毎回のようにアレンジされる名乗りポーズ。
今回は取り囲み式!! なかなかないです。
初かしら!?
ゼンカイ矢印くんもどこに決めればいいのかわからなかった様子。
それにしても、ゼンカイザーが真ん中、又はその近くではないのも不思議でした。
だから矢印くんも迷ったのですね。
その末にセンターに行きました。
ゼンカイジャーたちは介人tがセンターで変身しました。
このカメラアングルにとっては、右方向から走って来る形になります。
だから、このような立ち位置になったのですね。
細かなリアリティとこだわりですね!!
出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第34カイ! より
2021年10月24日放送
『機界戦隊ゼンカイジャー 』第34カイ!
「カボチャをトリトリ競技会!」
監督 中澤祥次郎
やはり並ではない
ハロウィンといえば仮装…。
いつもハチャメチャでコスプレ率高い『ゼンカイジャー』は仮装をするお話ではなかった。
冒頭いきなり仮装姿を披露する先制パンチ。
ジュランのどうなっているのか!?
というほどの凝ったコス。
仕上の極めつけは、フレームインするピーターパン満面の笑み榊原郁恵 氏。
怒涛
ハロウィンワルドによって街の人々は狂暴と化していた。
人々の暴れシーン。
ゼンカイジャーたちの戦闘。
怒涛の流れで展開される。
ワルドの援護をする為、颯爽と登場するハカイザー。
出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第34カイ! より
ワルド以上に心がないハカイザー。
でも爽やかでヒーローチック。
戦闘によりハロウィンワルドの頭のカボチャが吹っ飛んで行ってしまい、人々の狂暴化は収まった。
カボチャ探し
介人たちはゾックス兄妹に、飛んで行った頭のカボチャ探しの協力を頼む。
もちろん、ハロウィンワルドを倒すことも。
一方、ハカイザーは純粋にハロウィンワルドのカボチャ探しをする。
ステイシーは、先に探し出して自身の手柄にする為に。
バラシタラを見返す為に。
水晶探しをするマジーヌ。
女子が喜びそうな、ステキなお店の前をチラ見しながら通り過ぎる。
『楽茶cafeKANIN』練馬区東大泉3-7-8 - rakuchacafekanin ページ!
今回一番の 筆者 大ウケシーン
ドンブラコ。
出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第34カイ! より
真面目に地道に必死に探し回っているステイシー。
すると、小川をドンブラコドンブラコとカボチャが流れてきました!!
見事! 「ウォーリーを探せ」的
探し出したカボチャを荷車で引くゾックス。
介人との約束を守り続け、この世界に馴染んでいるゾックスは代金を払って集めたらしい。
荷車を引き、大型ゴミ置き場を通り過ぎる。
出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第34カイ! より
これも筆者、お笑いポイントでした。
OKスルー
ゾックスは気づいて変身。
のん気に…否、余裕でダンス。
その隙に逃げるハロウィンワルド。
そりゃそうだ。
カメラアングルは、ゾックスダンスを遠くに捕えている。
新鮮な画。
カーブを曲がりゾックス変身ダンスが見えなくなり、ハロウィンワルドが振り向くと、もうツーカイザーがいました!!
あり得ないけど、なんでもあり得る。
OKです。
筆者好みの面白アングル
画面変わって、
介人も走り回って探していた。
すると、その背景、小さく映っている動く人。
ステイシーはドンブラコカボチャを川に入り取っていたところだった。
オモシロイ撮り方。
ハロウィン回ゆえ出来た事かもしれない。
ステイシーの健気さが伝わりました。
人知れず汚れ仕事をしているところ、共感しつつ可哀想にも思えました。
演出としては楽しみつつ。
オヤジ狩り的
出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第34カイ! より
本領発揮の界賊。
ハロウィンワルドが可哀そうに見える…。
口のペロペロキャンディを掴むのはやめて~
悲哀で滑稽
ステイシーは見つけ出したカボチャを持って、ハロウィンワルドのピンチに駆けつけた。
ハカイザーも。
ハカイザーの持ってきたカボチャは大きかった。
出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第34カイ! より
これまた珍しいカメラアングル。
このあと祈る想いで差し出しているステイシーのアップが映された。
ステイシーの孤独さ、寂しさが感じられた。
ハカイザーのを受け取りに喜び走って来るハロウィンワルド。
しかし、非情狂暴的にそれは撃ち砕かれる。
ツーカイザーによって。
が、ならばステイシーの小さいカボチャを使う。
つまりどっちでも、いや、ハロウィンカボチャなら何でもよかったのだ。
そういう展開であろう…そこは筆者の予想通りだった。
予想通り
巨大戦はゼンカイザーとゾックスが迎え撃つ。
一方、ハカイザーをブルーンがセンタイギアによる能力で足止めする。
電池切れを起こしたハカイザーのマスクが外れて正体を知るジュランたち。
予想通り、介人のお父さんだった。
ありがちな展開だけど、きっとそこに何か意味や価値が仕込まれているのでしょう。
筆者の感
いつもお笑いコスプレ回な『ゼンカイジャー』。
珍しいアングルなどで面白く見せつつも、しんみり味わいを組み込んでいた。
ハカイザーは介人のお父さんようだけど、データ化され作り出された姿であり、本物ではないのではないかしら?? と筆者は思っています。
介人のようなテンションの真っすぐで陽気な性格。
ステイシーはトジテンド側の存在としてだから、ハカイザーの「一緒に頑張ろう」的なのん気な言葉も受け入れられるのでしょうね。
一番人間らしいステイシーの苦悩と葛藤と学びがこのハチャメチャな『ゼンカイジャー』を支え、リアルさ、味わいを出してくれている。
物語として成立させているようですね。
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