金城茉奈さん演じる ういの出演が遠のいていると思いきや、唐突に海外へ旅立つこととなった。今回は人気悪役幹部怪人ワイズルーの退場回。グレイテストエンターティナー ワイズル―が魅せまくる。ライト煌めき歌い踊り、宙を舞う。あっぱれなショーマン!!
2020年 1月19日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』
第42話「決戦のステージ」
脚本 下亜友美
監督 加藤弘之
[目次]
- うい 降板
- ガチンコドリンク 倒れるほど激辛
- 第一幕
- 第二幕
- 渾身のクレオン
- 素人の暴挙 ある意味 極論
- 「てへっ」
- 最終幕
- ロボ戦どころでは…なかった
- モノづくりのプロ 皆の悩み
- 「一生の全てがショータイム」
- 筆者の感想
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うい 降板
ネットで先にこのようなタイトルを目にしました。しかし実情はわかりませんね。
録画を視聴して観ると、冒頭早速。
久しぶりに見る ういちゃんの姿は、随分変わっていました。
随分お顔が丸く、二重アゴ…。
確かに最近とんと出ないなぁと思っていました。でも近年のドラマの制作スタイルは変わってきていますから、毎週出ないってこともよくあるので 気にしていませんでした。
しかし突然の降板。降板に予告はないですが…。
昔は よくありましたよね。
ずっと出る予定が経費削減でキャスト切りとか、
『ウルトラマンレオ』終盤 キャスト退場劇と残酷演出 - ヒーローズ FOREVER
監督やキャストとのトラブルとか、個人的不祥事、病気もありますよね。
物語では突然、出なくなり、旅に出ちゃったんです とか、死にました。ってお話になっているのは よくありました。
今回は一応出演して、旅に出るという話が付け加えられての形。番組としてもいい対処してくれていますのでトラブル…ではないのかなぁと予想しています。
しかし他のキャストさんは何気にシラケているようにも感じました…。
病気なら仕方ないし気の毒な話ですが、もしそうでないなら……
自分たちの大事な作品を無責任に途中で去る。出ていなかった数話は 実は予定外に書き換えていたのかもしれません。そして今回は余計な話を付け加えて去る…というのは、不愉快極まりないでしょう。
筆者は、この ういちゃんの丸くなった顔を見て、妊娠かと思いました。
それとも病気!?
金城茉奈さんは数年前にも病気をなさったそうだし…。
そう思うと声が出にくそうにも感じました。
太ると声が出にくい場合もありますが…。
顔色は、以前は色白だったのに、妙に肌色濃く見えました。
顔が丸いので濃い色にメイクを施されたのかもしれません。
病気で浮腫んでいる…可能性もあるでしょう。
目は やけに見開いての演技で わざとらしかった。そうでない瞬間には 目が細くなっていました。別人のよう。
いったいどうされたんでしょうねぇ…。
お元気ならよいのですが。
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ガチンコドリンク 倒れるほど激辛
ドルイドン出現の連絡を受け、出動の時、ういちゃんのお父さんが帰って来た。
日ごろから鍛えているリュウソウジャーとて、体調の優れん時もあるだろうと、一か八かのドリンクをくれた。
一刻も早く出動すべきだが、のんきに話している人たち。
コウは躊躇なく飲み、バリバリのイケメン顔で白目をむき、ぶっ倒れる。
目覚めたコウは、何か元気になった気が しながら戦いへ向かう。
アスナはドリンクを一蹴し出動。
戸惑うメルトとカナロ。
第一幕
ワイズルーはショーを企画した。
コウたちは取り込まれてしまう。
幕が開くと……
ワイズルーの歌。メルトとトワがバックダンサー。
コウたちは客席。
ワイズルーの歌、オモシロイ。
緑川光さんの美声はもちろんの事、いい歌いい曲でした~ CD欲しい。
メルトとトワの濃いメイクがどうにも似合わない…。
♪ 恥ずかしがり屋のお兄さん ♪ が思わず客席で足を動かしているのもオモシロイ。
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第二幕
カナロとアスナの『ロミオとジュリエット』
アスナのカツラの違和感が より一層わざとらしくて…。
二人のわざとらしい芝居も、これ見よがしに…。
カナロは いつもオモシロイ。今回も。
それに、いつも このロミオの芝居風だよねカナロのキャラは。
ドルン兵がやられたと思ったらそれは、ティボルト役だった!!
