卑弥呼とニュートンは水と油の関係。ニュートンアイコンは行方不明となる。アランを信頼するカノンの目前に仮面ライダーネクロムスペクターが現れる。眼魔界の幹部で科学者の論には納得するも行動は許せないアカリ。不知火 改を改良し、果敢に立ち向かう…。
『仮面ライダーゴースト』第18話
「逆転!神秘な科学!」
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天空寺 リビング
アカリは、眼魔に魂を抜かれた事、しかし眼魔の言う論理は否定出来ず、イライラしていた。
御成 「迷いもまた道しるべ。答えは心の中にあります」(セリフ類は要約)
そこへタケルがやって来る。ニュートンアイコンがまた行くへ不明。
御成 「ニュートンアイコンも心の迷いがあるのです」
アカリ「機械の誤作動よ」
御成とアカリは、ピン!と来た。
御成 「卑弥呼殿ですぞ!」
アカリ「卑弥呼!」
御成 「神秘の女王の謎めいた力に嫉妬したのでは?」
アカリ「嫉妬?!ニュートンはね、超~天才なのっ!」
御成 「科学で証明出来ない謎もありますぞ!」
そんないつも如く言い合いをしている二人の傍らで、突然タケルはアイコンの中に吸い込まれた。
ヒミコ「妾は人の心の中の神秘を信じる」
タケル「ニュートンと仲良く出来ないかな?」
ヒミコ「水と油。諦めよ」
一旦 現世に戻ったが、次は眼魔の世界に飛んだ。
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軍服男はまた人の魂を収集していた。
「やはり恐怖という感情が魂の純度を高めるか…」
アラン 「人間の魂は我々の世界の一部となる。キサマは何をしている?イゴール」
イゴール「あなたの兄上、アデル様の命令で…」
アラン 「気に入らんな。私には何の報告もなかった」
イゴール「必要ありますか?」
アラン 「何っ」
イゴール「私はあなたの部下ではありません」
海辺
アラン「兄を待っているのか?」
カノン「ここでよく海を見ていたので」
アラン「そうか…」
カノン「初めてアラン様に会ったときのこと覚えてますか?」
(このセリフおかしいよね。「アラン様、初めて私たちに会ったこと覚えていますか?」)
回想
アラン「そいつらは?」
アランの姉「人間界から来た兄弟たちです」
アラン「ふんっ。人間など興味ない」
現世の海辺
カノン「あのときのアラン様は少し怖かったです」
アラン「今も怖いのか?」
カノン「いいえ。
アラン様、お兄ちゃんを一緒に探してもらえませんか?」
アランは背を向け
「わかった。だが見つかる保証はないぞ」
カノン「ありがとうございます」
その様子を遠目に郵便屋さんが見かける。
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タケルの部屋 兼 元父の研究室
アカリは不知火 改の調整をしていた。
「タケルは消えちゃったし、マコトも帰って来ない。私たちが頑張らないと」
ニュートンアイコンを見つけた御成、袖に仕舞う。
そこへナリタから電話。
また眼魔が人を襲っていると言う。
御成 「何という最悪のタイミング」
アカリ「最高のタイミングよ。リベンジしてやるわっ。不知火 改マークⅡよ!」
御成 「アカリ君には心の迷いがあります。そのような時に眼魔と戦うのはあまりにも危険。ここは節操に任せアカリ君はここでタケル殿を…」
アカリ「私は…私は、信じる」
二人は、眼魔出現現場に向かった。
天空寺境内
タケルが眼魔界から戻った。
郵便屋さん「居候の女の子とやけに目つきの鋭いイケメンと一緒にいたよ。デートとかなぁ?」
公園
カノンはたこ焼きを買った。
アラン「何だそれは?!アイコンか?
