魔進たちは煌めきを失い出動できない状態だった。
心配し、見つめていたキラメイピンク/女医・大治小夜。
パートナーの魔進へリコは絞り出すような声で訴えかける。
心痛で何とも言えない表情の小夜さん。
だが、窓を閉める。
何も閉めなくてもいいと思うんだけどねぇ。
流石女医さん。気持ちと行動、切り替えが早い。
出典:魔進戦隊キラメイジャー EP2 9より
確かに、心配しているだけでは解決にならないものね。
グズグズ言っていても仕方ない。
2020年10月25日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送
『魔進戦隊キラメイジャー』
「まぼろしのアタマルド」
監督 渡辺勝也
脚本 井上テテ
[怪人]
邪面獣
プロジェクターゴモリュウ
- またまた その手
- 博多南無鈴の企み
- どういう状態なのだ!?
- 地球に移住
- ゾンビメイクで排除
- 金色の「どこでもドア」
- ウォイ ごもっとも~
- マジンガーZ似
- 無視!?
- 稲田徹さんがもったいない
- 筆者の感想
またまた その手
魔進ハコブ―の迫力ある登場により、プロジェクターゴモリュウから煙。
スゴイ攻撃!! かと思ったら、オーバーヒートしただけだった。
空飛んで退却して行った。
邪面獣なのになぁ。実はロボットなのかしら??
博多南無鈴の企み
オラディンは理想郷、異次元の世界を作り出していた。
出典:魔進戦隊キラメイジャー EP2 9より
博多南さんはオラディンの力に感心する。
が、何だか何やらを企んでいるかのよう…。
その凄い力を使って!?……
どういう状態なのだ!?
ヨドンナはガルザに見せる。
土色の石の中に固められたオラディンを。
ヨドン皇帝の力で封じ込めているのだそう。
ガルザはクリスタリアの侵攻後、葬られたと思っていた。
何ともマヌケな…。
そそのかされて使われている者とはそんな感じか…。
お坊ちゃん ということでしょうか。
確かに、オラディンは ただのお飾り王ではなく、武闘派の王だから、えらく簡単にやられてしまったことに違和感がありました。
気絶した状態だったんですね。
地球に移住
オラディンの理想郷アタマルドにはミラクルストーンがあり、その輝きを浴びると どんな病も治るのだそう。
キラメイジャーと魔進たちはハコブーに乗り、アタマルドへやって来た。
巨大なミラクルストーンがあったが色褪せ、輝きを失っていた。
アタマルドは地球の普通の街に見える。
だか、人々は地球人とクリスタリア人が入り混じった世界だった。
クリスタリア人が地球に移住した感じ。
それを見た小夜さんの驚きようが凄かった。
「うぇ゛ー!?」
『動物戦隊ジュウオウジャー』の最終回、
ジュウランドと融合してしまったところに似ている。
でもあれは、街の風景も一応融合していた。
で、あの世界はその後どうなったのかしら??
ゾンビメイクで排除
広場のような所に金色のドアが沢山置かれていた。
充瑠が夢の中でオラディンにもらった鍵で開けようとしたがドアには鍵穴はなく、開いた。
サッサ パッパの瀬奈ちゃんたちは入って行った。
それぞれ そこではゾンビメイクの自身と戦った。
しかも相手だけが変身する。
ヒーローたちがゾンビメイクで登場する。
別の自分と戦うシーン。
ありがち。
それでもいいけれど、もっとそこにドラマをつけてほしかったナ。
もったいなかった。
アタマルドが不安定な状態なので…と、何だか取って付けた感じ。
他の市民の人たちは融合した世界で平和で楽しそうなんだし。
充瑠とオラディンのシーンにする為、他メンバーを排除する、ご都合にとりあえず ぶっこんだ という使い方。
ゾンビ顔の自分に出くわす、というのは もっと 厚みがつけられると思うネタなので、じっくり見たかったです。
金色の「どこでもドア」
充瑠は入って行ってなかった。
しばらくして4人が入ったドアは消えた。
それを見て、違っていたのだと悟る充瑠。
とても落ち着いている。
異次元世界で、消えてしまったというのに…。
信じているってことなんでしょうが…。
すごいな。
鍵穴を探すが他のドアにも鍵穴はない。
すると「ひらめキーング!!」ペンを持って。
鍵穴を描いた。
鍵穴ができ、ドアのふちが白く光る。
ドアを開けると夢で見た白い世界。
オラディン王がいた。
充瑠は王の手を引き、ドアを出るとそこはミラクルストーンの前。
思い描くと都合のいいところに繋がるらしい。
すぐオラディンは魂の光となってミラクルストーンに入った。
オラディンを連れてドアを出る時に「別の所に出よう」ではなく「あそこに行こう」とか言ってくれた方が、願うところに行けるドア、ということが瞬間的に理解できたのになと思います。
それにいい意味でロマンチック感があると思います。
ウォイ ごもっとも~
為クンたち4人もミラクルストーン前に現れた。
オラディンの入ったミラクルストーンは、魔進オラディンとなった!!
