ヒーローズ FOREVER

特撮ヒーロー番組について独自の想いを語る。

引っ張り伸ばして丸めて叩きつけ『宇宙戦隊キュウレンジャー』第6章

波動砲!?を 放つ「スーパ―戦隊」最強の宇宙戦艦が登場。

最終決戦を前にお笑い回3連発。

笑いを涙シーンに変える友情。

最終回!?並みの父子の辛い選択物語。
それでも「ヨッシャ、ラッキー」と言わしめる。

クリスマス ノリノリ コスプレをやるキュウレンジャー。 

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『宇宙戦隊キュウレンジャー』space.38 ハミィとラプター、お風呂で我慢

出典:宇宙戦隊キュウレンジャー space.38より

 

驚きの入浴シーン。
「スーパー戦隊」で美女の温泉??入浴シーンがあろうとは…。

筆者の驚きポイントは、ラプターという着ぐるみキャラに、入浴させてしまうことに、びっくりタマゲました。

頭だけかと思いますが、それにしても。息苦しいのではないでしょうか…。
真夏のアクションもされるのですから、それと変わらないのかも知れませんが…。
とにかく驚きました。

『キュウレンジャー』は他では やらないようなことが、いっぱいです!!

 

 

 『宇宙戦隊キュウレンジャー』

第6章「宇宙大冒険編」

space.32~43

2017年10月 1日~12月24日

 

 

 

主な制作陣 

脚本

井上テテ、毛利亘宏、下山健人

 

監督

加藤弘之、竹本昇、柴崎貴行、須上和泰

 

 

キャスト 追加配役

アスラン/ドン・アスラン(声)

山崎銀之丞 

 

 

声の出演 追加配役

メカマーダッコ

喜多村英梨

 

アキャチューガ

内田直哉、小宮有紗、土田大

 

 

ゲスト

鹿出俊之輔、蜂須賀祐一、他 

 

 

スーツアクター 追加配役

牛型汎用破壊兵器ゼロ号、ドン・アスラン

清家利一

 

サザンキング、アントンゼロ

蔦宗正人

 

 

ストーリー 

space.32
「オリオン号よ、永遠に」

ナーガは敵地にいた際、ドン・アルマゲの居場所を南十字座の近くだと知った。
早速 向かいたかったが、オリオン号は故障していた。
そんな中、ジャークマターが人々を襲っていた。

 

キュウレンジャーが出動する際には、キュータマを入れたキューレットを回して決めている。
回すのはショウ指令だが過去の時代に残ったのでいない。
代わりにツルギが回すと言う。

キュウレットタイムにはショウ指令のダンスシーンが流れていた。
今回はツルギのダンスが始まった。

同じ曲。
しかし、恒例の?? 上半身裸。

何故かギターを弾くスティンガー。
(歌手である岸 洋佑さんの因んで)

二人でノリノリ。

 

街で暴れていたのはドーギュンが操っている壊れた家電製品だった。
ラプターはドーギュンならオリオン号を直せるのでは!?と考え、戦いを止めてしまう。

敵に頼めるわけもないが…。
それにドーギュンは直せるのではなく、操って暴れさせているだけだった。

 

ラプターはオリオン号を大切に思っていた。
かつて、オリオン号が起動しなくなりブラックホールに吸い込まれそうになった時、突然回復し危機を脱したことがあった。
ラプターは「オリオン号が助けてくれた」と思っていた。

ラッキーはスパーダから話を聞き、ラプターに声をかける。
「俺も信じる。仲間のオリオン号に戦うところを見せよう」と。

 

ドーギュンは巨大なモライマーズで地球を破壊しようとする。
絶体絶命の危機。

その時、故障していたはずのオリオン号が一人でに発進し、突撃して行った。
爆発のとき「GOOD LUCK」という文字が浮かび上がった。

 

筆者もオリオン号が助けてくれた!
なんて思ってしまうタイプ

だから、最後に「GOOD LUCK」と浮かび上がるのは、ロマンチック、ファンタジックで好きです。

 

 

space.33
「発進!バトルオリオンシップ!」

亡くなってしまったオライオンの代わりに救世主の伝説を伝えるためにショウ指令が過去に残っていた。

オライオンはジャークマター対決戦兵器を使っていた。
エリスは、伝説を伝えにやって来た。
否、宇宙戦艦バトルオリオンシップの眠る場所、ショウ指令の伝言を伝えに来た。

 

ラッキーたちは、その場所へ行った。
中に入るとオリオン号とそっくりだった。

 

撮影セットが同じで経費削減を図ったわね!?

