スーパー戦隊シリーズ第22作『星獣戦隊ギンガマン』は、1998年2月~1999年2月放映された。
筆者は20年前の放送当時、初めは好きでなかったけれど、引き込まれ好きになった『ギンガマン』今はどう感じるのか?……最終章までの15話を視聴しました。
『ギンガマン』というと外せない暗黙の了解?! 秘密事項がありますね。
戦隊シリーズの中でも、屈指の名曲であり、歌唱。しかしそれについては、情報はなく、探ってもならないのです。
大人の事情とやらでしょうか?? ファンも大人として楽しむのみ。それがファン道というものでしょう……
オープニング曲は軽快で楽しくわくわく面白く、エンディングは超~癒し。聴けば聴くほど好きになりCDも買いました!!
レコーディング談によると、歌手の方がノリッノリッで快調大暴れな歌いっぷりだったようです。特に2番! ホントそうなんですよぉ。びっくり笑けるほどの衝撃です!
年末の特別編、第四十三章では、なんと!! 英語版でした。そちらもよかったですよぉ~!
今聴いても、理屈抜きにやっぱり楽しくなれるし、癒されました。
ところで、歌唱しているのは、筆者はてっきり、あの方だと思っていました。だってね、声も歌い方も。でも記憶にあるお名前と違うんですよね。希砂未 竜さん という表記。あれれ!? こういうお名前だったかなぁ?? おかしいなぁ。記憶違いかな。
調べてみると、あの方は、色んなお名前で歌われているんですね。でも、希砂未 竜さんというお名前はありませんでした。
このお名前についての情報は出て来ません。あの方と声が似ているということだけ……だそうです。
流石! 神秘的な『ギンガマン』です。歌唱者も幻想の中なんですよね。
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星獣とは星を守る神秘の獣。
ギンガマンとは、大自然の力 (アース) の優れた使い手であり、星の力、星獣の力を与えられ、戦う勇者の事。
筆者は子供の頃、大好きな『ゴレンジャー』の後番組『ジャッカー電撃対』も観たものの、似ているけど違うのについていけず、途中で観なくなった。なんと、それ以来の戦隊モノでした。ある時偶々目にした。オープニング映像。特に↓この変身シーンが、受け入れられず……
両手万歳。周りに炎が吹き出し、グルグル周りを周り、覆われて変身。
ダサいっ!! 近頃の戦隊はダサいなぁ。観る気がしませんでした。
色んな戦隊番組が続いているのは知っていたけれど、今はこれか。星獣だのギンガマン?! だのタイトルも好きではありませんでした。
マン……ウルトラマンみたい……レンジャーじゃないのかよぉ。
もうネタ切れなんだろうな……と。
見た目も好きではなかった。マスクの部分も、コスチュームの部分も。ダサいと思っていました。獣チックな姿勢、ポーズ、動き……も。
そんなチラと目にする機会を繰り返しているうちに……ちらちらじりじりと観るようになり……いつの間にか、観る事になっていました。何が気に入ったのかは記憶にはありません。(ヒュウガはすぐにイイ!と思った)
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ギンガマンというと、こちらの兄弟コンビも大事な一つの見どころ。
弟リョウマ役 前原一輝氏と兄ヒュウガ役 小川輝晃氏。
素直で純粋、でもちょっと頼りな気だった弟の成長物語。しっかり頼れる兄貴はカッコよかった! とてもイイ関係の二人。
でも、実際の兄弟って、こんなじゃないだろうから現実的ではないけれど。憧れの理想。
(それにしてもこのテント?? ヘボそうで役に立たなそうね……)
小川氏は『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャレッドをされていた方。皆にヒーローとはこうだ! と教えてくれたのではないでしょうか? 次代の宮内洋氏のような存在でしょう! かなりの力で引っ張って下さっていた! と思います。
準レギュラーには『激走戦隊カーレンジャー』レッドレーサー役の岸祐二氏も出演されていた。ブルーの恋敵役。
ギンガブルー、ゴウキ役は照英氏。この後ブレイクされるんですよね。この物語の中でも、物凄く優しいキャラでした。超ステキー!!
ギンガグリーン、ハヤテ (サブリーダー) 役の末吉宏司氏も声もよくってカッコイイ。キザキャラだけど意外と愛嬌もあるんですよね。
ギンガイエロー、ヒカル役 高橋伸顕氏は、真っ直ぐキャラ。この方の主役回、幾つもいいお話がありました。
ギンガピンク、サヤ役 宮澤寿梨氏。筆者、数カ月前にも夢に見ました。戦隊シリーズでトップクラスの美少女!