輝きを発射し、魔進マッハたちは回復。
皆が口々に喜びを喋る。
空かさず為クン「ウォイ いっぺんにしゃべると何言ってるかわかんねぇ」
いやホントそうです。
お喋りな魔進たちですから、嬉しい思いを皆一斉に喋っちゃうのも、自然な光景ですよね。
マジンガーZ似
現世界で一人留守を守っていたギガントドリラーだが、プロジェクターゴモリュウに苦戦していた。
キラメイジャーたちと不死鳥魔進となったオラディンが戻って来た。
魔進オラディンと魔進ハコブ―は合体。
ゴーキラメイレッドは乗り込む。
レッドとオラディンの「ひらめキーング」同じ絵をイメージし、それが融合、合体していく感じがよかった。
グレイトフルフェニックスとなった。
マジンガーZ似ていると思いました!!
アップの顔と
全身が見える時の翼?? のある姿が。
どうせなら、コックピットは頭の部分にあって透けて見えると、もっと似ていて面白かったかも!!です。
似すぎるのも何かと問題でしょうか…。
戦闘シーンの撮影やCGでのシーンなど、面倒でしょうし。
無視!?
戦いを終え、魔進オラディンと対峙するキラメイメンバーたち。
充瑠を少年と呼んでいたが、充瑠は自己紹介をする。
一応 認識してもらえた様子。
宝路は自分も一人で留守番し、守っていたと報告するが無視。
どこかへ去って行く。
アタマルドだろうか??
それにしても無視は酷くない!?
マブシーナのことはどうなの!?
何だか勝手すぎ…。
固められて捕らわれていたし、身体も鳥になったので、自身の気持ちが解放感でいっぱいなのかもしれませんね。
宝路さんは養子だけども、死んだと思っていた父に申し出る姿がよかった。
嬉しさ、懐かしさ、恋しかった子供の想いが表現されていました。
稲田徹さんがもったいない
ハコブ―の声は稲田徹さん。
迫力あるハコブ―、とても似合っています。
が、登場して、すぐオラディンの魔進転生 話。
ハコブ―の存在感があまりなかったのが残念でした。
その上、オラディンも魔進になってしまうと、声のタイプが似ているので違いが分かりづらいです。
こういう配置配役なら、もったいない気がしました。
他の魔進も同様で、沢山いるので、やはり似た感じの声、キャラクターが被ってしまっていますよね…。
筆者の感想
オラディンはこれまで散々、夢のような世界?? で充瑠に語り掛けて出てきていたのだから、 どんな形で登場するのか、蘇るのか、どこかにいるのか!?とずっと心配していました。
魔進になるとは想像していませんでした。
筆者はわざわざ展開を予想したり、わざわざ考えたりはしないで、テレビ番組だけをドンと視聴しています。
まさに観えたものをその時その時味わうのみなんです。
肉体は滅びたけど、魂は残り、転生する。
それならアリですね!!
あーよかった!!
流石キラメイジャー。
ひとまずホッとしました。