ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

お笑いタッチの演出が残念微妙な回『仮面ライダーゼロワン』第7話

 今回の演出はお笑いタッチで微妙。それが中途半端で、お笑いなのか遊び的おまけシーンなのか不明。先々に繋がる意味があるのかも…。迅が陽気になっていた。新登場の暗殺ヒューマギア暗殺ちゃんがお笑い系で二人でノリノリ。ゼロワンの戦闘シーンではイズが攻撃成功にお笑いな雰囲気で拍手していたりする。それらはすごく面白いわけでなくどう受け取っていいかわからない。 

 

 

2019年10月13日 9時~
テレビ朝日系列 放送

『仮面ライダーゼロワン』第7話

「ワタシは熱血ヒューマギア先生!」

脚本 筧 昌也

監督 山口恭平

 

 

[ゲスト]

暗殺ヒューマギア  松村龍之介

坂本コービー    海東 健

佐藤先生      岡部たかし

四村裕太      藤本哉汰 

 

 

[目次]

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ママゴン

モンスターペアレンツってほどでは全くないけれど、苦情シーン。「保護者あるある」ですね。わざわざ来るだけご丁寧ですよね。こんなのかわいいモンですよね。

 

 

イズがマギア化!

オープニング映像を初めて観ました。いつも時間ないので、ゆっくり全部観たことがなかったんです。

イズの髪が長くて目が赤い。これは……物語後半にはマギア化をされるってことでしょうか…。イズはヒューマギアだから物語としてはそうなるんでしょうね…。もっとハイレベルな感じのマギアになるのでしょうねぇ。なってほしくはないけれど。

 

 

クレジットが読みづらい

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『仮面ライダーゼロワン』オープニング映像 スーツアクターさんのクレジット

出演者が多い回はお名前が読みづらいです。

  • 中寄書式
    それ自体はいいのだけれど…。
    下記のことが重なると読みづらくなる。

  • 名前ごとの隙間が狭い。
    おひとり おひとりの姓名と間隔より、3文字の方の姓と名の隙間の方が広いから区切りが分かりづらい。

  •  行間が狭い。
    映像の主要部分に被らないようにしているから下に集まり、全体的に行間が狭い。

良い点は、最上段の主演と2段目の行間は少し大きい。役の格に寄って段が分かれている。最下段の人は字が小さい。

このように意味のある、こういう記載の仕方は、ファンとしてはとても分かりやすく、筆者はありがたく嬉しい。

『仮面ライダー剣』のように、素敵な映像にクレジットをお構いなしに被せてしまって、残念なことになっていない。気遣われているのは嬉しいことです。

しかし、今回は特に読みづらかったです。 

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『仮面ライダーブレイド』と同じ

 暗殺ヒューマギアに或人の写真を見せて教える。

ヒューマギアはこんなに高性能なのに!?

『仮面ライダーブレイド』でも改造実験体怪人に写真見せて指示していました。

随分簡単だなぁとは思いましたが、こちらのヒューマギアはこんなにも凄いのに…アナログ方式ですね。

 

 

暗殺ヒューマギアはお笑い系

暗殺を指示され、インプットされた、らしい。怖く「暗殺!!」と言うのかと思いきや……これまたびっくり、ズルっとなりました。

実行へ向かうシーンでも、ニコニコ笑顔でノリよく…。こんな演出でいいのかぁ!?と見ていました。

迅には「暗殺ちゃん」なんて名で呼ばれているしぃ。

「暗殺」というコワイ部分を中和させる意味合いなのか?

暗殺ヒューマギア個体の元々持っている資質がお笑い系だった…ということでなのでしょうか?

 

 

 イズ 行儀悪い

イズは或人に帯同しリセット依頼のあった先生ヒューマギアが顧問として部活練習をしている体育館に見に入る。

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『仮面ライダーゼロワン』第7話 イズだけ土足で体育館に入る。

イズの行動 おかしい点

  • 佐藤先生は、校内用の靴と思われる。外来者の或人と不破 諫は、よくある感じの茶色いスリッパを履いている。
    イズはそのまま。
    見た目が悪くなってしまうかもしれないけれど、ここはやっぱりスリッパを履くべきでしょう。これだけ高性能で同じような生活をしているのですから。その方がよりリアルティがあると思います。 

  • 入る順番もおかしくないですか?
    不破さんはヒデンのお客様ではないにしろ、秘書という立場としては後ろに控える、後から入るべきではないでしょうか? 

