ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

素面キャストまさか気合のアレ『魔進戦隊キラメイジャー』EP45

 『魔進戦隊キラメイジャー』名乗りでは、とんでもないポーズをする。

通称「アレ」。

筆者は、最終回はバンク映像ではなく、現場での一発撮り?? で披露してくれるのではないか!? と期待していたんです。

しかししかし、

なんと!? 素面キャストさんがやってくれました!!  

f:id:moon-tiara-action:20210302201029j:plain
出典:
魔進戦隊キラメイジャー EP45より

 『キラメイジャー』 最初から最後の最後まで、魅せてくれました~ 

皆さん、必死。

決死の覚悟の最後の戦い。

気合伝わります。

 

キラメイピンクの工藤美桜さんは、今年の放送分くらいでしょうか、段々痩せてきているように見えていました。

根性ある女優さんでしょうから、何かのお仕事の為にダイエットをなさっているのかと思っていたんですよ。

もしかして、この為だったのかしら!?

 

 

2021年 2月28日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送

『魔進戦隊キラメイジャー』

「君がいて輝いた」

 

監督        山口恭平

脚本        荒川稔久

   

 

 

いつも通り

冒頭は、前回最後のシーン。

⇔今回のタイトル。

⇒オープニング

⇒CM

 

先にタイトルが出るのは確か2回目?? かな。
通常はオープニング後のCM明けに出されていました。

 

最終回だけど、オープニングありました。

予想通り。
いつも通り。

嬉しいですね。

「カラッと解決」ですからね。
『キラメイジャー』は悲壮過ぎては いけませんからね。
彼らに相応しい形だったと思います。

 

   

アクション監督

JAEさんのホームページでは、44話と45話のアクション監督として清家利一のお名前が記載されているんです。

それで筆者も44話の記事に代行として記載したんですけれど、テレビ放送のクレジットには、福沢博文となっています。

どうなのでしょうか…ねぇ。

 

次作の準備や撮影が始まると、スーツアクターさんやアクション監督さんが代役、代行になるのも、残念ながら、いつものことです。

特に最後は、オリジナルメンバーで締めて欲しいですよねぇ…。

 

 

意外と純粋で真面目

ヨドンナは死んでいなかった。
ヨドン皇帝の役に立てて喜んで死ぬ。

 

ご丁寧に、ヨドン皇帝はヨドンナの質問に答える。
自身のことを語る。
自分が弱かったことまで。


ヨドン皇帝は弱かったので、自分で面を作って被った。
すると強くなった…気がした。
相手を倒して食らい、大きくなってきたのだった。

 

一つの面は、シャドン。
凶悪なスナイパーの人格。

もう一つは、ヨドンナ。
無知で純粋。従順。

 

まさに これもヨドン皇帝の一部だった…ということでしょうか。

 

『動物戦隊ジュウオウジャー』のジニスは本当は小さな小さな生命体だったことを隠していて、バレて大激怒した。
かなり屈折して陰湿で、ヒステリックな性格だった。

そういう意味では、ヨドン皇帝の方が、デンッ!! としていて、そんなに弱くないと思えますね。

 

山路和弘のお声も、ゆったりとしていて、皇帝らしくて本当に似合っていました。
強そうでした。

 

ヨドン皇帝、弱いと思って、面を鍛冶打って作って…。

そっかぁ…。
コツコツ頑張って来たんだね。

「大丈夫だよ」って言いたい気分になりました。

 

 

ヨドン皇帝の面

ヨドン皇帝に立ち向かうキラメイジンとギガントドリラー。

やはり攻撃は効かなかった。
ヨドンデストロイヤーをくらい、倒されてしまう。

 

ヨドン皇帝の弱点は、面の中の顔だとロレンチーニサーチで前回わかっていた。
しかし、硬くて面を壊すことも、剥がすこともできない。

 

が、クランチュラは明かす。
自ら外す時がある。

それは、キラメイジャーの屍を拝み、食らう時。

 

為クンは作戦を立てた。
カナエマストーン・イリュージョアでヨドン皇帝にキラメイジャーを倒した幻覚を見せる。
その隙に、面を奪う。

 

攻撃を受けたヨドン皇帝は小さくなってしまった。

 

 

 

肉襦袢

最終回恒例、素面キャストさんのスーツ姿で名乗りシーン。

 

普段、スーツ姿を演じているアクション担当の方々は、やはりガタイしっかり、筋肉いっぱい。

素面キャストさんたちは、華奢。
スーツ姿になると、いつものヒーローと違い過ぎてしまう。

 

中に いっぱい着こんでいるようです。
冬で ちょうどよかったですね。

でも、ガタガタして見えるのはちょっとぉ…。 
毎度のことなんだし、それ用に肉襦袢を用意されたらどうでしょうか??

