ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

ポジティブな衝撃を心に与える 『魔進戦隊キラメイジャー』EP36

クランチュラ自ら出陣の作戦により充瑠以外のキラメイジャーは闇に落ちてしまう。
そしてキラメイレッドはクランチュラ、ヨドンナとのラップバトルに負ける。
が、相棒ファイアとのバトルによってポジティブな衝撃を与えることに成功。
仲間の心を取り戻す。

充瑠「変われるって言ってくれたから」

ファイア「変わったのはお前の意志だ」 

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出典:
魔進戦隊キラメイジャー EP36より

闇ラッパー役に ラッパー晋平太さん。
ラップ監修もされた。

 

闇に支配されたラッパーは、充瑠とファイアのバトルに感動する。
「これが本当のバトルだ」

ヨドンの負のパワーが消える。

 

 

2020年12月20日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送

『魔進戦隊キラメイジャー』

「RAP【ラップ】」

 

監督        田崎竜太

脚本        下 亜友美

 

[怪人]

邪面獣

ターンテーブルゴモリュウ


  

 

 

クリスタス

クリスタリアでは、感謝の気持ちを伝え、パーティーをする日。

魔進たちは瀬奈ちゃん、小夜さん、時雨さんのパーティでの服装を妄想する。 

 

そのシーンでは、顔と服装、が別で組み合わせ合成されている。
なぜ??
わざわざ??

 

 

待望のクランチュラ回

番組冒頭はクランチュラが陣頭指揮を執る為、地球へ行ったというシーンから始まっていた。

オープニング前は、クランチュラのラップ。
「相手は わたしだけど大丈夫??」

 

   

不思議

オープニング、CM明けのシーンでは、充瑠と宝路はパーティの買い出しに出ていた。
その間に他の4人は出動していた…ということらしい。

駆けつけた時にはヨドン軍はおらず。
もう倒したのかと思う二人だが、様子のオカシイ4人。

 

立っているだけでもアヤシイ雰囲気がする…不思議。

 

 

工藤美桜さんの度胸

作戦室に戻ってきたが4人は顔に黒いマーク?? 模様がついており、様子もオカシイ。
口が悪く、失礼な言動。悪態をつく。

4人のキャストさん、悪役と化す。
水石亜飛夢さんは既に知るところだけども、女性陣二人がキレイなお顔を変顔の域に踏み込む勢いで演じていました。

特に工藤美桜さんの思い切りの良さに驚きと感心しました。

 

 

率直 本心 悪口

「クリスタリスは絶対に悪口を言ってはいけない日」

けれども4人が悪口を吐いた為、魔進たちは怒って絶交してしまう。

充瑠と宝路は悩みながら街に出ていると、人々の様子もおかしかった。

 

幼い少年はサンタさんに
「いい年してコスプレして恥ずかしくないの??」
と間近で指差し言っていた。

 

筆者も子供だったら指は差さなくても、そう思っていますね。

 

 

そうなの!?

4人がおかしくなったのは、クランチュラップのせいだった。

イエローは「カッコつけ」
グリーンは「考えナシ」
ブルーは「ヘタレ」
ピンクは「変人」

などとラップでディスられて心に突き刺さったからだった。
クランチュラにディスられた人は、別の人をディスるようになる…と解説された。

そして、シルバーも沢山ディスられて闇に落ちてしまいました。

 

なるほど…。
深いですねぇ。
勉強になります。

 

ところで、4人はそんな言葉でディスられましたがそうなんでしょうか??
イマイチピンときませんが…。

 

 

ポジティブな衝撃

CARATでは5人を強制的に眠らせた とのこと。

作戦室では、充瑠と博多南さんが凄いレントゲン写真のようなものを見ていた。

 

博多南「負のパワーを跳ね返すくらいのポジティブな衝撃を心に与えることが出来たら……」

 

そうだなぁ…と筆者も。
深いですねぇ。
筆者もポジティブな衝撃を与えられる人になりたいです…。

 

 

充瑠と同じ?

魔進ファイアは一人で堤防で佇んでいた。

ここは以前、充瑠が座り込んでいた堤防でしょうか??
同じことしてるってことでしょうか??

魔進ファイアのような あんなドデカイものが…あるって違和感のようだけど、このシーンが映ったときに、筆者は何だかイイ感じに思いました。

でも……ところで、
魔進ファイアは堤防の道幅に収まりそうになくないでしょうか??

 

そこへ充瑠がやって来るが……
仲たがいをする。

 

更に、新たな言葉を覚えたのかヨドンナが礼儀正しく「ちょっと失礼するよ」と声をかけ、ラップバトルの招待券?? を投げ渡す。

 

 

 

カッコイイー!!

ラップバトルでは紹介され入場する。

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出典:魔進戦隊キラメイジャー EP36より

 

スピーカーの後ろ、向かって左側から歩いてきて、スピーカーのところで曲がって花道を歩く。

華やかなステージ。
周りがライトで照らされている。光と影の具合……

堂々と歩いていく様子。

 

筆者は観ていてカッコイイ―!!と思いました。
プロレスみたい…!!

