「仲間」「仲間」「仲間」うるさい。
とも思ったりもする…。
けれども、未来ある純真無垢、真っ新な子供たちには、伝えたい。
伝えてほしいこと。
仲間を大切にしよう。
それぞれに得意なことがある。
素敵な力がある。
協力し合うことで大きな力になる。
楽しいことを……
出典:魔進戦隊キラメイジャー EP2 6より
カッコイイ。
力強く。意志強く。絆あるチーム。
爽やかに煌めいている。
2020年10月 4日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送
『魔進戦隊キラメイジャー』
「アローな武器にしてくれ」
監督 山口恭平
脚本 荒川稔久
[怪人]
邪面師
バクダン邪面
巨大モンストーン
[ゲスト]
ヌシカンさん 佐土井けん太
- 5
- 初!? 定番シーン
- ベチャット泥化
- ひと味違うキラメイジャー
- わからんかった
- 流石 時雨兄貴
- 我々
- 真の閃きキング
- 毛玉だらけ
- ヌシカンさん
- 小夜は無理なの?
- 玩具……
- 桃月なしこさん
- ゴーキラメイジャー
- やっぱり5
- ワンダー通せんぼ
- 素直なヨドンナ
- イイ感じ
- 筆者の感想
5
バクダン邪面がヨドンナによって分裂。5体となった。
5。
何だかビビッとくる。
「スーパー戦隊」の5。
でも『仮面ライダーゼロワン』の最強匠親方のことも思い出した。
それぞれ個性が違う感じの演じ分け。合成された様子が…。
初!? 定番シーン
「スーパー戦隊」定番シーン。
汚れメイク…怪我ボロメイクで、やられて這いつくばっているところ。
キラメイジャーでは、記憶になかった。
もしかして初!?
新鮮に感じました。
でも何だか 彼らには似合わない…ように感じました。
倒れないでほしい気持ちがわきあがりました。
ベチャット泥化
ヨドンナの力で強くなっていたベチッャトは、突然苦しみだした。
そして、解けるように泥の塊となった。その上にあの面だけが残っている…。
ベチャットは『キラメイジャー』が始まったとき、キモくてダサくて嫌でしたが、この姿には何だか可愛そうな気持ちになりました。
小道具さんと加工編集さんの力で、うまく表現されていました。
ひと味違うキラメイジャー
ヒーロー ピンチ。
けれども敵は去って行く。
一応、勝負アリだから。余裕だから。
で、ヒーロー結局生き延びて助かる、そして反撃勝利という よくあるパターン。
けれどもキラメイジャーはちょっと違った。
為クン「トドメを刺さないのか!? 後悔するぞ。大逆転勝利を収めるところを見せてやる」
確かに、そういう展開になるんだし…。
それに、戦うヒーローはそういう意気込みは必要だよね。
為クン カッコイイ。
筆者は「仲間」「仲間」言うのは好きではないが…。
わからんかった
ギガントドリラーは、カナエマストーン・エネルギアを取り込んで巨大化したモンストーンと戦っていた。
が、モンストーンは突然様子がおかしくなる。
その隙にギガントドリラーは攻撃を加え、倒すことに成功した。
で、その時、小っこいエネルギアが飛び出て来たのは、何っとか見えました。
でも、その後どうなったのかわからなかった。
ギガントドリラーは変形解除。キラメイシルバーに戻って倒れていた。
手にはエネルギアを持っていた。
えっ!? いつの間に!?
うーん…。
もうちょっと明らかにキャッチするみたいな動きがほしかったですねぇ。
流石 時雨兄貴
力の差があり過ぎて、負けて生き延びたキラメイジャー。
キラメイルームでは一同 意気消沈。
そこへ持ち帰られたエネルギア。
為クンは、この力でパワーアップしよう!! と。
皆は賛同。
しかし充瑠だけが反対をする。
「ベチャットのようになりたいの!?」
宝路も巨大モンストーンはエネルギアの力のダメージを受けたから倒せたとのだと言う。
エネルギアの力はもの凄い…。
身体への負担が大きすぎる。命を落とすかもしれない。
しかし、時雨兄貴は、人々を救う為にはそれしかない。ヒーローらしい意思を表明。
小夜さんたちも賛同。
充瑠は「どちらも嫌だ!!」とエネルギアもを持って出て行ってしまう。
街にはバクダン邪面が出現。
メンバーは術はなくとも食い止める為、出動する。
時雨さん、万力で頭を締めあげられていても仕事をこなす人ですものね。
肝が据わっている。
出動する時の走り方も、とってもヒーロー走りでした!!
