『仮面ライダージオウ』で主演 常盤ソウゴを演じた奥野 壮さん。生まれ育った大阪府寝屋川市に今年も凱旋! 寝屋川市にとってもヒーロー。“ 寝屋川市芸術祭 ” のスペシャルゲストとして出演。昨年は『ジオウ』が始まって放送10話ほどの時点でトークでしたが。今年はやり遂げた後の姿となりました。
2019年11月 3日13時~
寝屋川市立市民会館 大ホール
「奥野 壮 スペシャルトークショー」
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客入りは6割くらいでしょうか…。ちょっと少なかったですねぇ。
前日の「ゼロワンショー」2回目は7割くらい入っていたように感じました。お子さんも あちらの方が多く、客席全体的に座られていたように感じました。
奥野さんのトークショーは、前の方に詰めて座られているように感じました。皆さん、少しでも前に座りたい。近くで観たい!という大人が多かったのかなぁと思います。女性たち、男性お一人様、子供よりも親御さんが見たくて来ていたのかなぁと…。
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「奥野 壮 スペシャルトークショー」
時間ピッタリに開演!
まずは、司会の女性登場。
“ 寝屋川文化芸術祭 ” についてのコンセプト等を極簡単に説明。
寝屋川市出身の奥野 壮さん。
司会の方が「おかえりなさい。」と言ったら、観客も「おかえりなさい」と言うよう説明がありました。
ヒーローショーのような練習はありませんでした。
司会の方はちょっと心配そうでしたが、さっそく本番。
「おかえりなさい!!」は、バッチリ。大人の声がいっぱい。
やっぱり、大人たちのやる気、見たい気持ち!ってことでしょう。
奥野さん登場!
去年は赤いカジュアルなスーツ、テレビで見るよりかなりの茶髪でした。
今回は全身白。白いズボンに白いシャツ。オフホワイトな…あれは何というんだろうか、もう一枚上に着てらっしゃいました。
髪は、こげ茶っぽい感じ。
前髪が長くて目との境目が分かりにくい。なので表情も分かりにくかったです。
トークショーは、トークショーというよりも、ただのだだただ質問コーナーといった感じでした。
※トークショーの模様は、メモも取っていませんので、質問やトークの順、言葉尻等が多少違うと思います。ご了承くださいませ。
質問と奥野さんの解答
司会:地元、寝屋川に帰って来た感想は?
奥野:
特にないですねぇ…。
今日電車出来て、車で通学路を通って来ました。
司会:文化の良さとは何でしょうか?
奥野:
う~ん…難しいですねぇ……
僕は11年バレエをやっていたんですけど、バレエは芸術なんです。
司会:
ではバレエの良いところは何でしょう?
奥野:
フィギュアスケートとかはスポーツ。芸術って呼べるものはそんなにないと思うんですよ。バレエは身体を使って表現する芸術です。
司会:
素晴らしいですね!
私もバレエをやっていたんですけれど、奥野さんはまだ19歳でしょ……私は10代の頃そんな風に答えられませんでした。
司会:
これから やりたいこと、やってみたいことはありますか?
奥野:
バレエです。辞めて4年くらいなんですけど、またやりたいなと…。まだやってないんですけど、身体づくりを始めています。
ゴルフもやってみたいです。年上の方とのつながりが出来たりして世界が広がるので。
司会:人生でつらかったことは何ですか?
奥野:
バレエで挫折したことです。
あ、僕 結構うまいんですよ。でも、…もっと上もいる……体格とか……〇×▽◇モゴモゴ……
(ちょっと声が小さなくなっていく)
一番には なれないなと思って…辞めたくなって……辞めてしまったんですけど…。
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奥野さんの母校、高校1年生の男女の生徒さんが登場。自己紹介の後、質問。
後輩からの質問
Q:高校の思い出はなんですか?
奥野:
ない。
普通に、体育祭とか一生懸命やってたかなぁ。
Q:俳優になったきっかけはなんですか?
奥野:
ジュノンボーイです。父親が応募しました。
Q:
これからどんな役がやってみたいですか?
奥野:
雑誌の取材とかで よく聞かれるんだけど、何でもやってみたいです。悪役とか、それこそ普通の人とか、舞台とかもやってみたいです。
Q:どんな俳優さんになりたいですか?
奥野:どんな役でも出来るようになりたいです。
司会:何か努力をされていることはありますか?
奥野:
特にないけど、その時その時の役を一生懸命やるようにしています。
奥野さんから後輩たちに質問
奥野:
彼氏彼女いるの? どこでデートしてる? どうやって誘うの?
後輩男子:
行きたい日にまず空いているか聞いてから誘います。
奥野:勉強なります!
