ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

鶴嶋乃愛さん 豊かな表情が魅力的『仮面ライダーゼロワン』第42話

ヒューマギアも心から笑える日が来る。滅にもそうなってほしい。
信じる気持ちに揺るぎはなかったが、非情なる攻撃をくらってしまう。

人間のような意思と心を持つようになったイズ。
悪の秘書?? アズの二役を演じる鶴嶋乃愛さんの豊かな表情がたくさん見られる。 

 

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出典:仮面ライダーゼロワン 第42話より

 

2020年 8月 9日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーゼロワン』第42話

「ソコに悪意がある限り」

 

監督          田崎竜太

脚本          高橋悠也

 

[ゲスト]

与多垣ウィリアムソン   丸山智己

 

 

またまたシミュレーションだった

イズの前で、滅が雄叫びをあげて謎のライダーに変身。
或人がやられてしまう。

それはイズの見ていたシミュレーションだった。
「アークの…」と語るのは、アズ。 

 

 

 

ヒューマギアも夢を見るのかい?

アズの言った、アークのシミュレーション…。
それ自体が、イズの見ていた夢。

というか、
イズは充電していたのだった。

 

充電しながらでも、起動しているということか…。
パソコンも充電しながら使えるものね。おかしくない。

 

で、夢を見ていたの??

ある種の動作を「夢」と表現しているのか、
そこまで高性能に進化しているのか、

ぜーんぶが或人のグーグー見ている夢なのか、
ファンタジーなのか……

 

  

イズ ラブな或人

充電中のイズを覗き込む或人。

ともすれば、変体オジサン…。

それとも、ウザい パパ??

ちょっと気持ち悪い…。と思っちゃいました。 
これ、イケメンで無邪気のん気な或人だから許されてるけど…。

 

それだけ、或人はイズ ラブってことですね。

 

 

社長のイス

すっかりピークを過ぎた人、天津垓。
おとなしく?? ZAIAの社長に専念していた模様。

すると突然新キャラ登場。
「本社の人」と天津垓はさり気なく解説。

 

リアルに社長のイスを追いやられてしまった。

まさかのびっくり。
「サウザー課」なんてのが新設された。

 

 

ああ、そうなの

よくわからなかったんだけど、たぶん迅も夢を見ていたのかもしれません。

すると、通信。
ZAIAの新社長から、滅を抹殺するよう指令。
迅はZAIAの子分らしい。

  

 

 

これだけ?

滅はヒューマギアに呼びかけ、人類滅亡の集結を募った。

例の工場跡地に集結し整列。
いざ出陣??

 

筆者、この場面を見た瞬間思ったこと。
これだけ??

ズルっときました。

ヒューマギアも色々なのでしょう。
「人類滅亡」に賛同するのはたった これだけってことなのでしょ。

 

人間態のヒューマギアが怪人態に変身。

今度こそ、いざ出陣。

そこへイズがやって来る。

 

 

口紅

ずっと以前にも書いたけれど、
番組初め頃は、イズの口紅は強烈な色だった。
人形っぽかった。

最近は人らしくなってきていたし、口紅の色も少し落ち着いていた。


f:id:moon-tiara-action:20200810230205j:plain出典:仮面ライダーゼロワン 第42話より

今回の後半のシーンでは、随分と薄くなる。

 

 

シエスタ 単独出演

シエスタは或人へ、滅の通信のことを伝える。

或人はイズが滅の説得に向かったと察して向かう。

   

 

 

何故か二人だけで

イズは滅に説得を試みていた。

そこへ情報を得て駆けつけた元A.I.M.S.の二人。
不破諫と刃唯阿。変身!!
久々に仮面ライダーバルカン登場!!

 

闘いが始まってしまう。

あの夢のように或人が駆けつけてイズを救う。

ゼロツ―に変身。
マギアたちを説得しながら闘う。

 

一方、滅は闘わず、別の場所にいた。
イズがついて歩き、説得してた。

しかし、聞き入れられることなく……
矢が放たれる。

イズは全く たじろぐことなく「滅を信じたい」と語っていた通り、
滅を、矢から目を反らすことはしなかった。

さすがヒューマギア。
人と違って心変わりしたりしません。
ビビったりもしません。

 

 

驚くのか。

イズに向かって、矢が放たれた時、
いつの間にか近くにいた迅が、驚く。

 

ほんとに放っちゃった!!