我々
クランチュラは「ヨドンナは何か隠している気がする。我々に危険なことが起こる気がする…」
クランチュラは、一応ガルザを仲間と思っているってことですね。
ガルザは思ってないんだけど。
もしかして、ガルザの最後のピンチにはクランチュラが助けてくれるんでしょうか…。
真の閃きキング
充瑠はヌシカンさんの神社を訪れた。
宇宙人と戦うヒーローに成長し、悩んでいる充瑠にヌシカンさんは、キラキラの宇宙人の話をする。
かつて訪れていたオラディン王は火の鳥伝説が気に入り、何故かヌシカンさんと弓の勝負をする。
イケイケのオラディンは的2つを射抜くと宣言。
しかし、力入り過ぎて弓を負ってしまう。
やり過ぎては折れてしまう。元も子もない。
ひねりを加えて成功させる。
スゴイな、流石キラキラの王。
「限界を越えず」その範囲内最大で、ひねりを加える。
それがイイのかもね!!
毛玉だらけ
しかし、2つ射抜き宣言の時の、Vかピースか2かチョキポーズの手。
手袋が毛玉だらけだったのが めっちゃくちゃ気になりました。
一応、カッコイイ?? 決めてるポーズで手がアップ!! なのに…。
おかしくないですか??
オラディンのこの手は、素手ということなのでしょうか??
それとも服装として手袋をしているのでしょうか??
どっちにしても、毛玉だらけはやめてほしい…。
ヌシカンさん
ヌシカンさん役の佐土井けん太氏。
昔のシーンでは若く見えたり…。
神聖な神主という役職の雰囲気があってお似合いでしたね。
でも、ガッチリ真面目一本でもない感じもあった。
キラキラの宇宙人を受け入れられるんですものね。
名前の付け方もおもしろいですね。
小夜は無理なの?
キラメイメンバーは苦戦していた。
キラメイピンクからキラメイルームに通信。
まるで最後の別れの言葉。「充瑠クンに伝えて…」と。
マブシーナ姫が涙を流す。
それはブルーダイヤとなるのだった。久しぶり。
そこへ充瑠がひらめキングの絵をもって帰って来た。
エネルギアとブルーダイヤによって新たな武器、キラフルゴーアローが完成。
小夜さんが…??と思ったけれど、
「無理なの??」に力がわく小夜さんでも、無理を悟りかけた状態だった…ということなんですね…。それだけピンチだった。
玩具……
キラフルゴーアローが完成した瞬間。
玩具感 丸出しで、ズルっとガクッとなりました。
もうちょっと、その瞬間くらいはモヤッと光ってるっぽく してほしかったなぁ…と思いました。
桃月なしこさん
ヨドンナ役の桃月なしこさんは、本当に凄い美人ですね!!
非の打ち所がないくらいに。
アニメみたい。
怖キャラだけど、本当に美しいです。
筆者的には、やっぱり演技が気になりますね。しゃべり方とか声色とか…。
頭をグネッと?? 動かすのも多すぎて気になる。
あんまし動いてもいけないし、とても難しいとは思いますが…。
ゴーキラメイジャー
5人全員の強化版って珍しいですよね。
歴代作品はレッドや追加戦士だけだったのに。
これはいいですね!!