小さな布の名札がついていて、倒れた勢いで めくれあがっていた。ということでした。
渾身のクレオン
演者しかステージには観客は上がれない。
ワイズループロジューサー兼エンターティナーが配役を決め、ファントムマイナソーがシナリオを書くとその通りにやらされるというシステムのショー。
コウとバンバは、芝居を見ずにファントムマイナソーを探しに行く。
隠し部屋にいた。
マイナソーの生み主は、シナリオライターの玉田だった。(演:スーツアクターの村田弘之さん)
ご丁寧に、その経緯シーンが流される。
何故今回はそんなにたくさん、コップなのか?? と思ったら、ワイズルーの為にクレオンはコップ一杯分も、気合と願いを込めての事だったんですね!!
素人の暴挙 ある意味 極論
しかし、ワイズルーからモニター越しにクレオンに指示。
「自分が目立たないシーンはつまらないのでカットするように」とのこと。
ファントムマイナソーは狭い部屋でレッドとブラック相手に、前に突き出た嵩張る身体でクルリンと華麗に回転しながら戦っていた。
クレオンは、台本のページをまとめて引きちぎって話をカットするという暴挙。
あれこれ悩むよりも、結局のところ最も手っ取り早い。ある意味素晴らしい手法に筆者感心しました。
「てへっ」
舞台上では、アスナ ジュリエットが死んでいた。
カナロ ロミオが服毒自殺するシーンとなっていた。
そして倒れた。すると入れ替わるが如くジュリエットは目覚める。
ロミオの手に持った毒を飲み倒れる。
「第二幕 終了」
目覚める二人。
そう、あのドリンクだった。定番・王道を進んだ。
しかし面白いのでOK。
クレオンが台本を引きちぎったとき、「毒」も ちぎれてしまっていた。なので 本物の毒でなくても、ショーは終了出来てしまったのだった。
クレオン「てへっ」
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最終幕
ワイズルーVSリュウソウレッドの決闘
ワイズルー:
いよいよ血沸き肉躍る決闘のスタートだ!!
戦いながらのセリフもよかった。
むしろ、いつものよくある台詞、パターンなんだけれども、今回の設定で言っているのが よかった。感心しました。
ドルン兵がワイヤーを引っ張り、ワイズルーのワイヤーアクション。
演出もオモシロイ。
ワイズルー:
私は華麗にお前を倒す。
私の一生は全てがショータイム!!
相討ち
観客の大歓声
これは予告編で観たシーン。
本当に負けるわけがない。物語的に心配はしていませんが、
しかし、やっぱり悲しい画ですね…。
よく戦闘中にやられて引っ繰り返ったり、地面を這いつくばったりするシーンはありますが、このように、倒れてピクリとも動かないのは、嫌ですね。思っていた以上に悲しくなりました。
再び相討ち後の静止場面。
うって変わって暗い照明。
するとワイズルーの上に雨が降る。
そしてレッドの上にも降る。
これはワイズルーに敗北の涙ってことでしょうか??
それとも ただ単に、設備によるズレでしょうか…。
ベニヤ板を張り合わせたような床も印象的でした。
何故か何だか、ベニヤ板…。
これは後のシーンとの対比の為でしょうか。
雨を降らせるという、実状から…でfはないでしょうが…。
ワイズルーは倒れる。
クレオンが飛び出す。
クレオン:
ワイズルー様に触るな―!!
