宇宙からやって来た謎のライダー、強大なパワーの仮面ライダーギンガ。ソウゴはスウォルツらと共闘し、アナザーキバ、祐子にも依頼するが…。ソウゴは祐子が罪を重ねないよう説得する。ゲイツは過去へ、ツクヨミは元恋人の元へ、祐子が主張する冤罪の事件を調べる。
2019年 5月 19日 9時~
テレビ朝日系列 放送
『仮面ライダージオウ』EP36
「2019:ハツコイ、ファイナリー!」
[レジェンドゲスト]
『仮面ライダーキバ』より
松田賢二、杉田智和
[ゲスト]
釈 由美子、川野太郎
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前回最後の場面
ジオウは仮面ライダーギンガの攻撃を受ける。
ギンガ:
全てのものは滅びゆく。それが唯一の絶対の法!
下水道?
吹っ飛ばされたソウゴたちは、よれよれと座り込んでいた。
そこへスウォルツと共にピンピン元気そうなタイムジャッカーがやってくる。
手を組む提案、そして目論見…。
ソウゴ:アナザーキバはどうする?
スウォルツ:もちろん奴の力も必要だ。
キレイで無駄のない、導入。ここでオープニング始まる。
ナレーション:~祝え真の王者の誕生を!
とジオウの画と共に出されたクレジット、
監督 田村直己(テレビ朝日)
という文字が、とても印象的でした
オープニングテーマがより軽快に、いつもよりカッコよく聴こえ、とても似合っていると思いました。
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街の大階段
スウォルツ:
女王様に相応しい美しさ、輝くようでございます。
と、述べながら階段を降り、願いを申し出る。
(途中からとても素早い足取り)
祐子:苦しゅうない。言ってみろ。
時代劇みたいな…。
ギンガを倒す為、力を貸して欲しいとの願いに、
祐子:膝まづけ。
スウォルツとウォズは慣れたもの。
ソウゴとツクヨミは、ゲイツの額が擦り傷が出来るほど無理やり地面に押し付け土下座させる。
やり過ぎでは?意地悪みたい…。
スウォルツ:これでご満足頂けましたか?
祐子:ああ、満足した。じゃあな。
じゃあなって…乱暴な言葉遣い。
スウォルツ:待ってっ。どこへ?
焦り具合が面白い。
祐子:
気が変わった。
私のような女王がお前たちのような有象無象と手を組むのは品位に関わるからな。
言ってくれるなぁ…。女王様。
スウォルツ:
キサマ、状況がわかっているのか?!
祐子:お前の意見など求めていない。
よくぞ言ってくれた女王様。流石!
ウール笑う。
笑い過ぎでは?子供っぽいってことかな?
祐子:
ギンガとか いったか…奴のことは なかったことにする。
そういう人って いるな…。
ゲイツたち呆れ返る。そこへ、
ソウゴ:
あの…俺のこと覚えていませんか?
祐子:…ああ、思い出した。お前か。
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クジゴジ堂 店内
ソウゴは、初恋のセーラー服のお姉さんを、セーラさんと勝手に名付けていたのだった。
その人に覚えている、などと言われ喜んでいる。
大叔父:
運命の出会いかもしれないねぇ~今日はご馳走だ!初恋はどんな味かにゃ~♪
ツクヨミ:本当に冤罪なのかな?
ゲイツ:ヨシ、俺が過去に飛ぼう。
ソウゴ:
祐子さんには彼氏がいたはず、名前は哲也。
詳しいのね。いつ調べたのかな?
雨の競輪場 客席
判事さんは、こんな所でジョギングしている。
客席にいた祐子、有罪判決を下す。
競輪場 外
ギンガ現れ、逃げ惑う人々。
階段をコロコロ転がり落ちる男性が二人。
こんなキレイに転がるかなぁ…でんぐり返りのように転がるんじゃないかなぁ?それをやるのは危険だけど。
ゴミ箱にぶつかり転げる女性。
走りながら転げる人複数。
ライダーウォズ駆けつけ、やられる。その頭上の通路からタイムジャッカー攻撃するも反撃くらい、オーラとウールは下へ落ちたということらしい。スウォルツはそのまま上にいる。
ジオウも加わり、その下を通って戦いは外へ移動。
去る祐子を庇ってジオウ吹っ飛ぶ。
吹っ飛び方がスゴイ!
