ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

ネタ盛り過ぎ披露出来ず『機界戦隊ゼンカイジャー』第29カイ!感想

テニス回。

これも想いが込めに込め過ぎた盛り沢山回となりました。

盛り過ぎ。詰め過ぎ。アイディア湧き過ぎて…。
テンコ盛り過ぎで溢れてしまった感じ。

「テニス」というテーマにこれほどまでにネタがあったとは…。
驚き新発見!?

特に残念だったのは、ジュランたちが特訓をしているシーンが分割画面でチラと流されただけであった。
ココ、面白かっただろうに!!
もったいなかったです。

確かに物語は繋がるように編集仕上げられていますが、その特訓がサラリと短過ぎて、物語の厚みや深みが無くなってしまった。

尺が入らなかったからカットされてしまったのでしょうが。
それならば、初めはテニス素人で下手だった。
チャラけていた。真剣味に欠けている、というシーンがむしろなくてよかったかなと思います。

 

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出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第29カイ!  より

 

これまた面白くもステキなデザインのテニスワルド。

傑作の逸品ではないでしょうか。

 

 

2021年 9月26日放送 

『機界戦隊ゼンカイジャー 』第29カイ!

「王子のねらい、知ってるかい?」

 

監督   加藤弘之

 

 

 

やっちゃんも女

やっちゃんとマジ―ヌがスイーツデートしていた。
介人たちに「内緒だよ」と。

次のシーンで明らかになるが、介人は配達の仕事中。
ジュランたちも店番中。

 

女どもは男性陣が働いている日中「いいモン」を内緒で食べている、という…。
よくある出来事。

しかし、現代では自由な働き方となっている。
平日の日中、一斉に働くとは限らないし、各自の役割を担っていれば別に構わない事。

きっと脚本や製作者はそれはそれとして、一つのネタとして組み込まれたシーンなのでしょう。

 

 

可哀想なステイシー

ステイシーは介人の前に現れた。
決着をつけようと。

しかし介人はのん気にも「配達中だから」と邪険に断る。

変身するステイシーに介人は、仕方なく相手をすることにする。

その時、何故か背が隠れる程度の塀に隠れて変身。
ゼンカイザーとなって、その塀にヒョイと乗って姿を現し飛び降りる。

 

単にそのシーンがやりたかったのでしょう。

 

駆けつけたジュランたち。
ステイシー1人を4人で取り囲んで。

 

マジーヌがやって来た。
やっちゃんがテニスボールにされてしまった。

(やっちゃんがテニスワルドに襲われそうになった時「チェンジゼンカイ」のポーズをしたものの、ギアトリンガーがなかった…というシーン。おもしろかった)

 

が、やっちゃんがボールにされたと聞き、アッサリ戦いを止め寄って来る。

 

ステイシーにとっても、やっちゃんは大切な存在だけども、4人で相手しておきながら中断するサマもステイシーをコケにしているみたいで…。

筆者は快くありませんでした。

 

 

 

改善の余地アリ

スーパー戦隊シリーズ定番シーン。

人形キャラなどをキャストが手でもって演技させる、手芸??

 

持ってる人が動かしているに決まっている。
けれども、出来るだけそう見せないのが大事。

今回はボールという小さなものだったので、難しいところでしょう。
指が動いているのが丸映り。

これはいくら何でも、見え過ぎでしょう。
シラケてしまいます。

 

f:id:moon-tiara-action:20210928125512j:plain出典:機界戦隊ゼンカイジャー 第29カイ!  より

 

薬指など見えない指で動かせばよいのではないでしょうか。

  

 

 

中間管理職

バラシタラはボッコワウスやゲゲという上の者には従順に従っている。
が、ワルドなど下の者には偉そうで荒っぽい使い方をする。

 

ボッコワウスに報告するシーンでは、卓球のボールのようにされていた。
キカイノイドなので痛いわけではないのでしょう…。

ボッコワウスの悪さが見えるけれど、快いシーンではなかった。

 

 