 

 

見どころ

1年演じてきた若き素面キャストさんたちが、スーツ姿で顔を出して、名乗りをする。

動きはちょっと…う~ん…な部分も なくはない…。
けれど、表情がとてもイイ。

最終回の一番の見どころだと思います。

 

見ているこちらが清々しいというか、背筋伸びるといいますか。
とても気持ちがいいです。

 

 

隙間

ところで、そんな気持ちのいい名乗りシーンでしたが、見えてしまいました。

キラメイブルーの名乗り。

「切っ先アンソッパブル!!」の右手を横に動かすところで、手首の飾りの辺り、肌が見えました。

 

筆者、粗さがしをしたのではありません。
偶々視点が合ったのです。

 

   

「キラっと参上、カラッと解決」 

ベチャットが、邪面師のコスチュームで出現する。
強い。

ブルーとピンクが応戦を担当する。

 

グリーンがカナエマストーン・デストリアで突撃。
しかし、弾かれる。

それも想定内。
デストリアをイエローが撃ち、レッドがキラフルゴーアローを放つ。

 

 

笑顔

戦いに勝利。

スーツ姿の素面のキャストさんたち、満面の笑顔。
とてもいい笑顔。

観ていて嬉しくなりました。

 

その前には、
スーツアクターさんたちの、勝利に喜び合うシーンがありました。

マスク姿でも、仲間と喜び合う感じ、いいですね。

 

でも、ここも…
オリジナルのスーツアクターさんではないのでしょうか??

 

   

 

時雨さん

平和な世の中になり、それぞれは元の仕事に従事していた。

3か月後のこの日は作戦室に集まっていた。

 

時雨さんだけ、キラメイジャーのユニフォームを着ている。

筆者はまだ、時雨さんという人をイマイチ分かっていません…。

が、そういう人なのかなあ…と、ここで ぼんやりと感じました。

 

皆、何だか少し大人っぽくなっていた。

平和になって穏やかな表情になっていた。

 

 

バーチャル ワープ

クリスタリアはカナエマストーンで再生した。

マブシーナは女王となった。

充瑠たちは会いに行く。

 

 

宝路さん

ロン毛ではなくなっていた。
お宝探しに放浪しなくなったからかな??

でもゴーグルは着けている。

 

ところで、

宝路さんは養子だから、マブシーナと結婚できますね~
日本的には…。

 

 

気になる

f:id:moon-tiara-action:20210302203900j:plain

出典:魔進戦隊キラメイジャー EP45より

小夜さんのスカートのすそ。
糸がボーボー垂れています。

まるで、ハサミでチョッキン布を切ったまま放置したみたいに…。

どういうことなのかな??
イマドキはそういうのが流行っているとか!? 
まさか…。

 

 

気持ち

オラディン王も、マバユイネ王妃も身体は死んでしまったけれど、魂を石に宿した。

鳥でもいい。
気楽でいい。
石でも魔進でもいい。

ステキな考え方ですね。

 

『キラメイジャー』では

「限界は越えない為にある」とか

名言がありましたね。

 

元気に明るく、沢山いいメッセ―ジをくれました。

 

 

バトンタッチ

主役レッドによる恒例のバトンタッチ。
今回もありました。

 

番組内では、充瑠が「ひらめキング!!」により、
ゼンカイジャーの絵を描いていました。

 

筆者の感想 

とうとう終わってしまいました。

カッコよかった。
明るく楽しく。
爽やかに。
キラキラとスマートに、を貫いて…。 

 

とにかく残念なのは、
このニチアサ シリーズでは、最後までオリジナルメンバーで出来ないこと…でしょうか。

メインスタッフさん、常連のスーツアクターさんたちが、次の作品へ取り掛からなくてはならない。
1年間、作ってきた作品を最後まで一緒に仕上げられないこと。

コロナの影響で特に大変だったとは思いますが…。

筆者個人としては、
もう…忙しくて、どっぷり味わっていられなかったことが残念でした。
特に この最終回はよりによって…。

でもでも、大事な最終回ですから、周回遅れではすみません。。
時代遅れとなってしまいます。

頑張って書きました。

 

コロナの中、撮影休止。
制作の方々にとっては、視聴者のガッカリとは比べ物にならない、恐怖な出来事。
とてつもなく恐ろしく、不安過ぎることだったと思います。

撮影再開となっても、感染者を出してはいけない。
大変な緊張感とストレス、感染対策に手間を要したことだと思います。

一視聴者には ほんの欠片ほどしか想像できません…。
大変な中、元気が出る作品を提供し続けてくださり、本当にありがとうございました。

 

筆者には、唯一の楽しみ!? でした。
爽やかな元気を与えて頂きました。

ありがとうございました。

 

早速、ゴールデンウィークにはリュウソウジャーとの「VS」があるとの告知。

観に行きます。
それを楽しみに過ごします。