けれども、戦艦がせっかく新しくなったのに、残念。
変化や面白味がない。

メンバーと物語が十分面白すぎるけども…。

 

ショウ指令がオライオンの後を引き継ぎ作ったので、中がオリオン号とそっくりになったったのだった。(なるほど納得)

そしてショウ指令はコールドスリープで眠っていた。(うまい展開)

しかし宇宙戦艦バトルオリオンシップは、オリオンキュータマが見つからなかったので動かせないと言う。(ドンくささと次へ話が繋がる)

 

ジャークマターのカロー・マゲラーが現れ、ラッキーたちは応戦に向かうが、スパーダとハミィ、バランスが攻撃をくらってしまう。

それは性格を捻じ曲げる攻撃だった。

スパーダは、べらんめぇ口調となり、見栄を繰りまくる。
ハミィは顔にシワが入りオバサン化し、ぐうたらと寝っ転がる。
バランスはシャキッと立ち、ハキハキ礼儀正しい言葉遣い。

ラッキーの戦いの呼びかけにも応じない。
ナーガが機転を利かし「戦わなくていい」と言うと、俄然張り切り出す。
性格が曲がっている為。

 

ラッキーはオライオンの声に導かれ、オリオンキュータマを手にする。
バトルオリオンシップは発進する。

 

バルトオリオンシップは、素晴らしく機能が整えられた戦艦である。
宇宙戦艦ヤマトの波動砲のシーンのパロディシーン抜かりなく用意されていて、笑える。

オリオンバトラーというロボにも変形する。
無人で戦闘することもできる。

船体事態が大砲にもなる!!
キュウレンオー、リュウテイオー、ギガントホウオーに支えられ発射される。

「スーパー戦隊」にしては、かなりハードな本格戦闘機です。

 

 

 

space.34
「謎の覆面士、現る」

スティンガーは、ショウ指令に尋ねる。
一緒に過去に残ったチャンプの行方だ。

 

そんな時、ククルーガとチャンプが現れ攻撃してくる。
そこへ「ヤギュウジュウベェ」と名のる覆面の戦士も出現。

ククルーガが従えていたのは、ジャークマターが開発した、牛型汎用破壊兵器ゼロ号だった。
ヤギュウジュウベェはゼロ号に立ち向かうも突然暴れ出し去って行く。

 

ヤギュウジュウベェを追ったスティンガーとガル。

ヤギュウはチャンプの友達だと言う。
更にアントン博士はジャークマターの科学者だったとわかった。
チャンプは兵器として作られたものだったと知ったのだと。

そこへ またまたゼロ号の襲撃。
スティンガーは「一人で背負い込むな」と かつて相棒チャンプから受けたた言葉を返す。

ラッキーたちも駆けつける。
ヤギュウジュウベェは決意し、覆面を投げ捨て正体を明かす。

驚くのはガルのみ。
皆が変身に備え整列している時も、ガル一人後ろ。
自分だけが気付いていなかったことに大ショックを受け撃沈している。

いよいよ変身に際しては、こちょこちょと列に加わる。

 

オウシブラックは戦闘中にまた暴走しかけるが、ガルがドロップキックを放ち、元に戻す。
ヤギュウジュウベェが話した件は3人の秘密とすることにした。

 

筆者の感想

チャンプとスティンガーのコンビもいいですよねぇ。
ガルの単純にも真っすぐに信じているところも。
情が厚いところも。
一人ショックを受けているところも面白かった。

 

 

space.35
「宇宙No.1アイドルの秘密」

ラッキーたちは宇宙一のアーティスト、ホシ★ミナトの言葉に疑念を抱く。
新人オーディションに潜入することにする。

アイドルにハミィ、ラッキーとナーガ。
マネージャー役にスパーダ。
事務所社長としてツルギ。

ジャークマターに守られているホシ★ミナトを見て確信するラッキーたちだが、ハミィは かつてホシ★ミナトの歌に励まされたので信じられなかった。

オーディションではホシ★ミナトのその歌を歌うが、覚えていないと言われてしまう。
エリダヌスキュータマを使ったところ、ドン・アルマゲに憑りつかれていたことが分かった。

アキャンバーを倒す。
ドン・アルマゲは倒したものの何体もいることがわかった。

 

