テレビ版『仮面ライダー555』とはリンクしないパラレルワールド作品。初の外国人ライダーの登場。ブレイク前の速水もこみち も出演。応募総数99000人の中から選ばれた、1万人エキストラのロケは当時ギネス認定された。エンドロールには全員表示された。
2003年 8月16日公開 上演81分
『劇場版 仮面ライダー555
パラダイス・ロスト』
[目次]
<スポンサーリンク>
あらすじ
未来のどこかの国。人類の進化系オルフェノクが統治していた。人類は数千人を残すのみとなり廃墟のような区域で暮らしていた。人間解放軍を結成し、帝王のベルトを奪取しようとするが敗北を繰り返していた。解放軍の園田真理は、オルフェノクの木場勇治ら人類の味方と、行方不明の救世主ファイズ、乾巧の帰還を信じていたが、リーダー水原や用心棒 草加雅人は、身勝手な行動をとるようになっていた。真理は人々に希望を与えようと仮面舞踏会を開くことにしたが、仮面ライダーサイガたちの強襲を受け雅人や多くの人が命を落とす。そんな中、仮面舞踏会に現れたのは記憶を失った巧だった……
解放軍では適格者でなくても変身できるという “ 一発変身 ” ドリンクが開発された。だがそれは、変身すると死んでしまう というヘンなもの。「計算違いで大丈夫かもしれない」とも…。
ピンチな事態に、一か八か飲むことにした。
無事 変身することが出でき、戦った後は元に戻った。1回しか変身出来ない。
(啓太郎の変身した仮面ライダーカイザは、高岩成二 氏が演じている)
<スポンサーリンク>
キャスト
乾 巧/仮面ライダーファイズ(声)/
ウルフオルフェノク(声)
半田健人
園田真理
芳賀優里亜
木場勇治/仮面ライダーオーガ(声)/
ホースオルフェノク(声)
泉 政行
ミナ
黒川芽以
菊池啓太郎/仮面ライダーカイザ(声)
溝呂木賢
スマートレディ
栗原 瞳
長田結花/クレインオルフェノク(声)
加藤美佳
海堂直也/スネークオルフェノク(声)
唐橋 充
草加雅人/仮面ライダーカイザ(声)
村上幸平
水原
速水もこみち
ミナ(幼少期)
志田未来
レオ/仮面ライダーサイガ(声)
ピーター・ホー
野村
大高洋夫
村上峡児
村井克行
スマートブレイン社員/
バタフライオルフェノク(声)
城山未帆
<スポンサーリンク>
OB・OG
友情出演
八百屋 角替和枝、田口主将
特別出演
顔 納谷悟朗、加藤精三、飯塚昭三
声の出演
ライオンオルフェノク 小山剛志
ナレーション 鈴木英一郎
スーツアクター
仮面ライダーファイズ/
仮面ライダーカイザ(啓太郎変身時)
高岩成二
仮面ライダーカイザ、仮面ライダーオーガ
伊藤 慎
仮面ライダーサイガ、
クレインオルフェノク
永瀬尚希
オートバジン、ライオンオルフェノク、
仮面ライダーオーガ
押川善文
岡田良治、高橋 光、白井雅士、
岩上弘数、矢部敬三、水谷 健、
佐藤賢一、橋本恵子、橋口未和、
渡辺 淳、藤榮史哉、他
<スポンサーリンク>
主な制作陣
監督 田崎竜太
脚本 井上敏樹
アクション監督 宮崎 剛
筆者の感想
パラレルワールドってどうなんでしょうか?…。好きではないです。
セット感がアリアリ…。作り物っぽかった。
半田健人さんがキレイ。当時 大人気の木村拓哉さんっぽい。記憶を失っている別人らしさと、巧との演じ分けはよく出来ていた。
凄い仮面ですね!!
意地悪な八百屋さんの角替和枝さんが流石のうまさ!!
1万人のエキストラ。
演技と演出、編集が上手く出来ている!!
場外乱闘までアリ!!
<スポンサーリンク>
乾巧はオルフェノクだった。
捕らえられた園田真理。
オルフェノクとの戦いにおいて、真理は終始「オルフェノクも人間も関係ない」と言っていた。「巧もオルフェノクだったりして~」という話には「嫌な気持ちになっている自分がいた」と告白する。
オルフェノクの心情が人間態の影になっているところが良かった。
全体としては、面白いかと言えば…そうでもなかったです…。
が、人物の心、良い所だけでなく、内や闇、嫉妬や焦り、戸惑い…も描かれていました。それはいい事ですね。好きです。
コロッセオの後、観衆が道を空けるシーン、もうちょっと多くの人で、さぁっと空いたら良かったと思います。カッコイイシーンのはずなのに、残念ながらパッとしなかった。
最後には顔だけの
悪玉社長は秘書?の女性に「上からの命令で」とプレス処分される。それが怖かった。その “ 上 ” に興味がありますね。
2018年の今 見ると、やはり時代を感じました。良くも悪くも。
でも今だから観ようという気になれました。観れてよかったです。