ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

「何度でもやり直せるの」……『仮面ライダージオウ』#49最終回

士の作戦でツクヨミは仮面ライダーツクヨミとなった。しかし時を止めソウゴらも止めスウォルツに寝返る。順一郎大叔父は修理したライドウォッチをソウゴへ渡し戦いへ送り出す。無事再びグランドジオウに変身するが、次第に劣勢となり変身が解除されてしまう……

 

 

2019年 8月25日 9時~
テレビ朝日系列 放送

2019年 8月26日10時25分~

朝日放送

『仮面ライダージオウ』EP49
『2019:アポカリプス』

 

 

[レジェンドゲスト]

 『仮面ライダーディケイド』

門矢 士/仮面ライダーディケイド(声)
               井上正大

海東大樹/仮面ライダーディエンド(声)
               戸谷公人 

 

 

[目次]

 

  

「ウォズ 本読みの部屋」

前回最後のシーン、仮面ライダーツクヨミの誕生。

その続き、
ライダーツクヨミは時を止めソウゴたちを止め、スウォルツに服従を誓う。

ウォズ:最後の1ページです。

1年間読み続けてきた、最後のページ。静かに思いがこめられていました。

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士の作戦

スウォルツとツクヨミの世界は、ライダーのいない世界なのでツクヨミをライダーにしてその世界を存続させ、ソウゴたちの世界と繋ぎ、人々を移すというものだった。

どうやって移すんだという疑問もちゃっかり口にされていた…。

 

 

あえて丸わかり

ツクヨミは寝返った。
オーラなら有り得たが、きっと誰もツクヨミが本当にそうだとは思わないし、いかにも というカットがしっかりあった。

ソウゴらにもショックさがない。淡々と「とりあえず食い止めよう」とだけ。誰も口にせず。皆がツクヨミを疑ってはいない。

 

 

ずっと気になっていた

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あの不思議なウォッチの中はこうなっているのかぁ。
デンライナーさえも直しちゃうんだから、これも直せる。
天才!!

 

素敵な笑顔

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順一郎大叔父:
叔父さん、時計屋だからさぁ。

前回では、ソウゴが仮面ライダーだということ知らなかったけれども普通にわかっちゃう。驚きもしない。

ソウゴの大事なものらしいウォッチが壊れているので一生懸命 直してあげた。

涙出るな…。

初めの頃は、ふわふわ?した 掴みどころのない、ちょっと変わった、両親を亡くしたソウゴを腫れ物のようにも接していた。

明るくイキイキと、力強くなった、ハッキリしてきたソウゴに、叔父さんもハッキリ言うようになった。

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ドキッと悲しくなった

無事再びグランドジオウに変身できたソウゴが戦いへ加わる。形勢逆転に見えたが、圧倒的なパワーと数で次第に劣勢へ。遂には変身解除となる。アナザーディケイドの一撃を食らいそうになったソウゴ前へライダーゲイツが割って入る。f:id:moon-tiara-action:20190826232020j:plain

面は砕かれ…。

身体も粉々になってしまった!

何っと!悲しく非情なゲイツの最後!

とても悲しくなりました。

でも、ちゃんと最後のシーンがありました。

悲壮で今すぐにも死にそうな、凄くピンチで苦しそう…
ではなかったけれども、ゲイツの思いはちゃんと伝わりました。 

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似てる

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順一郎大叔父さんに似てますね!

ソウゴも奥野さんも表情が生々しく出るようになりましたね!
ソウゴに奥野さんはとても似合っていたし、まさに一緒に成長していかれたのですね。

 

 

もーっちょっと…… 

大事な友が死んでしまった。自分を庇って。

怒り爆発で、オーマジオウになる決意をするソウゴ。

オーマジオウのベルトが……

 

うん。いいんだけど、もーっちょっと……

もっっっと怒りが沸々と黒い怒りがモクモクと怖ーい感じがよかったかなぁ。

わりと簡単だった。ボコッとオーマジオウのベルトが巻かれていたし。

怒り爆発して遂にベルトに出現!!みたいなのがよかったなぁ…。

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順序があるので仕方ないが

アナザーディケイドが簡単にやられると話が足らないのでしかたないけど、オーマジオウにはもっと劇的に強くあって欲しかったなぁ。アナザーディケイド、結構強いことになっちゃうよね。

 

 

女の方が非情

アナザーディケイドは逃げようとしたけれど、 背後からライターツクヨミが、裏切る。

スウォルツは、オーラの企みは読んでいたけれど、妹のツクヨミの事は信じていたんだね。

自分より強い力を持っていて嫉妬し、自分が王座に就くには邪魔だと思った。でも消し去りはせず、別の世界へ追いやった。

スウォルツは他を排除し、自分が世界の王となろうとする悪者。だから善のツクヨミにやられても仕方ない。一応そうなんだけれども、
味方の振りしておいて、背後から光?の剣で突き刺す。って、セコイしエグイ。あんまり 善らしくない。

ツクヨミは力が強いということだから、ハンドパワーみたいな力でやるとか、動きを止めておいてジオウが攻撃する…とかがよかったかなぁと思いました。

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新たな歴史

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この1年間を戻り、新たな時を作り直す。

ソウゴの傍らには、ゲイツとツクヨミ、ウール、オーラもいた。

新たな歴史の始まり。

そしてウォズは永遠の語り部。

 

ウォズさんは、今後も何かの折には語り部で使えますね!