筆者の感想

ラッキーとナーガがバックダンサー的なトリオになっていて、ラッキーは赤、ナーガは金のカツラを被って、踊っていました。

お二人ともエンディングのダンスもそうだけど、お上手なんですよね。
今回のダンスもよかったです。

 

 

space.36
「ラッキーの故郷に眠る伝説」

 バトルオリオンシップは、救難信号をキャッチ。
それは、ラッキーがいた星からだった。

ジャークマターのカロー・ウンジェットが人々を襲っていた。
駆けつけたシシレッドたち。
機械生命体のシーザーがいた。
ウンジェットに捕獲されてしまう。

シシレッドは、おじいさんにコツかれる。
その人はラッキーの育ての親だった。
ラッキーは家出をしていたことが分かった。

幼い頃、父親にもらったシーザー。
大事な友達を取り返す為、ラッキーは向かう。
ガルもついて行く。

ガルは「大事な友達」という言葉がとても気になっていた。
ガルは尋ねる。
ラッキーは明るく「大事な仲間だろ」
ガルも「そうだと思ったガル」と元気を取り戻す。

 

躊躇なく戦いに挑むラッキーの姿に心配する おじいさんは、真実を打ち明ける。
ラッキーは惑星カイエンの王子だと。

シーザ―はコジシキュータマによって、コジシボイジャーとなり、ロボと合体。
ウンジェットを撃破する。

 

ラッキーは本当の父アスラン王がジャークマターの手下となり、民を苦しめていると知らされる。

 

筆者の感想 

ラッキーと爺や のやり取りがよかったです。
関係性が感じられました。

 

 

space.37
「ラッキー、父との再会」

ラッキーの生まれ故郷、父の収める星へやって来たキュウレンジャー。

王の演説を聞きに行くと、そこへククルーガとジューモッツが現れる。
キュウレンジャーは応戦するが、ラッキーは連れ去られてしまう。

アスラン王はジャークマターに逆らったラッキーを翌日 公開処刑にするという。

処刑の時、ラッキーは父に教わった言葉を信じていた。
「苦しい時こそ己の運を信じよ。どんなつらい時でも未来は切り開ける」と。

すると雷がククルーガを直撃。

ツルギたちの作戦により、アスラン王に水を浴びせる。
アスラン王は偽物だった。

キュウレンジャーはククルーガとジューモッツを撃破する。
ラッキーは王となった。

 

筆者のツッコミ

王様になったけど、ラッキーは飛び立ってしまう…。
ジャークマターを倒し、宇宙を平和にするのは星の平和でもあるけれど…。
あのあと誰が統治するのだろうか…。

 

 

 

space.38
「おっタマげ!危機9連発!」

またまた組み込まれているお笑い回。

キュータマを手に入れるために、キュウレンジャーは二手に分かれて挑むことになりました。
今回は「九林寺」の試練を受けるお話。

ショウ司令、ツルギ、ガル、ナーガ、ハミィ、ラプターで挑む。
(主役がいない!!)

 

 

第一房 1分で99体のインダベーを倒す。

 

 

第二房 腹筋9999回。

ツルギが一人で行った。

 

 

第三房 料理。

ガルとハミィがお寿司を作る。

ガルの握っている風の演技がうまいっ!!

添えられているガリはピンクではなく、青と緑。
ちょっと気持ち悪い…。

 

 

第四房 「だるまさんが転んだ」

ナーガとショウ司令。
ナーガが一人でサッサとクリアしてしまう。

 

 

第五房 皆でダンス。

「キューレット ザ チャンス」の曲で煌びやかにのびのびと踊る。

やっぱりガルのダンスがイイ!!

 

 

次に向かう。
三つに分かれる。

ショウ指令が「ボクちんと組みたい人!?」と尋ねても皆はスルー(無視)してそれぞれ好きな方へ行ってしまう。

ツルギが組んでくれる。
(「オレサマ」意外と優しい)

 

 

第六房 「あっち向いてホイ」

ガルとナーガ。
ナーガが活躍。

ガルを笑わせるインダベーは、ヘルメットを取って笑わせようとする。

 

インダベーは怪人顔の上に怪人マスクを被っているということになっている。
それを脱いで、素顔を見せて笑わせる作戦。

が、実際には付け替えている。
上に被ることはできない。
被ったり取ったりは出来ないが、そういう風に見えるように、うまく撮影されいた。

 

 

第七房 お風呂で我慢。

 

