或人「俺が信じなくてどうすんだよっ。ブレちゃいけねぇよなっ!信じたい!そう思いたい、だけかもしれないけど……」 イズ「私は或人社長を信じたい。例え会社に損害をもたらすことがあったとしても。これは善意でしょうか。悪意でしょうか。」 未知の世界『仮面ライダーゼロワン』深い物語。
2019年10月27日 9時~
テレビ朝日系列 放送
『仮面ライダーゼロワン』第9話
「ソノ命、預かります」
脚本 高橋悠也
監督 山口恭平
[ゲスト]
Mr.オミゴト 高橋光宏
安生明子 雨宮萌果
久知唐雄 三島ゆたか
他
[目次]
- スーツアクターさんの演技
- パロディか 嫌味か
- 美人ヒューマギア対決
- シンギュラリティ起こる?
- Dr.オミゴト 考え中
- イズ 社長に寄り添いお笑い
- ゼロワン ロボ形態
- 都合により?簡単
- 実は…視聴者提供とは
- 動画の提供者は?
- コワイ世界
- 筆者の感想
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スーツアクターさんの演技
変身シーンでは素面の俳優さんが声を当てていますが、スーツアクターさんも「ちゃんと台詞を喋っている」との記事を以前 読んだことがあります。
このシーンでも喉のあたりがパコパコ動いていました。
ただ動きをするだけでなく、しっかりその役として演じるには、しっかりと台詞を話し、演技をしないと らしく見えないでしょうし、しっかり声も出されているのでしょうね。いつも とてもマッチしているなぁと思って視聴しています。
スーツアクターさんが喋って演じているところも観てみたいですよねぇ!
でも、観ては いけないとも思います。
撮影現場や その様子、裏方さんのお仕事なども、見たいんけれど、見ちゃいけない。舞台裏は観客に見せちゃいけないですよね。夢が覚めちゃうものね。
筆者は作品を楽しみたい思いの方が強いです。
パロディか 嫌味か
ヒューマギア評論家 久知唐雄…。
胡散くさい感じがすごく出ていますね。
○○評論家…。ワイドショーなどでお馴染みのスタイル。
筆者はワイドショーは嫌いなので偶々でないと目にしません。
全員ではないだろうけど、しょーもないという印象です。最もらしい雰囲気を醸しているものの「えっ?」というようなこと言う人もいますよね。
それも含めてエンターテイメント、バラエティ番組っていうことなのでしょうね…。
ところで ↑ このシーン、ニュース番組っぽいのに、評論家がいる…。
近未来な世界はこうなっているのでしょうかね…。
後のシーンでは、この評論家さん、結局のところ「赤い目のヒューマギアは危険なので近づかないように!」と言う。
評論家とは名ばかりで、大したこと言っていない、という世間の評論家さんに対しての嫌味でしょうか?
視聴者に対する忠告でしょうか?
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美人ヒューマギア対決
ヒデンの社長室では、福添副社長とAI秘書のシェスタ、山下専務が来て、↑ の番組を一緒に見ていた。
ヒューマギアの暴走。被害を食い止めるため、病院のヒューマギアを停止させる。しかし停止させれば、病院の患者から死者が出る可能性が高い。
或人は迷い決断に困っていた。
AI秘書の意見も食い違い、淡々と睨みあう。
面白い。
けれど、とにかく美人。美しい鶴嶋乃愛さんと成田愛純さん。見ているだけで満足しちゃうそうなくらいカワイイ。
福添副社長が指示を出すも、イズは、或人社長の指示しか聞けない、と答える。
しかし福添副社長に「社長は黙っている。異論はないということだ」と言われ病院のヒューマギアを停止させる。
その頃、諫は負傷で生死にかかわる状況で緊急オペに向かうところだった。
オペはヒューマキア先生のDr.オミゴトが行う。
しかしハッキングされていた。
オミゴト先生はシステムの強制シャットダウンにより停止した。
倒れたオミゴトを前に
唯阿:コイツが動きさえすれば…。
道具は使いようと言っていた唯阿の価値観が現れている言葉。
シンギュラリティ起こる?
負傷した諫に付き添っていた唯阿。
停止したヒューマギア先生の再起動を頼みに或人の所にやって来た。
必死に頼む。
責任を持つ、と言う。
そんな様子を見て或人は、唯阿の様子に驚く。
今まで冷徹なほど淡々としていた唯阿のことをヒューマギアか…と思うくらい、と表現する。
或人は、ヒューマギアは人々に寄り添う、夢のマシーンなんだ!と言ってきた。
暴走する危険性大な緊急事態に悩んでいたが
「俺が信じなくてどうすんだよっ。ブレちゃいけねぇよなっ!」
「信じたい!そう思いたい、だけかもしれないけど…」
再起動を指示し、被害を食い止めるため飛び出して行く。
唯阿は、恩義のつもりか、助太刀のつもりか、所持していたマンモスゼツメライズキーをイズに渡す。(勝手にどうこうしていいのか?)
