ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

『仮面ライダー』ってプロレス的?『仮面ライダーゼロワン』第31話

『仮面ライダー』ってプロレス的?というのは、筆者個人の考え。それは下記にて…。『仮面ライダーゼロワン』第31話では、人には自身の価値観や漠然とした言葉で勧めても伝わらない。本人が経験の先にある夢をイメージできてこそ、人は動くのだと…。

 

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『仮面ライダーゼロワン』第31話 ジーペン「描いてみたいです」

出典:仮面ライダーゼロワン 第31話より

 

ジーペンの再起動されたものの、ゼアと繋がっていない為、答えを導き出せないでいた。まさしくロボット状態だった。

迅がヒューマギア=お友達、ジーペンを人間から解放する=連れ去る。

迅は自立型ヒューマギア。次世代型??
迅は「自由」を進めるが、ジーペンはピンとはこない。理解できない。

高性能なイズには通じたのだが…。

街を歩くジーペン。アシスタントした「パヒューマン剣」。その看板を見つめる。
唯阿がやってきて銃を構えている。

或人も登場。
ジーペンの経験と記憶から順に解説、夢を提示し、希望を持たせる。そこでイメージ出来たジーペン。自分の作品を作ってみたいと…。

 

 

2020年  4月12日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーゼロワン』第31話

「キミの夢に向かって飛べ!」

 

脚本   高橋悠也

 

監督   柴崎貴行

 

 

[ゲスト]

 

彼氏   石原健太郎

 

彼女   優木千央

 

 

[怪人]

ファイティングジャッカルレイダー(声)

井桁弘恵 

 

インベイディングホースシュークラブレイダー(声)

橋渡竜馬、竹中隼人

 

 

[目次]

 

イズの声と口紅

シンギュラリティが芽生えたイズ。声が低くなった。 

口紅も近頃薄くなっていたのも、表情が自然に見え易くするためでしょうか。

 

 

違った

飛電のラボでは、唯阿がゼアは交信しようとしたができなかった。

天津垓は、何やら冊子を見ていた。

もしや!! ラボの取り扱いマニュアルか!? と思ったけれど違った。

或人の新会社 飛電製作所の会社概要だった。 

 

 

意図 不明

迅は、ジーペンをさらってきた。
地下道で「自由」について話す。

 

で、その地下道、ゴミが極一部だけ妙に散乱している。

別のカットでは、ゴミのアップ越しに映している。

が、この意図がイマイチ分からないです。

ヒューマギアが廃棄され、人間がゴミを捨てている汚い世界、という意味なのでしょうか??

   

木製のチェス 

社長机でチェスをよくしている天津垓。

ZAIAの方が大きな会社…のようにいわれていたと思うのだけど…。

天津垓はこの飛電に妙に執着している様子。

飛電の社長室にいて、チェスをしている。

前のZAIAのときは白黒の一般的なチェスに見えたが、ここでは木製のものを使っている。 

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『仮面ライダーゼロワン』第31話 天津垓のチェスが木製に変わった。

出典:仮面ライダーゼロワン 第31話より

 

高級っぽけれど。
木→レトロ?? レベル低い会社??という意味かなぁ??

筆者はチェスのこと知らないので、よくわかりません。 

 

或人 信じられないマヌケぶり

本記事、前記のように、

或人はジーペンに、石墨先生の下でアシスタントをしてきて、認められていること。
デビューする話を伝える。自身で作品を作り上げることを。
ヒューマギアだって夢をもっていい。夢を見ていいんだよ!! と力説する。

 

めでたくジーペンに伝わった。
二人で去って行こうとする。

唯阿と部下と計3名に銃口向けられているのに、無視。というより全く目に入っていないかの様子。

 

おかしくない!?
いくらなんでも…。
いくら、ド天然の平和主義でも。

せめて「ジーペンの夢を見させてあげてくれ」と頭下げるとかして欲しかったな。

呆れます。シラケます。

 

 

社訓「夢に向かって飛ぶ」 

番組冒頭で或人は社訓を書くのを悩んでいた。
その場面では、書き上げられていなかった。

 

仮面ライダーサウザーとインベイディングホースシュークラブレイダー2体との戦いの中で、回想するように社訓の画が映される。

ゼロワンは改めて決意を強め、3体を倒す。

…というか変身解除に追い込んだ。

 

一つ一つ丁寧に

或人は会社で電話をしていた。

ジーペンが戻り、石墨先生からのお礼でしょう…。

 

一つ一つ丁寧に。一歩一歩着実に。

世間からの否定の風が吹き寄せていても、必要としてくれている人はある。少なくてもあるのなら……

 

 

オマケ

修理された裸のヒューマギア。
ヒューマギアプログライズキーで「転身」

ですって~ へ~

シエスタになりました。

お~
そうそうクレジットにお名前あったのでした。

お祝いに「転身」すると、祭り田ゼットが ♪ヨイヨイ と盛り上げてくれました。

 

もしかして、プロレス的?

ところで、前から時々思っていたんですよ。

近頃の『仮面ライダー』って、誰の、どの技が強いのかよくわからないですよね。

「ラーラングして強くなった」とのセリフも一応ありましたが。

 

たとえば今 同日放送している『魔進戦隊キラメイジャー』だと倒したらもう復活しないし、その日の最大のトドメの一撃で終わる。気分スッキリです。

 

近頃の『ライダー』って、新たにバージョンアップしても、新技が出ても、凄いのはほんの初めだけだし。爆破しても生きてるし、ボロボロでも生きてるよね。
何回もグダグタグダクダ同じ相手と繰り返している…。

そしかして切磋琢磨ってやつ??

 

ライダーシステムが凄いのか、技が凄そうでいて、実は しょーもないのか、何なのかなぁと…。

 

ふと思ったんです。

プロレスみたいな感じかなぁ…と。

 

プロレスも、マジのマジでヤバイ技がいっぱいある。

技術と信頼。
基本のルールと秩序の上に成り立っている。

技は加減が出来る。同じに見えて、ダメージを与えつつ、最小限に…という話を聞いたことがあります。

常に鍛えているし、受け身を練習しているし。サジ加減もするし。

 

もしかして、ライダーの皆さんもそんな感じですか!? と。

 

筆者の感想 

勉強になりました。

自立型の迅が「自由が得られる」などと言っても、本人の価値観。しかも漠然とした事。そんなんじゃぁさっぱり伝わらない。

本人の経験から想像を繋げないといけない。夢を抱かないと人は動かない。

筆者も それらの経験から再びイメージして 興味深く観ました。 
だから よく理解出来ました。 

 

ボンボンの新米社長。平和に夢を語っています。
傍目からは呆れる甘っちょろさで…。
でも、本人は大真面目。 

こういうことって、よくあることじゃないかな??

 

一つ一つを丁寧に努めていけば、先に繋がる。

筆者も改めて、気持ちが引き締まりました。