本記事 冒頭のシーン。

ハミィとラプター。

入浴シーンといえば、女性…ですものね。
これをやりたくて女性メンバーを2人こちらに入れたのでしょうねぇ。

でも、ラプターがお湯に浸かっているのにも、衝撃です!!
オモシロイ。

 

 

第八房 射撃。

ツルギとショウ司令。

ショウ指令は得意と言うけれど、全然当たらない。
ショックを受ける。

落ち込むショウ司令にツルギは、かつて、相棒クエルボが同じことを言っていたと、話す。
それぞれに いい面がある。
活躍できることがあるということを。

 

 

第九房 相討ち。

ツルギとショウ司令の前に、オオカミブルー、ヘビツカイシルバー、カメレオングリーン、ワシピンクが現れた。

ショウは土下座して、ツルギはどうなってもいいから、自分だけは助けてくれ、と命乞いをする。
ツルギは大慌て。

相手側の隙を見て、ショウ指令は攻撃。
ジャークマター・デスゴンの持っていた丸いカードから本物のメンバーが戻る。

ショウ司令はラプターたちメンバーの様子がおかしいことに気付いたと言う。

 

 

戦闘シーンへ。

今回ラッキーがいないので、ショウ指令の掛け声とともに。

 

こういうのもいいですね!!
主役を抜いてしまうなんて…。
よ~やるわ…。
ほんまスゴイ!!

 

それぞれキュータマを使って面白い戦いを仕掛ける。

ガルは犬キュータマを使う。
「あんまり変わらんガル」

次に子犬キュータマを使う。
デスゴンの足元に懐きに行ってしまう…。

 

ショウ指令は、デスゴン相手にカンフー?? みたいな攻防を繰り広げる。
カッコイイ。

巨大戦でも、デスゴンはロボ戦にしては珍しく、素早い派手なアクション。
無事撃破。

本来の九林寺の大僧正が丸いカードから戻り、キュータマをくれた。

 

大僧正 役はアキャンバーのスーツアクターの蜂須賀祐一さん。
めっちゃくちゃ似合っています!!

でも、この方が、アキャキャキャとクルクル回って、スカートをヒラヒラさせているのかと思うと…ちよっと複雑です…。
信じられないー!!

 

この回も強烈でした。
忘れようのないような回ですね。
大笑い。
筆者 お気に入りの回です。

 

主役のレッドは、最後の方にちょっとだけ、一応出ました~
皆無では流石になかったです。

 

 

space.39
「ペルセウス座の大冒険」

キュータマを揃える為、二手に分かれていたキュウレンジャー。

こちらは、ラッキー、スティンガー、チャンプ、バランス、スパーダ、小太郎。

チャンプはメカになったマーダッコに暴走させられて、さらわれてしまう。 
他のメンバーはRPGの世界に送られてしまう。
それはアントン博士の仕業だった。

アントン博士は、善の心と悪の心があった。
チャンプは善い方に作られたのだった。
悪の方がそれを暴走させようとしていた。

 

この空間では、ラッキーが女の魔女。
ミニスカート。

スティンガーはピエロ。

スパーダは戦士。
被り物の向きが縦になっている!?

小太郎は勇者。

となった。
というか、仮装をしている。

メンバーの想像として、チャンプはお姫様のコスプレがあった。
気持ち悪いような…でも可愛らしい。
不思議~

 

申し訳ないけれど…他のメンバーが強烈過ぎてバランスの存在をスッカリ忘れてしまう…。

 

さらわれたチャンプを救いにお城へ。

ピエロのスティンガーは、囚われたチャンプの前で踊りながら歌う。
が、いつしか語り掛け訴えかける歌に。

ピエロの姿から元に戻り、サソリの尻尾でチャンプの暴走装置を破壊する。

 

悪いアントン博士 曰く、心臓?? (ロボットなので大事な機器)に張り付く形でセットされているので、助かる見込みはほぼほぼほぼほぼなかった。

しかし、スティンガーの想いと、チャンプの心。
善いアントン博士が守ってくれて、成功する。

 

バランスは、この間 お宝探しをしていたのだった。
キュータマをゲットしていた。

 

筆者は初めてこの回を観た時は、正直なところ、このお話は好きではなかったんです。コスプレにも馴染めなくて…引いてしまいました。
アントン博士の変貌ぶりにも。

仮想空間に送られて…コスプレして…というお話も時々ありますが、基本的に好きではなくって…。

感動的であろう、スティンガーの歌のシーンも…ピンとは来なかったんです…。

しかし、時を置いて、再び全部見直した時は、この回が楽しめました。
そしてスティンガーのシーンでは泣きました。
自分でもびっくりしました。

 

 

 

space.40
「開幕!地獄のデースボール」

敵の本拠地へのバリアを破る為、キュータマを集めていたキュウレンジャー。
残るは一つ。 

そこへカロー・グローブンからデースボールの試合が申し込まれる。

 

それぞれの持ち場、守備位置は、なるほど納得な感じ。
うまく合っている。

本来のアナウンスの変わりに、名乗り。
面白い!!

