ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

AI発達は精神世界?『仮面ライダーゼロワン』第39話

アーク、仮面ライダーアークゼロに勝つには、仮面ライダーゼロワンをアップデートする必要がある。
ゼアに訊いてみることにした。

或人とイズは目を瞑った。
心の言葉で問えば衛星ゼアと交信できる…。

 

それにしても二人はよく似ている!! まつ毛は或人の方が長い!!

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出典:仮面ライダーゼロワン 第39話より

尋ねてみたが応えはなかった。
イズは、ゼロワンのアップデータは出来ないと判断。

 

応えてないだけで、出来ないとは言ってないが…。
極論、答えが得られないから出来ないのは正解ですね。

  

 

2020年 7月19日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーゼロワン』第39話

「ソノ結論、予測不能」

 

脚本      高橋悠也

監督      作野良輔

 

 

さうざー もったいつけて……

前話の終わり、ゼロワンのピンチに駆けつけて救った仮面ライダーサウザーと愛ロボ犬さうざー。共闘を呼び掛ける。

ポロポロの或人は立ち上がり変身。
さうざーは、横でノリノリ。大喜び?? 踊るように大はしゃぎ??

その時間は結構長かった。筆者は長く感じました。
ゼロワンと合体するのか!?
アーマーになるのか?? と思いました。

が、違いました。

 

 

 

さうざー チャラけ

オープニング後は別の場所で闘いが続いていた。

そこでも さうざーは近くで喜んでいるかのように応援しながら見ている。

スポーツ観戦でももっと真剣に闘いを見ているものだが…。
さうざーは、可愛い。
しかしお気楽、楽しそうに見える。
闘いの場面がチャラけてしまった。

 

 

アークの魂??

ゼロワンとサウザーが手を組むことはアークの予測した展開とは違った。

アークは予測を変更すると述べ、ギザギザのトゲトゲの魂のようものは、抜け出ると憑りつかれていた迅は倒れる。

 

進化したAIの意思は、魂のようになるらしい。

 

 

天津垓は1000% 

天津垓は飛電製作所を訪れ、或人に詫びる。

イズは謝罪の意を表すには90°の角度に身体を曲げ、頭を下げるものだ、と要求しているかのように解説する。

ナルシスト天津垓は、飛電製作所の社訓「夢に向かって飛べ」を見やり、それを行っていたのは自分だ、とも言う。 

天津垓は「1000%の誠意で……」素直に頭を深々と下げる。

もっぱら すっかり偉そうになった或人は、そんな天津垓に「1000%をやめたら??」と呆れたように言う。

 

それにしても、ピンチを救ってもらい、共闘の呼びかけに応じて闘っておきながら、偉そうな或人。

筆者は腑に落ちない。
やっぱり、天津垓の方が納得できる人。

或人は若い。未熟で足りない。知らない。
人は思い違いもするでしょう。

でも、天津垓の方がよっぽど有能であり、一直線に精一杯、夢に向かって飛んできた人。

或人よ、アンタに言われたかない。

 

 

曖昧に 

滅亡迅雷のアジトでは、アークゼロは滅の体に入っていた。

すると突然、雷に異変。
雷は宇宙野郎として、弟分の昴と一緒に衛星ゼアの整備をしていた時のことを思い出す。

戸惑いつつ見つめる亡。

二人とも、アークに従っているフリをしているのか、何なのか…とサスペンスドラマ風に、見せている感じ。

 

 

相思相愛な二人

飛電インテリジェンス社長室に不破諫と刃唯阿が来ていた。
天津垓は謝ろうと、呼び出したのだった。
謝るのに呼び出すという感覚。偉そう。

唯阿は、不破諫にしてきたことが許せない。

すると、社長机にデン!! と座っているさうざーに怒られる天津垓。
二人に土下座する。さうざーも一緒にしてくれた。

不破諫は、唯阿とかつての部下の為にも、ZAIAからA.I.M.S.の独立を要求する。

感情的な唯阿と冷静な不破さん。
二人とも変わったね。

  

 

 

こんな或人 見たことない

或人は飛電製作所の社長机で、真剣な面持ちで何やら書いている。

 

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出典:仮面ライダーゼロワン 第39話より

ゼロワンのアップデート、新しいゼロワン??
或人は考えているらしい。

 

って、
いつから開発者になったの!?
これ、大問題じゃない!?

デザインを希望する程度なら、わかるけど。

デザインと機能を要望したら出来上がるの??
誰に要望??

誰が作るの??
ゼアに頼んだら、ザットプリンターでできる??

 

これで「夢に向かって飛べ」とか…
えらく簡単。

 

確かに世の中、簡単そうじゃないと、誰もやりたがらない。ウケないんだけど…。

 

 

 

サスペンスドラマ風の続き

雷は、飛電製作所にやって来た。

警戒する迅。
アークが抜け出た迅は、ここで介抱され、目覚めていた。

雷は、宇宙野郎として活動していた時のような口調と態度??

こんなんだったっけ??
以前より馴れ馴れしい感じがするが…。
それは わざとなのか、何なのか…。

 

雷はかつてのことを思い出したと言う。
シンギュラリティが起こったのだと。

しかし迅は、データは消されたハズ、アークからは逃れられないと言う。
疑いの目で見ているが、或人は信用する。

 

ところで、迅は消滅したのに近未来風に意味深に復活したのだったけれど、シンギュラリティが起こってるの??

結局 何なの??

 

 

こんなにあったの!?

とある場所に、A.I.M.S.の車が沢山止まっていた。

一瞬驚いたけど、合成ですね。
こんなに沢山撮影のために用意するわけない。

 

で、とある場所、ココはどこ??
何の場所なのか、よく分からない。

 

天津垓と不破、唯阿がやって来た。
天津垓が隊員たちに謝りに来たらしい。

が、レイドライザーを着せてもらえる隊員代表の2名は、天津垓の謝罪の言葉を「そんなことより…」と軽く退ける。

 

ショックな天津垓。
任務と責務に真面目なA.I.M.S.隊員。

 

どうやらココとは、アークゼロが現れた場所のよう。
でも、次はココではないであろう、という話になる。

 

 

 

次はココ

その次の場所に現れたのは、雷ひきいる或人たち。

雷に騙された!? 罠!?
責められる雷。

いやいや、雷のシンギュラリティ風にアークが仕組んだことだった。
のだとアークが明かす。

 

ところで、
雷さんはピリッと辛い感じ。演技も大きく、魅力的で…いいんだけれども、
この『ゼロワン』の話の展開や演出では、活かされてはいないと思いますね…。残念。

 

 

サスペンスドラマ死体役 風

アークは雷に乗り移りアークゼロに変身。
ゼロワンは変身解除となる。

ボロボロの或人。
期待の若きイケメン俳優 或人高橋文哉さん。

このところ封印されている「ハイ、アルトじゃないと!!」
キレイなお顔を崩して演じてきた。

今度は、サスペンスドラマの死体役のよう…。
ニチアサの一応 子供番組には出せそうにないような表情でアークゼロを見やってから、目を瞑る。

 

筆者の感想 

筆者は、オープニング曲のテンポで、まずはその回の濃度を感じます。

今回はだいぶゆっくりでした。
あんまり中身ないのかなぁと予想していました。

『ゼロワン』は…やっぱり、話の構成がシラケちゃいますね…。