或人が変わった。
前回、アークゼロに怯え、信じてきたAIに恐怖し自信を失っていた。福添副社長の叱咤激励に想いが蘇り、いとも簡単に元気になったのだった。
気持ち新たに、強くなった!! ということでしょう。
しかし、目が座り何だか偉そうに話すようになっている。……感じ悪い。
出典:仮面ライダーゼロワン 第38話より
主役なんだから一番よく見えなくちゃいけない、見せてもらえるはずなのに、
何だか、一番ヤバい人に思えます…。
2020年 7月12日 9時~
テレビ朝日系列 放送
『仮面ライダーゼロワン』第38話
「ボクは1000%キミの友だち」
脚本 高橋悠也
監督 作野良輔
[ゲスト]
栄田 橋渡竜馬
尾野 竹中隼人
さうざー -aibo
旧型さうざー -AIBO
天津一京 加藤厚成
子供時代の垓 星流
[目次]
- 天津垓 百面相
- 正気なの??
- ハッキリ言って、バカなの?
- やってみたくなった
- ベルトもしないで
- レイドライザー 一般発売 中止
- ヒーロー気分?の山下専務
- ホンマにオフィスバトル
- 天津垓の方が納得できる
- 分かりづらい
- そんなにか……
- 何故 シエスタ?
- 「アイちゃん」にカチンとくる
- ザットまで…
- さうざー
- アークゼロも思う
- そんなに? 今度は依存症?
- 筆者の感想
天津垓 百面相
前回、天津垓は福添副社長たちに不正行為を暴露され、社長から引きずり下ろすと言われた。
もの凄い形相で、ラボのパソコンに向かい、自身の不正行為の証拠を隠滅する。
ラボの外では福添副社長たちが、ラボの壁を叩いている。
不思議な壁のハズだけど、ただの壁に見える。
シエスタは、天津垓が証拠隠滅をしていることがわかる。
それにしても、不正行為を掴んだけれども、コピーやロックやら?? 手は打ってないんだね。ズサンすぎやしませんか!?
正気なの??
滅亡迅雷のアジトでは……
亡のヘッドギアは青いままだけれども、アークに汚染…繋がっていないのだろうか??
亡は淡々と冷静にしている。
後のシーンでの雷のヘッドギアも青い。
ロケット台を見て、飛電で働いていた頃、弟分の昴のことを思い出す。
ハッキリ言って、バカなの?
その滅亡迅雷のシーンでは……
迅に乗り移っていたアークは、抜け出て滅に入り
迅の裏切りを分かっていたと言うアーク。
元に戻った迅は、アークに従うと言いつつ、身体の後ろに武器を隠し持っている。
かと思うと攻撃。
しかし、敵わずまた乗り移られる。
呆れた。
言いたくはないが、
迅って やっぱりバカなのかな??
やってみたくなった
天津垓は、エンターキーを乱暴にもグーで押す。
大丈夫!? 機能するのかな??
そんなことやったことないけど、やってみようと思った…。
ベルトもしないで
福添副社長から連絡を得、駆けつけた或人とイズ。
副社長も知らなかった、緊急用秘密の経路からラボに入る。
ヒューマギアが置かれている所が上に押しあがりエレベーターのように上がって来る。
それがもの凄い勢い。うっかり服が隙間に挟まったら…超危険。
固定されずに立っているだけだなんて、止まる時の衝撃でこけるでしょう…。
レイドライザー 一般発売 中止
プレミアムバンダイさんのような雰囲気のサイトでネット販売されているレイドライザー。
福添氏副社長の指揮により、発売は中止されていた。
ヒーロー気分?の山下専務
レイドライザー発売中止の手を打った。
飛電インテリジェンスという会社は天津垓の悪徳商法に染まらない!!
山下専務は、ヒーローの決めポーズ張りに、端っこで仁王立ちで気取っている。
ホンマにオフィスバトル
天津垓は仮面ライダーサウザーに変身。
いい演出!!
