故障したという おかしな言葉遣いのイズにラーニングする。という形で「振り返り編」を前回今回行っていた。
「振り返り編」もそろそろ必要な時期に撮影休止が重なり、うまく対応できた。
ところで、これは夢だったのか?? それとも悪の策略として今後に繋がるのか……
出典:仮面ライダーゼロワン プレジデント・スペシャル PART.02 より
表情が変わるはずのない仮面。
立体的にデザインされて模様がある顔は、頭の角度やカメラの位置、ライトの当て方で表情に見える。
2020年 5月24日 9時~
テレビ朝日系列 放送
『仮面ライダーゼロワン』
「プレジデント・スペシャル PART.02」
脚本 筧昌也
[目次]
「お仕事対決 5番勝負」
今回の「振り返り編」では、そんな対決があったなぁ…と思い出す程度の取り上げ方ですが、ヒューマギアの仕事ぶりや演者さんのヒューマギアを改めて観れてよかったです。
放送当時は、AIロボが優れていて人間の仕事がなくなったら困る。うまく活用出来たらいいけれど、暴走などの怖いこともあり得る…という現代の心配問題が描かれていました。
むしろ、ZAIAスペックのように、AIの能力が人間を補助する器具が開発される方がいいなぁ…と思ったのでした。
「お仕事対決」は現代の人間社会の不安と可能性のお話でした。
会社の買収と言ってるわりには、のん気でおかしいように思えていましたが、買収される理由や成り行きにも、天津垓のやり方に納得だなぁと…改めて思いました。
ただ、筆者は「対決」勝負しているのは わかっていましたが、勝ち負けの認識がほとんどありませんでした。思い出してみれば、勝った負けたの記憶もなくはない…という程度でした。
勝敗に興味を持って観ていなかったからかもしれません。共感するほど入り込んで観ていないからかもしれません。
それは物語にインパクトや強い意志がなかったのかもしれませんし、それはあえてそういう狙いだったのかもしれませんし…。
全てが視聴者各自の好きで いいのかもしれません…。
新会社
ヒデンは買収され、或人は社長ではなくなったけれど、イズの計らいで新会社を設立し、社長になったので再びゼロワンに変身できるようになった。
その手があったか と思う一方、何だか、こじつけっぽく感じたのでした。
まぁ…ドラマですから…。
古っぽい、近代的ではない、シンプルな社屋とはいえ、いきなり結構 充分広い場所を構えてのスタート。
大会社の御曹司だと、買収されて追い出されても、こうなんですねぇ~とやっかんでしまいます。
初めに、大会社の社長に据えられたこと以上に…。
イズのシンギュラリティ
ゼロワンが守る。その辺りがシンギュラリティ起きてたんでしょ…ってことでしたね。
放送当時、以前から期待していたイズのシンギュラリティが、イマイチ、パッとしなかったので、がっかりだったのでした。
でも今回はこの部分だけ、だったので、逆に分かり易い…スッキリした気分でした。
それが新鮮な驚きでした。
天津垓
筆者は子供の頃から、悪役が好きでした。
ヒーローたちのことも好きでした。
でも子供にして、何で いつもいつもヒーローが勝つんだろう?? と思っていました。
ワンパターンで面白くない。
それにヒーローがそんなに凄い存在に思っていなかった。
昔の物語は今よりも単純に作られていましたので、だからかもしれません。
ヒーローは、ありふれた、偽善的な良いこと言ってポーズ決めてるだけですからね…。
でも、ヒーローは好きなんですよ。カッコイイ。
それはそれ、これはこれです。
ヒーローとは、悪役が いて こそ。
さて、天津垓さん。いてくれてこそ『ゼロワン』。
筆者には一番理解できる存在。こういう感じの人いますものね。
天津垓 役の桜木那智さん。
新人さんながらナチュラルで安定した演技をされています。
素人がいうのも何ですが、近頃は更に慣れて よくなってこられましたね。
出典:仮面ライダーゼロワン プレジデント・スペシャル PART.02 より
これまでは優位に進めてきましたが、ここではボロくそに やられてしまい、お怒りで撤退しました。
改めて観てみて、登場初めの頃の服装は、冬バージョン。いつの間にか変わっていたんですね。全身白なので分かりませんでした。
それにしても悪役なのに「白」って珍しいですよね。
変身後の姿も「金」
滅亡迅雷が陰気で黒っぽいからだとしても…。
主役のゼロワンが「銀」だし…。
仮面ライダーアークゼロ?
黒いアヤシイ仮面ライダー??
筆者は前回、仮面ライダーアークか!?
と思ったのですが、
アークゼロ なんですね。
様子のオカシイ イズ
イズが故障したので前回と今回、振り返りながらラーニングしていた。
おかしな言葉遣いで、荒っぽい感じ。
善意は理解できず悪意はわかっている…。
或人の夢でした…な展開ではなく、シンプルに王道、悪の仕業らしい。
最後は、本当のイズが出て来ました。
イズはどこにいたのでしょうか??
或人を探していたわけでも、何かトラブっていたわけでもない様子。
突然 出て来ました。
でも、或人はゼアに交信状態だから、やっぱりどういう経緯の話だったのでしょうか??
筆者の感想
前回今回はコロナにより、仕方なくの「振り返り」。壊れたというイズにラーニングする形になりました。
このような まさかの事態。放送の大ピンチをうまく凌がれていました。
放送がなくなってしまうのは、ファンとして、とても残念でショックなことですから、無事に放送がされたことに とにかく感謝です!!
ところで、また後に物語として語られるのだとは思いますが、前回今回のこの設定、お話は何だったのでしょうか…。