ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

恐るべし!?『ルパパト』蘇る記憶『魔進戦隊キラメイジャー』EP30

マネキン邪面は人々を固まらせ、マネキン化??していた。

駆けつけたキラメイジャーに、ヨドンマークのタグを投げつけると爆発し、足止め。
マネキン邪面は人々をマネキン化する為、「アデュー」と言って立ち去った。

ア…デュー。

アデュー??

アデュー!? ……

 

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出典:魔進戦隊キラメイジャー EP31より

 

この誰もいなくなった場所が目に映る中、筆者の頭の中にはt「アデュー」が、ルパンレンジャーの決め台詞が、何とも言えない懐かしさと共に こだま していた…。

 

 

2020年11月 8日 9時30分~
テレビ朝日系列 放送

『魔進戦隊キラメイジャー』

「誇り高き超戦士」

 

監督        加藤弘之

脚本        下 亜友美

 

[怪人]

マネキン邪面(声・島海浩輔)

 

邪面獣トルソーヒルドン


  

 

 

のしザリガニ

前回登場したグレイトフルフェニックスとは、魔進オラディンと魔進ハコブ―が合体した巨大ロボ。

魔進不死鳥のオラディンが胸に貼り付いている形状。

 

前回は書かなかったんだけれども、やっぱり筆者には、その姿がザリガニに見える…。翼も短くなったように見えるし…。ペラペラに見えるので…。

薄くプレスした、のした ザリガニに見えるのです…。 

 

   

衝撃のマネキン邪面

毎回おもしろいデザインの邪面師。
ボディーのコスチュームは5種類だけど、面のバラエティさで十二分に楽しませて頂いています。

このマネキン邪面は、これまた予想できない奇抜なアイデア。スゴイ!!
面がマネキンの身体で、服の模様が顔になっている。

頭の高さから更にボディがあるので背が高い。
スーツアクターさんは動きにくいだろうけれど、素晴らしく驚きのデザイン。

  

 

 

納得の女心

瀬奈ちゃんは、早々に固められてしまう。

固まってしまうなら、ちょっとでも可愛く美しく固まりたい!!
そう思うのも納得できる。

一瞬のことだろうけど、きっと本人にはスローモーションのように見えているのでしょう。
瞬時に思っているのでしょう。
そういうことって、ありますよね。不思議な感覚。なので共感出来ました。

 

 

ステキなアクション

陸橋?? に繋がる階段のような所から、飛び降りるキラメイジャーたち。

レッドさんは、ピョーンと飛び出して棒のようになってから空中回転。
空中で棒のように真っすぐになるって難しそう…。

スーツアクターの伊藤茂騎さんは、身体もキレイに引き締まって、動きも無駄な力が抜けて本当に綺麗になられましたね。
グングン前進って感じですね。

 

シルバーさんとピンクさんはそれぞれ、らしく 飛び越えるように階段の柵を飛び越えて行かれました。
カッコイイ!!

 

ブルーさんのことは後ほど…。

 

 

よく考えたらワープ?

キラメイレッドは「キラフルゴー アロー来てくれっ」と手をあげた。

しかし、来ない。

博多南さんが改良のため、研究室に持ち込んでいたから。

 

それにしても改めて思いました。

呼んだくらいで聞こえるわけないから、今までは以心伝心で察して来てくれていたんですよね。

急を要する戦闘中で一瞬で来ていたのだから、ワープしてたのかな!?

 

 

宝路は幼い

宝路は本当は40才代のおっちゃんで、博多南さんのお兄さん。
逆に博多南さんはそれ以上のおじさんに見えるし、不思議な兄弟。

宝路さんは中身はオッサンということだけど、子供のよう。
充瑠や瀬奈ちゃんたちと変わらないように見える。

人は若い姿で、そういう環境に居れば、そうなる ということなのかもしれませんね。

 

 

股透け

宝路は追加戦士に、博多南さんが変身し、キラメイゴールドとなることを期待を込めて予想、妄想する。

キラメイシルバーと似たデザインでありながら、ピコ太郎さんを思わせるマフラーをかけている。

キラキラの世界でのポーズ。しかし、

強いライトのせいか、股の部分が透けて見える!?

コスチュームよりスーツアクターさんの足の方が長いようです。
博多南さん、おっちゃん戦士キャラとして、あえて短足なスーツを製作されたのでしょうか!?

 

宝石にまつわるキラメイジャーは、色んな色の宝石に因んで、沢山の戦士が加わるのかと想像していましたが、キライゴールドは出ないということでしょうね。

沢山いるのも嬉しいけれど、いすぎるのも値打ちが下がりそうだし…。
今のまま通り、充実したお話がいいですね。

 

で、今回はその他の出演者クレジットの所に清家利一のお名前がありましたが、もしかしてキラメイゴールド役でしょうか?? 

