イサミの律儀で真面目、秘めた熱い心。「最初はイタイやつだなと思ったけどな」「頑張ってるから。嫌いじゃないな。そういうの」 「殆どの奴らは、夢を持っていても挑戦しようとしねぇ。でもお前はそうじゃねぇ。俺は勇気をもらってる」弟気質はお休み回。
2018年 8月 4日 9時~
テレビ東京系列 放送
『ウルトラマンR/B』第5話
「さよならイカロス」
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弟イサミは大学生。 ‘イカロス’ というあだ名をつけられた同級生がいる。
その人は、実家は地方の名家のお嬢様。二宮ユウハさん。
一緒にやる仲間はいなかった。飛行支援型人工翼の研究、製作、実験。大学には専用の研究室があった。
皆は変わった人だ と敬遠気味。しかしイサミはそうでもなかった。
イサミ「最初はイタイやつだなと思ったけどな」(セリフ類は要約)
ユウハ「何故 笑わないんです?」
イサミ「頑張ってるから。嫌いじゃないな。そういうの」
ユウハは、手伝ってくれるよう誘うが、断られる。
ユウハ「さっき湊君が壊したのは、特注で20万円します。……助手がいたらなぁ……」
イサミは、話しながら器具をいじっている時、壊してしまっていた。ちゃっかり見られていた。
(でも本物のお嬢様はこういういい方も発想もしないんじゃないかしらねぇ……)
ウルトラマンと怪獣の戦いにより、地面に亀裂が出来ていて、そこから風が噴出している。
その風を利用すれば飛べるという計画でやって来た。もちろんイサミは助手として。兄カツミと妹アサヒは見学について来た。
飛行実験は失敗。
亀裂の前でウルトラマンクリスタルが呼応するように光る。
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兄弟の実家の店 クワトロM
愛染マコトさんが突然颯爽と現れた!
かのようだったが、登場前には覗いて見ていた。
展示用非売品のジャケットを手書き小切手、壱千萬円でお買い上げ。
一家が大騒ぎしている間に盗聴器を仕込む。というより、お皿のクッキーのところへ置く。(なんと!キャンドルクッキー型盗聴器)
後日の飛行実験はまた失敗。
イサミ「予想はしてたけど、懲りねえよな。どうしてなんだ? 何不自由ないお嬢様なのに……」
ユウハ「不自由だらけです。結婚相手も知らない人ともう決まっている」
イサミ「そんなこともあるのか……」
イサミは、宇宙考古学を研究している。機器にこの亀裂の何らかの反応を探知する。
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クワトロM
カツミとイサミは、店番しながら相談している。
イサミ「あの亀裂の下にクリスタルが埋まっている。風もその影響だと思う」
カツミ「誰が埋めたんだ?」
イサミ「土が降り積もったんじゃないか? 愛染さんの言ってた妖奇星の話。地層を調べたら時期も重なるんだよ」
愛染さんは、盗聴している。
アサヒが帰宅。クッキーをかじる。
「かたっ! またイサ兄のイタズラですか?!」クッキーをジロジロ見てゴミ箱へポイッ。
イサミとユウハは、研究室で折れない翼作りに没頭していた。
ユウハは、大学を辞めさされ、外国の学校へ行かされることになった、と告げる。
イサミ「そうか……この大学からイカロスがいなくなっちゃうのか……」
ユウハ「イカロス……太陽に近づき過ぎて、翼が焼け、落ちてしまう人の神話」
イサミ「縁起悪いね」
ユウハ「光栄です。彼は自分を信じていました。私もそうです」
イサミ「俺な、二宮の事尊敬してる」
ユウハ「私を? 理由をお聞きしてもよろしいかしら?」
イサミ「殆どの奴らは、夢を持っていても挑戦しようとしねぇ。でもお前はそうじゃねぇ。俺は二宮から勇気をもらってる」
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アイゼンテック社の屋上
愛染「この子に風の出所を探ってもらいましょ。そこにクリスタルがあるハズだあ~」
怪獣クリスタルをルーブジャイロにセットした。
今日の一句
愛染「蝶のように舞い 泣きっ面に蜂」
ダーリン(AI秘書)の訳「調子に乗っていると泣きを見る」
最後の飛行実験
しようとした時、怪獣出現。ユウハとアサヒには逃げるよう言い、二人は変身。
怪獣グエバッサーは空を飛び風を起こす。強烈な風で、人工翼をつけているユウハは飛ばされ、飛んだ。
ブル 「水に火をぶつけよう」
ロッソ「水蒸気爆発か」
それにより風のクリスタルを手に入れたブル。
中継を見ている愛染さん。
「また先に使われたあー」
(にやけているような……ホントに悔しいとも思えないが……)
戦いは苦戦。カラータイマーは点滅。
怪獣は更に更に強烈な風、竜巻を起こす。ブルとロッソも追いかけ渦の中に。
なんと!?その突風に乗ってユウハが飛んでいる。(んなバカな)
ブルはユウハの言葉を思いだし、閃く。ウルトラマンティガスカイタイプの力、クリスタルを使い、竜巻と反対方向に飛び逆風により消滅させた。二人の必殺技で怪獣を倒した。
ユウハはずっと飛んでいた。隣にブルが来て一緒に飛ぶ。
(んなバカなバカなバカな)
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アイゼンテック屋上
愛染さんの元に円盤型のダーリンが怪獣クリスタルを回収し戻って来る。
スーツケースの中には沢山の怪獣クリスタルが入っていた。その中心部にはウルトラマンのクリスタル。
愛染さんは、嬉しそうに磨いている。
筆者の感想
今話は、何だか……セリフや演出進行がイマイチかなぁ……
両家の子女、お嬢様も、人工翼も説得力のないものだし、ツッコミどころが満載でした。
イサミ役の小池亮介さん
ちょっとハスキーボイス。このような特撮もの。叫んだりのシーンも多かったけど、大きな声よりも、テレビドラマ的なシーンがお似合いのようです。自然な演技でよかったです!
これまでの回では、これでもか!というほどのマイペース弟気質がさく裂していましたが今話では、また違った真面目で秘めた熱い部分が出ていました。
アサヒ役 其原有紗さん
最初は取ってつけたような感じで違和感がありましたが、こういう明るくて、笑顔で、可愛いい妹。いいなぁと素敵だなぁと思うようになりました。注目しています!