ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

心がある限り、永遠に続く『仮面ライダーゼロワン』第45話 最終回

 或人は「イズだよ」と何とも言えない表情。
その表情に全てがありました。
1年間、飛電或人を生きた高橋文哉さんの成長の集大成のように感じました。

新しい社長秘書ヒューマギアを「育てる」とのこと。
「自分好みの女に育てる」…って感じで、ちょっと気持ち悪くも感じました…。

 

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出典:仮面ライダーゼロワン 第45話より

 

2020年 8月30日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーゼロワン』第45話

「ソレゾレの未来図」

 

監督      杉原輝昭

脚本      高橋悠也

 

 

 

こんなもの

或人 アークワンと滅 アークスコーピオンの最終決戦がとある屋上駐車場で繰り広げている時、
ZAIA電気室では、唯阿が迅の復元を試みていた。

鉄の羽のような物、モジュールというらしい。

ボディは間に合わないが、知能だけでも復元し、滅に呼びかけて止めよう、という作戦。

不破諫「こんなもので本当に復元できるのか?」 

そうだそうだ。と筆者もそう思う。

 

天津垓は、ヒューマギアこそ知能が肝心 とのこと。

それもそうですね…。
筆者は『銀河鉄道999』の機械化人のことを思い出しました。
あれは人の記憶をデータ化して機械人間に移植する形でしたが…。

 

 

まつ毛フッサフサ

二人の戦いは屋上から下階に移っていた。

或人の心も悪意のアークに支配されていた。
心象風景?? の或人は、目を瞑っていたが、開き始める。
アークワンは、武器を捨てる。

 

心象風景の高橋文哉さんは まつ毛がフサフサ!!

ホンマかな!? と思いつつ、凄いなっと思っていたけれど、
他のシーンでは そうでもなかった…。映り具合もあるかもしれませんが。

やっぱり、つけまつ毛とマスカラメイクだったのでしょうか…。

 

 

迅 復元……

アズの所に迅が現れた。
アークの中にいるってことでしょう。

 

或人は不破さんを倒した後、心迷い彷徨っていた時、「ゼア、教えてくれっ。俺はどうしたらいいんだ」と呟いた。

すると何故だか、ゼアと交信された。その時ヒューマギア父さんが現れていた。

「或人、成長したな。子供の頃はただ泣いているだけだった。仮面ライダーの力を得たから、怒りも憎しみも、迷いもある。だが、本当に強いというのは力ではなく、心が強いということだ」(要約。筆者の妄想も含まれているかもしれません…)

 

滅の攻撃を受け、或人の心は悪意から解き放たれた。

 

 

真の大物

ヒューマギア父さん役は山本耕史さん。
若き主役は、映画で共演。

見守り、進むべき道を教えてくれる、まさに父のような存在。

 

それにしても…旧型のヒューマギアだけれど、めちゃめちゃ優れていますよね!!

人間的で壊れても尚、魂としてあり続けている…。ゼアはあの世も兼ねてるのかな!?

物語としては とても素敵でしたが、現実だったら怖いですね…。

 

 

え!? 

一方、
復元作業をしていた唯阿は、パソコン前で「迅の声がした!?」と言う。

 

え!?
筆者驚く…。
そのパソコンでアークの中での会話が聞こえるの!?
それはいったいどこまで繋がってるの??

つまり、そのパソコンで復元していた迅の心が、アークへ交信したってこと…か。

 

迅はアークの中でアズと会話しながら、四角いモニターで二人の戦いを見ている。

アークというAIなのだけど、心?? 的。幻想的でもあり…。

『セロワン』は人工知能が心を持つというお話だから、それでいいのか…。
でも「アズには心がない」とも言っていたが…。

筆者的にはその辺、しっくり とは きませんでした。

それに、迅は滅に呼び掛けて止めてもらう為に復元してたんでしょ??
アズと話しつつの、解説係でしたね。

或人が主役だから、或人がやらなきゃ…ですが。

 

 

  

そういえば そうだった

或人は滅にイズを壊された。
滅はイズが疎ましくてキレてやった。

滅は或人に迅を壊された。
怒りと憎しみの或人の攻撃。それから滅を守る為、庇いに入ってきたから。

そういえば、
或人のヒューマギア父さんは、滅の起こしたデイブレイクで壊れてしまったのでしたね。 

 

 

ところがドッコイ

憎しみ合いだったが、
流石に主役は、いつの間にか…というかアッサリと素直に悟りを得ていた。

滅は、心を持ったり、憎しみを抱いたりが怖かった。
そんな心を与えた人間が憎かったのだと語る。

なるほど…。

 

これで、理解を得るのか と思いきや、
まだまだ戦う…。

 

或人の心にはイズがいる。

それはイズの魂なのか、或人の思い込みなのか…
は、筆者にはわかりませんが…。

 

やっぱり プロレス?

