ブレイドKフォームの新たな技、お披露目。
剣崎君の不審で凶暴な行動はその後も現れる。始さん、睦月君もおかしくなり襲い出す。しかし平常時、皆で集結し相談。そんな時、始さんがジョーカーに戻ってしまう。ブレイドは封印する覚悟が出来ていると言いつつ出来ずにいた。そこへティターンも乱入する。
↓ はオープニング映像の1シーン。前方の黒っぽい部分は握りこぶし。ブレイドがパンチをし、ヒビが入ったところ。
『仮面ライダー剣』第44話
「フォーカード」
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前話では、ティターンの毒を受け、剣崎君と橘さんの様子がおかしくなり、始さんや睦月君を襲った。対決が始まり、Wカリスの技でブレイドKフォームは腕に怪我をしたったのだった。
しかし流石のブレイド逆に追い詰めた。
そして剣を納め、変身を解く。
「もう止そう。俺にはお前を傷つける理由はない」(セリフ類は要約)
始 「今のお前たちからアンデッドの気配は感じられない。しかし毒が少なかったから一時的に治まっているのかもしれない」
虎太郎君宅では、剣崎君は栞さんに手当てをしてもらっていた。
始さんは剣崎君に付きまとい、座り込んで見張っている。
剣崎「俺たち結構深い付き合いして来たと思うんだけど。寂しい事言うなよ」
始 「気色悪い事言うな。俺は納得できるまでお前から離れない」
剣崎「どっちが気色悪いんだよ」
虎太郎君は分け隔てなくお手製の牛乳プリンを出してくれる。(嬉しそうな始さん。会釈もした)が、
剣崎「こんな奴にやることない」と始さんの分を食べてしまう。
剣崎君と虎太郎君は、スーパーに買い出しに来ていた。それも尾行している始さん。
虎太郎「始の気持ちもわかるよ。じゃあ襲ったのは誰なのか?って」
苛立つ剣崎君。始さんの前に行き、再び言うが、見張りをやめない言われ、スーパーの袋からレモンを取り出し始さんの顔に握りつぶして汁をかけ!? 逃走する。
怯んだ後追いかけた始さん。剣崎君は公園のベンチでりんごでじゃぐリングをていた。
始さんが文句を言うと剣崎君はスーパーの袋からお鍋を取り出し、自分の頭を叩き出した。鍋がベコベコに凹むとニヤリと不気味にカワイイ??笑み。突然襲い掛かる。が、始さんは手を掴んで阻止。その時、手には怪我の包帯がなかった。
一方、睦月君も橘さんに付きまとっていた。が橘さんも怒って走り去ってしまう。
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剣崎君と虎太郎君は買い物の帰り道、どうやったら疑いが晴れるか相談していた。すると始さんに出くわす。始さんは不気味コワイ笑みで突然メリケンサックで殴りつけた。そして一瞬で逃走。
怒った剣崎君の後ろに始さん。
剣崎「おいっ始っ!! いくらなんでもやり過ぎだろ!!」
始 「これがヤツの狙いなんだ」
橘さんの前にはレンゲルが現れ襲い掛かった。しかし危機一髪で橘さんがかわすと、川の中に落ちて消えた。
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虎太郎君宅。
始さんはカーテンを閉めた。ライダー4人と栞さん。
始 「あのアンデッドは、毒と姿を自在に変える能力がある。恐らく、二体のアンデッドが人工的に合成されている」
橘 「それなら説明がつく」
剣崎 「この中に偽物がいるかもしれない。俺はこの怪我が証拠だ」
睦月 「俺は皆さんに迷惑ばかりかけて……こんな時にも恩返しも出来ない。俺がライダーでいいのかなぁって……」
剣崎 「うん。間違いない睦月だ」
橘 「俺だって同じだ。伊坂に騙されトライアルBに騙され……こんな情けない俺は大切な人を失ったこともある」
剣崎 「橘さんだ」
栞 「間違いないわね」
剣崎 「広瀬さん(栞)と虎太郎……」
栞 「何よ!! 私は私よ!!」怒ってイスを振りかざす。
剣崎 「ほ本物だ」
その時、虎太郎君が大量の牛乳を運び、部屋に入ってくる。口の周りに跡をつけ……
剣崎 「本物だ。ところで始、お前が偽物じゃないだろうな?」
始 「俺を疑うのか!?」
剣崎 「お前だっておもっきり俺を疑ってたじゃないか」
始、苦しみ出す。ジョーカーに?!
虎太郎「こんな時に?!」
剣崎 「これは本当の始です!!」
始さんは飛び出して行った。皆で追いかける。
橘 「やはりジョーカーの力が残っていたんだな。完全にジョーカーになった時には」
剣崎 「はい。覚悟は出来ています。俺の手を倒します」
始さんはハカランダに戻り、水をがぶ飲み。心配する天音ちゃん。
始 「寄るな!! 俺に近づくなあ……」そして飛び出して行った。
河川敷では、始さんが苦しんでいた。
剣崎「ジョーカーの力、封印したんじゃなかったのか?!」
遂にジョーカーに戻ってしまう。
橘 「無駄だ!! 奴はもはや人間ではない」
剣崎「やるしかないのか……」
(ジョーカーの触覚? なびいている……リアル……キモチワルイよぉ……)
遂にギャレンとレンゲルが押さえ込んだ。
ギャレン「やれ!! とどめを刺すんだ!! 」
ブレイド「ダメだ俺には出来ない……」
ギャレン「チャンスは今しかない!!」(超必死なギャレン)
ブレイドは剣を振り下ろす!!が ギリギリで止めてしまう。
「やっぱり俺には出来ない」
するとティターンが飛び出してきた!!
ギャレン「引っかかったな。ジョーカーが勝ち残れば全てが滅びる。お前も封印したいはずだからな」
始 「芝居だったんだ。お前を誘い出す為の。少々苦労したがな」
実は、虎太郎君宅へ集結するシーンの前には、始さんが剣崎君のケータイを借りるところと橘さんと睦月君がケータイを観て驚くシーンがあった。しかしその内容は視聴者にはわからずに進行していた。
どうりで集結しての会話シーンもクサくヘンだったわけだ。『ブレイド』はヘンな時があるので、筆者は、またそれか……と思っていた。この終盤においてまたか……と。ガックリと苛立ちと。
分かり辛い設定や表現、人物像、口調の統一感のブレなどが多いので……かつて放送当時、今より理解力、想像力も乏しかったのでとても分かり辛く、不快感も大きかったのだった……
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逃げるティターンの後を追い場所は移った。
すると天音ちゃんが泣いていた。「始さんがいなくなった。探しに来たらバケモノがいた」
ブレイドは帰るに言う。が不審に思ったカリスが攻撃。ティターンだった。
敵対してきた4人が並び立っている。ブレイドはKフォームとなり、3人の6のカードの協力を得て ‘フォーカード’ の技を繰り出した。
ティターンにはバックルが2つある。
ギャレンとレンゲルはカードに封印した。
ギャレン「残るは一体と……」
ハカランダでは
剣崎「お前、役者になれるよ!!」
始 「そういえば俺の目にレモン汁をかけてくれたな」
剣崎「いや、あれはアンデッド。アンデッドが変身してたんだ」
始 「嘘つけ」と仕返し。
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天王路の元には
研究員「ティターンが倒されました」
天王路「別に構わんさ。アンデッドは皆滅びるのだ。最後に残るのは究極の一体のみ。その時私は神の声を聴くのだ」
懐から取り出したカード。