名乗りも またまたイイ感じ。
何となくキラフルゴーアローっぽいファーメーション。
「限界を越えない」為に時間制限がある。
観ている子供たちにとっても時間制限って、ドキドキになるでしょうしね。
いい企画ですね。
やっぱり5
バクダン邪面は また5体に分裂。
丸い爆弾を持っている。
キラメイジャーはキラフルゴーアローを順に使いながら倒して行く。
ピンクさんは、ベチャットの肩に乗り射る。
華麗でカッコいい。
使い終えると、スッとブルーさんが戦いながら現れて「借りるぞ」とサッと取り。
如何にもヒーローだが、ヒーローっぽく射る。
その後、放り投げるというか鳥のように飛べるキラフルゴーアローを放つ。
グリーンさんは、リレーのバトンのように受け取り疾走。
速過ぎて追い越してしまう。
射り方は豪快。外れても「そんなの関係ねぇ」と乱射。
放り投げるとレッドさんに。
でも、珍しいというか予想外に、遠くにいる、向こうから走って来る。
小っちゃく見えるレッドさん。
筆者は ちょっと…えっ!?となりました。
アッサリとした感じの軽快な戦闘アクション。
充瑠ですから。
トリは、イエローさん。
何でもかんでもレッドではないところもいいですね。
残りタイムもあと少し、銃撃得意のイエローさんだから射るのも簡単だろうと思っていたら、ヨドンナに蹴りを入れられ、引っ繰り返ってタイムアウト。
何でもかんでも成功してしまわないところもよかった。
5人が順にリレーしていく…『秘密戦隊ゴレンジャー』のゴレンジャーハリケーンにイメージされてワクワク楽しかったです。
ただリレーするだけでなく、それぞれに合ったアクションしながらの。
見せ場があって面白かったです。
ワンダー通せんぼ
出典:魔進戦隊キラメイジャー EP2 6より
まさかまた出た!! 空中開脚。
初変身で披露されたのはビックリ、重機の隙間でした。
今度は天然。木の幹で。サプライズなシーン。
笑いました。
しかも通せんぼ!?
鳥居状態。
素直なヨドンナ
5体のバクダン邪面は6人のヒーローチームによって倒された。
ヨドンナは退散する。
トボトボ歩きのヨドンナ。
そこへガルザが近寄る。
「戦い方が気に入った」
筆者は怒るのかな と思っていたら、
ヨドンナは「負けた」と言う。
たいていこういう場合は、ヨドンナの方が偉いんだろろうし「気に入った」とか言われたら怒ったりすると思うんです。
しかも、負けて帰ったところに。
自分で「負けた」と言うのにも驚きました。
為クンにも笑うことを教えられて、笑ってみたりしていたり…。
結構 素直なんですね。
チャレンジ精神と。
悪役だけど、若くてキレイなキャストさんだから、あまり悪くならないようにしているのでしょうか。
イイ感じ
キラメイルームでは、一難を無事終えたジュースで祝杯があげられていた。
するとマブシーナがまた泣きそうになる。
やばい…と皆 思うことでしょう。筆者も。
が、充瑠「ブルーダイヤはもういらないよ」
マブシーナ「うん」と頷く。
可愛らしい。
マブシーナならOKです。
そして充瑠は為クンの失恋を励ます。
正体がヨドンナとは知らずに一目惚れしていた。
為クン「お前に言われたくない」
ケーキをヤケ食い。かっ食らう。
充瑠も元気に力強くなりました。
為クンも丸くなりました。愛嬌出て来ました。
チームがイイ感じに育ってきていて、ホッコリしました。
でも、充瑠は茶髪だけど眉毛が太くて黒いのが気になりました。
見せない方がいいのでは??
筆者の感想
子供番組。
未来を担う子供たちへの教育番組でもあって欲しい。
いつもは さり気なくメッセージが組み込まれているけれど、今回はハッキリ述べる形でした。
大人的にはちょっと気恥ずかしいですが、子供たちには言葉としても明確に伝えるのはいいことだと思います。
大人もこうやって時に心洗って?? 初心に帰って??
「限界は越えない為にある」
えっ!?と驚きましたが、
オラディンの弓が折れてしまう、のは凄く分かり易かったです。
確かに、限界を自分で先に決めてしまい、そこから出ない人も多い。
伸びない。
でも、伸ばす為と強要の境目も微妙ですよね…。
結局は見る目と判断、個人差の問題になる。
近年は、〇〇ハラスメントといわれることも多いし、難しいですよね。
神経質で気を遣う世の中です。
ドンドン軟弱化しそうな気もします。
やっぱり、出来る人は出来る。勝手にやれちゃう。
無理な人は無理ってことなんでしょう…。
「限界はある」ってことですね。