近年はトッキュウ7号やリュウソウ茶色など…、おっちゃんヒーロー役がご担当のようですし…。

 

   

 

ヨドンナは興味津々

ヨドンナはマネキン倉庫でマネキンに扮し並んでいた。
マネキンの気持ちを体験する為らしい…。

興味津々で研究熱心なのですね。

本来の姿に戻る為にヨドンチェンジする。
変身シーンも映せるし。

その為のマネキン部屋シーンでしょうか…。

 

ヨドンナはマネキン邪面に鞭を撃つ。

 

 

匠技のマブシーナ姫

CARATの研究室では博多南さんがキラフルゴーアローの改良をしていた。
宝路の話により、博多南さんは追加戦士になろうとしていると思っているメンバーたち。

冷静な為クンは、それよりも自分たちがゴーキラメイジャーになる方が早いとの意見。
充瑠は、博多南さんは表立って戦うヒーロータイプではないとの考え。
要は二人は反対派。

そこへキラメイゴールドになって欲しい宝路とマブシーナ姫が頼み込んだり、阻止しようと割り込む。
遂にはマブシーナの頭突き攻撃炸裂。

 

それにしても、やはり見る度思うのは、マブシーナの演技、表現、見せ方。
感心するばかりです。

 

 

より美しく

マネキン邪面 出現に駆け付けた瀬奈ちゃん以外のキラメイジャーたち。
今度は小夜さんがマネキン化されてしまう。

ヨドンナに鞭打たれ、性能アップしたマネキン邪面。
小夜さんは正真正銘、本当のマネキンになってしまった。

嫌味なほど超足長。
外人さんのような超美人。

つまり小夜さんよりがもっと美しくなったということをシレっと述べるマネキン邪面。

工藤美桜さんに怒られそう…。

 

 

何でもOKの竹内康博

ところで、ここで前半の階段の柵越えアクションシーンで書きたかったことの続きを書きます。

ブルーさんは、柵越え、直ぐに空中回転し、真っすぐに伸ばされた足が時計の針の7時半のような形に開いて下りるという、レッドさんとは違った空中回転で、これまたキレイでした!!

キラメイブルーは、初めはリュウソウブラック寄りだったけれど、最近はルパンブルー寄りになってきているようですね。
筆者はルパンブルーのような流麗華麗なアクションの方が好きなので嬉しいです。

 

そして、後半のアクションは、狂暴化したベチャットとの戦闘シーン。
歩道の柵を越えて落ちる、落とされるようなアクションがありました。

一見、背中から落ちて痛そうに見えます。

片手にはキラメイソードを持っている。
柵を越えると倒立前転のような形から、段差のある地面に落ちる。

一瞬で片肘をついての受け身。
全てが自然で抜群のタイミング。

やらているシーンも、うまくそのように見せつつ、ダメージも あまりないのではないでしょうか。本当にうまいのだと思います。

カッコイイ アクションだけでなく、投げ飛ばされたり、吹っ飛んだり、ひっくり返ったり…のやられるシーンもキレイ。

このあとの場面の、キラフルゴーアローでの攻撃ポーズも力強く、いかにもスゴイ攻撃が発射される感じがする。

 

スラッとカッコイイ キャラ、面白いキャラ、動物系キャラ…何でもOK。
素晴らしいですね!!

 

 

人心あるクランチュラ

顔が半分出ているからか、こういうキャラだから出しているのか…。
クランチュラは一般人に近い心を持っている敵キャラ。

優秀と思うベチャットに邪面を与え、邪面師に昇格させる。
ガルザが言うには大したことないレベル。
出来はイマイチ?? 不十分…。

しかし、ヨドンナに鞭打たれ、性能が上がっても「寿命が減る!!」と怒る。

 

邪面獣召喚の為に保険にも入っている。
小市民的。

誰が補ってくれるシステムなのか知りたいですね…。

 

ガルザを仲間と思っている。

 

下半分出た顔は赤く、可愛くはないけれど、愛着を感じるキャラクターになってきました。

終盤では きっとガルザとの物語があると予想しています。
楽しみです。

 

 

五味涼子さんはどこ?

オープニングクレジットには、キラメイジャースーツアクターの所にキラメイグリーン役の五味涼子さんのお名前がありませんでした。

筆者 ガックリしていました。
またしてもお一人だけ出ない回。

瀬奈ちゃんが早々に固められてしまったので、今回は変身しなかった。
色んなパターンがあるのはお話としては面白いのでいいのですが、寂しい気持ちもあります。

 

でも、その他の出演者の所にお名前がありました。
通行人などの役か?? ベチャットか!?
どこにいらしたんでしょうねぇ…。

筆者はレッドさんの後ろにヨロヨロクネクネ??と近づくベチャットが、何だか五味さんっぽく見えました。

 

 

それぞれの役割

今回、イエローさんは別行動でした。
前半のアクションシーンでは、瀬奈ちゃんを運んで隠す役回り。
後半はまたまたマネキン小夜さんを移動させる役。
そして一人でキラメイジンを操縦。

