いつも前話の終わり、少し重なって始まるけれど、どういう流れの続きがわからず……戸惑いと驚き。何と!? まさか?! の18話がありませんでした。ショックの中、仕方なく観た19話。
しかし待ったなしの勢いでどんどん進行する話。
そして筆者が知る特撮ヒーロー番組の中で、最高の名シーンがありました!! 吹き替えもされていると思いますが、上手く繋がっており、瞬きする間もないほど素早く滑らかで華麗なアクション。ドキドキわくわく!! 瞬くしたくなかったです。凄い!! カッコよかったー!!
凄い高度なアクションをされる方も他にもおられることでしょう。そんなスゴ技シーンは他にもあるでしょうけれど、この『ブレイド』全体は、物語作品として、人物の物語として面白い。そして今話のアクション一連は本当に魅せられました。よかったです!!
最後の方は、また涙もちょちょぎれました。
これは ↓ オープニング映像、天野浩成さんの紹介シーンの後、切り替わる瞬間です。
『仮面ライダー剣』第18話「暗黒を征す者」
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アンデッド複数とレンゲル(睦月君)、ブレイド、カリスが戦っていた。
ブレイドの攻撃で睦月君は変身が解ける。転がり落ちた変身バックルを取り桐生さんが変身する。
レンゲル(桐生さん)は、地面に倒れているカリスのハートの顔をこの棒の先でガンガンガンガン、上から突き刺すように突く。「人間の臭いがするぞ。人間に魂を売り腑抜けになったようだな」(エコーがかかっている。スパイダーアンデッドが喋っているということだろう)
(珍しい攻撃じゃないかしら? エグイです!……)
レンゲルはサッサと去って行く。
一人川辺に立ち、変身を解く。「俺は最強の力を手に入れた。俺が最強のライダーだ」
虎太郎君宅では、皆で話し合っていた。
広瀬さん「桐生さんならあのベルトを使いこなせるんじゃないかしら? とても意志の強い人だし」
橘さん「無理だ。もう昔の桐生さんじゃない」
剣崎君「お願いです。説得してもらえませんか!?」
遥香さんから電話。始さんが倒れた。
家に行ってみると、始さんはうなされていた。そして飛び起きると、看病していた天音ちゃんに掴みかかり、恐ろしい顔で睨んだ。剣崎君と虎太郎君で抑え込む。
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橘さんは桐生さんの説得に来ていた。「あのベルトは邪悪です。返してください」
桐生さん「俺と戦え!」
橘さん「あなたの正義はどうなったんですか!?」
桐生さん「正義なんてのは言い訳だ。どうでもよくなった。力が振るいたくなったんだよ!!」
「戦え! ギャレンとなって戦え!」
桐生さんが去った後、
剣崎君「俺……本当の声が聞こえた気がしたんです。助けてくれって」
(確かに最後の台詞は違った感じだった。人間っぽかった)
睦月君は自宅の家中を憑りつかれたように変身バックルを探していた。
両親には「俺を暗闇に閉じ込めておきたいから隠しただろ!?」
睦月君は虎太郎君宅へ忍び込みギャレンの変身バックルを盗む。
(やっぱりこの部屋には外があるようです)
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橘さんと剣崎君は睦月君を見つけ追いかける。(橘さんの必死感が出ていました!)
(バイク2台で追いかけるのは、スピードはなくてもリアルに怖かったです。橘さんの襟足には髪がありません。運転シーンはヘルメットの前の部分が黒い)
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しかし、睦月君には線路を横切り電車に遮られ逃げられてしまう。
睦月君はレンゲル(桐生)の前にやって来た。「レンゲルのベルトを返してくれよぉ…これあげるからさ」
レンゲル「ギャレンのベルトを使えるのはただ一人…」
剣崎君登場、変身。
レンゲル「まずはキサマから倒してやる」
戦いながら、ブレイドとレンゲルは橘さんに戦うよう呼びかける。
「俺に出来るのか? 今の俺に……」橘さんは想い出していた。
桐生さんがギャレンの変身 (実験か練習) 出来ず、変身の映像に弾き飛ばされ大怪我をした。
桐生「俺の代わりに戦ってくれ。お前なら出来る」
「お前なら出来る」
橘さんは決意し、アンデッドの中に飛び込んで行き素手で応戦。変身バックルを掴み取る! 飛び降りながら変身!
素早さと力強さ。滑らかさ。圧倒した!!
(これは跳び上がって上を飛び越えながら撃っている)
レンゲルは吹っ飛ぶ。
決意からのアクション。変身してからのアクション。息つく間もない。瞬きする間もない。したくない緊迫感とスリリング。カッコ良さとワクワク感、活躍の喜び……凄かったです!!!! ご紹介したいけれど、写真じゃ表せません。一連が素晴らしかったです!!
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ヨロヨロと逃げ去ったレンゲルは変身が解けた。落ちた変身バックルを拾う睦月君。桐生さんから無数のクモの子 (スパイダーエースアンデッドの化身か?) が睦月君に移動する。睦月君が変身。(初のポーズ付き変身。無表情ながら力強くなった)
アンデッドが現れ、桐生さんは襲われる。ギャレンとブレイドが来る。
ギャレンが一体を押さえている間にブレイドは三体を封印する。そして一体も封印する。
桐生さん「何てツラしてんだ。情けねぇ……昔からお前に言いたいことがあったんだ」
橘さん「はい」
桐生さん「もっとバカになれ。真面目過ぎるんだよ。つまんねえヤツだな」
「俺は結局お前に勝てなかったんだな。仮面ライダーになりたかったよ。ライダーに……」
桐生さんは、地面に倒れたまま手を橘さんの手の上に乗せ息を引き取った。光が射した。
レンゲルはそれを見つめていた。