ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

突然のシエスタ推しに疑問の演出『仮面ライダーゼロワン』第41話

ヒューマギア大切論者の飛電或人。
その熱弁アップの背景にシエスタがぼやけて映されていた。
すると今度は入れ替わり、或人がぼやけてシエスタにピントが合わされる。

こういう手法ありますよね。まさか、それやる??
主役の或人とシエスタで。

不自然さを感じる。

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出典:仮面ライダーゼロワン 第41話より

主役の或人をぼやけさせるなんて…。それ相応のポジションの人じゃないと…。
何か大きな思惑や行動を起こす人とか…。

イズとか滅とか不破さんとか ならわかる。
シエスタのことは好きだけど、これは違うだろう と思いました。

 

 

2020年 8月 2日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーゼロワン』第41話

「ナンジ、隣人と手をとれ!」

 

監督      中澤祥次郎

脚本      高橋悠也

 

 

[ゲスト]

Dr.オミゴト   高橋光宏

宇宙野郎昴   桑畑亨成

最強匠親方   長江英和

119之助   島丈明  

 

 

 

腹が据わりきっているのか 軽いのか

前回のアークゼロの攻撃で飛電製作所は破壊されてしまった。

しかし、或人は全く落ち込む様子がない。
「また始めるだけだ」

夢を諦めない。屈しないヒーロー。
それは結構です。

でも筆者には軽く見えました…。

飛電インテリジェンスよりも大切と言っていた自分の会社が壊されて、悲しさや悔しさや怒り。その上での「諦めない心」が素敵なので。

 

一応 子供番組だから簡単明確単純にしてあるのでしょうか??

『秘密戦隊ゴーレンジャー』のアカレンジャー/海城 剛の誠 直也は「複雑な芝居はしないようにしていた」との記事を読んだことがあります…。

 

 

 

撮り方①

滅亡迅雷のアジトのシーン。

窓の外から、ブラインドの隙間から覗いているような…アングルがありました。
こういう撮り方も何かで見たことあります。

 

筆者、ただの素人ではありますが、画面の見せ方って、そのシーンや、登場人物の心情等をより伝えるために工夫していることが多いと思います。
または誰かからの視線として だったり。

 

変わった角度からの画も面白いので、特に意味がなく、単にそれを見せたいだけ…だったり。
そのシーンやお芝居をカバーする為に画の面白さに意識をそらさせる…という場合も…あるようですね。

今回のアジトをブラインドの隙間から覗くような…撮り方は、後者なのかと思っちゃいました。

 

 

滅亡迅雷 

前回の終わり、或人がゼロツーに変身し、雷に乗り移っていた 仮面ライダーアークゼロを倒した。
しかし雷は無事でアジトへ連れ帰られていた。

雷も滅もアークの意思に従い、人類を滅亡させるという思考は変わっていなかった。
亡は最も冷静で淡々としている。

 

そこへ迅がやって来る。

雷が無事だったのは、或人が助けてくれたのだと言う。
迅の作戦は、デイブレイクタウンに沈んだアークを蘇らせて、滅を器にして倒すことだった、と明かす。

 

迅の薄っぺらい作戦。
それも結局 大した動きなく、見せないまま。わざわざここへやってきてこの人たちに明かす…。ヒューマギアが。
しょーもなさが より一層目立った。

意表を突かれた気分でした。

ヒューマギアというAIロボにも性格がある…という世界観。
AIにも出来 不出来もあるってことでしょうか…。

 

コロナで撮影休止になったため、エピソードを削らなければならなかったのかもしれませんが…。

でも、もっと盛り込んで作れないものだろうか…と思うんですよねぇ…。

その回の物語、情報も出来事もテンコ盛り盛りで魅せまくっている作品はありますけどねぇ…。

 

 