それらを見つめるガルルが変身を解く。
ライダーウォズ、スウォルツ、同時攻撃。
ギンガ固まる。
しかし、まだ倒せたわけではないらしい。
スウォルツ、詳しい。
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地下
祐子がソウゴを手当てしている。
祐子:
お前は私を庇った。
忠実な下僕は大事にしないとな。
ソウゴ:
あの…セーラさんと呼んでいいですか?
祐子:断る(即答)
ソウゴショックの効果音。
ソウゴ:
あの…俺 王様になるのが夢なんです。
祐子:ほぉう、私と一緒だな。
オッサンみたいな?言葉遣い。
お前が王で私が女王。二人で世界を支配するか?
ソウゴ立ち上がって、
ソウゴ:それって結婚!?
ニヤケまくるソウゴ。
ソウゴ:
それより、もう復習はやめてください。
祐子さんには似合いませんよ。
良い言い方だなぁ…。勉強なります。
祐子:そうだな。わかった。
こんな祐子にも、一瞬くらいは伝わったのかな? ……
男の声:その女はやめておけ
その女に気を許すな。
カッコイイご登場!
ソウゴ:どうしてそんなことを?
次狼:
俺はキバの僕としてアナザーキバを守ってきた。
何故?いつから?
だからわかる。その女は腐っている。
次狼、飛びかかる。
ソウゴ変身、祐子を庇う。
ジオウは吹っ飛び、場所が少し移動したらしい。
次狼:俺はコイツ(キバウォッチ)を渡す者を探していた。その相手はたぶんお前だ。
放り投げ、渡す。
次狼:
近いうち、お前は深く傷つくだろう。だが、それもいい。男は傷つくことで磨かれる。
みが、かれる。と区切れていたので、身が枯れる?!のかと思った。
山にある別荘のような素敵な家
哲也と彼女を訪ねるツクヨミ。
哲也:
僕たちが何故こんなところで隠れて暮らしていると思いますか?
…祐子は自分の嘘を本気で信じてしまう女です。
普通にそういう人いますよね…。
ツクヨミ:まさか冤罪というのは……
過去 事件現場
1時間前に着いていたゲイツ、いよいよ事件を見る。
哲也の語る声:
僕に出来た初めての彼女でした。それを知った祐子は彼女の後をつけ…。
マンホールで殴る。
哲也の語る声:
笑ってましたよ、祐子は。嬉しそうに。
呆然と見る哲也。
助けないの?とも思うけど、驚きすぎると、声も出ず、動かないかもしれませんね。
前回の感想で書きそびれましたが、あちらこちらでかかるBGMもいいですね!
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雨
祐子の裁判に関わった弁護士、判事、検事が傘をさして、祐子に襲われた話をしている。
後ろの方の通路に人が通る。
これは必要だろうか?
祐子の声:
三人一緒とは都合がいいなあ。
仲良く裁きを受けろ!
アナザーキバ変身を告げる声。
アナザーキバほ3人を攻撃。
祐子に戻る。
ソウゴ:
祐子さん!
さっき約束してくれたじゃないですか?!
祐子:
法を改正したまでのこと。
なあソウゴ、何故 私がこんな私だかわかるか? 雨のせいなんだ。死んだ母が言っていた。私を産んだ時もひどい雨だった。それ以来ずっと雨なんだ。ずっと。
ソウゴ:
なら俺が祐子さんの傘になるっ。だから……
ツクヨミ:その女から離れて!
銃を向けている。
ゲイツ:
冤罪というのはその女の嘘だっ。
ソウゴ:そんな……
雨が止む。
ギンガ、復活!
ライダーウッズ:
奴は太陽の力で動くのか…。
戦いは再開、その乱闘は、ソウゴたちの近くに移動してきた。
ソウゴとゲイツ変身。
相変わらずの強いギンガ。
ジオウⅡの前に立ちはだかり、その攻撃をマンホールで跳ね返す祐子。
祐子:女王の気まぐれだ。
ジオウⅡ:ありがと。
アナザーキバに変身。ガルル以外の僕たちドッガ、バッシャーも戦いに加わる。
ゲイツリバイブ、ライダーウォズにジオウⅡの同時キックで倒す。
今回はトリニティ無し。あれよりも上なのか…。
ギンガウォッチは、何故かスウォルツの手に出現。
しかし、ウォズにあっけなくおとなしく奪われる。
素適な教会
哲也の結婚式。
真っ赤なドレス、マンホールを手に現れた祐子。
カッコイイ!
