アデルの壮大な計画は進んでいた。人間界、日本全国の人々と繋がりを広げていた。タケルも繋がってしまう。しかしアデルが拒否する。イゴールも飲み込まれかける。アデルは全てを掌握し自分自身としようとしていた。白い服の二人の謎の女性たちがそれを見つめている……
2016年 8月21日放送
『仮面ライダーゴースト』第45話
「戦慄!消えゆく世界!」
脚本 長谷川圭一
監督 渡辺勝也
[ゲスト]
フレイ、フレイヤ 小川亮(二役)
報道官 秋元善則
[目次]
日本全国から人々の魂がアデル・パーフェクトガンマイザーと繋がった。
パーフェクトガンマイザーはタケル・仮面ライダーゴーストムゲン魂を取り込もうとした。
すると……
タケルとアデルが繋がる
タケルは、アデルの子供の頃、仲の良かった平和な家族の姿を見た。
アデルも、タケルの子供の頃の家庭の記憶を見た。
アデルは驚き退避する。
謎の女性たち
その様子をまた遠目に見つめている二人の白い服の女性。
テレビでは、緊急記者会見が放送されていた。
大規模集団睡眠現象。
異変防ぐ端末の仕様呼びかける。
「異変の原因である宇宙からの降り注ぐ電磁波は、ディープコネクト社の “ デミア ” の端末で防ぐことが可能」と。
とんでもないデマ。情報操作。
情報を改めないと…という意見に、
ナリタはやっとセリフがあったかと思うと、
「スティーブ・ビルズをとっ捕まえて、誤らせよう」と言う。
品悪く、いかにも現代っ子僧侶見習いらしい言いっぷり。
アランとシブヤ、ナリタが向かう。
その頃、アカリは音を上げていた。「どうしてもわからない。」自分には解決できないと言う。
しかしおっちゃん仙人に励まされ、アッサリ元気にやる気が出る。
おっちゃん仙人も自分のするべきことをしようと、眼魔界へ戻る。
山地では、マコトの前にまたコピーマコトが現れる。しかし、今度はごコピーもディープスペクターに変身する。
何とか打ち負かせたがね今までとは違う強さだった。
タケルはいつもふいに人の過去や気持ちが感じれるのに、今はアデルと再び繋がってみようと思うが出来ない。
静かに瞑想していると、繋がることができた。タケルは消える。
それを察知したアデルは拒絶。ガンマイザーを差し向ける。
劇的に弱い雑兵
アランたちはディープコネクト社に到着。
眼魂コマンド大勢の出迎えを受ける。
一方、ゴーストムゲン魂はガンマイザー二体を倒したが、いろんな人の声が聞こえ、聞こえすぎるようになってしまった。
アランたちは、スティーブ・ビルズを見つけた。憑りついていたアイコンを砕く。元に戻る。
眼魔界では、カプセルに入った人たちがどんどん消えていた。
それを見た、ジャイロは、アデルに訴えかける。
しかし聞き入れられるはずもない。ジャイロは焦燥し下がる。
散歩
アカリはパニクッていたタケル散歩に誘いだす。
アランたちが戦っているのに…のんきな…とも思うが、落ち着き、気持ちを改め再確認することも大事。
眼魔界では、アデルは意見するアリアに一撃を喰らわせていた。
カノンも「私も私に出来ることします」と言っていたが、たこ焼きを買いに行っていたのだった。アラン様の分は何人前なのか、大量。
そんなカノンをコピーマコトが狙っていた。背後から首を絞めようとするが、躊躇し消え去る。
タケルの前に三体のガンマイザーが現れる。
マコトとアランも駆けつけ撃破する。
その様子を遠くから見つめるイゴール。
しかし、またアデルの顔になる。
イゴールがアデルと繋がる
アデルは全てを飲み込み繋がり、すべてがアデルとなろうとしているのだろうか……
筆者の感想
面白くなってきました。
何度も何度もガンマイザーやコピーマコトが現れては倒され消える。を繰り返しているのは、無駄に多く感じるが…。
コピーマコトとマコトを演じ分ける山本涼介さんも。コピーはやはり別に見え、演じ分けがよく出来ていらっしゃる。マコトの一人での変身シーンはやはり、筆者は好きです。あの気合の入り方がイイです。
アデル役の真山明大さんも益々板についてきた感じ。ちょっと頼りなげで、理想を信じ、野心を抱いて、いわゆる王、神になろうとしている。でも繊細さ神経質さも伺える。それはまさにアデルという人物像といえますね。
久々登場のジャイロ・高岩成二氏。武闘派で憎らしいほどの余裕な強い役でしたが、今回は、眼魔界の異変も感じていて、アデルに進言したりするし、ジャイロにとっても、信じてきたものが壊れていたのを知った感じ……短いシーンだったけど、伝わりました。
普段は面を被ってのアクション中心のお芝居ですが、ほんと、スーツアクターさんとは俳優さんですねぇ……