]

謎の少女      岡本望来

幼い飛羽真     前川伊織

亨         榎木薗都也

美沙        紺野杏南

亮太        西山蓮都

 

村上秋峨、竹内一加、甘詩羽、太田結乃

  

 

 

主な制作陣

監督        柴崎貴行

脚本        福田卓郎

アクション監督   渡辺 淳

特撮監督      佛田 洋

音楽        山下康介

 

 

主題歌

オープニングテーマ

「ALMIGHTY~仮面の約束 feet. 川上洋平」

作詞   谷中敦

作曲   川上つよし

演奏   東京スカパラダイスオーケストラ

ボーカル 川上洋平

 

エンディングテーマ

「仮面ライダーセイバー」

作詞   谷中 敦

作曲   加藤隆志

歌    茂木欣一

振付   TAKAHIRO 

 

 

キャスト

神山飛羽真/仮面ライダーセイバー(声)

内藤秀一郎

 

新堂倫太郎/仮面ライダーブレイズ(声)

山口貴也

 

須藤芽依

川津明日香

 

冨加宮賢人/仮面ライダーエスパーダ(声)

青木瞭

 

緋道蓮/仮面ライダー剣斬(声)

富樫慧士

 

大秦寺哲雄

岡宏明

 

ソフィア

知念里奈

 

レジエル

高野海琉

 

ズオス

才川コージ

 

ストリウス

古屋呂敏

 

先代の炎の剣士

平山浩行

 

尾上亮/仮面ライダーバスター(声)

生島勇輝

 

タッセル

レ・ロマネスクTORI

 

 

声の出演

ナレーション

大塚明夫

 

聖剣ソードライバー音声

大塚明夫、坂本英三

 

 

スーツアクター

仮面ライダーセイバー   浅井宏輔

仮面ラダーブレイズ    永徳

仮面ライダーカリバー   富永研司

 

   

似ている…

いきなり登場したのは、ヘンなカラフルオジサン…。 
レ・ロマネスクTORIさん演じるタッセル。

 

知念里奈さん演じるソフィアに似ている気がしました。
まだ登場されていませんが、記者発表会などの映像で拝見したイメージが。

 

 

エクスカリバー的

建物が壊れ、逃げ惑う人々。
オッチャンがセイバーの顔みたいなのがついた剣を地面に突き刺す。

お父さんライダーが出る…という情報が出ていましたが…
この人か。

 

伝説のエクスカリバーのお話の要素を取り入れているってことでしょう…。

もうちょっと ここは、カリスマっぽい雰囲気、演出がほしかったなぁ…。
ミュージカル的、舞台演劇的な、大袈裟な感じがよかったのでは??

 

 

活字離れ 本離れ 

本がテーマ。
発表の時、びっくりしました。

でも、字を読まなくなっている世の中に、一石投じてほしいです。
この作品をきっかけに見直されるといいなぁと思っています。

読んで理解して、想像するって、とてもいいことだと思いますから。
動画ばかり観ていると、脳みその機能が退化しそうな気がします。

  

 

 

なぬぅっ!! えぇ!? くぅー……

恒例、第1話、オープニング無し。

前記のシーンは、主役の神山飛羽真の夢だった…。
けれども、何故か不思議な小さな本を持っている…。

クレジットが出ている。すると、

浅井宏輔さんの名が。
でもドーンと一人、別格な感じではなく、二人で。
ちょっとガッカリ。

でも なんと そのお隣の名が!!

富永研司!!

 

いやぁ~まさかまさか、全く予想していませんでした。
いやぁ~それにしても嬉しいです!!

しかし次の瞬間、

次はその他のスーツアクターさんたちのクレジット。

沢山お出になっている。スーパー戦隊みたい…。
表記の仕方も。同じく見易い!!

上段は少し大きめの字。
怪人役など、ちょっと いい役の方々。

下段の小さめの字は4列4段。

なんと!! 左端に竹内康博の名がっ!!

くぅ~っ……

一体 何の役で出るのかしらっ!?

やってくれるなあ……

これじゃあ観なきゃいけないじゃないかぁ……
観るのは観るんですがぁ。

今作は毎回は書かないでおこう~っとお気楽~に録画をつけたんですよ。

 

竹内が今までも『ライダー』のちょい役でお出になったことはありましたが、まさかまさか ここで…。ビックリしました!!

やられた 気分。
引き止めをくらっている気分になりました。

 

キラメイレッド役の伊藤茂騎さんの名もありました。お忙しいでしょうに…。
これはもう客寄せでしょう。オープン記念セールって感じですね!!
「本日開店!!」ですね。

『ライダー』常連の永徳さんや、「スーパー戦隊」怪人役常連の村田弘之の名もありました。 
豪華です。

 

   

ファンタジック本屋 かみやま

飛羽真は作家であり、本屋さんも営んでいる。

この本屋さんが素敵!!
オモシロイ!!