祐子は、新婦を褒め、有罪を言い渡す。
駆けつけるソウゴたち。
祐子:邪魔をするなっ。有罪!
マンホールを投げつける。
(キャッチしたのはゲイツ)
「キャーッ!!」と言う悲鳴と共に、参列者たちは、非常口から逃げる。
ゲイツとウォズ、ステンドグラスを背に変身。
その次には外で戦闘。
教会の廊下
アナザーキバ、新郎新婦を追い詰める。
ソウゴ:祐子さんっやめてくれっ!
ジオウに変身。新郎新婦を逃がす。
場所はロビー?に移った模様。
ジオウⅡ、キバウォッチを手に躊躇。
ライダーゲイツ、乱闘しながら現れ、
ライダーゲイツ:
使えっジオウ!何してる!
ライダーウォズ:我が魔王っ。
躊躇してる間に攻撃くらったジオウⅡを助けにくるライダーウォズ。
しかし我が魔王 今は無理と、さっさと判断したのだろう、ギンガウォッチでフューチャリング。
ライダーウォズ:
祝え!宇宙最強ギンガファイナリー!
緊急時につき(咳払い)短縮版である。
アナザーキバ:以上か?
ライダーウォズ:お逝きなさい超ギンガエクスプロージョン!
教会
さっきはロビーだったが、ここまで吹っ飛ばされたのだろう…。
ソウゴ:祐子さん…。
祐子:
ソウゴ、私に傘はいらない。全人類の傘になれ…。
微笑む。
撃たれる!
ステンドグラスを頭上に、オーラ、冷酷なる笑み。
ソウゴ:
祐子さんっ!セーラさんっ!うあ゛ー!
ウォズ 本読みの部屋
「こうして私はギンガの、常盤ソウゴはキバのウォッチを手に入れた。
自分が先なのね。
だが、常盤ソウゴの傷は癒えず……」
クジゴジ堂 店内
ゲイツ:どうした、食べないのか?
ウォズ:では。
と、バクバク食べているウォズ、ソウゴのを取る。
ソウゴ:ごめん。ちょっと出てくる。
軽い笑顔。
日はそんな経っていないだろうから、ちょっと笑顔過ぎではないかしら?
桜咲く公園?
自転車が故障した美女。
ソウゴは直してあげたらしい…。
美女:ありがと、可愛い坊や。
顎の下を撫で、自転車で去って行く。
その後ろ姿…。
セーラー服の後ろ姿に見える。
ソウゴの頬に一筋の涙。
とってつけた感ある涙ですが、やはりここは、一筋の涙は外せないでしょう。
夕焼け空
カブト?を掴む手。
筆者の感想
おもしろかったです。今回もまた、見入って終わりました。
笑える、ツッコミどころのある それぞれキャラ、シーンもしっかり組み込まれつつ、ミュージカルの舞台転換のような…どんどん流れ迫ってくるような…進行。
わざとらしい説明ゼリフなどもなく、自然で分かり易くて…。
カメラワーク、カット割り?というんでしょうか、おもしろイイ。
ロケ地もキレイで…。
端々にこだわりを感じました。
自称、女王様の祐子も、もう…ここまで来ると、面白カッコよく、爽快というか…よくぞやってくれた、言ってくれた、もっとやってくれと言いたくなるような…。釈さん、凄かった!
若き女優さんのオーラ紺野彩夏さんも、とても勉強になったのではないでしょうか…。
ソウゴ奥野 壮さんも。
祐子が死ぬシーン、泣けました。最後のセーラー服に見えている、想い馳せているソウゴのシーンにも。
苦いというか、切ないというか…悲しくなりました。
スゴイ伝説の秀逸回となりましたね。ほんと…『ジオウ』と共に記憶に残る回でしょう…。
いい作品に出会えて嬉しいです。