物語は新たな局面へ。真の黒幕は天王路か?
1万年前のバトルファイトとはどういうものだったのか? 現代のバトルファイトは?! 天王路の企みとは一体何なのか? 新たな上級アンデッド、その動向は? タイガーアンデッド城光の考えは? 睦月君の心は?
『仮面ライダー剣』第41話
「強くなりたい」
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1万年前のバトルファイト。
タイガーアンデッド「勝利の証として敗者を封印せよ! マスター!」 (セリフ類は要約)
天空に現れた捻じれた物体。
その捻じれが平らになり、敗者は封印され、カードが落ちて来る。
天王路「広瀬君、君の実験は無駄にはならん。神にも作れぬものを我々が誕生させる」(独り言)
虎太郎君宅では、相談、意見が交わされていた。
橘 「トライアルBの見せたデータでは、ジョーカーが勝ち残れば世界が滅びるというのは嘘ではないと思う」
剣崎 「広瀬さんだってお父さんの大切な思い出が犠牲になったんです。何も失わずに勝てると思っていません」
虎太郎「睦月のカテゴリーエースはまだ完全に封印されていないんじゃ? 天王寺って人は関係ないの?」
橘 「封印を解いた責任をとって辞めている」
剣崎 「俺が入った時はもういなかった。俺や睦月のことは知らないと思う」
橘さんと剣崎君は睦月君に会いに向かう。
ハカランダには、睦月君の彼女、望美ちゃんが尋ねに来ていた。天音ちゃんは始さんに口止めされていたが睦月君の居場所を教える。
城光は睦月君の店を出て行こうとする。「お前には興味が無くなった。今まで観察していた。カテゴリーエースなのか、人気なのか。お前は甘過ぎる。不安定過ぎる。アンデッドではない」
睦月「俺は一体化している」
城光「倒す価値もない」
睦月君は襲い掛かるが蹴散らされる。
望美、忍び込んで覗いている。
睦月「俺は強くなるんだ」
城光「何の為に?」
睦月「理由なんかいるか」
望美ちゃんは飛び出して「睦月らしくないよ! ねぇお弁当食べない? 部活の後いつも美味しいって……」
振り払い、睦月は城光を追って行く。
追いかけてくる望美ちゃんを閉じ込める。しかし、ドアにモップの柄をかけただけ。望美ちゃんは体当たりを繰り返し出て追いかける。
(笑っちゃう。何と中途半端な……それが、甘さであり、優しさなのですね)
城光は街でアンデッドを感じる。が、そこへ剣崎君と橘さんがバイクで通りかかる。
城光「チッ! 邪魔な奴ら」
ブレイドとギャレンは変身し飛びかかる。城光も瞬時に変身。
タイガーアンデッド「やめろ! お前らと戦うのは後だ!」
ブレイドはJフォームになるが
なんと! タイガーアンデッドは飛びかかり、上に乗っかった! そのまま落ち、変身は解ける。
ギャレンも歯が立たなかった。
睦月「俺の獲物だ!」 変身しようとすると、
望美ちゃんが来た。変身をやめる。
橘「お前には邪悪な心があるが完全に支配されているわけではないんじゃないか?」
睦月君はつき倒し(橘さんは石の階段でひっくり返って危なかった)
レンゲル変身。首を振って雄たけびを上げる。望美ちゃんは悲鳴を上げて逃げる。
橘「剣崎お前はさっきのアンデッドを追え。コイツは俺が」
ギャレンは変身し更にJフォームになった。
「睦月、強くなったな。だが、これ以上暴れさせない」
(カッコイイ~!! が……技が利かなかった……)
橘さんは変身が解け倒れて、レンゲルは居なくなっていた……一人引っくり返っている橘さん……
(せっかくのセリフも、かえって情けなくなるじゃないかぁ……)
虎太郎君は出版社に来ていた。
しかし全く相手にされない。
編集長(顔田顔彦さん)「仮面ライダーっていうのがいるのは知ってるよ。でも上から取り上げるなって言われてるんだ」
虎太郎「それって天王路って人?」
部屋の皆、ビビった様子。
編集長「生きていたかったらな、二度とその名を口にするな。探ったやつが消えてるんだ」
城光は、ギラファアンデッド/金居(窪寺昭さん)を見つけた。
金居 「俺と組め」
タイガー「最後の一匹まで戦うのだ!」
ギラファ「誰が決めた?」
タイガー「我々を作った統制者だ。支配者を決める」
ギラファ「正式戦いならな。これは偽物だ」
(金居役の窪寺昭さんは、2003年10月~1年間放送された実写版『美少女戦士セーラームーン』でクンツァイト役をされていました)
剣崎君がバイクで到着。変身。
が…… 陸橋下で見つけたのに、上がって来てから変身。変身の映像がギラファのすぐ近くだったので、映像を突っ切る瞬間に壊されてしまった。もちろん変身出来ずに吹っ飛んだ。
(お話も盛り上がっているのでツッコミたくないんだけどねぇ。何かと都合があるのもわかるけどね……)
強いタイガーを倒したギラファ。タイガーのバックルは開いた。
ギラファ「お前も気づいていたはずだ。倒しても何も起こらない。かつての封印の石は現れたか? 現代のバトルファイトで封印出来るのはライダーとジョーカーだけだ。これは人間が仕組んだのだ」 金居は去る。
タイガーはガックリしゅんとしている。
睦月が駆けつけ「コイツに手を出すな」
剣崎「アンデッドを庇うのか?」
睦月「コイツを封印するのは俺だ」
城光「なぜ封印しない」
睦月「……俺は弱いのか?」
城光「お前の中には光がある。あの子を近づけまいとしたのはそのためだ」
睦月「そんなものがあったら強くなれない」
城光「それは何だ?」
(望美ちゃんが持って来たオニギリ弁当の入ったカバン)
睦月「思わず持って来てしまった。食うか?」
城光「こんなもの食べたことない。うまい」
睦月「何だかアイツのうまいんだ」
突然立ち上がった城光、グーで殴って姿を消す。
(殴る角度と倒れ方が不自然……)
城光は、天王路のところに忍び込んだ。何かの気配を感じた。
変わったアンデットのようなものが出現する。
(洗濯のりのようなものがドロドロ垂れている……)
天王路「ティターン、お前の目的はライダーを滅ぼすこと。
アンデッドポィズンがアンデッドを活性化させ、ライダーの中のアンデッドが勝り自滅する」
城光 「ライダーはお前らが作ったんだろ!?」
天王路「彼らの役目は終わった。君の観たいモノはある。来たまえ」
睦月が城光を探しに来た。がその前にティターンが現れる。
城光の目の前に、あの封印の石があった。