何だか懐かしい感じもしました。
ヅカヅカのっしのし?? なんというか…

ガウンをなびかせながら歩く三沢光晴さんを想い出しました。

 

クランチュラのスーツアクトレス、神尾直子
ベテラン。
小柄な女性でいて、こういう雰囲気が出せる、出ているって凄いなぁ…と感動しました。

 

   

やっぱり悲しい

5人は闇落ち。
魔進たちとも絶交中。
レッド充瑠だけ。
一人。

 

5人が悪態ついてレッドにブーイングをする姿は観ていて悲しくなります…。

 

キラメイレッドの姿でマイクを持っている…。
不思議な感じ。

ラップバトルでは、たどたどしくディスる。

 

 

史上初!?マイク持って戦闘

レッドはクランチュラとのバトルに負ける。
次にはMCヨドンナが登場。

3本勝負だったらしい…。

ベチャットも引き連れて来ていて、早速 襲われるレッド。
抜かりなくアクションシーン。

MCバトルをしながら、レッド一人で応戦。
マイク持って戦うなんて、とても斬新!! 新鮮!! 

 

 

まさかの ご登場

レッドはその戦いの中で変身解除。
ラップバトルに負けてしまう。

そこへまさかの ご登場がありました。

とび出して走って来るマブシーナ姫!!
キラメイストーンのファイアを持って。

 

石のファイアの駆けつける気持ちや勢いを表現するマブシーナのスーツアクトレス、野川瑞穂さん。
お得意の石操作の芸。

それにしても、飛び出し方から何から何まで、お見事です。

そりゃあ、野川さんと言えばもう『キラメイジャー』以前から何でもOKって感じ。
そして、つい前回は大全開のメイン回でした。

またイイところでのご登場となったのでした。

 

ところで、ファイアたちキラメイストーンは自力で移動できるのでは?? 

 

 

小宮璃央さん

他のメンバーさんと違って新人さんという感じで、充瑠キャラともシンクロしている。
可愛らしい弟キャラ。

そんな小宮充瑠が、ファイアの登場に、キリッと睨みつける。
意外でした。びっくり。

それまでのシーンもそうだけど、何気に演じられていたわけだけど、しみじみと、成長されたんだなぁと感じた回でした。

 

 

DJベチャット

コスプレベチャット。
リズムを刻みながら、クネクネヨイヨイと踊りながら……
オモシロイ。

前回に続いてコスプレベチャット嬉しいです。

今後も期待です。
でも、これから終盤に向かっての厳しい戦い、展開なるだろうから難しいかしらね…。

 

 

「これが本当のバトルだ」

ファイアの登場に、充瑠は素?? でディスる。

ファイアは、DJベチャットに音楽を要求。
DJベチャットはクランチュラの制止を無視して かける。

 

充瑠とファイアのディスり合いバトル。
しかし、それは想いのこもったものだった。

 

他のキラメイジャーはキラメイジャーになった時、既にキラキラしていた。

充瑠は普通の高校生。スケッチブックだけが友達の。

だけど一変した。
ファイアが変われるって言ってくれたから。

 

充瑠の形勢逆転など不可能な算段だったクランチュラだが、二人のバトルの盛り上がりに焦り出す。

しかしそれを制する闇ラッパー。
(本記事 冒頭にて紹介)

カッコイイ!!

 

ファイア「俺はクリスタリアのただの石だ。
スケッチブックでお前が俺らを変えた。
何度でも言う お前スゲー奴だ!!」

 

充瑠「ありがとう。僕と出会ってくれて。何があっても切れない絆。絶交なんてしない絶対。俺たち全員でキラメイジャー!!」

 

ラッパーの闇マークは消える「これが本当のバトルだ。リスペクトあってのディスだ。俺は感動した」

 

   

超 昔風

クランチュラ直々の作戦によって一応闇エナジーは溜まっていたらしく、ターンテーブルゴモリュウを召喚できた。

クランチュラ自ら搭乗し、操縦する。
十字架のようなハンドルで。
昔の自転車のような細くてシンプルな。
でもマイク付き。

 

顔部分が飛び出してくるようなオモシロイ攻撃をする。

 

 

クリスタススペシャル

魔進たちが全員 駆けつけて、全名乗り。
全員集合でのポーズ。
まるで総括編のよう…。

まだ今年は来週あるけれども…。
視聴者へのクリスマスプレゼントでしょうか??

クリスマスプレゼント選びの宣伝も兼ねているのでしょうかぁ…。

 

二人分の巨大獣であるゴモリュウへスペシャル大放出で攻撃する。

そして爆散するが、クランチュラはどうなったのでしょうか!?
心配です。

 

 

鈴村健一さん

戦いを終え、夕日に佇むファイアと充瑠。

 

鈴村さんの美声と語り。
素敵です。
流石です!!

筆者は近年、アニメなども ほぼ観ていないので、よく存知あげていませんでした。

ファイアのキャラは普段は威勢よくて、しんみりしたり、複雑な情緒を滲ませません。
新鮮でした。

 

筆者の感想 

ヒーローメンバーが闇落ちしたり、悪い心に支配されて…などのお話はよくあります

けれどもやっぱり、単純に悲しいです。
ヤなものです…。

 

待望のクランチュラ回。
神尾が大活躍で嬉しかったです。

口が出ている面でのラップにセリフ。
大変でしょうねぇ!!
わざわざ大変なことへのチャレンジとなりましたね。
でも よかったです!!

 

筆者はラップのことはよく知らないですが、よくよく考えて、思いを込めて作られていましたね!!

『仮面ライダーゼロワン』でもラップを取り入れた回ありましたがイマイチでした。

今回は、ほんとお見事でした!!
田崎監督はいいですよねぇ。
下亜友美さんの脚本も。

皆さんよかったです。

 

……そうそう気になったこと。

人と石、皆でキラメイジャー。
総名乗りの出演。

で……
博多南さんは?? どうなったんでしょうか??…

変身しなくても、7人目のキラメイジャーとか言っていたのになぁ…。

きっと博多南さん寂しがっているでしょう。
でも大人なので もちろん理解してくれているでしょうけれど…。