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ヒューマギアなのに熱血

タイトルからして、おかしい…どういうことか?と思っていました。

熱血なんてことがあるのか?と。
今回全部見終えて納得できました。

高性能ヒューマギア先生は、生徒の為に必要なことを判断して、その道をラーニングするのですね。校則を無視してでも。ほんと人間っぽい。

そして更に、生徒の希望を叶える為、世の中の禁止事項も破ってでも練習する。

高性能なわりに、時と場合の優先順位の判断はあまり適切ではない。それが融通の利かないロボットらしさ…ということなのでしょうね。

或人はそれを疑問に思ったり、人らしく機転を利かせて練習場所を提供する。

 

 

バルキア 代表して「・・・」

妙に能天気な暗殺ちゃんと、今回やけに陽気な迅。
ウキウキ遠足のような調子で或人暗殺にやって来た。

その妙なテンションに筆者もちーん。シラケて見ていた。

そこへ刃 唯阿も到着、変身した。
仮面ライダーバルキアも「ちーん・・・」な感じ。

 

 

暗殺ちゃんの人形っぷり

  • 松村龍之介さんの演技が面白い
    バルキアは暗殺ちゃんのベルトにフリージングベアープログライズキーをセットして凍らせて停止させる。
    パペットみたいになりました。
    仮面ライダー迅とバルキアが戦っている間に、A.I.M.S.の部下たちが暗殺ちゃんをバンに押し込んで連れ去る。
    その押し込まれっぷりに愛嬌がある。
    暗殺ちゃん役の松村龍之介さんの演技が面白いです。
    凄い美形男子。なのに愛嬌あったり、動きが大きく面白いのは舞台でご活躍だからでしょうか……
  • メイクさんうまい!!
    凍った感じのメイク。氷の粒、霜がついた感じが面白い。 

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怪しいA.I.M.S.

対人工知能特務機関 A.I.M.S.

読みは「エイムズ」。A.I.M.S.はArtificial Intelligence Military Service[11][3]の略で、内閣官房直属の政府によって設立されたAI犯罪を専門とする特務機関[12][7][11][3]。人工知能特別法の制定に伴い、いかなる理由においてもヒューマギアは民間人に危害を及ぼしてはならないため、危険があると判断した場合、暴走したヒューマギアの違反を取り締まる権限があり、そのヒューマギアを破壊・廃棄する資格を持ち、それに関わるサイバーテロリストの捕獲権限も併せ持っている[7][ep 2] 

当初は、警察内部の人工知能犯罪対策部という設定だった[14]

仮面ライダーゼロワン - Wikipedia

 警察に近い存在のA.I.M.S.

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『仮面ライダーゼロワン』第7話 武装して警備するA.I.M.S.の一般部隊

諫と唯阿は変身できるけれども、部下たちは出来ないのでこのような武装なのでしょう。

それにしても怖い姿…。
怪しい。この腕のワッペン。まるで悪モンみたいなデザイン。

青いスカーフを巻いて…。
武装した部隊がこのようなスカーフを巻くかな? 必要があるか?

しかもボロボロ風。滅亡迅雷.netっぽいな。このボロ風スタイル。

プログライズキーをヒデン、A.I.M.S.と滅亡迅雷、皆が使っているし、大本は同じってことなんでしょう…ね。

今後の展開が楽しみです。

 

 

残念な撮影セット

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『仮面ライダーゼロワン』第7話 麗華中学校職員室

残念ポイントは、違和感ありありな仕切りの花。

  • お花がバラバラなのは、きっと学校の花壇で採れたお花を中学生が飾った、という設定かと想像します。
    でも学校でカスミソウなんて植えるかなぁ? 
    それにしても、乱雑すぎませんか?

  • このブラウンの仕切りは、どこかで見たような…。
    この部屋には不釣り合いですね。校長室の不用品?

この職員室の良い点

  • 毎日忙しい現場らしくゴチャゴチャしている。
  • よくある古びた感じ。
  • 古い故、壁の配線なども付け足しているからいっぱいある。

 

 

自我の芽生え

  • ヒューマギアに自我が芽生えるシーン
    練習しても試合に負けた裕太は「バスケをやめる。」と言い、先生ヒューマギアのコービーは語る「諦めたら終わりだ」と。
    すると、画面左端の方がピキーンと光が差す、明るくなる。
    筆者はピンとこなかったんです。遅れて、自我が芽生えたという表現だったのかと気づきました。
    コービーが明るくなる効果をつけたり、コービーの目が開き大きくなるというような演技があったら良かったのではないか…と思いました。

  • 迅が今回、陽気で明るかったり「滅びに怒られる…」と慌てていたり…。
    前回リセットされたはずでしたが、また自我が芽生えて育ってきているってことでしょうか?

