ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

深い芝居で指南した大和田伸也 氏『仮面ライダーゼロワン』第11話

前回に続き、スペシャルゲストの大和田伸也さん。ご本人役。更に劇中劇…。名優さんの存在感。番組に厚みと深みを指し示してもらった。キャスト、スタッフ「みんなでラーニングしよう」の回であったのではないか…? やっぱり 最もラーニングしているのは暗殺ちゃんかな!?

 

 

2019年11月17日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーゼロワン』第11話

「カメラを止めるな、アイツを止めろ!」

 

脚本  筧  昌也

監督  中澤祥次郎

 

[ゲスト]

大和田伸也  大和田伸也

松田エンジ  崎本大海

監督     イッキ

 

[目次]

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ヒューマギアにも個性

暗殺ちゃんはまた生まれ変わった。

ヒューマギアはロボットだけども、ラーニング速度に個体差があるらしい。

迅は、滅にそのようなことを言われ頬を膨らませて、膨れる。
でも、やんわりにやけている。

 

人間の頬を膨らまして膨れる態度にも様々な気持ちによるものだと思うけれど、コレはどういう意味かな?

 

迅は、オチャメとしてインプットされているのか、迅が不出来な個体なのか、演技が中途半端なのか、迅が余裕と認識している故なのか……

どれとも取れますね。

 

 

撮影スタジオ

撮影スタジオとはこんな感じなのですね。

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『仮面ライダーゼロワン』第11話 撮影スタジオ

東映さんの特撮ヒーロー モノでも、時々劇中劇や、撮影現場の話がありますので、筆者はその時にチラと見る程度しか知りません。

興味深いですし、もっと見てみたい。直接見てみたいと思うけれど、物語に入り込むには本編の舞台裏は見たくない気持ちもある。

このように、物語の中でちょっと知れるのは嬉しい機会です。

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幼稚園児に深みはない

幼稚園児には深い芝居は出来ない、という大和田さんのお話。
或人も納得。
筆者も納得。

これを聞いてる子タレさんの親御さんは、プンプンだろうな…。
「うちの子は凄いですっ! うまいですっ! 出来ますっ!」って。

大人でも子供でも、どの世界でも、感が良いとか、小手先の器用な人はいますよね。

器用さや 技術が足りなくても、伝わるものがある人もいます。

厚みや深さは人間性で、経験に対しての心がこもっているか、だと思います。

必然的に量が少ない子供にはその分しか出せない。

いくら年をとっても、たくさん経験を積まされても、自身で考え、そこに思いがこもっていない人には味がない。増していかない。

それは一般社会での対話をしていても感じます。基本的に大人は味があります。ヘンな味の人もいますよね…。

 

高性能ヒューマギア

俳優ヒューマギア松田エンジ。

楽屋待機、鏡の前で何を思っているのか…。
ふと台本を見やる…。
手に取って見つめる。

まるで人みたい…。
シンギュラリティが起きているということですね…。

 

滅にやられたのでしょう。
次の場面では、エンジが撮影スタジオにやってくると、台本を捨て変身…。

 

筆者は何だか悲しくなりました……

 

 

壊された撮影セット

エンジがマギア化され大暴れ。仮面ライダーバルキーによって倒された。その戦闘で壊されてしまった撮影セット。

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『仮面ライダーゼロワン』第11話 壊された撮影セット

戦いがなされればこうなりますよね。軽いぐらいかもしれない。

でも悲しいですね…。燃えた台本も悲しい。

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伝えるべきアツイ想い

認めてもらえたから、好きになった。
救われたから、大切にしたい。

愛してくれているから、愛したい。
愛すれば、愛される。

 

大切にしたら、応えてくれる。ヒューマギアだって!
或人が大和田さんを説得するときに言った。

 

大和田さんに気持ちが通じ、降板を撤回してくれた。
大和田さんも、俳優を続けてこれたのは芝居に救われたから、と…。

義理と人情の大和田伸也さん。

 

 

うがった見方をすれば…テレビドラマですがね。
現実社会ではなかなか。
通じた!と思っても、人の気持ちなんて根本が変わらないもの。

通じた思いを撤回される…ってな展開が待っている…もの。

 

 

ドンくさいA.I.M.S.

何故したのみで警備している?

警備するべき対象は、一般人間じゃないのに。

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ZAIA

刃 唯阿はスパイではなく、派遣社員ってことでしょうか。

飛電インテリジェンスよりもスゴイらしいZAIA。
或人はZAIAに出向く。

あの殺風景な社長室は、一瞬にして別の部屋になる。

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『仮面ライダーゼロワン』第11話 社長室が応接室に早変わり

 

バーチャル映像ではなく、椅子もお茶も本物。
どういう原理なのだろうか。
ワープか!?

変身できちゃう世界だから、ワープも出来そうだわね。

 

 

天津垓の嫌味?

社長の天津垓は、現代のような紙の名刺を渡す。

或人は、バーチャルの名刺を腕時計型パソコン?に送信。

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『仮面ライダーゼロワン』第11話 飛電或人は電子名刺を送る

飛電よりも大きく進んでいるであろうZAIAが、紙の名刺。

これは、“ おもてなしの心 ” 風でありつつ、下等と小ばかにした嫌味かな?

 

 

仮面

仮面ライダー滅と今回は登場しなかったけれど仮面ライダー迅。

二人のデザインは仮面の顔の部分がアナログなバンドで頭に留めてあるっぽい。

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『仮面ライダーゼロワン』第11話 仮面ライダー滅 貼り付けた仮面

ただそういうデザインなのか、それとも後々外れて別の顔が出て来るのかな?

前からとても気になっています。外れてほしい~

 

 

受付嬢

近未来も受け付けは女性。

あくまで筆者の主観ですが、
このようなハイテクでビッグな会社のイメージには、何だかマッチしない感じの受付嬢の方々でした。ヒューマギアですが。

どうせなら……

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大和田伸也さん

降板を決めた。やる気なくしている表情。

芝居には人間の厚みが必要…と語る。

降板を撤回。“ 義理と人情 ” の大和田さん。

 

前回と今回のヒューマギアのお仕事 俳優編。大和田さんの様々な声色、緩急、表情…お芝居が観れました。劇中劇だからこそ、より一層感じられました。

ベテランスターさん、スゴイ! 特に場面を共にした或人役の高橋文哉さんも勉強になったのではないでしょうか。

 

筆者の感想

この俳優編 自体は、特段 面白いという印象はなかったです。

せっかく凄いゲストさんに来て頂いているのだから、もうちょっとドンッ!と、大和田さんに “ 特撮 仮面ライダー ” なかなかやるな。と、体感して頂きたかったなぁ…と。

ちょっと残念です…。