ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

主役でさえも絵で済ます『機界戦隊ゼンカイジャー』第28カイ!感想

何でもアリな『ゼンカイジャー』。

とは一応わかっているものの、更にその上をいく強心『ゼンカイジャー』。

 

第17カイ!のジュランが透明で見えなくなったというお話では、実際その場にいないのに声だけで物語を進めた。

なので今回、絵でも一応見えるだけマシというもの…。
カワイイもの。
良心的というものだ…。

 

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出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第28カイ!  より

 

 

2021年 9月19日放送 

『機界戦隊ゼンカイジャー 』第28カイ!

「週刊少年マンガワルド大図解!」

 

監督   加藤弘之

 

 

 

大図解?

まず、今回のタイトル「週刊少年マンガワルド大図解」。

大図解がイマイチよくわからないでのですが…筆者は。

マンガワルドによってマンガトピアの世界観が表現された、ということでしょうか??

 

 

セッちゃんの激しさ

セッちゃん、物語の中では普通におとなしい、かわいらしいキャラ。

 

それもいいのだけど、
豹変したかのような「前回のゼンカイジャーはーっっっ!!」

筆者は冒頭のお話の解説コーナーでの激しさも好きです。

 

 

 

住み着いた!?

カラフルでは、ゾックスがパジャマ姿で現れる。

前回では、これからはカラフルでご飯食べるだとか話していた。
メンバーとはスッカリ仲良くなった。

なので、それは住み着くことだったのか!?
と、一瞬にして思い巡らせました。

フリントと船を貸してあげている代わりに寝泊まりしているのだそうだ。

 

パジャマは濃いめの赤で派手だけども、何故、赤??
ゴールドじゃないんだね…。

 

 

不自然ながらリアル

介人はお母さん探しに行っていた。

海岸のリゾート地…。
そこはどこなのでしょう??

 

もしかして、どこかのトピア??

バカンストピアなのですね。

筆者はバカンス回当時の記憶が薄いです…。

なのでピンときませんでした。

 

 

尋ねて回る介人。
尋ねられたマダム…の素っ気ない返事が、ある意味リアル。

 

フリントは介人に興味あるみたいですねぇ。

 

 

マンガワルド回 盛り沢山

街ではマンガワルドが出現する。
人々を漫画にし、週刊少年マンガワルドという漫画誌にしていた。

 

マンガワルド、おもしろいキャラ!!

お話も勢いよく進められた。

と、ここまでがオープニング前の序章であった。
なんと盛り沢山なこと。

 

オープニングも今回はテンポアップされていると感じました。

  

 

 

なかなかのやり手

介人とガオーンは母ちゃん探しの旅で留守。

 

ジュランとマジーヌがマンガワルドの攻撃で漫画にされてしまう。

しかし、喋れる。
こちらの会話には加わり、それでいてそれぞれの物語のコマが進んでいる…という仕組み…。

 

週刊少年マンガワルド誌を破かれると、人々が死んでしまうらしい。

マンガワルドから奪い人々を助けなくては!!

 

マンガワルドが後ろ手に週刊少年マンガワルドを持っていた。
リッキーとカッタナーは、背後から近づく。

が、直前に執筆スプラッシュ攻撃を受け漫画にされてしまい週刊少年マンガワルドに取り込まれてしまう。

 

拳を地面に叩きつけるゴールドツイカ―。

 

 

 

代わったゲゲ

そういえば、ゲゲの声優さんが交代したんですよね。

筆者、現代の声優さんのお名前とかよく知らないんですが、鈴木達央さんという方が話題になっていて、もしや確かゲゲ役の方では!?と。

チェックしなければ…と思いつつ、とにかく忙しくて疲弊していたので忘れていました。

ゲゲがやっぱり喋らないなぁと思いつつ…。

 

今回改めて注目してみると、ゲゲ、やっぱり違うんですよね…。

残念です。
鈴木さんのゲゲ、悪そうでしたし、今後の展開に何かありそう…って感じでよかった。

筆者は、ボッコワウスを操っているのかなぁと予想していました。
でも実は展開は決まっていなかったりして…。

 

福西勝也さんのゲゲも今後注目していきたいと思います。

 

 

スリリング

介人たちは戻って来た。

マンガをエサにマンガワルドから週刊少年マンガワルド誌を奪う作戦を決行した。

 

罠にかかり、夢中で漫画読むマンガワルド。
その微妙な近くに置かれた週刊少年マンガワルド誌。

介人はそぉっと近づいて行く。
超派手な服の介人がスケスケ丸見えの物陰に隠れる。

そしてまた近づく。

手を伸ばす。

伸ばす。

伸ばす。

伸ばす。

 

あまりにも簡単なネタであり、ツッコミどころ満載の……

しかしながら、スリリングである。
筆者そんな自分にちょっと恥ずかしい気分になりました。

 

なかなかのやり手、マンガワルド。
介人が週刊少年マンガワルドを手にする寸前に、執筆スプラッシュを放ち、介人も漫画にしてしまう。

 

 

似てない

ジュランたちはそっくりな絵だけれど、介人はあまり似ていない。

 

さて変身。
だからかここからはカラー漫画。

 

ゼンカイジャーはちょっとムキムキしている。

ゼンカイザーのスーツアクター、高田将司さんはスラッとしていて体のラインがとてもキレイな方。
なので違和感を感じます。

 

 

伊藤茂騎さん

ゴールドツイカ―のスーツアクターの伊藤茂騎さん。

番組登場した初め頃は、海賊風の砕けた感じの、且つ気取った感じ??がイマイチ恥ずかしそうに見えました。

今ではすっかり慣れて堂々とした感じ。
技も力強くキレッキレ。
ダンスもノリノリ。

 

 

 

切ない マンガワルド

漫画のまま変身し、技を繰り出し戦ったゼンカイジャーーたち。
マンガワルドを倒し、実物の姿となった。

 

巨大戦も当然ながらマンガワルドの世界観。

 

筆者、ダイマンガワルド最後にジンときました。

 

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出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第28カイ!  より

 

死に際の言葉
「最終回まで見たかった……」

無念さが滲んでいました。

切なくなりました。
可哀想になりました。
筆者のある思い出とオーバーラップし、共感しました。

 

筆者の感想

何でもアリのハチャメチャな『ゼンカイジャー』。
マンガワルド回、面白かったです。

きっとずっとそうだったのでしょう『ゼンカイジャー』は。

筆者は忙しくて疲弊していて、更新していなかった期間も、面白そうだとは思いつつあまりピンとはきていませんでした。

忙しい時期の狭間に『リバイス』初回で、動力スイッチが入った感じです。
楽しませて頂けました。

日々、コロナやその他のことで人々は亡くなります。

楽しい番組を見て元気をもらっていますが、その結末を見ずに亡くなってしまう方が日々おられるのですよね…。
無念ですよね…。 

 

マンガワルド、心に残る味ある怪人でした。