唯阿はイズに尋ねる。
「ヒューマギアに善意の心が宿ると思うか?」
イズは首をかしげる。
唯阿「わかるわけないよな…。」と去る。
譲り受けたゼツメライズキーを解析し、多次元プリンターのザットで再構築する。
その間、ザットの前で考えるイズ。
「私は或人社長を信じたい。
例え会社に損害をもたらすことがあったとしても。
これは善意でしょうか。悪意でしょうか。」
魅力的なシーンでした。
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Dr.オミゴト 考え中
手術中、止まるシーンが数回あった。画面が逆さまに映し出されていたりもした。
オミゴトはハッキングされているヒューマギアだが、自身の使命感によって手術を続行し無事に終えるのだった。
でも筆者、観ているときは、初めその考えている、というのが分かりづらかったです…。
オミゴト役の高橋光宏さんは、いい先生ぶりで、ヒューマギアらしくもあって、素敵なヒューマギアドクターでした。
今回もまた、こんなヒューマギアがいてくれたらいいなぁと思えました。
助手の先生は人間で…。ヒューマギアの方がこの医療現場では偉い。
そういうこともある、出来ている世界なのですねぇ…。それも凄い…。
ところで、この手術シーン、ドクターの手の前をゴミが1つ とんででいました。
イズ 社長に寄り添いお笑い
滅亡迅雷の滅と迅は、奪ったギーガーと共に現れ、病院ではヒューマギアの暴走が始まっていた。
唯阿も腕を負傷していたが現場へ駆けつけながら「変身!」
あれれ?仮面ライダーバルキリーのスーツアクターさん藤田慧さんのお名前は今回出てなかったはずなのに!? と思ったら、画面切り替わり、変身後のシーンはなかった。こんなこともあるんですね。でも寂しいな…。
ゼロワンも苦戦し、変身は解除されていた。
そこへイズは、出来上がったプログライズキーを持ち、駆けつけた。
その滑り込んで到着するシーンが、前回の予告編で流れていた。お笑いっぽいけど…。どういう展開なのかな。コレどうなのぉ?とちょっと不安でした。
実際にはその前に、走っているシーンがあり、音楽というか効果音がこれまたお笑いで…。
元お笑い芸人の或人社長に寄り添う優秀な秘書であるイズ。そして人間味やお笑いが組み込まれている番組であるので、これもアリかと思いました。
急を急ぐ状況という判断により急いで駆けつけた。
AIロボなので速い。急ブレーキで止まっていたんですね。
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ゼロワン ロボ形態
大型救助システム?らしい。
『仮面ライダージオウ』と似た感じ。中で操する。
CGでのロボ戦。
番組として、玩具販売として?…多様な要素が必要なのでしょうけれど、筆者は好きでないです。
都合により?簡単
今回の冒頭で諫が運び込まれたシーン。キャラが激変するほど必死に声をかける唯阿、意外だったけれど、よかったです。
その時、諫は意識がなかった。表情が寝てるっぽかった。
意識なくても、もうちょっと苦しそうな表情にはならないものなのかなぁ?
手術後。
手術室から出てきたシーンでは、すぐに目を覚ます諫。
早いなぁ。
時間の都合はあるでしょうけれど…。
命に係わる大手術の後、そんなにいきなり麻酔切れたら…コワッ。
実は…視聴者提供とは
前記 登場の劇中テレビ番組では「視聴者提供」として、暗殺ちゃんがドードーマギアに変身するところが放送された。
現代でよく放送に使用される「視聴者提供」の映像。
中には「視聴者」ということにしている…ものもあるんでしょうね。
ヤラセやサクラ、関係者とか。
ところで暗殺ちゃんは、ヒューマキアが暴走させられたのではない。ハッキングによる暴走は赤い目をしている。暗殺ちゃんは青い目のままだった。
そのように作られたヒューマギアか(イズが言うには、そういう記録情報はないらしい)、ラーニングされたヒューマギアだということなのですね。
滅や迅もでしょうね。
お仕事ヒューマギアのお話で紹介されたヒューマギアたちは皆素晴らしい仕事ぶりで、まさに「人々の夢」という感じ。自我が芽生えても、善意であった。
今のところ滅亡迅雷の三者には自我はないようですが、この先 芽生えてくるのでしょうね…。
凄く考えさせられる物語だけれど、面白い作品ですね。
動画の提供者は?
Dr.オミゴトの善意のおかげで諫が助かった。
唯阿はイズに、ヒューマギアに善意が生まれることがあるのだ、と言いに来た。
そこでイズは、動画の提供者を検索、解析し、唯阿ではないか?と尋ねる。
前回、イズが人々を逃がすシーン、カットが何故あるのか不自然に感じていました。
この為にあったのですねぇ。なるほど。
唯阿はイズに提供したか?と尋ねられ、動揺した様子。否定しそそくさと帰って行った。
唯阿が報告した上層部から出された情報なのでしょうか?
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コワイ世界
病院の屋上で眺めている諫。
こんな跡が残るほどの大事件。コワイ。
跡地とはいえ、この距離で一般の人々生活がある日々…。コワイ。
暴走するヒューマギアを恨んできた諫。
今回はヒューマギアに助けられた。
複雑な想い。
見舞いに来た或人「会社のカブが上がったなぁ。」
諫は「だからってヒューマギアを許すとかそういうあれじゃないからな。」
或人「なんか、ふわぁ~っ!っとしてんな。不破さんだけに」
諫は面白さに一気に腹圧がかかりブチッとなる。
「イテ―。余計なギャグ言うんじゃねぇよ」
或人「俺のギャグってそんなに痛いのぉっ?」
諫「痛いって、そういうあれじゃねぇよ」
或人は夕焼けの街に向かって叫ぶ。「俺のギャグって痛いの―!?!」
筆者の感想
最後の或人と諫のやり取り、或人の叫びも面白かった。
そしてホッコリしました。
今回も見どころが沢山あり、全体が面白かったです!
或人役の高橋文哉さん。初登場の時点で、ほぼ出来ちゃっているような方でした。
でも、そろそろその次が見たいなぁと思っていたところでした。
今回、悩むシーンや思いを語る言葉…など、ステップアップされたのではないでしょうか? 良かったです!