後輩女子:
日が合わなくてまだ言っていません。
後輩さんたちは、この後 客席に降りて質問コーナーのマイクを渡す係としてお手伝いされました。
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観客の質問コーナー
Q:初恋はいつですか?
奥野:
えぇ?いつだったかなぁ…。
って知ってる。幼稚園のとき。
Q:客席を キュン! とさせてください。
奥野:
えぇ!?……当てるんじゃなかったよぉ…。
それ質問じゃないじゃん。
台本とかないのぉ?…(と立ち上がり)
客席全体ではなくその質問をした女性に向かって、
奥野:(大阪弁で)
俺と付き合ってくれへん?
(質問者大盛り上がり)
司会:関西弁は普段使われますか?
奥野:
関西の人と喋るときは出ます。友達と話すときとか。
司会:
では、これからは関西弁で話しましょう。
(関西弁で)ほな、次の質問の方。
(しかし、次の質問者の後は元に戻っていた。奥野さんは、去年は ほぼ関西弁で話していたけれど、今回は関西なまりが時々出るだけで標準語でした。)
Q:仮面ライダーにどうやったらなれますか?
奥野:
お父さんとお母さんのいうことを聞いて、自分のやりたいことを一生懸命やっていたらなれます。いつかきっとなれます。
Q:
仮面ライダー全部見たんですけど、一番難しかったことはなんですか?
奥野:
演じることで?
キバ。
(筆者は、ちょっと聞き取りにくかったです。遅れて思いついたのが、木場でした。木場…木場?そんな人出てたっけなぁと。キバ編と言ってもらえたら…ピンときたかもしれない)
奥野:
変な女の人出てたやつ。
セーラさん。初恋の人でしょ。最後死んじゃって…。
あれはどう演じたらいいのか悩みました。
筆者の余談になりますが、
あれはやっぱり難しいでしょうねぇ…。
初恋のシーンは幼少時代で演じていなくて、現実的には、知っているのはあのスゴイ女性と化してからで…。
自分の腕の中で…人が死んでしまうのを見るのは、やっぱり とても悲しいことだと思います。
女性だったらプッチンと割り切れちゃってるかもしれないけど、男性だと、自分の好きだった人はいい人だと思いたい、とか あるかもしれない…。
(男性が、女性がと言っちゃあいけない時代ですが…。一般論的には心理のシステムが違うものだもの)
恋や別れや、親しい人の死など色々経験していないと想像しがたいかもしれませんね。
またそれを視聴者に伝えるっていうのはとても難しいことでしょうねぇ。
その上、あの超…変わった悪役女性だから余計に…。共感しづらい状況ですものね…。
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質問コーナー続き、最後の質問
Q:今日は何を食べましたか?
奥野:
えー!最後の質問がそれでいいの?
おにぎり2個とサンドイッチを食べました。
司会:何味のおにぎりですか?
奥野:
マグロのたたき。別に普通でしたぁ。
司会:おにぎりは何味が好きですか?
奥野:梅干しです。
司会:甘い方と甘くない方どちらですか?
奥野:甘くない方。
司会:
皆さん、差し入れは梅干しのおにぎりがいいですよ。
(余計なことを言う。タレントさんが好きっていうとファン皆が そればっり持ってきてしまって大量になって困るんですよ。皆さん やめましょう。あなたにとってはタレントスターさんはただ一人でも、スターさんにとっては、同じことを考えるファンが多数いるのです。)
司会:
皆さんにメッセージをお願いします。
奥野:
お父さんとお母さんのいうことを聞いて、一生懸命頑張ってください。
司会:
奥野壮さんでした。ありがとうございました!