ソーシャルディスタンス的距離にいた、福添副社長と山下専務にはもの凄い風圧がかかる。
一緒にいたシエスタは、髪がビチッとしたヘアスタイルなので風が当たる感じはしないものの、目は瞬きしてはいけない、表情変えてはいけないので、演じている成田愛純さんは大変でしょうね。
逃げようとする福添副社長。
イズは首根っこを掴み、ヒョイと放り投げて一瞬にして逃がしてあげる。
天津垓の方が納得できる
飛電の社長は、やっぱり或人だという福添副社長たち。
或人は驚く。その気がない。
自分で立ち上げた会社が大切と言う。
驚く天津垓。
飛電の社長のイスにしがみ付く天津垓。
現物のイスにしがみ付くのはどうかと思うけども、筆者はその思いは、むしろ天津垓の方が納得できる。
或人の自分で立ち上げた会社が大切という考え、それはとてもいいこと。役員報酬たっぷりもらえそうな社長よりも、そう思えるのは大変結構。
だけれども、お祖父さんが作った会社も大切でしょ。棚ボタでは愛着度が違うのかもしれないけど。それじゃ寂しいよね、お祖父さん。
そもそも、飛電インテリジェンスあって、養ってもらって生きてきたんだし。
自分の作った会社だって、そのヒューマギアあってこそ なんだし。
或人は若い人らしい考え方なのかもしれないね…。
分かりづらい
唯阿は自主的に退院してしまう。
見舞いに訪れた不破諫と出くわす。
「仮面ライダーとして戦う!!」アークを倒す気満々の不破に、唯阿はA.I.M.S.に察知されない為の機器を渡す。
が、そのすぐあとにA.I.M.S.がやって来る。
その器機の効果は ないのか??
まだ通信していないから関係ないのか??
何だか分かりづらい。
唯阿の「アイちゃん」を貸してくれたお礼などの諸々の思いのでしょうが、その器機のシーンは要らないと思う…。
そんなにか……
唯阿は、A.I.M.S.は出向だったし、ZAIAを辞めたし「居場所がない」という状況。
すると、A.I.M.S.隊員の栄田と尾野がやってくる。
「刃隊長だからやってこれた」みたいな…青春ドラマ的言葉が発せられた。
え!? 唯阿はそんなに慕われていたのか…。
いつ、何故、どうしてそんなに?? と疑問に感じた。
そういう展開にするのなら、隊員からもカッコよく慕われている姿に描いておいて欲しかったですね。
何故 シエスタ?
飛電チーム、和気あいあい。そこへシエスタがアーク出現の情報をキャッチ。
何故シエスタだけ?? イズは??
二人同時に同じこと言っても仕方ありませんがね…。
「アイちゃん」にカチンとくる
社長室に一人残っていた天津垓。
話しかける「アイちゃん」
「友達になってあげようか??」ですって。
筆者 そのもの言いにカチンと来ました。
「友だちにならない??」か「なってくれない??」
じゃないでしょうか??
随分、人間らしい話し方や内容になったてきたように感じる「アイちゃん」。
シンギュラリティーですか??
今回は頻繁に、言葉ではない「あ」「う」「ふむ」??みたいな声も発せられた。
ちょっとウザかったです。
「スーパー戦隊」に出て来るような小さな生物キャラクターならいいんですけど、「アイちゃん」みたいに固形物型だと…。
初登場での不破さんに話していた感じくらいが、筆者はいいと思いました。
ザットまで…
突然ザットが構築を始める。
そのザットの声がやけに優しく人っぽい。
久々登場のザット(声・日高のり子氏)それは嬉しかったのだけど、前と違っていた。
筆者は機械的で前の方がイメージに合います。
さうざー
ザットが構築したのは、犬型ロボットだった。
天津垓「さうざー??」と呟く。
姿が変わっても分かった。
新しいさうざーに過去のデータがあるのかは不明。
天津垓の10歳の頃の出来事が回想される。
飛電インテリジェンス製の愛ロボ犬 さうざーと無邪気に遊んだ日々。純粋な少年だった。
出典:仮面ライダーゼロワン 第38話より
こんな風に一緒に遊べたら、それはそれは楽しかったでしょうねぇ!!
父からは完璧でないと認めてもらえない。1000%を求められて育つ。
その為にさうだーも封印した。白い服に身を纏い、家訓に沿って生きる決意をしたのだった。
新しいさうざーを抱きかかえる天津垓。
天津垓の長い間の孤独。そしてそれがとけていくのを感じました。
筆者は涙が出ました。
アークゼロも思う
仮面ライダーアークゼロの所に久々のバイクで駆けつけた或人。
自信を得て戦う気満々の或人はかなり強気。
アークゼロは、或人が「来ると思っていた」と言う。
へー思っていたんだ…。
分かっていたのではなくて。
人の形しているけれど、アークもシンギュラリティーだからでしょうか…。
そんなに? 今度は依存症?
ゼロワンのピンチを救ったのは、仮面ライダーサウザーだった。
そして、何故か さうざーも駆けつけた。
何故?? どうやって?? 抱えてきたのかな??
不自然で、予想外でした。
戦闘犬じゃないからさ…。
これからはずっと一緒って意味かもしれないけど、こんな危険な戦いの場まで連れてきてると、今度は依存症か!? と思っちゃいます。
筆者の感想
近年の「仮面ライダー」は9月から新作。今年はコロナのせいで1か月半分もなくなってしまいました。予定を変更して先の要素をちょい出ししたりしていました。延長はされないのでしょうね…。筆者の予想ですが。
あと7回くらいでしょうか…。終わるとなると寂しい気がします。