折り返しに地点に当たり、今までのおさらい、解説回となった。消滅したと思われた仮面ライダー迅が進歩した形で復活。滅亡迅雷が反撃の狼煙を上げる。 AIロボットのいる世界だけに、登場人物の人間には、共感できる心の伴ったお話を求めたい気持ちになる…。
出典:仮面ライダーゼロワン 第25話より
2020年 3月 1日 9時~
テレビ朝日系列 放送
『仮面ライダーゼロワン』
第25話「ボクがヒューマギアを救う」
脚本 高橋悠也
監督 上堀内佳寿也
[ゲスト]
博士ポット 六角慎司
[目次]
- 衝撃 イズ
- 「こんなところに仕掛けてあった」
- ドンくさい
- カメラアングル
- 不安になる 或人は大丈夫なのか!?
- 滅がお父さん!?
- 「もうしません」
- わかりにくかった
- いつの時代にも笑う人はいる…
- 不自然なセリフ
- 不破さんって人も意味不明
- 編集も進化向上
- 迅が復活
衝撃 イズ
一目で衝撃でした。
まさかのインパクト。
「あ~~~」扇風機の前で小学生のような遊び。
うつむくときなども落ちない この氷嚢は貼り付けてあるのでしょうが、どうやってつけているのでしょうか??
両面テープ?? でもカツラが傷みそうで嫌だなぁ…。
氷嚢を縫い付けるのは大変そうだし…。
キレイにとれる両面テープかしらね??
「キレイにとれる」という売り文句を信用してエライ目にあったことがある筆者は、気になってしまいます…。
「こんなところに仕掛けてあった」
ヒューマギア 博士ポット。
またヘンなの出てきた。
いかにもカツラだけども、ヒューマギアだから当然だった。
むしろ今まで出てきた他のヒューマギアの方が自然毛すぎて不自然だったくらい。
頭にひらめき電気球がついているのもオモシロイ。
何だか手塚治虫さんチック…。
ゼアと受信できないからと、博士が呼ばれた。
そして、いいタイミングで、妨害器を発見。
「ハイ決まり」という定番路線にアヤシイ口元アップ。
『ゼロワン』ちょうど折り返しということで、復習整理の回。
冬映画の話を含めて、今までを解説してくれた。
至近距離
テレビドラマのアングルはアップが多いし、現実ではありえないほど、接近して会話していたりする。それでもたいていは不自然に感じないもの。
けれども、今回は至近距離が多かったですね。
わざとらしく面白場面の博士を挟んでの或人とイズ以外にも…。
ドンくさい
さらりとラボに入って来た不破諫さん。
「滅が脱走した」と。
あんまし役に立たないA.I.M.S.ですよね…。
飛電も凄い優れた知力の会社だろうに…。
カメラアングル
ラボのシーンでは、カメラがラボ内をグルグル移動していた。面白い。
そういう撮り方もありますが、頻繁にあるものではない。あっても鬱陶しい。
不審者による妨害という ちょっとだけミステリアスな お話と今までの経緯を解説するシーンとしては、よい効果だなぁと思いました。
不安になる 或人は大丈夫なのか!?
或人役の高橋文哉さんって良いと思うんですよ。資質として。
『仮面ライダーゼロワン』って良いと思うんですよ。テーマ題材として。
ドラマとしての主役だから、普通じゃダメ。
一応…子供向けテレビドラマでキャラモノで特撮で…。
普通じゃダメ。
でも、元お笑い芸人でもいい。若き御曹司社長でいい。
苦しい日々にでも、ギャグ飛ばしてもいい。
でも、もうちょっと人らしい部分、一般人の心情と共通の共感できる部分が必要だと思います。
高橋文哉さんが もったいない。
『仮面ライダーゼロワン』は凄いテーマなんだけども、シリアスすぎてしまうので あえて茶化しているのでしょうか…ね??
子供受けするように。オモチャが売れるように。
スポンサーの売上は生命線。元も子もない。
元来、子供番組なのだから。否定はしませんよ。
観る側の考えを改める必要があるのでしょう。
滅がお父さん!?
以前、迅に滅は父親だと言っていたけれども、本当に滅はお父さんヒューマギアだったんですね!?
なるほど、だけども驚き。
或人のお父さんは、優しいお父さんっぽいけども、滅がお父さんモデルとは…。イメージに合わない。若いカッコイイ近未来風ってことでしょうか??