 

当然ながらジャークマター、まともな試合をするわけもない。
乱闘勃発。
スティンガーが退場。

乱闘シーンは、プロ野球でもそうなのかと思いますが、マジ怒りと面白がっている選手がいるようです。
それも抜かりなく取り入れて。

正義のキュウレンジャーに乱闘はちょっと…。
面白がっていても マズイ…。

けれども、それぞれの様子がホントおかしいんです。
細かい演技。面白い。

審判のマイクの解説シーンも…いかにもって感じ。

 

スティンガーの退場とラッキーの負傷により、ツルギとスパーダが出る。

チャンプがデカいカイワレみたいなのを加えている。
マーダッコの頭の高さまで足上げたピッチング。
漫画のパロディ…。

 

ツルギの裸にアフロやら…もう笑えるシーン山盛りです。

野球に詳しくない筆者が わかるだけでもいっぱい。
きっと、もっと組み込まれているんでしょうねぇ。

 

スパーダは野球が苦手らしくて、へっぴり腰で、グローブンに舐められまくって。

日が暮れてきたからと試合を中断して翌日に持ち越し。
そんなの実際にはあるわけないけど、面白い展開。

スパーダはラッキーと夜も特訓。
それを物陰から見つめて涙するラプター。
コレがやりたかったのよねっ。

 

翌日の試合では、スパーダは無事にこなす。
変身して。

まさかカジキの角打ちとは!?
予想できませんでした。

 

最後は「ゴレンジャーハリケーン」ならぬ「キュウレンジャーハリケーン」でした!!

勝利し、バックスクリーンの画と整列するロボ。
高校野球の校歌斉唱も取り入れて。

2体だけで整列…。
でもうまくそう見えるのもウマイ。

 

演じている方々もスタッフさん方もめっちゃ楽しんで、一生懸命。
総力、結集って感じです。
とても面白かったです!!

 

 

space.41
「突入!惑星のサザンクロス」

遂に敵陣へ突入。

ラッキーたちの前には、自身の星の民を売ってジャークマターに仕えているサザンキング。
幻覚を見せられ苦しむキュウレンジャー。

ラッキーの見た幻覚は、父に、仲間か父を選ぶよう迫られるというもの。
しかし子供の頃に聞いた父の言葉を思い出したラッキーは幻覚を打ち破る。

サザンキングを倒したが、ガルたちの前には謎の怪人がいて、ガルは瀕死の負傷を負う。

 

サザンキングは、 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』に登場した黒十字王にそっくり!! だと思っていたら、色違いのようです。
名前も似ていますね。

『スーパー戦隊119ヒーロー大決戦』永遠にレジェンド生き続いてく - ヒーローズ FOREVER

 

ガルはラッキーの友達のシーザーと仲良くなっていた。
シーザーに謎の怪人の正体を知らされていた。
なので、ラッキーに「戦っちゃいけない」と言い、自身も倒そうとしていなかったんですね。
それでやられてしまった。

 

筆者的には… 

今回の幻覚が出てきて…という話。
基本的には好きではないんですよねぇ…。

 

 

space.42
「父か?宇宙か?ラッキーの覚悟」

惑星サザンクロスは、球体である星の表面の裏側に、街が広がっている。
そして星の中心部に核がある。

『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』で見たことあるスタイルの星だった。

筆者、これらのアニメを見た時、まさに おっタマゲたのを思い出しました…。
今は、宇宙には奇想天外な世界として、あり得るのかも…。
これを最初に考えた方は凄いなぁと思います。

 

キュウレンジャーたちは敵襲にロボで出撃。
ククルーガ、アキャンバー、テッチュウをくっつけた巨大怪人が出現。
アントン博士が開発したものだった。

ガルを瀕死に追いやった怪人は死んだと思っていた父だった。
ショックに、上の空のシシレッド。

すると、父アスランがバトルオリオンシップに乗り込んで来る。

ラッキーは「悪となった父を倒し、救世主として宇宙を守る」と皆に宣言していたが、迷いがあった。
ラッキーはピンチに陥っていた。
ツルギの助けで逃れる。

スティンガーにも同じことがあった。
その時はハミィかアドバイスをくれた。

 

共に支え合い戦ってきた仲間とのやり取り、掛け合いのシーンがよかったです。

 

ツルギは戦闘中、メカマーダッコにアル・マゲドンからの伝言を受けていた。
敵陣に一人向かう。

そこでのやり取りは!?