ワイズルー様は、ヘンな人だけど、偶にムカつくけど、
面白くて、僕を認めてくれて……
僕の居場所なんだ!!
やるんなら僕からやれよ!!
クレオンは手を広げて立ちはだかる。
レッドは変身を解き、
コウ:もう勝負はついている。
と去って行く。
ロボ戦どころでは…なかった
劇場の外では、巨大化したファントムマイナソーをキシリュウオウファイブナイツブラックとキシリュウオネプチューンで戦っていた。
せっかくのファイブナイツブラックの登場だったけど、イマイチ目立たず残念でした。
ロボ戦、実はそれどころではない感じでした…。
ワイズルーの配役によるショー、バンバは役がなかった。残念だけど、キャラ的にエンターティナーっぽくないから、ワイズルー的に役をつけなかったでしょう…。
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モノづくりのプロ 皆の悩み
バンバ:
売れる芝居なんてものにとらわれるから、こんなことになるんだ。
芸術表現に金銭的価値を求めるな。
アンタに言われたかない。が、代弁ってことでしょう…。
玉田:
そうだな…。
俺が間違っていた。
モノを作る人の悩みですよね。
売れなきゃプロとして仕事にならない。
稼げない。使ってもらえない。
一般大衆にウケけなくては…。
でも、本当に作りたいものではない。
という声を聞きます。
つらいところですよね…。
石田秀範監督 目が離せない演出『仮面ライダーゼロワン』第19話 - ヒーローズ FOREVER
プロの仕事としては、同日放送の『仮面ライダーゼロワン』第19話でも、特に語られていました。
「一生の全てがショータイム」
ワイズルーが、目を覚ます。
そこは さっきのステージのようでいて、背景は夕暮れも過ぎてしまった薄明の景色……時。
床はベニヤ板ではなく、水が一面に溜まったかのよう。水面のように映り込んでいる。美しい!!
NHKの手の込んだ歌番組のようだ…。
ワイズルー:
そうか…。私は負けたのか。
1番のエンターティナーアイツだったみたいだな。
クレオン:
1番のエンターテイナーはワイズルー様です。
だから また……
ワイズルー:
ありがとう クレオン。
だが 私の役目は終わりだ。
ワイズルーはヨレヨレと階段を上り
身体は薄れキラキラと次第に消えてゆく……
ワイズルー:終幕。
ワイズルーは消えた。
筆者の感想
泣けました。
近頃泣きまくりの『リュウソウジャー』です。
この放送の前日、43話に永井大さんがマスターブラックで出演するとの記事が出ました。筆者もネットで見てビックリ!! 大喜びでした。
この放送を観るまでは、実は、これはもう42話どころじゃないだろな…次が気になって気になって仕方ない…。と思っていたんですよ。
42話の記事のタイトルは「ごめん!! 次が気になって気になって」かな。なんて思っていたんですよ。
しかし、当日は録画視聴も出来ないうちに、ういちゃん降板の話題を目にしていたし、放送冒頭には、あの お顔に驚いて。
でも すぐに「ワイズルーショー」の世界にグイグイ引き込まれて、最後は泣いて…。
ワイズルーは卑怯でヘンな人でしたが、ホント楽しかったし、最後のショーは素晴らしかったです。
そして 生き様、引き際、その潔さ「桜の花が散るように……」
「私の一生は全てがショータイム!!」
孤高のグレイテストエンターティナー ワイズルー様 あっぱれ!!
そして、立派な最後を作ってくださった制作陣の皆様に感謝いたします。
ところで、マスターブラック役の永井大さんの奥様、中越典子さんは、13話に出演されていて、リュウソウ族だったし、確か…ブラックのペンダント持っていましたよね?? バンバの知り合いでした。
中越さん、また出てらっしゃるのかなっ!? と期待していましたが…。
まさか!?!? の大大大サプライズ永井さんがご出演とは!? 超ー嬉しいです!!
もしや!? 本当に繋がるのでしょうか!?