こんな本屋さんがあったらいいな~

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出典:仮面ライダーセイバー 第1章より

筆者の希望としては、もう少し広いと 尚 いいな。

 

「男湯・女湯」って、何で書いてあるのかな??
いったいどういう意図?? 
ただの番台風ってことかな。
面白いねぇ。

その真ん中の、温泉マークに本。
お風呂で本読むってことかな??
おもしろいマークだよね。よく考えるなぁ。感心。

真ん中のジオラマというのかな?? 模型があるのも夢があってイイね!!

 

アリババの本の世界に入っている…という場面も楽しい演出。

 

ただ一つ、地べたに座って本読むのは良くないよね。
不潔。下品。行儀悪い。
子供への教え としても良くないシーン。

 

   

本の中の世界

「本」がテーマ。
記者発表での説明では、ピン!! とはきませんでした。
大丈夫なのかなぁ…と心配になりました。

 

街に本の魔方陣のようなのものが出来て、異世界になってしまう。という設定が、分かり易く この第1話で作品のだいたいのスタイルがわかりました。

アリですね!!

本の中、本に書かれた物語、そこにはそこの世界がある。
まさに そうでした。

 

このテレビドラマも、脚本という文章で書かれた物語であり、それを映像に起こしてあるもの。

『仮面ライダー』という沢山の物語があり、それぞれの世界があったように、本の数だけ、世界がある。
それは、虚構の世界ともいわれるけれど、まさに異次元の世界。

 

 

悪役陣のアジト

2台の本を書く手があった。
オモシロイ器機。
操り人形の 手のみバージョン のような…。

凄い発想。

あれは誰がどうやって動かしているのだろうか??
手に意思があるわけは ないだろうし…。

2台あるのも どういうことなのだろう??

 

悪の集団には、イケメンさんたちと、仮面ライダー。

これが富永で、悪の要のライダーと思われる。
声は『仮面ライダービルド』のブラッドスタークみたいな感じ。

 

この部屋は普通っぽいし、生身の人と一緒にいると、何だか鎧の置物っぽい…。動きがあまりないので…。

ちょっと残念な感じ。目立たなかった…。
もっとワルで、凄い力持っているぞ!! 強敵っ!!
という大物感らしい演出がほしかったなぁ…。

 

 

流石 ヒーローで主役

街は本の魔方陣に分断されてしまった。
突然の 想像を絶する とんでもない事態。

両親と別れ別れになってしまった少年や編集者の芽依に、
飛羽真は何とかするつもりでいる。
「約束を守る」だの根拠もないのに言う。

底知れぬ自信がある飛羽真は、生まれながらのヒーローだからでしょう。

 

飛羽真内藤秀一郎さん。
表情がとても豊か。色んな顔になります。

この役にとても合っていますね。
またしても、イイ人を選んだ東映さん。

 

 

瓦礫

特撮ヒーロー番組では よくある瓦礫セット。
移動させやすいように発泡スチロールなのでしょう。

それにしても、いつも思うんだけど、チャチイ。
偽物感 見え見え。
イマドキ、酷くないでしょうか??

特に今回は、置き方、使い方も特に問題じゃないでしょうか??
かなり違和感アリアリで、しょーもなく見えました。

 

 

ツッコミポイント

芽依が吸い込まれそうになるシーンでは、飛羽真の記憶?? 前世?? か何かとオーバーラップする。

 

でも、芽依があんな吹きあがっているのに、飛羽真は無事でポールにしがみ付き、片足で水栓蹴飛ばす…てのは、不自然でしたね。

 

 

本能か 運命か

炎の剣が突き刺さっており、何故か飛羽真は、それを抜こうとする。
何故か、ベルトにあの小さな本を刺して変身もしちゃう。
バリバリ戦えちゃう。

 

本能か、前世の記憶か…運命に導かれってことでしょう。
赤ちゃんがお乳を飲めるのと似ている…のかもしれない。
生まれながらにしてヒーローなので あり得ると思います。

 

 

変身ポーズ

ついに変身。

変身ポーズは、記者発表会で披露されていました。

その時、筆者は、…。な感じでした。
つまんないな…と。

 

でも、この本放送を見て納得。
剣を持っていたんですね。
そして、炎がいっぱい加工されていて。

うん。これなら、まぁ いいですね。

これから回を重ねると、どんどん良くなっていくんでしょうね。
それも見どころで、ファンの楽しみです。

 

ところで、ついでに……
筆者が一番好きな仮面ライダーの変身ポーズは、

『仮面ライダーゴースト』のスペクターです!!
特に一人でされるときがイイです。

他の人が一緒だと、息を合わせたり、きっと そっちに意識がいっちゃうのかもしれませんし、テンポや間も違うんですよね。

スペクターは一人の時が、絶品です。

『ゴースト』のゴーストとも独特のフォームでイイ。
ネクロムもオモシロイ。

『仮面ライダージオウ』のジオウも空気感がイイ。形もキレイ。

『仮面ライダー剣』のブレイドもいいです。特別変わってはいないんですが、手の角度とかがバッチリでカッコイイ。

 