或人は基本仕様のゼロワンに変身。
したのかと思った…けど新バージョンらしい。


戦闘アクションのシーンは、合成が多いですが、キレイでした。
ゲームっぽい感じ。
筆者としては、リアルなアクションが好きなんですけどね…。

 

最後、滅は観念したらしく、技を受け、やられる。

 

プロレスは同じ技でも、時と場合によって、サジ加減をしている。
ようです。

仮面ライダーの戦いも、同じ技でやられたり効かなかったり、勝ったり負けたり…。
仮面ライダーはハッキリしてほしいな!! とは思います。

 

プロレスの決着には、
相手の肩をマットにつけて3カウントがあります。

・意識が飛んでいて聞こえない。
・身体が動かない。
・戦意喪失している。

これらの時に、3カウントにより勝敗が決する。
ほぼ確認作業ですね。

 

このように……

戦意喪失したライダー滅は、ゼロワンのライダーキックでやられるが、爆発四散はしなかった。
ゼロワンは手加減した。

 

或人は悟りを開き、滅を憎くて消滅させたいわけじゃなくなっていた。

滅を改心…
否、ラーニングさせたのだった。

 

流石、製造元の後継ぎだね!!

 

プロレスも とても危ない技が沢山ある。

戦いだけれども、不必要に相手を傷めつけてはいけない。
勝つために傷めつけるが、過ぎてはいけない。

時と場合のサジ加減である。

 

 

アーク仕様

仮面ライダーアークやアークワン、アークスコーピオンは左の目が衛星アークのようなデザインになっている。

ちょっと気持ち悪いんだけれども、悪の姿としてはいいと思います。面白いデザイン
筆者も気に入っています。

特にアークスコーピオンは、目の表面が割れて中が、アーク衛星みたいになっているので、更に凝っています。

 

最後の戦い、アークスコーピオンは、正面からのアップはありましたが、画面左側にいる、映されていることが ほとんどでした。
あまり見えなかったのが残念でした。

 

 

 

やっぱり悲しい

ライダー滅は高岩成二
「平成のミスター仮面ライダー」

この令和1作目『ゼロワン』から、主役を退かれた。
悪役ライダーとしてのご出演でした。

重厚感あり、これまた お似合いでした。
重要な役どころでした。

最後、爆発四散ではないものの やられてしまう…。

やっぱり…悲しくなりました。

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出典:仮面ライダーゼロワン 第45話より

  

 

 

特殊メイク

ヒューマギアの壊れメイク。

滅のは最終回仕様、豪快 盛大でした。 

滅は耳も特殊なので、顔中…。
時間かかるでしょうねぇ。

顔も突っ張って気持ち悪くないでしょうか??
この暑い中、大変でしたでしょうね。

でも、演じる役者さんも、より一層 気合が入ったことでしょう。
思いっきり演じなさったことでしょう。

そしてそれが役者さんとして、大きな経験となって、前進されたのだと思います。

 

限りはあるかもしれませんが、

「思いっきりやる」「精一杯する」「盛大にする」って大事なことですね!!

改めて思いました。

 

 

最後の戦い

或人と滅の戦い。
初見の筆者は、冷めて観ていました。

申し訳ないですが、気分盛り上がったり、感動したりはしませんでした。
お話としては、も一つ…なんです。筆者的には。

 

でも、若き役者さんのこの1年の成長ぶりと、熱演はよかったです!!

 

 

恒例 エンディング

恒例、最終回はオープニング無し。

ソレゾレが夢に向かっての日々が始まった。
その様子と共に、オープニング曲がたっぷり流された。

そして良かった点は、
クレジットがしっかり映し出されたこと。

近年の作品では、小さな文字で勢いよく流れていた。
とても見にくかった。

今回はちゃんと見れて気持ちよかったです。

 

 

ソレゾレの未来

雷は宇宙飛行士として活動している模様。
衛星打ち上げを爽やかに見守る。昴が乗っていると思われる。

 

天津垓は、さうざー量産。

 

刃唯阿は、A.I.M.S.の隊長を明るく。健康的な部隊になった。

亡をメンバーに推薦。

隊員も仮面ライダー!? こちらも量産??

