前話はとても切なく心痛かったし、今話もまた……涙ボロボロでした。
しっかりした脇役陣の皆さんと、メインの若手俳優さんたち皆さんもどんどん上達されており、時間を忘れ、どっぷり物語に浸っています。話もよくわかりますし、興味津々です!やっぱり『ブレイド』は面白いです!
14年前は、橘さんってスカッとしないなぁ……とあまり好きな役柄ではありませんでした……が、最も人らしい、味ある役ですよね。
当たり前に何故かサラリと強くてカッコイイ役ではありませんが、物語の中心人物だったんですねぇ。
『仮面ライダー剣』第10話
「操られた戦士」
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橘さんは伊坂の語りかけに目覚める。
「俺が治療した。戦える」(セリフ類は要約)
アンデッドが現れ、ギャレンに変身する。
戦いも素早く、強い。
融合指数は標準を越え高い。
アンデッドは分身し、本体は逃げてしまう。
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(ところで、放送事故!?
映ってはいけない物が映っていました)
(この剣崎君と広瀬さんの頭上部分。写真ではイマイチ何だかわかりませんが、家セットの天井がない部分だと思われます)
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剣崎君と共に虎太郎君の家へやって来て、戦いのデータを広瀬さんに解析の指示を出す。
スッカリ以前のように立派な先輩の姿に、剣崎君は純粋に喜んでいた。「一人で戦うのはちょっと心細かったんです」
しかし橘さんは、終始都合の悪いことには答えず生返事だった。
剣崎君は (剣道?) 練習をしたり張り切っている様子。
(アンデッドと書いた紙を貼り付けてある……)
広瀬さんと虎太郎君は、橘さんの様子に不信感を抱いている。
(息抜きのつもりか、ヘンテコ冗談なシーンチラチラと挟まれていた。意味不明。余計な事。要らない。残念)
始さんに助けられたミュージシャンの仁は、またチンピラに絡まれると困るので「ボディーガードしてくれよ。何でも頼みをきくからさぁ」
始さん「本当か?」
アンデッドが現れる。
ギャレンは住宅街を通り抜け急行する。
ブレイドには「手を出すな! 試したいんだ!」
そして無事、封印。軽快な戦いっぷりだった。
剣崎君も嬉しそう。戦いを生中継で観ていた広瀬さんと虎太郎君も、一安心していた。
剣崎君「どうやって恐怖心を?」
橘さん「……自然さ。考えるほどの事ではなかった」
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ハカランダ(天音ちゃんのお母さんのお店) に仁が客として来ていた。「美味しかったので常連になりますよ! 何か困った事はないですか?」
店の外、車の中には始さんが待っていた。
仁「二人元気だったよ。どういう関係なんだ?」
始さん、安心する。
「あの二人の大切な人が俺の戦いに巻き込まれて死んだ。
俺には分からなかったあの男の気持ちが。生あるものが朽ち果てる時、口惜しさに胸がいっぱいになるだろう。なぜ他人の事を考える?」
仁「そりゃあ考えるさ。娘に会いたい。妻に会いたいってさ」
始さん「俺にはわからないからこの家に来た」
(悲しげなギターのBGMの相乗効果も加わって、涙ボロボロでした。ベタな話かもしれませんが。筆者も大人になりました。自分もきっとそう想うだろうと想像出来るようになりました)
虎太郎君がやって来て見つかるが、車は慌てて去って行く。
天音ちゃんは話を聞き、喜ぶ。
お母さん「始さん、元気そうだった?」
虎太郎君「親しくしちゃダメだ! あいつは……」天音ちゃんが懐き、楽しそうに過ごしていた日の事を想い出し……言えない。
橘さんは、元気になり、優しく彼女を食事に誘う。
彼女の小夜子さんは、不審に思いつつ……出かける。
ふと、橘さんの髪についた、植物の干からびたような物がついているのを見つける。
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伊坂は、剣崎君と広瀬さんの前に現れた。
「君と話がしたいと思って来た。もっと強くなりたいと思わないか? お前ならもっと強くなれる。私の治療が正しいことはギャレンで実証済みだ」
剣崎君「!?橘さんに何をっ!?」
伊坂「いいじゃないか。本人が喜んでいるんだ。君は血気盛んだな。痛い目に合わさないと人の話を聞かないようだな」
剣崎君「お前は人じゃない! アンデッドだろ!」
伊坂の正体を現す。
戦う。
広瀬さん、近くで応援!
ピーコックアンデッド(伊坂)は心の声で橘さんに
「キサマの身体はもう溶液がないと耐えられない身体になっている。さあ来い。私の仕事を手伝え」
彼女をバイクの後ろに乗せ走っていた橘さんの表情は一変。道の真ん中で止め「降りろっ!!」行ってしまう。
彼女は診療所に戻り、あの植物の干からびたような物を見つめる……