ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

脚本 ベテラン荒川稔久 氏 煌めく『魔進戦隊キラメイジャー』EP1

キラキラで明るいキャラクターのお話がサクサク進み、現代的。脚本はベテラン荒木稔久 氏。スーツアクターさん、声優さんは盤石の布陣。若き素面キャストさんたちも何らかの経験者が多い。「スーパー戦隊」をしっかりと押さえつつ、新しい時代を目指した作品の始まり…… 

 

f:id:moon-tiara-action:20200310112022j:plain

『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード1 マブシーナ姫

出典:魔進戦隊キラメイジャー エピソード1より
 

持ってるだけっちゃあ、持ってるだけなんです。

でも、なんというか……キレイ。
いかにも “ らしい ”

スーツアクトレス:野川瑞穂さん
       声:水瀬いのりさん

最強タッグ、最強コンビ だと思います。
 

 

2020年 3月 8日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送

『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード1

「魔進誕生!」

 

脚本       荒川稔久

監督       山口恭平

 

[ゲスト]

獅子鷹宮健太   類

定光はるひ    水野花梨

アナウンサー   中川栞

 

 

[目次]

 

オープニング ナシ

スーパー戦隊のオープニングって好きなんですが、最終回や初回は無いっていうのも、カッコイイですね。

 

 

猛スピード

初の試みとして、1か月前にエピソード0が映画として公開されました。
なかなか良い試みだったと思います。

マブシーナ姫が4人の戦士たちを見つける話でした。
なので今回 その部分は、ちょー簡単な説明のみ。観た者としてはいいんだけども、観てない人は大丈夫かなぁ…と心配しちゃいました。

筆者だったら、こんな簡単に説明されると、しょーもなく感じて、今後を観ようという気がしないかも…です。
筆者みたいな人は数ではないのないかもしれませんが…。

 

初回は充瑠がレッドになり、ヨドン軍の攻撃が始まる。
詰め込み満タン。あっという間に終わりました。

 

 

高校生に見えない…

充瑠の同級生、男子はチンピラみたい。
女子は町中スナックのママさん みたい…。

 

一応、子供向け番組として、こんな同級生出してていいんでしょうか??
子供の時から、キャラクターとしての悪とは別に、現実も知るってこと??

感じ悪い同級生でも、明るく助けるイイ人ヒーローってこと??

 

描くフリ

充瑠は絵を描くのが好き。
描いているシーンが多い。

充瑠 役の小宮さんが本当に描くわけではないのは当然のこと。描いているふりなんだけど、映画の時はそれが長くって、じれったかった。

新人さんなんだから、うまくなくて仕方ないけども “ らしい ” わけもないのに しつこかった。

今回 数は多いけどそれぞれは短かかった。充瑠としても だんだん乗っていった。小宮さんもたくさん演じて うまくなっていた。

  

 

クランチュラ役 神尾直子 氏

近年、敵方幹部が続いています。
今回のマスクは半分。口元が出ている…。

敵は お面がテーマらしい、まさに面をつけている姿。あれは後で とれちゃうのでしょうか…。 

出ている部分は、赤く塗られている。
何だか肌荒れしそう…。皮膚に染み付きそうなイメージ。心配です。
お仕事とはいえ、気の毒な役。

 

口を大きく開けて笑うシーンがありました。
歯がキレイでした!!

 

 

早くもカッコよくプロってる4人

f:id:moon-tiara-action:20200310111547j:plain

『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード1 “ プロ ”

出典:魔進戦隊キラメイジャー エピソード1より

 

スーツアクターさんたちは、慣れたプロの方々。いつもの事ですが、キラメイジャーに選ばれて4人だって間もないのに凄いカッコイイ戦いぶりだった。

 

充瑠も とりあえず選ばれて戦闘現場へ連れてこられた。
カッコ良さに驚き感動。めっちゃ邪魔な所で描きまくる。

 

普段の4人は その道の有名人。描くことしか興味なさそうな充瑠もイエロー以外は知っていた。

 

でも そんな忙しいハズの人が、戦っている暇(おっと失礼)あんのか!?と言いたくなるよね。
視聴対象の子供たち的には、憧れいっぱいテンコ盛りってことですね。

 

変身前キラメイジャーのコスチューム…

素面メンバーのコスチューム、こういうの久しぶりじゃないですか??