みんな揃っての戦いもいいけれど、それぞれが別々の行動で多方向から戦うのも厚みがあってリアルでいいですね。

 

 

あの場所

レッド、ブルー、シルバーは、狂暴化したベチャットに苦戦し、一旦身を隠していた。

あの場所に。

それは、

かつて、ルパンエックスさんが連続バク転?? を披露するも、見えないほど小っさくしか映っていなかった、悲しい気分になったあの戦闘の地だった。

 

   

 あの場所とは、この場所 

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出典:魔進戦隊キラメイジャー EP31より

 

かつてキラメイレッド役 伊藤茂樹さんが『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でパトレンXだった時、この場所で

 

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出典:怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #33より

 

この通路をこ~んな技の連続をしていました。
が、直ぐ画面は切り替わり、

キラメイシルバー役 高田将司さん演ずるパトレン1号さんのシーンがメインに映されていました。

 

筆者は、あぁあ…せっかくなのによく見えないなぁと思って見ていました。
見えないんなら、やらなくてもいいのでは?? と思ったのでした。
気の毒に思いました。

 

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出典:怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #33より

 

パトレンXさんは、この後、左後方で技を終え、こちらを見ます。

何だか寂しげに見えました…。
マスク姿だけど…。

パトレンXさんのマスクは、顔がXとなっています。
顔が、いわゆる × マークに見えました…。

 

素敵なロケ地なんですが、とても印象深い、記憶に残るシーンとなったのでした。
なので、今回、チラと映った瞬間にわかったし、あの思いが蘇ったのでした。 

国際警察 失墜物語?俳優の魅力と制作陣の手腕『ルパパト』#33 - ヒーローズ FOREVER

 

   

博多南無鈴の学生時代

気の利く青年。

宝路をクリスタリアで治療する為、連れていかれる時、手土産を渡した。

オラディン王には日本酒を、しかも「吉良里」という銘柄を。

王妃にチョコ。
クリスタリアの人々には石のように固い煎餅。
宝路には漫画本。

いつの間に!? というほどの準備力。
スゴイ!!

博多南さん学生時代役には、浅田壮摩さん。

ほんと、うまく見つかったものですね。
若い頃です。って感じの方ですね。ピッタリ!!

 

それにしても、このシーンでオラディン王は宝路さんをずっと抱っこしているけれど、本当なのでしょうか!?
長い時間 大変そうですが。

宝路の庄司浩平さんは長身ですが、あまり大きく見えないのですが…。

 

 

小夜はオバサンなの?

マネキンにされるときも、スゴイ驚きと取り乱しようだった。

元に戻ったときは、固まっていたので、身体がバッキバキになったという演技。

が、ちょっとオバサンぽく感じました。

女医さんで、スパッとバッサリとクールなので、本性的に そういう感じなのかもしれませんね。

 

 

誰かの為に

博多南さんとオラディン王の約束とは、困ったときには呼べば駆けつけてくれる、助けてくれるというもの。

 

前線で戦う戦士を支えるのも等しく大事な役割。

博多南さんはそういう意味で超ヒーローだとオラディン王は言っていたのだった。

誰かの為に戦う。
誰かのために尽くす。

それもヒーロー。

 

博多南さんは、自身の生きる場所で素敵な笑顔で輝いていた!!

 

筆者の感想 

筆者は博多南さんが変身する!?
追加戦士!?
とは思っていませんでした。

散々一生懸命煽っている回だなぁと、 予告編、本編と淡々と観ていました。
実は見終わった時も、特段に面白かったという印象もありませんでした。

ヒーローが多人数であるのは基本的に好きでない。特別感がないので。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』は良かったけれど。

オッチャン、オバチャンがヒーローでもいいんだけれど、誰彼ともなくみ~んなが変身するのは反対。
なので、増えなくてよかった。

それに博多南さんは違うっしょ。

 

各部署、各自の役割がある。大切。
裏方さん大事。
素晴らしいこと。

多人数アイドル、ご当地アイドル…など、誰でもアイドルだのが流行る時代。
多くの人がヒーローやスター、主役に憧れる。
でも、なりたくてもなれない人が多い。

元々そういう希望自体ない人だっている。
人の為に働くこと、支えることが好きな人もいる。

そんな裏方さんのお陰で成り立っている。
それを教えることもヒーロー番組の大事な役割。

この記事を書きながら、改めてこの回のメッセージを感じました。
今回もまた、随所に工夫がされていて、沢山の思いを込めて制作された回でしたね。

 

博多南さんがメインの回でしたが、筆者は、まさかの「アデュー」を耳にし、『ルパパト』の記憶が蘇りました。

懐かしく…記事や名場面を少し振り返ってみました。
『ルパパト』独特の世界観。
郷愁!? を感じました。

またいつか、じっくりと視聴したいと思います。
当時 見えなかったこと、感じれなかったことが知れると思います。
楽しみです。

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