アサヒが家出。自分は何者なのか? 悩みを打明けたのは、あのクリスタルをくれた謎の美女。見方なのか、敵なのかもしれない…美剣サキ。そこへ透明怪獣ネロンガが出現! 戦いに挑んだ兄弟ウルトラマン。だが またしてもピンチに陥り、それを救ったのは……
2018年10月20日 9時~
テレビ東京系列 放送
『ウルトラマンR/B』第16話
「この瞬間が絆」
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愛染さんがボロボロで戻って来た。数日間 記憶を無くしていたらしい。
左の靴からは親指が出ている。
美剣サキの換気扇 指示により壁にあった沢山の扉が開き、空気清浄器が作動。
愛染さんに憑りついていた、煙のような精神寄生体チェレーザが愛染さんの身体から分離し、飛ばされる。扉にしがみつくも、除菌もされ、吸い込まれてしまう。
え?これで終わりなの?なんて簡単な…。でもきっとすごい会社だから特殊な性能なのでしょう…。
愛染「残念無念柿8年……」
アイゼンテックは美剣サキに乗っ取られた。
AI秘書ダーリンを前話ではいとも簡単にいつの間にか部下にしてしまった。
アイゼンテック社のデータも書き換えさせ、社長に就任。
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クワトロM
「このアホ親父!」イサミ、父に怒鳴る。
「お前は誰だ?」とアサヒに言ったこと。
想い出にいるのに写真にはいない。母子手帳もない…。
父は思わず出た言葉だった。
街
アサヒ「ダメダメ。ポジティブにならなきゃ。ハッピーなこと考えよ。ストベリーアイスクリーム。虹色のシャボン玉。四葉のクローバー…」
そんな中、怪獣が出現する。
『ウルトラマンR/B』のミニチュアは、毎回凝ってある。
この場面の注目ポイントは、何と言っても看板!
上から順に、湊 家のキャストさんの名字。
ヒラタスポーツ ロッソをイメージさせる模様。
カツミ役 平田雅也さん
小池科学株式会社 青に黒字見えにくい。
イサミ役 小池亮介さん
そのはら制服店
アサヒ役 其原有紗さん
山崎貴金属
父 ウシオ役 山崎銀之丞さん
(看板が地面まであったり、大きさのバランスは、この際 おいておきましょ。きっと見える大きさの文字を入れるとこの大きさになってしまったんでしょう)
怪獣がこの背景の後ろを歩いて通る。
配管からの吹き出しも、途中から起こる。
ゴミ箱など、怪獣の歩く振動で転がる。
このように、ただのミニチュアではなく、いつもたいてい動きがある。
今話は他にも、ウルトラマンたちと怪獣が対峙している横を電車が通る。
実際は、こりゃない。でも、動く。リアル。手が込んでいるという意味では感心するし、とても楽しめました。
コインパークのタイムズが地割れすると、地面からの煙が吹き出しました。
噴水のシーンもありました。勿論水が動いている。
今後のも楽しみだし、今までのも全部合わせて今一度じっくり見直してみたいです。
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アイゼンワンダーランド
美剣サキに連絡を入れた。
アサヒ「自分が誰なのかわからないんです。だって過去がないんですから」
美剣 「天国への道を知るには、地獄への道を知らなければならない。ニッコロマケベリー。
ハッピーになるにはアンハッピーを味わえって事。私たちは傷ついてこそ強くなる」
アサヒ「お願いです。家族との思い出 辿りたいんです。ついて来てくれませんか?」
美剣 「何で私が。甘えるんじゃない。絶対にノーだ」
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アイゼンワンダーランド 売店
アサヒ「ツルちゃん♡」
ストロベリーアイスを買って 美剣に渡す。
(絶対にノーだったハズだが…。
アサヒのカワイイ人懐っこさ。
冷徹である一方、真面目な美剣サキ)
駐車場
イサミは急造のGPSでアサヒの居場所を探した。
(駐車位置でない所に止めているよう見える…番組の都合上ですが…)
カツミ「父さんが言った事まだ信じてるのか?」
イサミ「そんなわけねえって」
カツミ「俺は半信半疑だ。アサヒに会った時どんな顔しているか…正直不安だ」
イサミ「そんなもん、笑顔で “ よっ!” に決まってんだろ」
(このセリフの後の強張ったような表情、目がイイー! 直ぐに画面から外れる)
アイゼンワンダーランド 花畑
アサヒ「私 覚えてるんです。この美しい景色を見てストロベリーアイスを食べた」
(赤ちゃんだったけど…。)
アサヒ「私、誰なんです?今までハッピーに暮らしていたのに…」
(お母さんが行方不明なのに?…)
アサヒ「ツルちゃんは誰なんです?お兄ちゃん達にあんな大切なものを渡してくれた。 何をどうしようとしてるんです?」
美剣「自分が何者か、本当に知る者などいない。私もお前も本当は誰で何をしたいのか、永遠にわかることはない」
ムッとしたアサヒは、飴を渡す。
美剣 「何だ?」
アサヒ「ハッピーじゃないこと言うから」
美剣 「言っただろ。天国への道は地獄への道を…」
アサヒ「だとしてもハッピーに気分で歩きたいです!」
「アサヒー。何やってんだよ。心配して…
その子…。」イサミ
二人がやって来た。
カツミ「美剣サキさんですね…妹から離れてもらえますか」
美剣 「今更兄弟面か」
カツミ「あなたは敵ですか?それとも味方?」
美剣 「敵か味方か白黒つけたい。それが若さいうものか」
イサミ「歳、そんな変わんないだろ。どこ目線だよ」
美剣 「消えるがいい。若輩共」ジャイロで透明怪獣を出現させる。
兄弟は変身!