食べた…」(ちょとお笑い気味)
たこ焼き屋のおばちゃん
「たこ焼きも知らないのか?面白い子だねぇ」
アラン「私を子供扱いするのか!?」
おばちゃん「75歳の私にしたら十分子供」
アラン「75歳?ふっ。
軽くその倍は生きている」(自慢げ)
周りを見渡すアラン。人々の様子。
ラブラブなカップル、楽しそうに遊ぶ家族、労わり寄り添う老夫婦。
アランは、一人歩いて行ってしまう。
カノン「アラン様、どうしたんですか?怒ったんですか?」
アラン「わからない。ただ…」
タケル「アランっ!カノンちゃんをどうするつもりだっ!?」
カノン「違います。私が…」
アラン「ちょうどいい。この気分晴らしたかったところだ」
二人は変身。
アランは今回はネクロムはスペクターに浸かっている為、三蔵法師アイコンで無理やり変身。
「キサマは目障りだ」
カノン「どうして二人が戦うの…」
アラン「スペクターを狂わせたキサマは危険だ。排除する」
仮面ライダーゴースト「やっぱり何か知っているのか」
木の陰から仮面ライダーネクロムスペクターが現れた。ゴーストに襲いかかる。
カノン 「こんなのお兄ちゃんじゃない」
ゴースト「お前が操っているのか?!お前はマコト兄ちゃんと友達なんだろ!?」
アラン 「ああ。完璧な」
ゴーストに技を放とうとしているスペクターに「お兄ちゃん!やめてお兄ちゃん!」
動きが止まる。
その隙にゴーストはアランに技を放つ。が、スペクターは救い退散した。
ユルセンが現れ、タケルはアカリたちの元へ向かった。
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眼魔出現現場
ナリタや多くの人が倒れていた。
ナイフ眼魔「また君か。しつこいねぇ」
ナイフ眼魔からイゴールとなった。前回は別々に存在していたが。
御成「一体どういう仕組みか?…」
イゴール「そろそろ理解出来たかね?私の言う完璧な世界が」
アカリ 「ええ。はっきり理解したわ。科学は人を幸せにする為にあるの。人の魂を奪って何が完璧な世界よっ。あなたがやっていることはね、科学なんかじゃない!」
イゴール「残念だが、不正解だ」眼魔スペリオルに変身し、更に腕に眼魔アイコンをセットし、ナイフ眼魔に変身した。「君の魂も頂いておこう」
アカリは不知火 改マークⅡを発射。しかし弾かれる。
イゴール「その武器は解析済みだ」攻撃。
御成が飛び出し、背中を切られる。
「さっきのセリフ、なかなか痺れましたぞ」
(その後のシーンも目が開いたままだった)
御成の袖の中にいたニュートンアイコンが出て行く。
イゴール「ふん。この魂純度が低い。まるで価値がない。ゴミだ」
アカリ 「ゴミはお前だ」(小声)
イゴール「今何か?」
アカリ 「ゴミはアンタの方だって言ったのよ!!確かに御成はね要領が悪くて不器用でうるさくて。でもいつも一生懸命でとってもいいやつなのよ!その魂がゴミなわけないでしょー!!」不知火 改を構える。
イゴール「意味不明だ。それにその武器はもう使えない」
命中し吹っ飛ばされイゴールは階段を転がり落ちた。
タケルは見ていた。
「やったね!よく頑張ったね。アカリ」
イゴール「何故だ?何故パワーが上がっている?!」
タケル 「それが人間の可能性。魂の力だ!」
変身!
イゴール「実験の邪魔をするやつは誰であっもても許さない」
ゴースト「それはこっちのセリフだ」
イゴール「君わかっていないようだね」
紫の霧が噴射される。
ヒミコアイコンで変身。華麗に踊ったけれど、霧に遮られ攻撃するが……
イゴール「その攻撃も分析しだ」
アカリ 「その独特な霧の磁場はヒミコとニュートンの力を合わせれば消せるはず」
ユルセン「無理な相談だな~あの二人が力を合わせるわけがない」
ニュートンアイコンはずっと見ていた。
「君達を見ていて教えられました。科学者として本当のあるべき姿を。力を合わせよう」
ヒミコアイコン「わかりました」
ゴースト「互いを認め、分かり合うことも出来る。そして新しい力らを生むことが出来る。それが人間だ!」
眼魔は消滅、眼魔アイコン砕ける。
御成やナリタ、人々魂が戻る。
イゴールは人間態となり「今回は計算外でしたまあ次を楽しみにしてなさい」ゲートを出現させ眼魔界へ逃げ帰った。
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海辺
アランの回想
アランは眼魔複数のコマンドに囲まれ戦っていた。
「つまらん。君達では訓練にもならん」
マコト「なら俺が相手をしよう」
アラン「お前は確か、あの時と同じ目」
激しい攻防。
アラン「お前の名は?」
「深海マコト」
街を眺めながら
タケル「アイツともいつか分かり合えるのかな…」