 

不破諫は一匹狼??的に単独で行動。
バカ力を使って人々に貢献する仮面ライダー。

車の事故現場で、こじ開け技術?? が活かされていた。

  

滅は迅と同じZAIA版で復元されていた。
滅は悪意から人々を見守る、新たな滅亡迅雷.netに。

迅は滅と共に。

滅は口元がニヤリと笑う。

 

皆の新たな日々の始まり……
それぞれのキャラクターが、自身を生かし、夢に向かって…。

とても爽やか。
皆 よかったね!! と思いました。

 

 

 

最終回だが

夜の闇、男が……
いかにも悪そうな仮面ライダーに変身する。

アズ現れる。
イズと同じ服から黒いドレスへ変身。

 

悪意がある限り、アーク様は生まれる。

 

またアヤシイ人が登場!!
まだまだ続く感じ。

最終回なのに。
映画だね…。

 

心がある限り、悪意は生まれる。


だから『ゼロワン』テレビ放送が終わろうとも、いくらでも…。
こちらも量産だ~

 

今年はコロナのせいで、恒例の夏映画が出来なかった。

いつも仮面ライダー最終回近くの公開。
それはそれで作りにくい部分もあったのではないかと思います。
映画を見る人、見ない人いますしね。
でも稼ぎ時。最終回近くは注目度も熟しているし。

 

今年は 夏にないのは残念だったけど、
落ち着いて独立した お話作れるのはいいですね。

アークはいくらでも生まれてしまう。
というテーマからもマッチしていて いいですね!!

 

 

やっぱり復活

社長秘書ヒューマギアを起動。
それはあのイズとは別個体。
ゼロワン計画に関わるイズにバックアップはなかったので。

 

「名前を付けてください」と言う新イズ。

 

福添副社長「覚えていないのかぁ…」ととても残念そう。

「覚えていない」というあたり、
福添副社長は、ヒューマギアを人的に思っているということですね。

 

或人は「イズだよ」

 

何とも言えない表情。
せつない。
その表情に全てがありました。

 

或人はイズを育てる…らしい。

自分好みの女に育てる…って感じで、ちょっと気持ち悪いですが…。

 

番組とは、安易に蘇ったりしますから、イズもどうせ復活するんでしょって思っていました…。

もしも復活しなかったら、それはそれは超伝説となったでしょうが。
イズはとてもカワイイ好キャラでしたからね。

でもこんな人気キャラをもう出さないなんて、我慢ならないでしょう。あり得ないでしょう。

伝説で収まるよりも、出て展開する方が進歩的…ではありますね。
でも「バックアップがないから出来ない」は、守られてよかったです!!

新個体で新たに始める。
或人や周りの人たちの心は複雑ですが、それもまた人生であり、リアルだから共感できました。

或人は1年分の歳を取り経験値が上がっていて同じではありませんが、
イズはまた、やっぱり同じイズになる…ような気がします。ラーニング内容がレベルアップされていて、よりパワーアップしているかもしれませんね!!

ここいう復活はアリですね。
またイズに会えるのは嬉しいです。

 

 

気を取り直して……

「ラーニングの時間だよ」

ゼアの世界で「アルトじゃないとっ」を練習する。

そこに今回のタイトル

「最終話 ソレゾレの未来図」とのテロップ。

楽しく面白く、爽やかに終了。

 

 

で、真相は!?

天津垓は実は45歳じゃなかったっけ??
あの若さの真相は!? 

年齢より若く見える人はいるけれど、いくら何でも20歳は凄い。
一応の理由が知りたかった。

コロナのせいで話が減ったのでカットされたのでしょうか??
それとも忘れているのでしょうか??

 

筆者の感想

とうとう終わってしまいました。

観るのが しんどい時も多かった。
物語的にも、筆者自身が忙しく疲労の中にあり、余計にしんどく感じたのだと思います。もっと落ち着いて ゆっくり観たかったです。

でも最後は思った以上に爽やかに気持ちよく終われたので、よかったです。

キャストの皆さんの成長を見れて、とにかくよかったです!!

 

コロナの中での撮影再開も大変だったと思います。
スタッフの皆様も本当にお疲れ様でした!!

観ること書くこと…一視聴者の筆者も多くを学ばせて頂きました。
ありがとうございました。

 

次作は…
視聴はしますが、毎回は書かずに、まとめようかと考えています。
どの程度の頻度でまとめにするか、それとも毎回書くかは、観てから…。