奥野さん、手を振りながらサラッと退場。
司会の方が締めの挨拶をされて終了。
筆者の感想
昨年は、当日 知人から偶々会話の中で知り、午後の用を全てキャンセルして駆けつけました。今年は早めにチェック。わくわく期待膨らませ、午前中に仕事を済ませて駆けつけました。
しかし、おもしろかったかどうかというと、おもしろくはなかったですね。率直な感想です。
とにかく、ただただ質問しているだけ。質問内容もはっきり言って しょーもないものが ほとんど。
小さいお子さんは、いいんですよ。何だか、ヒーロー役のお兄さんに質問できた!直接答えてもらえた!ってだけで素晴らしい体験、思い出となるでしょう。
いい質問は『ジオウ』で難しかったところについて尋ねた方だけだと思いました。
大きい人は、他にない質問をしてほしいですよね。でも、一般人とはそういうものなのでしょうけど…。
質問するなら、もっと奥野さんについて調べて、興味をもって尋ねてほしいですねぇ…。
昨年は、たしか45分間だったと思います。ちょっと間延びして余った感じだったからでしょうか、今回は30分でした。
短く感じました。中身の満足感もなかったので余計に。
市のイベント。商業的なイベントではないので素人作りなんですよね。
ただやっているだけ。イベントとして作られていない。
勿体ないんですよ!せっっっかく「仮面ライダー」という人類が滅亡しない限り続いていくであろうヒーロー番組の主演者が出た市。そんなラッキーな繋がりがあるというのに、ポツン。と質問コーナー30分して終わりだなんて。
せっかく来てもらっているんだから、もっと使えばいいと思うんですよ。
質問希望の手だって沢山あがっていたし(去年より多かったんじゃないかな?)、もっと皆に質問させてあげればいいと思います。
でも、筆者がちょっと心配なのは、悪質な観客がいないとは限らない。
一般質問者は事前に質問を記入し、相応しいものと数を選別し、前などの専用席に座ってもらい、さっさと回していけば、無駄な時間は短縮できるし、多くの人に参加してもらえる。質も良くなると思います。
奥野さんに当ててもらえる。というサプライズはなくなっちゃいますが…。
質問者に選ばれた人には、奥野さんと握手できるとかしてはどうかな?
司会の方 任せではなく、構成や演出する担当者が必要ではないかと思います。
一般参加者だけでなく、トークショーとして、奥野さんの活躍ぶりをもっと紹介することもされたらいいと思います。
この “ 文化芸術祭 ” では、他のイベントも多数開催されていたようです。カラオケ大会もあったようです。例えば、審査員をしてもらい、コメントをしてもらうとか。
奥野さんをよく知らない人にも知ってもらえるきっかけになる。地元のヒーローとして
もっと使い、そして皆で応援していけば、もっと盛り上がると思うんです。
奥野さんも今はまだお仕事が殺到しているってことではないかと思いますが、これからそうなったときにでも、この文化芸術祭には出なくちゃな。出たいな。毎年楽しみだ!と思ってもらえる、そんな会であったら良いなと思います。
奥野さんの印象。
去年は、風邪気味の様子で、初めは声がガラガラでした。途中調子が出てきて、後半はすっかり元気になられたのでした。
今回は、風邪ではありませんが、わりとおとなしい感じ。
奥野さんは、とても落ち着いていて、ドンとされています。肝が据わっている方。
だからきっと、平静なのでしようね。淡々としていました。テンションが低い、ということでもありました。
バレエに関連することには、即答されていて、今 意識の中にバレエが大きいのだろうなと感じました。
去年は『ジオウ』が始まって初めの方。今から!というイケイケなフレッシュな感じでした。
テレビの放送は1年間だけど、始まる前の準備から、放送終了してもイベントが続き、次年度の映画にも出るし…。2年近くどっぷり『ジオウ』に浸かる日々だったでしょう。
その前は、どっぷりとバレエに浸かっていたようです。別の世界で経験して価値観や意識が変わったりしたことでしょう。バレエのことも懐かしく思ったり、新たな気持ちも生まれているのかな…と筆者は感じました。
仮面ライダーの主演レジェンドになれる人は ほんの一つまみ。更にバレエ踊る人なんて他にいないでしょ。凄いことですよ。超~珍しい。逸材。
バレエを取り上げたドラマや映画も偶にあるし、またバレエを再開されたら、そういう役での依頼も回ってくるんではないでしょうか? 絶対お得!
トークショーでは、奥野さんは ふいに客席に手を振ったり、親しげに話されたり、尋ねられたこと以外にも追加で話をされたりもしていました。でも、もっともっとサービス精神があった方がいいと思います。
このように全く演出も何にもないトークショー。短い時間で一般客の質問に答えるだけの企画ですから、無駄話は出来ませんが、
観客に より楽しんでもらえるようにっ という気構え、働きかけ、リードしていく力があるといいと思いました。
近頃では、映画やドラマに出ると番宣として、トーク番組やバラエティ番組等に出演する流れがあります。うまい方々が司会をされて引き出してもくれますが、やはり対応力のある人の方が重宝がられると思います。
ドラマや舞台のお仕事も、書かれている以上に膨らませて演じてくれる人の方がありがたいでしょう。
そうしようとしてくれる意欲のある人と、また一緒にお仕事したいと思うものだと思います。
奥野さんの今後のご活躍に期待し、また来年もトークショー、楽しみにしております。
筆者は、今年は記憶が悪く、あまり明確に思い出せずショックです。
前もって知れた今年の開催。この2日間楽しみにしていました。しかしトラブルハプニングも重なり、気持ち的に冴えていませんでした…。
ゼロワンショーもトークショーもその時間だけは、その世界に入り込み過ごすことが出来ました。