いいんだけどもね。筆者も嫌いじゃない。好きな方。でも引っ掛かるものもある…。

着たい子、憧れる子いるだろうし、コスプレとして売れますものね。カラフルフリフリ。

 

白いズボン…。これが特に嫌ですね。白は汚れるから嫌いなんですよ、個人的に。
白は真っ白でないと価値がない。薄汚れた白は最悪。

キラメイジャーというキラキラがテーマとしては、白は爽やかで明るく、カラーも際立たせてくれますものね。

コスチュームは、引っ掛かるけど、納得のデザインです。

 

 

変身後キラメイジャーのコスチューム…

頭頂 前面部に宝石をイメージした?? キラキラが埋め込まれている。
こういうのって製作するのに手間かかるんでしょうね。お高いんでしょうね…。

全面の顔部分は、それぞれ違う。
ブルーはデカレンジャーに、ピンクはゴーカイピンクに似ていますね。

筆者は、ルバパトのように、共通部分が多い方が好きですね。
その戦隊の設定によって、共通した方がいいのか、違い感がある方がいいのか…色々考えてデザインされていると思います。

今回は変身前のコスチュームがお揃いなので、そんなにも揃わなくていいんでしょうね。皆 仕事なども違うしね。

 

 

戦闘員 ベチャット

これだけ作品があるのだから、色々あっていい。考える方も大変でしょう。

でも、コレ嫌。

ヘドロだから茶色で、だらっと全体的にゆるゆるした総タイツ形。お面をつけている。

意味はあるんだけど、見た目がとにかく、嫌です…。ダサい。気持ち悪い。

 

絶妙な蹴飛ばし具合

充瑠は、堤防の土手で一人ぼぉっと座っていた。
そこへマブシーナ姫がやってくる。

腕に着けた変身アイテムを返して欲しい と。
大切な物なので、大変言いにくいが、言わなくてはならなかった。

マブシーナ姫は近寄って行くときに、近くに置いてあったスケッチブックを蹴飛ばしてしまう。

 

その蹴飛ばし具合が絶妙!!

 

 

行儀悪い

マブシーナ姫はスケッチブックを手にさらりと中を開いて見る。

 

えー!?
他人の物を勝手に!?

行儀悪い!! 失礼。マナー違反。
と思いました。

「絵がお好きなんですね。見せて頂いてもいいですか」
と言ってはどうですか??と思いました。

でも 姫様とは、思うがまま。一々断らなくてもいいってことなんでしょうね。

でもでも、現代の世と、子供たちへの教育としては、
ちゃんと断るべきだな、というのを見せる方がいいと思います。

 

 

斬新で怖い怪人

水道の蛇口を説明したかと思ううと、巨大怪人の頭が蛇口でヘドロが降り注ぐ。
リアルに怖い。

 

遂にレッド変身

スーツアクターは連続主演の伊藤茂騎さん。

リュウソウレッドと同じには見えない。だけど伊藤さんに見える。不思議ですね。

「きらめキーング!!」充瑠くん と早くもそっくりピッタリ重なりますね。

 

 

ダルマくずし!?

レッドの はしご車で、他のキラメイ魔進たちを縦に積み上げてダルマくずしをする。

スゴイ!!

でも、ヒドイ…。

オモシロいアイデアだけどいい気は しないわぁ。

 

 

ダンスにガッカリ

これも1年間、見ていれば慣れるんでしようけど…。

今回は いつになく 楽しみにしていたんですが…。
キラキラのキラメイだから、もっとキラキラダンスなのかと思っていました。

キラキラじゃなくてパラパラですね。 
あきらか「U.S.A.」だし…。
ちょっとだけ荻野目洋子さんの「ダンシングヒーロー」っぽくもあり…??
 

世の中とは、流行を取り入れ、マネしたいもの。それが受け入れられやすいからし。
パクって、同化して、便乗してお商売する…。

それでいくと、普通ってことですね。

 

普通の子供さんにはすぐには出来なさそうだけど。ダンスが流行っているから、少々出来る人が挑戦したくなるようなもの。それでいて ちょっと練習すれば出来るもの。

 

「U.S.A.」のドロくささ感もそっくり。あの曲はアレで全然いいし、好きです。

キラメイダンスとしては、筆者の期待とはズレていました。ガッカリ。

 

 

竹内康博 氏のダンス 最高 

スーツアクターさんのパーションも解禁だろうってことで、そちらをチェックしてみました。

スゴイッ!!

流石!!

身体能力高い人たちのダンスは見応えがありました。感動!!

2回観ちゃいました~
また観よう~

このレベルなら「U.S.A.」のマネマネ感も泥くささも気になりませんでした。

 

皆さん素敵でしたが、やはりキラメイブルーさんが筆者的には一番よかったです。

スーツアクターの竹内康博 氏は、いつも無駄な力は入っていません。動きがとても滑らか。形がキレイ。速いところはメチャクチャ素早く、力強い部分は強い。アクセントが利いている。音楽的にもリズムがとてもイイ。

素晴らしい。理想的。

もの凄い経験値でらっしゃいますが、その余裕感もカッコイイ。

 

スーパー戦隊のレジェンドで らっしゃる竹内 氏。

今作は第44作目。

ここまできたら あともう少しっ。

45なんて中途半端。目じゃない。

 

第50作目までは、ヒーロー役を!!