タケルとアデルは戦いの中で繋がり、互い記憶を共有した。幼い頃の楽しい思い出も。タケルは父を殺したのはアデルであることも知るタケル。父の仇はアランの兄。激しい動揺、苦悩。「今、自身に出来ることとは何か? 己の成すべき事とは……」英雄ゴーストの導き…。
2016年 9月 4日放送
『仮面ライダーゴースト』第47話
「呼応!それぞれの覚悟!」
脚本 福田卓郎
監督 諸田敏
[目次]
幼い日
ガンマイザーの力を全て集めたアデル・パーフェクトマイザーの力は強大で、仮面ライダーディープスペクター、仮面ライダーネクロムは変身解除となる。
仮面ライダーゴーストムゲン魂は立ち向かう。その時、タケルはアデルと繋がった。
アデルは拒絶するが……
タケルは、アデルの幼い頃の家族との楽しい記憶、母が亡くなった悲しい記憶を見た。
アデルは、タケルの幼い頃が見えた。母は既におらず、しかし父とマコトやアカリと楽しく過ごしていた。
そして、父も死ぬ。父を殺したのはアデルだった。
タケルはショックを受け呆然とするが、怒り込み上げ襲い掛かる。
アデルは眼魔界へ消える。
それが僧侶の言うこと!?
大天空寺のリビングに一同が集まっていた.。
御成はアデルを早く倒そうっ!と意気込む。
アカリは「それが僧侶の言うことなの!?」と制する。
アデルは御成にとっても仇だ。タケルの父は先代の住職であり、尊敬し慕っていた人を殺されてしまったその悔しさと悲しさ恨みがある。
御成は僧侶であっても、自身はまだ未熟ゆえに許せないと言う。
アデルはアランの兄である。仲間の兄に敵討ちで倒してしまう、というのも仲間として決断できない状況だったのだ。
アランが謝る。
タケルは、事実を知ったときは感情の爆発と共に倒そうとしてしまったが、アランのお兄さんを救うと決めたその気持ちに変わりはないと言う。
英雄からのメッセージ
しかしタケルにはまだ迷いも動揺もあった。
タケルは一人 本堂で座禅を組んでいた。すると、英雄ゴーストたちが集結する。
心のままに、信じる道を行け……英雄たちからのメッセージを授かる。
アリアの魂
傍に控えて、改めさせようと常々 忠言し続けたきたアデルの姉。母にそっくりの(二役)アリア。
しかしアデルは、遂にアリアにも一撃を喰らわせ、意識を奪い もぬけの人形としてしまう。
傍らのピンクのライトは消える。
己の成すべきこと 決意
大天空寺では、それぞれがそれぞれの成すべきことをしていた。
御成は錫杖で戦う練習。
シブヤとナリタは草むしり。
アカリは眼魔界へのゲートを繋ぐ研究。
カノンはアカリの手伝い。
マコトはタケルの父・龍のお墓参り。
アランはやはりアデルを自分が説得しようと決意していた。
マコトも決意していた。
カノンがアイコンにされてしまったとき、英雄アイコンを生き返る為に集めていたタケルから奪おうとした。タケルを見捨てた。
しかしタケルは集めたアイコンでカノンを生き返らせてくれた。
今度はタケルの為に自分の命に代えても助けると意を決していた。
コスプレ大好きな おっちゃん仙人も、自身の出来ること成すべきことをしに眼魔界へ帰っていた。
自身の研究室へ白い忍者の姿で忍び込み、何やらオモチャのような取手のついたアイコンを持ち出す。
黒い忍者姿にコスプレしたユルセンに驚く。
強い心
アデルは動揺していた。
グレートアイを守るガンマイザーは、そんなアデルを弾く。
強い心でないと寄せ付けないのだ。
仮面ライダーダークゴースト
おっちゃんは、眼魔界のモノリスにやって来た。
持ち出したアイコンで変身!
仮面ライダーダークゴーストとなった。
モノリスに向かって技を放つ。
仮面ライダーダークゴーストの愛をこめて放つ。
大天空寺のモノリスが光る。
アカリたちは、眼魔界と こちら側と同時に行わなうべきものだとピンときて、急いで研究してきたレーザーを発射。
アランはその時、モノリスに向かって飛び込む。
二人のマコト
モノリス前、マコトは皆と一緒にいた。そこへもう一人のマコトがやって来た。
外へ顎で誘う。
戦う。
一同もその様子を見つめる。
戦いによる爆発からカノンを救うディープスペクター。
もう一方のディープスペクターは去って行く。
一同は帰る。それを砂山の陰から見つめる もう一人のマコト。
筆者の感想
二人のマコトは、当初 違いがあった。コピーは黒い軍服を着て、キツイ表情をしていた。コピーは倒され新しく誕生し直し、幾度も幾度も繰り返した。
同じ服を着るようになった。
二人の対峙では、本物のマコトも時にキツイ激しい表情もした。
どっちがどっちとわからないほど。
演じ分けが出来ていないのか?とも思ったけれど、その激しい部分もマコト自身ということだったのでしょう。
コピーは次第に大天空寺のタケルたちのところに紛れ込むようになる。まるで本物のマコトのような表情をしており気づかれない。本物のマコトのような感情を抱くようになる。
コピーはただのコピーではなく本物と同化していっている……
物語もいよいよあと少し。面白くなってきている。