 

湧き起こる 浅井さんコール

で、遂に変身シーン。

実はそのシーンが長く感じました。

筆者の心の中には、自然と「浅井さんコール」が湧き起こったのです!!
自分の心の中なのに、びっくりしました。

 

確かに、変身、否、セイバーの登場を待ち望んでいた気がします。
セイバーはまだかなっと思っていました。

 

浅井さんは前作の『ゼロワン』では2号ライダーでした。
筆者としては、2号じゃちょっと嫌だったんですけれど、レギュラーが無いよりは全然いいってことで喜んだんです。でも そんなには出番がなくって…。

最近は、たくさんのライダーが出ますし、2番手といってもそんなに比重が大きくなかったんですよねぇ…。

『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』のルパンレッド以来、あまり出番がなかった浅井さん。とても残念に思っていたんです。

待ち望んでいました。
「戦隊」ではないのはちょっと残念でもありますが、活躍の場がまた出来たことがとにかく嬉しいです。それも主演。

次は浅井さんかなぁと思っていたので、よかったです!!

おめでとうございます!!

 

ファンタジックな作品なので、セイバーのデザインもフリフリした感じ。鮮やかに赤。

流麗な動き……浅井さんにお似合いです。

 

 

新堂倫太郎と滑稽

2号ライダーの新堂倫太郎。
本の世界の人らしい。
本から登場するところも面白い。

今回の最後には、飛羽真の本屋さんにやって来た。
スンゴイ笑顔なのが かえって不気味…。

青いモノに乗っている。
筆者はそれが何かわかりませんでした。
ライオンなんですね。
真っ青のライオンなんていませんしね…。

 

それから、小さいですよね。
もう少し大きくないと。

ちょっと滑稽でしたよ。

犬にまたがっているみたい…。
ライオンならば、見た目や、大きさで迫力が必要だと思います。
顔も もうちょっとハッキリしないとね。見えません。

 

倫太郎の山口貴也さんは、目が大きくてキレイな方ですね!!
クリアーな感じ。凛としていて、汚れない感じ。
青の剣使いにピッタリだと思いました。

むしろ、真っすぐすぎてちょっと心配なくらい…。

この1年も演じることが出来る作品での成長を楽しみにしたいと思います。

 

 

うるさい……

須藤芽依は、元気な女性。健康的。

それはいいんだけども、ちょっとうるさいですね。
30分番組の間中だと、耳につくというか…ガンガン響いてきます…。

 

芽依の川津明日香さんは、体当たりで一生懸命演じていらっしゃる。
若き女優さんの1年後も楽しみにしています。

それにしても、細長ーーーい脚ですね!!

 

 

BGM

筆者を引き付けた部分の一つが音楽でした。BGM。
ファンタジックな作品なだけに、よりクラシック調になっているようです。
クラシック音楽が好きな筆者には、それも気分がよかったです。

 

 

エンディングテーマの良し悪し

今作はエンディングがある。
その分、本編が少なくなるということ。
毎回撮影しなくてはならない部分が少ないのは、撮影者にとっては気がラクではあるのでしょうね。
何せ、撮影困難な時期がありましたから、それはちょっとでも安心材料。

表現する、という点からは時間が足りない…のではないでしょぅか。
その分、簡単な展開になってしまう。省略されてしまい感動が減る可能性もある。
本編の満足度が減るかもしれない。
視聴者としては、それが心配。

 

ダンスシーン。
本編で深刻には なりづらいですね。
物語が大真面目だったり、悲劇的だった後にコレだと、ズルっときますからねぇ。物語の余韻がなくなってしまいます。

日曜の朝、軽く明るい気分で始まるのは いいのかもしれませんがね。

ダンスが流行っているので、視聴者に参加してもらう、という狙いなのでしょうね。

 

筆者的にはどうかなぁと、どちらかといえば反対派。

と思っていたんですが、
曲もいいし、映像もよかったと思います。
軽く楽しくを突っ走る分には、いいと思います。

 

 

筆者の感想  

まとめて書くつもりでした。
どのくらい分ずつまとめるか…の問題でした。

お気楽~に視聴しようとしたら、まるで引き留めのような、仕打ち…
否、仕掛け…否、おもてなし仕様。

とりあえず第1話の今回は、書くことにしました…。
あとは、今度こそ まとめる予定で~す。

 

ファンタジックな「本」の世界の設定。
心配していましたが、全然アリのOKでした。良い作品になりそうです。

 

ところで!!

楽しみにしていたのに、いったいどこなの!?
竹内が お出になっているのはいったいどこなのか??

・通行人

・雑兵のような役

・過去の戦いのシーン

・走って逃げる人

きっとこの中のどこかにいらしたのでしょう…。