前原氏は、リョウマのように、真っ直ぐ純粋な感じの方のように思えます。一生懸命で、愛嬌あって、周りとの調和も取れて……皆それぞれがキャラいいけれど、この方がやっぱり主役として中心にいる。だからよかったんだろうなと思います。
『ギンガマン』のキャストさんたちは、正直言って、あまり……うまい、いかにも役者さんって感じではないんですよね……なので、初めは特にそれが気になるんです。
役者さんは、声が大きく出る。滑らかな声。も大事な資質かなと思います。そうでないと、そこで既にシンドイ。負担を上乗せしてやる事になる。そして、セリフまわしや声色のコントロールもしにくい状態。伝わり難いことになる。
演じる上でのセンスも大事だけど、その辺も一つのポイントかなぁと思います。
でも、ギンガマンのキャストさんたちは、もの凄く一生懸命な感じ、純粋な感じが、役や物語にとてもマッチしていていた! 独特の世界感をよりよいものにしていたと思います。
元チェッカーズの高杢禎彦氏(準レギュラー)と、ギンガグリーン。
スーツアクターは、ルパンブルー役の竹内康博氏。凄いですよね! この時、既にメインキャラ。今尚バリバリご活躍!! 凄いっ!!
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闇商人ビズネラ。何だか……この傾き具合が……
ゴーカイレッドに似て見えるのは筆者だけ??
スーツアクターは福沢博文氏。現代のアクション監督さんです。
因みに (たぶんですが) 別の回では通行人役で出てらっしゃいました。嬉し楽しそうでした。
ギンガマンに捕えられる。(実は罠)
血気盛んな少年のギンガイエローは、ゴーシュ・ル・メロウ役の蜂須賀祐一氏です。(双子のご兄弟は悪役)
ギンガレッドも、ずぅっとご活躍されている高岩成二氏です。
ギンガブルーは、力強い役柄の岡元次郎氏。(仮面ライダーレンゲル)
ギンガピンクのスターツアクターさんは、中川素州氏 男性です。
細い脚……内股。顔の角度や動き方も女の子らしい演技。筆者は当時、てっきり女性だと思っていました。
皆さん何だかお若い感じがしますね。
雑兵ヤートット。
動きもお笑いみたいです。声も、セリフも。この出で立ち(顔)なのに色んな普通の服を着たりします。ファッション変化も見どころ。ダサいんだけど、愛嬌あって、面白いんです。筆者は、このヤートットも夢に出て来るんですよ……
このような雑兵役、ヒーロー役のスーツアクターさんも皆さん、多少なりともされてきていると思いますが、このちょっとおマヌケなヤートットをなんと?!
4~5年後にコレをやられる方がされていたらしいです。
『仮面ライダー剣』仮面ライダーカリスのスーツアクター伊藤慎氏です。
ヤートットはいっぱいいらっしゃるのでサッパリどれかは、わかりません……
それから、ヒュウガ役の小川氏も偶に入ってらしたそうですよ! ビックリですね!
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知恵の樹・モーク ギンガマンと心の声で話が出来る。
ギンガマンたちの武器を強化する為にエネルギーを使い果たし、枯れて消えてしまった。枝豆のような種が残っていた。 この枯れていく感じがとても悲しかった……
エンディング映像では、ギンガマンが馬に乗ってます。
物語の中にもあったらよかったのにね。でも、大変ですね馬の扱いが。
戦いの後のこの癒しの音楽と、広大な土地を馬で駆ける映像。気分が爽快! 超爽やか!
癒され、心洗われるような気分になるんです。当時も日曜朝からそうだったのかもしれませんね……
BGMもクラシック調で壮大でよかったです!!
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これは最終回で敵ボスのゼイハブ船長を撃破したところ。
カッコイイですねー!
ギンガマンは獣のポーズなので、中腰、スクワットのような体勢。走るときも。
太もも鍛えられそうですね。
列をなして走ったり、特徴のある動き。
変身前のキャストさんも走るところが多かったように思います。
最後のシーン。エンディング曲と共に。この後、一人ずつ笑顔で走る映像が順に流れる。
皆さん、イイ笑顔!! 筆者ふと気づくと同じような笑顔をしていたんです! びっくり!
笑顔は、人を本当に笑顔にするんですね!
本当にホッコリ! 幸せな気持ちになりました。
記念写真のようなキャストさんたちのこの画像、当時、好きだった。
今回見終えてみて……やっぱり好きですね。ずっと見ていたい感じ……他の作品とは違った独特の感じがあるんですよねぇ……不思議です。
ただの一般視聴者ですが、大切な思い出の1ページなんです。
オマケ~
これ↑↓らはCDのCM映像一片です。