ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

強気かセンスか堂々とXmas CM『魔進戦隊キラメイジャー』EP31

邪面獣の攻撃でキラメイジンとギガントドリラーは小さくされてしまった。

見つけた少年は持ち帰ってキラキラの笑顔で遊ぶ。

バレないように玩具のふりをする魔進たち。

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出典:魔進戦隊キラメイジャー EP31より

 

物語を使いシレっとどころか、堂々と魔進玩具の遊び方を提示。
変形させ合体を実践。

ヒーローロボは寂しい少年の心に寄り添い話しかける。 

 

 

2020年11月15日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送

『魔進戦隊キラメイジャー』

「おもちゃ」

 

監督        加藤弘之

脚本        荒川稔久

 

[怪人]

邪面獣ピンチインアウトダガメス

 

[ゲスト]

 

龍生   高須敦斗

七瀬   陽月 華
  

 

 

 

充瑠はイマドキッ子

強いグレイトフルフェニックス。

前話で、博多南さんのキラフルゴーアロー改良により、異世界の魔進オラディンに連絡できるようになった。

強いので、サッサとやっつけに来てもらいたいところだが…。

充瑠「本当に困ったときだけ呼ぼう」と言う。

 

いや、「来てもらおう」でしょ。

 

 

現代的な ピンチアウトダガメス

イレギュラー進行の今回。

ひと戦いを終え、暇そうな充瑠と宝路がCARATへ戻ってきた。

だが すぐに邪面獣が出現。
双頭スタイルのダガメス。
今度はスマホ画面と指がついていた。
拡大と縮小の光線攻撃をする。

出動したキラメイジンとギガントドリラーは縮小されてしまう。

 

そうそう、他のメンバーには本職があった。
忘れかけていました。

 

   

 

ベチャット

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出典:魔進戦隊キラメイジャー EP31より

 

ベチャットさん、この季節、アンダーウェアは半袖のようです。

 

ベチャット…。
初めは不気味でダサくて嫌だったけど、やっぱり戦闘員好きの筆者、この生態に興味津々です。

詳しく明かして欲しいですねぇ。

 

 

 

CMそのもの

子タレさんが、大スポンサー様…というか、提供会社の玩具商品の遊び方を実演。
ロボへの変形合体の仕方もやって見せる。

遊んでワクワク!!
キラキラする子供の笑顔。

まさしくクリスマス商戦へ向けた、CMそのもの。

寂しい子供の心に寄り添い、癒し、励ます。
ヒーローロボ玩具。

素直で健気な良い子ちゃん少年とラブラブのママさん。
ハッピーエンドとなる。

 

しかし、シレっととか、あざとい どころではなく、こうまで堂々とモロにやってくれると逆に何も言うことがない。

お見事。
潔いというか…否、
元々玩具を売ることも大きな目的の番組ですからね。
異論の出しようもないでしょ。 

子供たちに夢や希望を伝える番組です。
それは出資スポンサー様の提供あってこそ成り立っている。

玩具で遊ぶことは楽しいこと。
健全な心の育成です。

それらは全て絡み合い、繋がっていること。

 

キラメイジンたちが小さくなって見えている世界。
玩具のふりをするスリリングさ。

その物語、臨場感が面白かったです。
製作スタッフさん、またしても お見事です。

 

   

 

結構 抜けてる

キラメイジンたちを縮小して、いたぶる作戦のヨドンナ。 

縮小したものの、どこに落ちたか分からない。
ヨドンチェンジャーで探し回っている…。
何ともドンクサイ。

 

キラメイチェンジャーは、小さくなった充瑠たちのキラメンタルをキャッチできないけど、ヨドンチェンジャーはできるのね…。

 

 

シレっと説明

ピントインアウトダガメスが再び出現。
充瑠たちを小さくしてエネルギーを使い果たしたので姿を消していたのだった。

出動してきたキラメイジャー。
ヨドンナはサラッとあしらい退散。
相手をするのが面倒くさい とのこと。

 

負けそうなのに退散してくれたりで助かる…などのよくある都合よい展開、進行。
シレっと一応納得いく説明してくれる。

 

   

 

マジ TVのゴミかと思った

充瑠は小さなキラメイジンでCARATの作戦室に戻って来た。
いくらヒーローロボでも玩具サイズだと、大変だったでしょう…。

でも、ジェッタに飛んでもらうことはできなかったのかしらねぇ…。

 

机の上に上ったキラメイジン。
黒い点が。

筆者は、あ、TV画面のゴミがついている!?と思いました。
充瑠が下りてきていたのでした。

 

キラフルゴーアローだけは、博多南さんによって元に戻せた。 

グレイトフルフェニックスには、イエローさんとブルーさんが乗った。

って、最初ブルーさんは何に乗っているかわからなかった。
ハコブ―に乗れるとは知らなかったので。

 

 

ココが、あざとキモイ

最後は、夕日をバックにキラメイジンとギガントドリラーが見守るシーン。

少年は素直にお母さんに寂しいと打ち明ける。

ここまでは、まぁ いい。

 

そのあと、
「仕事に行く前にギュウっとしてくれたら頑張れる」と言う少年。
で、ギュウとする母と息子。

 

ちょっと気持ち悪かったです。

マザコン男に育たないか心配になりました。

 

筆者の感想 

30分CM回として、うまく出来ていました。

玩具で遊ぶシーンはワクワクしましたし、筆者も子供なら是非ともやってみたい遊び方でした。