 

 

 

space.43
「聖夜に誓うヨッシャ、ラッキー」

ドン・アルマゲはプラネジューム爆弾で宇宙を消し去ろうと考えていた。

キュウレンジャーは、惑星サザンクロスの中心部にブラックホールキュータマをセットし、ブラックホールに吸い込ませる作戦を立てた。

 

敵陣に乗り込む。
オープニング曲ナシ。
戦闘シーンに出演者のクレジットが出る。
カッコイイ。
最終回のよう。

 

キュウレンジャーは二手に分かれる。

ラッキーたちの前には父が襲い掛かる。
万事休す。

胸に剣が突き刺さる!!
が、シシキュータマが押し出てくる。

ラッキーはキューソードで父に被せられた面を割る。
父は面をつけられ操られていたのだった。

 

一方、ブラックホール発生装置を無事セットしたものの、ドン・アルマゲによって壊されてしまう。

起動させるには手動しかない。
起動すればブラックホールに吸い込まれてしまう…。
ラッキーは「自分がやる。何とかなる」と言うが…。

父が名乗り出る。
「父親らしいことを何もしてやれなかった…」という父。
抱き合う二人。

 

後ろ姿のラッキーの頬からボタボタと涙が落ちる。

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『宇宙戦隊キュウレンジャー』space.43 ラッキー、涙がボロボロと落ちる

出典:宇宙戦隊キュウレンジャー space.43より

 

 

ラッキーたちはこの星から離脱する。

 

父アスランは、装置を起動。

「ヨッシャ、ラッキー」と微笑む。

 

惑星サザンクロスは、ブラックホールに吸い込まれて無くなった。

 

 

筆者 大感動……泣けました。

最後のセリフと共に画面が白くなり消える。

思い出しても泣けてくる。

最終回でもいい。

感動。せつない。悲しい。

いいモン見てる喜びと充実感と、複雑です。

 

と、

落ち着く間もなく、

これはクリスマス回だった。
しかも、ドンピシャの24日だったんですね。

 

たいていスーパー戦隊では、クリスマス時期にはクリスマス仕様のお話になるのですが。
それどころか、究極の真剣物語でした。
スッカリ忘れていました。

しかし、やっぱり、プレゼントがついていました。

ショウ司令がサンタさんとなり、クリスマスキュータマで皆が変身。
特別仕様のエンディング・キュータマダンスでした。

凄いモノに仮装している方もいらっしゃり…。
笑いまくりです。

いややや…ついさっきまで泣いてたんですけどぉ…。

 

ほんと忙しい作品ですね。

大笑いし、切なさに悲しみに泣き…。
引っ張り伸ばして、丸めて叩きつける、まるでパン作りみたい…。
発酵して、ふっくらほかほか美味しいパン、
良い作品の出来ました。

って感じですね。

 

筆者の感想

ラッキーの父アスラン役の山崎銀之丞さん。

筆者の父に少し見た目が似ていて…。
更に目が笑わない感じも似ているんです。

とても複雑な気分になりました…。

 

この第6章は話数が多くて、中身もそれぞれ濃厚でした。

キュウレンジャーは、人が多いんですが、個性も強烈で、すんごいチーム感で。

キャストさんたちとスタッフさんたちのスゴイパワーがガンガンガンガン飛び出してきて、浴びせられている感じです。

素晴らしい作品です。

『宇宙戦隊キュウレンジャー』は「Ⅱ」を作るべきだと思います。

チラと去年の『ルパパト』との映画のパンフでも南圭介さんたちが仰っていましたが。

小太郎 君をなんとかレッドにして…。
否、コグマスカイブルーであり続けるのもイイ。

スティンガーは司令で続投。

その他のメンバーも もちろんゲストや準レギュラーで。

絶対面白いと思います。
いつか観たいです!!

 

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