戦うが…透明になり見えないので苦戦する。
アサヒ「やめて!やめてください!」
美剣 「これは運命だ。私たちは大きな運命に翻弄される力なき木の葉に過ぎない」
アサヒ「喧嘩はヒッピーではありません!」
美剣 「ハッピーなだけで済まないことはある」
アサヒ「そんなことありませんっ!ハッピーは地球を救うっ!」
美剣 「その言葉、友の言葉として覚えておこう」
ピンチに陥り、倒れ、意識朦朧の兄弟ウルトラマン。
アサヒ「カツ兄ー!イサ兄ー!」
ロッソ「聞こえるか?」
ブル 「ああ…俺たちの妹の声だ」
ロッソ「思い出や記憶は違えど、アサヒはいる。今すぐ傍に」
アサヒ「起きて―!起きてー!」
ブル 「だったら、守るしかないっしょっ」
アサヒ「お兄ちゃーん!!」
ウルトラマン、復活!
ロッソはグラインドロックスで砂塵を巻き起こし
ブルがサンドストームで噴煙を起こす。
あれれ?と透明怪獣
土の粉が付着し見えるようになった。
極みクリスタルで二人はルーブに変身。
華麗に倒す。
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アイゼンワンダーランド 広場
イサミ「アサヒ、探したぞー。
俺たちは…えーその…えー…」顔ぽりぽり。
するとカツミ、歩み寄り
「これ、前にアサヒにもらったやつ。もったいなくて食べてないんだ。アサヒは今ここにいる。俺たちの家族だよ」
笑顔の空間。そしてサッと兄弟は振り返り、帰り出す。追いかけるアサヒ。
美剣は離れた所からそれを見つめていた。
クワトロM
父「アサヒお帰り」
アサヒ「ただ今です」
父は抱き着き抱きしめ
「スマン。スマンかったぁー
今、アサヒがここにいる。写真がなんだぁ!
この瞬間こそが、この瞬間こそが絆だ!」
カツミ「ヨシ。メシにするか!」
父 「じゃ今夜はアサヒが食べたい物を食べような」
イサミ「何がいいの?」
アサヒ「フルーツ一いっぱいのチョコフォンデュがいいですっ!」
カツミ「チョコ…フォンデュ…」
(湊 家の特別時の夕食すき焼き、でもなく…甘ったるい…お菓子じゃん)
テレビ番組
速報入る。
アイゼンテック社長 愛染誠 氏 辞任を表明。
後任は美剣沙姫 氏。
リポーター「愛染さん、電撃辞任についてのコメントを?」
愛染「えー…(ナマリ)何だか僕、憑きものが落ちて生まれ変わった気分なんだあ。これから自転車でぇ世界中周ろうと思ってぇ。
どうせ地球は丸いんで…
え? これ誰の言葉だ?ま、いっか」
華やかさやオーラ、パワーはすっかりなくなり、整ってはいるが一般人のような顔になり、愛染鉄工のヘルメットを被って、旅に出て行った。
筆者の感想
先週今週と忙しく、また色々と考え想うことがありました。とても疲労もしていました。
このサイトで書いている現在の番組『ルパパト』『ウルトラマンR/B』『仮面ライダージオウ』特にこのところの心境などにマッチしています。
この『ウルトラマンR/B』16話、本筋はベタな話かもしれないけれども、うまく作られており、役者さんたちも自然でうまい芝居をなさっている。
特に今週の『ルパパト』では魁利君の闇と圭ちゃんの真っ直ぐ過ぎにリンクしつつ客観的に痛さを感じ、その後視聴したこの『ウルトラマンR/B』16話。
筆者は、湊 家の家族形態に似ているが、理想像を見て…。泣けました。
オープニング、エンディング曲の歌詞も変わりました。2番でしょうか…?
どちらかと言うと、こちらの方がより好きですね。
エンディングはズドーンときました。