わかりにくかった

そのボッコワウスとゲゲの卓球をしているようなシーン。

ゲゲの声にはまだ馴染みも少ないし、そんなに個性的な声でもない。
ゲゲだけが映っているシーンではない。
ボールの効果音も入れられている。

なので、ゲゲが喋っている、というのがわかりにくかったです。

 

 

わかりにくかった2

テニスワルドを倒す為、介人たちは練習をすることになった。

テニス初心者。
下手。
というシーンがあった。

その後には、ジュランがターンをしているシーンがあった。
のが特に目立った。
しかしそれが何故なのかわからなかった。

筆者は全て観終えてから各所につい思い出し、考えてみてわかった。

それは真剣差が足りない、という意味のシーンだったのだろうと。

 

ジュランさんがターンしている。
それはとてもオモシロイ事なだけにもっと分かり易いと良かったのに…。
残念でした。

 

 

 

残念ながらカットされた

ジュランたちは特訓シーンが画面4分割3分割でサッと流された。
一つ一つ、きっと面白く作られていたことでしょう。

ジュランさんのカッコイイシーン、もっとゆっくり観たかった。

 

声優さんたちもよくお喋りにるので、余計に聞き取るのも、理解も忙しい。

せっかくのシーン、もうちょっと見易かったらよかったのに…。
じっくり見たかったです。

 

 

ワルドもある意味

今まで登場しているワルドも、そしてテニスワルドもある意味その道のプロ、その道の魂が根付かされている…のでしょうね。
ただただ単に破壊や略奪のようなことをしているのではなく…。

 

テニスワルドはまたまた人々をテニスボールにしていた。
そこへ立ちはだかる介人たち。

テニスワルドは、そのステキな公園から、あの爆破ロケ地へ瞬間移動させた。
テニスコートが用意されていた。

 

その道を極めているプロとは、超ストイックで、ある意味盲目的で、傲慢なまでの思いを前面に押し出している…ものではないでしょうか…。
一般人には理解し難いほどの…強烈な…。

でも、極めるにはそういうのが必要でしょうし、そうなってしまうのでしょうけれど。

 

 

社会の縮図 これも定番

世の中、不正はあるもの。


審判がワルモノ側であるというのは定番。

 

ヒーロージュランは、スポーツマンシップに則り、文句言いつつも従う。
殴り掛かったりなどはしない。

 

ジュランのスマッシュ、カッコよかった!!

 

テニスワルドの打ったボールは爆発する。

ジュランたちはやられた。

 

 

 

テニス回版

介人とゾックスがダブルス。
テニスワルドは1VS2でよいと言いつつ、ちゃっかり分身する。

介人たちは爆破を受けたが、変身した。
ヒーロー番組これまた定番。

 

介人とゾックスのテニス回版の名乗り。

 

 

真打 サトシ

トジテンド側でありながら、やっちゃんの危機にサトシとして助太刀に登場。

いつもの黒と紫のイメージカラーとは違い、髪を纏め、白いテニスウェア。
色白肌にプリンスぶり。
超さわやか。

ネットを飛び越え現れた。

 

テニスアニメのようなカットの数々。

そして、テニスワルドの面が外れて吹っ飛ぶ。

後の仕上はゼンカイジャーに任せる。

 

 

お急ぎ回

ジュランたちは変身。
4分割。

ゼンカイザーはスーパーゼンカイザーに。

一気にゼンカイフィニッシュバスターを放って倒す。

 

しかし恒例のダイテニスワルド化。

ゼンカイジュウオウで出撃!!かと思いきや、テニスのラケットを持っていないので、すぐにやられてしまい合体、変身も解除。

 

マジーヌとブルーンがすぐに出撃。
マジーヌの魔法パワーでラケットを出して応戦。
空を飛び、弾丸ショット!?で撃破。

 

筆者の感想

盛り沢山なネタ。
テニスにはそんなにもネタがあったのですね。

筆者は元ネタに全く詳しくないので、あまりわかっていないのだと思います。
それでも沢山組み込まれているとはわかりました。

せっかく準備されているシーンが充分に採用されなかったのはとても残念でした。