わからない

或人は飛電インテリジェンス社長の天津垓にヒューマギアの稼働を要請する。
しかし断られる。
逆に提案を受ける。

取締役会議で(街が破壊されている中 えらくのん気だと思うが…)
自身は退任を発表し後任に「この人」と。

 

が、そのシーンで福添副社長の方に手を向け、勘違いする福添さん。

視聴者への仕掛けなのか、福添さんにはこのオチがあった方がいいのか??
もう要らないと筆者は思いますが…。

福添さんも或人に会いに行って励ましたりしていたし。
物語的にも後任はやっぱり或人だってわかっているのでね。

 

勘違いで喜んでいる福添さんの後方に或人がいた。
そして、本記事 冒頭の様子となる。

  

 

ヒューマギア

Dr.オミゴト、119之介、最強匠親方などのヒューマギアが現場に出動する。
飛電インテリジェンスが買収されてからは停止しいてた。久々の起動にも変わらない、又はアップデートバージョンかと思われるくらい、人らしく頼もしい活動ぶり。

 

確かに、こういう人手が足りない時や、危険な場面ではとても助かりますね。

 

一方、滅亡迅雷のヒューマギア、亡は、不破さんに何故だか会いに行っていた。

宇宙野郎昴のところには、雷が…。

 

 

 

またか……

今回初めの方、狭い滅亡迅雷アジトで迅は滅と闘った。危機一髪のところで滅は剣を止め迅を生かしていた。

 

他のメンバーの心に、思考に疑問が起こる中、滅にも起きていた。
そこへ迅がやって来る。

しかし滅びてはいないアークは滅の中に入り闘いが再開する。

そしてまた、滅は最後の最後に迅を生かす。

 

すると迅はヌゥッと立ち上がる。
今度はアークは迅へ乗り移る。

 

正直、またか…。といった感じ…。

 

 

 

高橋文哉さん 顔変わった

そこへ或人登場。迅を助ける為、滅とともに闘う。

 

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 出典:仮面ライダーゼロワン 第41話より

或人も成長しました。

ゼロツ―変身。よかったです!!

 

本来なら40話を越え、そろそろ…なところだけど、コロナでなくなってしまった。5.5話分撮影できなかった。

『ゼロワン』もいよいよ大詰め。 
物語も、高橋文哉さんもどんなふうに仕上げていかれるのでしょうか。楽しみにしたいと思います。

 

今回の戦闘シーンは、何だか最近では感じが違いましたね。
面白かったです。

 

 

 

雷さんカッコイイ

衛星アークを昴と協力して雷さんが攻撃。破壊した。

 

その前に昴と会ったのはわかっていたけれど、こうなるとは…。
ここまでスッカリと…戻っているとは…。びっくりした。

スカッと行動する性格ということでしょうか。

話数がなくなって、ココも削られてしまったのでしょうか??
それとも驚きが狙いだったのでしょうか??

 

雷役の山口大地さんは、魅力的なかたなので、もっとじっくりと演じられる役で見たかったです…。

 

 

BGM

ずっと書くのを忘れていました。

以前から時折流されていたBGM。
大河ドラマ『真田丸』に似ているなと思っていました。
最強匠親方の並んで歩くシーンでは『宇宙戦艦ヤマト』っぽく感じました。

 

筆者の感想

あと数回で終わる『ゼロワン』1年早かった…と感じています。

今のところ、番組全体としては良かったという印象にありません。
初めは凄い作品だと思ったんですけどねぇ…。

本記事を書くのも、ちっとも進まず何度も中断休憩してしまいました。

 

次作の発表は見ました。
今のところ面白そうに感じていません…。
初めの印象と実際とは違いますから、分かりませんが。

『仮面ライダー剣』は好きだけど『クウガ』『アギト』も面白かったけど、他作は観ていないけど…

『ゴースト』『ジオウ』は、書くのがしんどかった…。
次作はどうしようか…迷っています…。

 

でも、次作の主演スーツアクターさんは あの方でしょうか!? もしかて…。