この画、なんだか好きです。
そして ちょっと切なく感じます。

 

筆者の感想

とうとう『ジオウ』が終わってまいました…。
悲しい。
寂しい。
平成がこれで終わってしまった気がする。
でも幸か不幸か、忙しくて じっくり浸って観ていられなかった。いつも慌てていたし、特にここ2カ月ほどは停止したり遅れていた。この1週間は大急ぎで追って観た。
そして今も感傷に浸っている時間がない…。

初めは正直あまり好きではなかった。ちょっと怠かった。観るのをやめたくなった時期もあった。中盤から面白くなっていった。せっかく面白くなった後半がじっくり観れなくてホント残念だった。

メインキャストの若手俳優さん方の成長ぶりが本当に頼もしく、それも見どころでした。番組が無事完結した事と共にメデタイ気分です。


この記事のタイトル

「何度でもやり直せるの」
某ミュージカルのセリフが頭に浮かびましたのでつけました。
再生してやり直せるんですよ。

で『ジオウ』はこの1年をやり直すのですが、
これって、もしかして、またやり直ししたりして…それを繰り返したとしたら、スウォルツの作った自分だけの世界みたくなっちゃいますよね…。
まぁ…もうこれで作り変えたので ないという意味でしょうけれど、一応。


ところで、ゲイツが最後 柔道部の友達になっていますが、初回の柔道部の友達はどこへ?ちょっとかわいそう…。スッカリすり替わっちゃったのかなぁ?

 

今まで書くタイミングが持てなかったことが沢山ありました。

ジオウの顔

字が書いてある、時計がモチーフなのは見たままですが、筆者は当初から「バカ殿さま」に見えていました。そのような意図であると見聞きはしませんでしたがずっとそう見えていました。
話が佳境に入り、映画では替え玉という設定。やはりそういう要素が実は含まれていたのかなぁと思いました。

 

スウォルツ役の兼崎さん

現代っ子の新人さんたちの中に入って、まとめて引っ張って、大人として とても気遣われていた事と思います。筆者はただの一般視聴者ですが「ご苦労様でした」と申し上げたいです。
ご自身も年間通してのイイお役。しかもテレビでの。
悪の根源として動き出した頃は、とても張り切っていらっしゃるようでしたが、終盤はまさに板についてらした…自然に役に没頭していらっしゃるように感じていました。

 

門矢 士

レジェンドゲストを越え準レギュラーだった門矢兄さん。
門矢士も、この番組で後輩たちと共に成長され兄さんらしくなられましたよね。
海東大樹も今までちょっと妙な分けわからん人物にされていたけれど、一気に普通にしてもらえました。一応 脇役なので一気突然で仕方ないですね。でもホッとしました。
『ディケイド』は半年程度しか放送されなかったので、その埋め合わせも兼ねて?単発ゲストではないのだろうと予想はしていました。沢山関わってもらえてキャストさんたちもお勉強になっただろうし、お話も面白くなりました。

 

ライダーゲイツ役 縄田雄哉さん

手足長いキレイな体形。クセのない動き。一見地味にも感じましたが、それだけソツなく的確であったということだと思います。キレイだなぁと思いつつ、遂に書けずじまいでした。
次作はめでたく主演されます。高岩氏の次、というプレッシャーもなくはないでしょうけれど、きっと、スルッと素直でスッと真っ直ぐな気持ちでおもっきり演じられる事と思います。楽しみです。

 

スーパーレジェンド 高岩成二氏

平成ライダーと共に主演を退かれる高岩氏。
筆者は特撮ヒーローファンなどと言いつつ、大して観ていなくて…お恥ずかしいですが、高岩氏の演じられたギンガレッド、タイムレッド、ブレイド、ゴースト、ジオウ大好きです!
どこかの記事で「キャラのパターンはそんなにはない」とのことでした。
しかし これらのキャラは全て別の人として存在していましたし、今も強く心に残っています。
高岩氏のライダーキックは絶品です! とてもキレイ! つま先の先まで神経通っている。力と心、気合いが こもっているから美しく強い。本当に倒せそうに見えるのです。

お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

出演者の皆様、スタッフ、関係者の皆様お疲れ様でした。おもしろく素敵な作品をありがとうございました。