コンタクトレンズをつけた人々は姿が消えカプセルに入れられた。終結させてなんと、巨大コンタクトレンズとなった。御成はアランの身体に憑依し、自身の身体を各地の現場へ 担いで移動していた。いよいよイゴールやガンマイザーたちとの戦いの時がやってくる。
2016年 8月14日放送
『仮面ライダーゴースト』第44話
「起動!デミアの恐怖!」
脚本 毛利亘宏
監督 田崎竜太
[ゲスト]
遠藤ヒロキ 五十嵐陽向
遠藤ミツコ 小橋めぐみ
筋肉質な男 ジャスティス岩倉
OL CYBORG KAORI
[目次]
リーダーのアカリ
スッカリとリーダーになっており、おっちゃん仙人にまで指示を与える。
おっちゃんも「うん」と快く返事。
デミアプロジェクトのコンタクトレンズをつけた人は、難解な数式を書き、甘いものを欲しがるり、奇妙な歌を歌う。という症状が出ている。
不可思議研究所に依頼された少年を再び訪ねてみると、声はするが姿が見えなくなっていた。
そして、本当に消えてしまった。御成も。
タケルは抜け出た魂と共に飛んで行く。
少年は何故かサッカーのユニフォーム姿でグラウンドにいた。世界の一部となる、と言ってカプセルに包まれる。
他の被害者たちも同じく。
巨大コンタクトレンズ
人々の魂が集まり、一つ一つがまるで細胞のよう。くっつくとそれは巨大なコンタクトレンズになった。
あの奇妙な音楽が鳴っていた。ゴースト ベートーベンに変身し「運命」を演奏する。
少年はお母さんを思い出す。コンタクトレンズの細胞が壊れる。
少年はうまい具合にゴーストベートーベンの腕の中に降ってくる。
そして次の瞬間には、ベッドで裸で寝ていた。
タケルもそばにいる。
…。
目覚めた少年からコンタクトが落ちる。
タケルは電話でアカリに報告。
アカリはホッコリのんびり話を聞く。
そして使用者は大多数なので、元を断つべきと述べる。
そんなやり取りの向こうでは、
御成の憑依したアランが、御成の身体を大事にしている様子。
唾をつけた指で眉毛を撫でたり、襟元を直したり…。
母親が溺愛している子をいじりまくっているような感じ?
アカリはデミアプロジェクトのサーバーの位置を突き止めた。タケルたちと合流。
御成が憑依しているアランは、何度もどこへでも御成の身体をおぶって運んでいる。
イゴールが ガンマイザーを伴って現れる。
御成の憑依したアランは、待ってました!とばかりに…。
おぶっていた御成を放り出し、ギタギタニヤニヤした笑みで、アイコンをセットする。
ゴーストパーカーが現れ、ワーワーキャーキャー大喜び。
しかし一応真面目な顔で……
御成 初変身!
アランに憑依し、合掌ポーズで「へんしんっ!」
見事に憑依されたアランを演じる磯村勇斗さん。
これもやってみたかった
パーカー脱ぎ。
が、仮面ライダーゴースト・高岩成二氏のようにカッコよくサラリと脱げない。
引っ掛かりまくる。
変身完了時の立ち姿やこのパーカーが引っ掛かっている様子、戦いぶりもお見事な仮面ライダーネクロム役の永徳さん。
ガンマイザーに気合十分のパンチを連打するも、非力でヘボ過ぎて空気のよう。
眼魔界の科学者で非力なイゴールの変身したスペリオル・パーフェクトにさえも効かない。逆に張り手を喰らいひっくり返る。星が飛びパニック。おろおろしている間にトドメを喰らいそうになるが、ゴーストムゲン魂に庇われて助かる。
御成のアイコンはアランから逃げ出し御成の身体へ戻る。
アランは目を覚まし、いつものようにカッコよく変身!
軽快な戦いぶり。
いくら変身しても、やっぱり中身が重要なのですね!
御成とアカリはサーバー止めるため急ぐ。
デミアプロジェクト、リリース会場。シブヤとナリタは舞台袖に来たものの、カウントダウンが始まっていた。
丸見え
黒いカーテンがないので舞台袖の中が丸見え~
シブヤとナリタは、舞台へ出ていこうとしたが、スタッフに止められる。
アカリと御成はサーバーを止めに来た。
走ってきて、サッとロッカーを開け、扉の内側のポケットに紙が入っていた。それをサッと取り出し、御成に持たせて、持ってきたパソコンを操作する。
段取りは実にスムーズだ。
御成は突然しんみり話し出す。
焦っていたのだと。皆は活躍しているのに…。
今忙しいのにね、アカリは。世間がピンチなのにね。自分自分な御成らしい。
アカリは一応話を聞き、私たちはチームだと言う。そして、アッサリと急ぎの仕事を続ける。
御成にできることは紙を持つこと。
ギリギリ、サーバーを停止させることに成功した。
かと思ったら、
イゴール、それはテスト用だと言う。本物は別の所にあり、作動した。
リリース発表会場の人々の魂が飛んで行った。
タケルは、魂が飛ぶ方へ一緒に飛んで向かった。
辿り着いた建物の中には、モノリスがあった。
アランとマコトも駆けつけて戦う。
面白いアングル
誰の視点か、特に意味はないのか、窓の外から見た、室内での戦闘。ちょっと珍しい。
今回は、タケルたちが話すシーンを頭上から撮っていたり、ガラス窓に映ったガンマイザーを映していたり、特段意味はないかと思うけれど、面白かった。
ガンマイザーとモノリスは、三人のライダーキックで打ち砕いた。
モノリスはなくなったが、今度はアデルが現れて神々しく人々の魂と繋がった。
筆者の感想
面白くなってきた。
御成がアランの中に入ったのは、役に立ちたいという気持ち故、それはわかっていました。
気持ちある人ほど、焦りますよね…。
変身して戦うのは、やってみたい気持ちがあってこその発想で…。
でも、前回の話の部分だけど、こそっと盗んでコンタクトをつけているのは いい演出とはいえないですよね。
たとえ勝手でも、もうちょっと作戦らしくあればよかったのにな…。
人々から魂を取り、それが細胞のような1つで、皆がくっつくと、コンタクトレンズのようになった。
面白く、なるほど発想。
ガンマイザーの戦闘が、ダンスのようにクルクル回ったり、ㇲッと動いていた。怪人といっても、もっと魔力的な、幻想的な?存在。そのらしさが出ていて面白かった。