  • AIに自我。そんなことがあるのだろうか!?
    もし あったら恐ろしい!!
    不破さんが言ってくれた。

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『ルパパト』の使い回し品?

仮面ライダーゼロワンは、バルキーから何故だか提供されたフリージングベアーブログライズキーの技によってマンモスマギアと凍らせた。

マンモスマギアが氷漬けにされた。その氷型の小道具(と言っていいのかな?)『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で使用されていたのと同じでしょうか? 
特撮ではありがち?な氷漬け。
小道具もせっかくあるのだしあるもの使うのは結構ですよね。

それにしても、まだ暑い時期に撮影されていたでしょうし、スーツアクターさん大変ですね!! ただでさえ暑いでしょうに…。ご苦労様です。

ところで、
戦闘シーンの後ろで小さく映っているイズは、攻撃の成功に拍手をしている。微妙。これは必要なのかなぁ?

 

 

 イロ・シワ・ウケ

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『仮面ライダーゼロワン』第7話 新調されたコービーの様子を見に来た或人たち

マギア化されてしまった熱血先生ヒューマギアのコービーは、破壊されたので新調された。その働ぎぶりを見に来た或人とイズ。

  • 筆者個人的にウケた。
    佐藤先生の「増えてる」
    試合に負けたけど廃部にならなかった。退部者がいなかったので。
    更に試合を見ていた1年生が入部してきた。

  • 或人の服装。
    社長らしく一応スーツなのでしょう。でも中のウェアは若者らしくラフでカラフル。
    今回初のグレーの上下で登場。違和感。
    グレーだと、日によって変わる中のウェアの色と合わないと思います。
    このグレーを見た瞬間、オッサンに見えました。ぼやけた感じになりますよ。太く見えるし。
    黒がいいですよ。中の服でまだ使っていない色がいっぱいあるのでもっと色んなイロを色々着てほしいです。

  • イズのスカートのシワ。初回にも書きました。ずっと毎回映る度に気になっています。シワがなかったのは1シーンしかなかったように思います。
    撮影は待ち時間多いでしょう。ずっと立ってはいられないですものね。
    でも、秘書だし、ヒューマギアだから基本的に座るシーンがない。なのにクッキリです。
    これこそ見た目悪いし、不自然だと思うんですよね。工夫してほしいなと思います。

 

ゲストさんたち

  • 暗殺ヒューマギア役の松村龍之介さんについては上記。

  • 先生ヒューマギア役の海東 健さん。
    バスケシーン上手かったですね。てっきり吹き替えかと思いました。
    ヒューマギアらしく演ずるのも難しいのに熱血だなんて…。でも、ありそうな納得できる感じで演じてらっしゃいました。
    こんな先生、ヒューマギアがいてくれたらいいなって思いました。

  • 佐藤先生役の岡部たかしさん。
    こういっては失礼かもしれませんが、いい意味で、いかにもいそうな感じの先生をあまりにも自然に(だから地味っぽい)演じてらっしゃいました。
    岡部さんはNHK大河ドラマ2016年の『真田丸』で大井政吉 役をされていた方だったんですね。筆者『真田丸』を面白楽しく観ていました。岡部さんのお顔もお名前も正直覚えていないのですが、草刈正雄さん演ずる真田正幸が「お~い」と呼んだら「大井」と呼ばれたと思い「なぜ名前を知っているのか」と言うちょっとお笑いなシーン。覚えています!! おっちゃん武将の自然なやりとりが印象に残っています。

     

  • 裕太役の藤本哉汰さん。大っきな目の可愛らしいお顔ですねぇ!!
    それだけにホクロがちょっと気になりますが…。
    NHK大河ドラマ2017年の『おんな城主 直虎』で三浦春馬さん演ずる井伊直親の幼少時代、亀之丞役をされていたんですね!! これまたびっくり。筆者は前半の数話しか観ていませんでしたが、幼少期を結構長く放送されたので、この役はスゴイ役だったんですよねぇ。

今回はその他にもたくさんの役があり、出演者多かったですね。

毎回ゲストの方々、うまい方々ばかり。 

ドラマの主要な役はとても大事だけれど、脇を固めるベテラン人や、ゲスト出演の俳優さんの力で物語が進んでいく…。

 

今後も若手メンバーの成長とゲストさんのコラボ、楽しみです。