ところで、以前から滅の髪の毛が気になっていました。
いかにも つけ毛感満載でしたから。
旧型のヒューマギアだから なんでしょうね。
「もうしません」
いつも必死で真面目な不破さん。
いつもおチャラけの或人。
不破さんは、今回もギャグを飛ばした或人を抑えかかっているようでいて、密かに笑いを堪えていた。
或人は「もうしません」と言う。
「ホンマかよ」ときっと全国のテレビの前から突っ込まれていたことでしょう…。
わかりにくかった
不破さんたちは、その後天津垓の元に尋ねに行った。
A.I.M.S.はZAIAの言わば「飼い犬」
筆者は犬好きなので、この表現が嫌い。
「捨て駒」と言いたい。
不破さんは、天津垓に殴りかかる。
が、払い避けられ、不発。
天津垓は、不破は天津垓を「恐れている」のだと言う。
その、払い避けるシーンが、分かりにくかったです、筆者は。
殴りかかりたい気持ちだけども、払われてしまう。
それがとても簡単で、腑抜けた感じに見えた。お決まり段取り感満載の。
で「恐れている」というセリフ。
恐れているから、本気で倒す気でかかって行ってもいないという意味なんですよね。
筆者は不破さんが恐れていると思っていなかった。
殴りかかり払い避けるシーンが、もっと分かり易い、動き、カメラアングルだったらな…と思いました。
いつの時代にも笑う人はいる…
昔から、戦争を好機とばかりに儲けていたという例は多くいた。
農作物の不作、飢饉でも。
病気、災害など…。
ある事態の中でチャンスに変えて…ということでしょう。その人たちにとっては。
自らそのチャンスを作ろうと考える人、出す人も出てくるわけです…。それも当人にとっては生きるということなのでしょう。
倫理、道徳から外れないことは大切ですよね。
人を陥れるのはいけない。
いつの時代にも、同じようなことが起こっている…。
不自然なセリフ
或人と不破さんは滅を探しに行った。
そこへマギアたちが現れた。
イズは「おそらくこの向こうに滅が…」
優れたヒューマギア、衛星ゼアと通信でキャッチできそうなものですが…。
無駄なセリフ。あるだけ不審。
不破さんって人も意味不明
いいキャラである不破さん。
いかにも人らしく、心に揺れがある。魅力的。
でも、ずっと活かされないままで とても残念に思ってきました。
その戦いの途中、仮面ライダーバルカンは「俺は滅を追う」と言う。
そのトーンや言い方が、よくわからない…。
その前に「それが仮面ライダーバルカンだ」と言って変身するんですが、それもピンとこないんですよね…。
というか、好きでもない。
悦に はまった感じの…。
なので、悦にはまって、「俺は追う」としっくりとカッコつけて言ってるのかな…的な。
カッコつけてるわけじゃないと思っていますよ。
だから何かよくわからないんですよね。
いつもの熱血な感じで、「俺は追うっ。ここは頼むっ」って感じの方が納得できるんですけども…。
なので違和感でした。
編集も進化向上
特撮に多い、転がるシーン。
近頃の編集技術は実に向上していますね。
不破さんが転がるシーン、実にうまく切り替わっていました。
転がっている時は浅井さんに思えるんだけど、止まったら不破さん役の岡田さんなんですよねぇ。
キレイに見えるよう進化しているのは作品として結構なことです。
それと反して、吹き替えをされる方が分かりにくくなるのは、そちら側のファンとしては寂しくもありますね。
迅が復活
以前の迅は、滅とコンビで登場し、まさに幼い子供のようなキャラでした。
消滅したと思われていましたが、復活。
人間のよう。ヘッドホンのようなものはなく、とても小さいものとなった。
進化した。
ヒューマギアがもっと人間風になり、本当にすっかり取って代わる。ということなのでしょうね。意志、自我を持って活動するようになればそうなりますよね…。人間に使われる存在ではなく、独立した存在。市民権を持ちたいと思う。
さて、どうなっていくのでしょうか…。
早くも??まだ??半分。折り返し。
後半も楽しみにしたいと思います。
迅が現れて何やかや話して、滅亡迅雷のアジトの画を挟んで、迅たちのダムでの背景が日暮れていたのでびっくりしました。