と、予想外な出来事への驚き??
なのでしょうか、

なんというか…
お笑いのような驚きようで…。

(筆者、決して「お笑い」自体がいけないという思いはございません)

迅って、ほんと、子供っぽいんですね。
いつまでも、どこまでも…。

 

 

イズ 爆散

外で闘っていたゼロツ―。爆発音に駆け付ける。
イズが半壊していた。

 

爆発していたのにまだ半壊で済んでいる…。
丈夫なのですね。

と、突っ込みたくなる一方で、
イズの顔半分の皮膚がなくなり、中のヒューマギアの下地が見えている。

可愛いイズのこんな姿はやっぱり見たくないですね…。
悲しい。

 

イズは最後まで滅の改心を願っている。

或人の胸に頭をこっくり寄せたのかと思ったら、怪力で弾き飛ばした。

本記事、冒頭のシーンとなる。

 

 

イズのリボンだけが、舞い降りてきた。残った。
或人は「ゔぁー!!」と叫び泣く。

 

リボンだけが残る。
ファンタジックですね。
筆者は嫌いじゃないですが…。

 

しかし、或人の叫び声にはちょっと…筆者は共感できないというか…違和感があるのでした。

もっと悲鳴のような、悲しみ感がほしかったです。
怒りが強いと思いました。

その瞬間は、怒りよりも、まさかの事態の驚き、受け入れがたい、とにかく悲しみが強いものではないでしょうか。

 

 

「学芸会みたい」

イズに矢を放ち、破壊した滅は、プンプンとしつつ動揺もしている様子で、立ち去っていた。
その後を追う迅。

そのやり取りが、何だか…
学生の演劇を連想してしまいました。
筆者のイメージの。

 

お二人とも、この番組始まった頃よりも、情感的になって表情も良くなって来られていると思います。

 

 

喪失

或人は残されたイズのリボンを前に、座り込んだままでいた。

不破諫も刃唯阿も かける言葉がなかった。

日が暮れて夜になった。

こみ上げる怒り。

すると後ろにはイズっぽいアズが微笑む。

 

 

 

血気盛んなマギア

街では戦いが繰り広げられていた。応戦するバルカンとバルキリー。
そこへ仮面ライダー滅 率いる一行が現れる。

助さん格さんの如く滅の脇一歩後ろを歩くのは、アルシノマギアとネオヒマギア。
更にその後ろにマギアが5体ほど…。

号令も狼煙も、角笛も鳴らないが、野生の勘とでも言おうか…突然一気に後ろのマギアが走り出る。

それにつられるかのように、助さん格さんも走り出す。

 

バルカン、バルキリーと、2対8??の闘い。
入り乱れて激しい戦闘。

が、しかし
派手というのは「徳」ですね。

ネオヒマギア。
白くて、イカのような…姿。
触覚のようなものがビラビラブラブラ揺れて広がる。

よく見ると、大して何もしていない。
暴れているだけ。ダンスのように??
闘っているわけではなかった。ちっとも。

 

その次に、ライダー滅を中心に、ザックリと整列。

イカさん、ちゃっかりイイ立ち位置へ来て。
イカだけど一応決めてるっぽく立つ。

ヒラのマギアたちが懸命に闘ってるのによぉ。
社会の縮図??

 

ライダー滅が矢の攻撃を放つ。
(筆者、面倒くさい名前は覚え.る気がありません…)

が、その時、空から何やら降って来る。

 

 

衝撃はない

降って来たのは、謎のライダー
アークワンだった。

血気盛んな働き者ヒラ マギアたちは、先の展開も読まずにラスボス的強さであろうアークワンに 突っかかっていく。

 

アークワンはスゴイ破壊力。
その場にいた一同は、吹っ飛ばされ、変身解除で倒れていた。

すると、何故だかアークワンは苦しんでいるかの様子。
変身がとけると、それは或人だった。

 

悲しい苦しみと、憎しみに苦しんでいたのかな…。

筆者はこのとき、冒頭に、滅がアークワンに変身したのが、アークのシミュレーションだった、というイズの夢??というのを、すっかり忘れていました。

正体が或人というのは、何かだか当たり前に思っていて、全然びっくりしなかった。

でも、アークワンのマスクがゼロワンの顔に似ていることにはこの時点で気づいていなかった…。

 

ところで、
なんで空から降って来たのかな??

 

どうしてどうやって消え去ったのかな??
ファンタジーマジックかな??

 

筆者の感想 

 一応イズは爆発四散しました。
でも、今までよくある展開、蘇っているので。
どうせ何だかんだと復活するのでしょ。
と思ってしまう…。

そうとは わかっていても悲しくなる物語もありますが、筆者はやっぱり…
このお話自体には、共感したり悲しくなったりはありませんでした…。